ワンネス 182号 2003/9/14発行

おめでとう!合唱部のみなさん
                菊陽中部小合唱部

 菊陽中部小学校(田中和徳校長)合唱部は7月31日(木)熊本市民会館で行われた、第70回NHK全国学校音楽コンクールに出場して見事、銀賞を受賞しました。
 音楽の山下いく子先生の指導で、早朝や放課後はもちろん、夏休みも練習に励みました。
 「課題曲の『やさしい風』は子どもたちがそれぞれに自分のことを重ねながら心をこめて歌うことができました。また、自由曲の『西風来来』は、その歌の想いをつかむために、図書の鍋島先生にも力を借りて、みんなで「西遊記」を読んだり、「ネバーエンディングストーリー」のビデオを観たりして努力しました。きっとそんな心や努力が歌の中にも出てたんでしょうね」と山下先生。
 「がんばりました!今回は自分の竜神様(『西風来来』より)が銀賞を運んできてくれた様な気がします」と部長の木山えりさんも嬉しさいっぱいに話してくれました。


子どもみこしだ、わっしょい!
              菊陽町杉並台区

 今年で25回を迎えた菊陽町杉並台区(川畑延洋区長)の夏祭りが8月23日杉並台南公園で開かれました。
 子どもみこしの登場に続いて子ども会の盆踊り、ラムネの早飲み競争やカラオケから始まりました。
 6時半には金魚すくいや綿菓子などの夜店がオープン。主催者の川畑区長が「25回という節目の年なので住民の皆さんの意見を取り入れた祭りを企画しました」と話されました。12店もの夜店は全て地区住民が組ごとに出店した手作りの夏祭りでした。
 かき氷の店を出していた赤星美鶴さんは「最初の子ども会の子どもたちが親になり、孫をつれて帰ってきてくれる祭りになりました」と話し、ラムネの早飲み競走で優勝した上田ゆりさん(6年)は「家で2本飲んで練習しました」と、それぞれに祭りを楽しみました。


3日がかりで作ったみこしが区内を練り歩きました。

みんなで輪になり 盆踊り                         紀水ナーシングホーム夏祭り

 8月24日(日)合志町紀水ナーシングホームで、第10回きすい夏祭りが行われ、入所者と家族が参加し楽しいひとときをすごしました。
 菊陽町のアマチュアバンド、ウイッチャ−ズによる演奏で盛り上がったあと、入所者と職員による、みこしパレードが行われ会場に大きな掛け声が響きました。
 メインイベントの盆踊りが始まると、職員や家族、来賓も参加し大きな輪を作り「新・合志町音頭」や「いきいき音頭」などを踊り、楽しそうでした。
 入所者の源清子さんは「ここに来て1年ですが、こんなににぎやかな夏祭りは初めてです。楽しいですね」と笑顔いっぱいでした。職員の家族、西合志町の森川三智子さんは「楽しいですね。他にも季節によって、いろんなイベントがありますよ」と話されました。


いのちの絆の源に(12) オゾン層破壊   〜紫外線について〜B
                                      緑陽台区 勝木信子

 今年は長雨で日照時間が少なく農作物への 被害が心配されています。生産者が日々自然を相手にご苦労されていることが、実感としてなかなか消費者にはわからないものですが、私はスーパーで野菜の値段が高騰したり、作物の質を目の当たりにする時、ようやく自然が自分の中で身近に実感として感じることが出来る気がします。今の自分が自然の絶妙なバランスの中で生かされていることをほんの少し感じる瞬間でもあります。

 さて、お盆過ぎてからは天候も回復し、日差しの強い日が続いています。ジリジリと刺すような日差しです。私が小さい頃感じていた日差しとは明らかに違う感覚があります。オゾン層破壊による有害紫外線は10月位まで強く、11月になると弱くなり3月くらいからまた強くなっていきます。ですから、10月までは紫外線対策が必要になります。

 紫外線の害は子どもの時から蓄積されていきます。人は18歳までに一生涯で浴びる二分の一の太陽光線を受けると言われています。また、ガンになる確率が幼少時から強い紫外線にさらされた人は、そうでない人の3〜5倍と報告されています。ですから、小さい
時からの紫外線対策はとても大切なのです。

