ワンネス 188号 2003/10/26発行
我が家のゴミはどこへ行く?
               ゴミ処理施設見学会                    
 10月16日(木)菊陽町の環境生活課企画のゴミ処理施設見学会があり、13人が参加しました。
 10,070世帯29,330人(9月末現在)が住む菊陽町のゴミは、大津町にある東部清掃工場と環境美化センターで処理されています。ここでは合志、西合志、泗水、大津、菊陽の5町と菊池市のゴミも一緒に処理されているそうです。
 まず、工場の吉田さんから施設についての説明と不景気なのにゴミが年々増えていること、子どもたちの未来を考えてゴミを減らして欲しいなどのお話がありました。
 参加した主婦から「生産者は作るだけで
使った後の処理まで消費者が負担している。企業にも考えて欲しい」「庭で燃やす木や草からもダイオキシンは出るのか?」などたくさんの質問が出ました。
 次に施設の見学に移り、コンピューターで24時間温度管理をしながら燃やし続けている様子やゴミ収集車が一気にゴミをピットに投入する様子を見ました。大きなクレーンがゴミ袋をかき回して袋を破り燃えやすいようにしていました。
 次に環境美化センターに行き、村上さんから施設の仕組みの説明を聞きました。埋め立てゴミの中には出してはいけないようなものもあり困ること、分別をちゃんとすれば1/3に減る事など、私たち住民が気を付けなければいけないことについて話されました。周辺の水質検査や放流水検査は毎月行われていて、環境の安全に気を配られているそうです。
 2時間の見学を終えて、宮ノ上区の笹島満里子さんは「地区の環境美化委員になりゴミ問題を考えるようになり参加しました。ゴミを買わない、出さない、一人一人が分別に協力することが大切だと思いました」と話していました。
 平成16年からはプラスチックも、外装フィルムからリサイクルが始まるそうです。分別頑張りましょう!


ビン!カン!
 この日はビン・カン・廃家電の資源ごみの日でした。手作業で資源ゴミを仕分けされており、夏場は臭いがひどいとの事。中をきれいに洗って出すようにして欲しいそうです。
 また、ゴミに出された自転車を修理して新品同様にされる作業もあり、環境フェアなどでプレゼントされるそうです。

 



息を合わせて     菊陽西小校区民体育祭 
 
 第15回菊陽西小区民体育祭が10月12日(日)西小グラウンドで行われ、8地区が参加し、スポーツを楽しみました。
 相田幸雄大会会長の挨拶のあと、昨年優勝の青葉台区から後藤祥予さん(小6)と藤本あずささん(小5)が「スポーツマンシップにのっとり正々堂々と競技することを誓います」と選手宣誓し競技が開始されました。
 ボール運びリレーや綱引きなど12競技に熱戦を展開。ムカデ競争では、5名の息がピタリと合い早速にゴールするチームや、なかなか息が合わず何度も転倒するチームもあり、会場からは大きな声援が送られました。
 参加した軽部千栄子さん(沖野区)は「ボール運びリレーに出場しました。けっこう難しかったです。頭の体操になり楽しかったです。区も優勝して良かったです」と話されました。
 結果は、優勝 沖野区 2位 青葉台区 3位 杉並台区 でした。

それ!イッチニ、イッチニ!

仲間と一緒にレッツゴー!
           車いすふれあいジョギング

 10月13日(月)菊陽杉並木公園にて、第19回くまもと車いすふれあいジョギングが開かれました。県下各地から、手動の部に67人、電動の部に29人が参加し、元気に1kmのジョギングにチャレンジしました。
 開会式後、菊陽虹の会と菊陽学園による応援の太鼓演奏に送られスタート地点へ集合。家族や近所の子どもたちからの声援を受け、みなさん汗をかきながらの力走でゴールしました。
 西合志町から参加された村山秋子さんは「3回目の参加です。たくさんの友達に会えるのが楽しみです」とサインボード(文字や記号が書かれた一覧表)を一つ一つ指しながら答えてくれました。
 ジョギングのあとは、だご汁の昼食交流会や菊陽北小学校の5・6年生のソーラン節の踊り、むたゆうじさんのコンサートもあり賑わいました。

(20)菊陽町手をつなぐ心障者の会   「つくしんぼ」会長 坂田義美
 
      自立を目標に           下原区 西田 美和子

 四人兄妹の二番目に誕生した幸恵は、ごくごく普通の女の子。ちょっと難点をいえば、車酔いと人見知りが激しいことくらい。それが読み書き計算が要求される年齢になると少しずつ違いが見えてきました。数と物が結びつかず、文字に意味があると認識できないのか、一字一字、ひと呼吸入れて読むといった具合です。学習面ではさっぱりでしたが、先生や友人の協力で中学校までは普通学級で過ごしました。

 高校への進学を考える時になって初めて療育手帳を取得。大津養護学校へ進みました。学校では、社会への自立を目標に教育が進められ、先生の指示のもと学園バスから市営バスへ、そしてJRでの通学をマスターしていきました。
 三年生の夏休み1ヵ月間は、ハローワークでの訓練を受け、会社での一連の基本作業や忍耐力を身につけました。三回の現場実習でパン屋さん、幼稚園、折り込みチラシ作業所と体験しましたが、進路決定には至りませんでした。先生や職安の骨折りで現在の会社、田崎鶏卵への実習が計画され、年末にようやく進路が決定したのでした。

 朝は五時半すぎに起き、電車を乗り継いで緑川駅まで片道一時間半かけて通勤し、土曜祝日も休みなしの勤務です。仕事は選別された卵を指示の量ごとに計ってネットに入れたり、バーコードをはったりの作業です。納入が間に合わず昼食が1時2時になることもあるようですが、パートのおばさんからジュースを頂いたり、「さっちゃんがいないと困るよ」等の声かけで、一年半が経ちました。

 就職する少し前から我が家の一員になった犬のリリーも大きな役割をはたしてくれます。まだ眠気が残る朝、疲れて帰宅した夕方、リリーとの会話で癒されているようです。また、犬の散歩をするようになって地域の人たちとの関わりも持てるようになりました。優しく接してくださる方々に感謝でいっぱいです。

 娘の将来を考えると、このまま励まし励まし仕事を続けさせた方がいいのか、それとももう少し楽な生き方があるのではないか、これから寒い季節を迎えるに当たり、その自問自答はしばらく続きそうです。

金婚おめでとうございます

吉村 利雄さん (72歳)
   マツ子さん(69歳) 東ヶ丘区

 よくもまあ50年続いたもんだなあと思います。
 私はカラオケのあすか会会長、妻はさん陽舞の愛好会会長を務め毎日青春を謳歌しています。
 これからも二人仲良く健康で暮らしていけたらと思っています。


 
     新人二名を配置


 平成15年10月1日から、新人2名が配置になり菊陽交番の新体制が次の通りになりました。地域の皆さんのご協力をお願い致します。

《1班》角田 博隆 所長・警部補
    清水 裕士 巡査
    水野 賢治 巡査(新人)
《2班》中村 武義 警部補
    村木 堅二 巡査部長
    