 よくお母さんと小さいお子さんが散歩している姿を目にしますが、お母さんは長袖に日傘なのに、お子さんは帽子も被っていなかったり、せっかくのベビーカーの日除けが閉じてあったりすることがよくあります。まずは、是非お子さんの日除けを一番に考えてあげて下さい。できれば日差しの強い季節は10時から3時までの紫外線の強い時間を避けることもよいと思います。

 まずは、『今世紀の紫外線は昔の安全な紫外線とは違う』という認識を一人一人の大人がまず持つこと。きちんと対策して、のびのびと安全に子どもたちが外遊び・野外活動をできる環境を作ってあげることが必要になってきているのです。オゾン層が回復する少なくともあと20年間は・・。

 先日、環境省は人体に有害な紫外線を吸収する働きのあるオゾン層について「成層圏全体のデータを解析した結果、回復の兆しは見られない。オゾン層全体で考えれば依然として破壊が進み深刻な状態は改善されていない」と分析結果を発表しました。

 今の現実を直視し、どうしたらよいのかを良く考え、気負わず出来ることを一つでもいいからやるということ・・それは、人としての自分の在り方ではないかとこの頃考え始めています。


  
 武蔵ヶ丘にオープンしたふれあい交流福祉支援センター(橋本高士館長)内に病後児保育施設「こあら」ができました。運営に当たる社協主事和田百合さんに、利用について聞いてみました。

◆どんな子どもが利用できますか?
 病気が回復してきたけれど、まだ登園・登校させるには不安な状態にある子どもが対象です。菊陽町内にお住まいの方や町内に勤務している方の生後6ヵ月から小学3年生までの子どもで、事前に登録が必要です。
◆スタッフはどんな方ですか?
 看護師4名が交替で2名ずつ勤務しています。
◆今までどんな病気の子どもを預かりましたか?
 風邪、水痘、手足口病などです。
◆利用できる時間は?
 月曜〜金曜 午前8時〜午後6時
 土曜    午前8時〜午後5時
  日曜・祝日は休みです。
◆利用料金は?
 年齢によって違います。お問合せください。 
           п@337−6830
 10月からは、子育て集いの広場が始まります。お気軽にお立ち寄りください。 



 看護師さんが、牛乳パックで手作りしたかわいい椅子が並んでいます。テレビやビデオもありますよ。



秋の全国交通安全運動

 今年の交通事故死亡者数は7月末現在で昨年より25.9%の減少となっています。しかし、約7割は高齢者です。更に事故防止に努めましょう!

(1)期間 9月21日〜30日
(2)重点目標
 @高齢者の交通事故防止、特に薄暮        
  時における歩行中の事故防止
 Aシートベルトとチャイルドシート            
  の着用の徹底

 県下一斉アピールの日   9月26日(金)



アン先生といっしょに
   英語とミートパイを楽しもう

日 時:9月20日(土)AM9:00〜12:00
場 所:菊陽町西部町民センター
参加費:1500円
申し込み・問合せ
  西部町民センター  338−3443



環境フェアーに参加して
 菊陽町エコライフサークル代表  紫藤和代

 8月17日(日)合志町ヴィーブルで行われた環境フェアーに、菊陽町エコライフサークルが参加しました。
 菊陽町役場のペットボトル廃油せっけん作り、牛乳パックおもちゃ作り体験コーナーでは参加者の多くの人の目に留まったようです。
 こうした催しで、使い捨てを見直し、リサイクルできるものを豊かな発想で作り直す知恵をみなさんと考えようとエコライフサークルは活動しています。



大森 想子(おおもりそうこ)さん 2歳 
           ひばりヶ丘区 

元気でおしゃべり好きな女の子です。
できるだけ自分で取り組もうとする頑張
りやさんです。


  《編集後記》
 先週に続いて新人です。取材先でパソコンの前で、おたおたしている人、それが私です。 読者の皆様、よろしくおねがいします。(T.I)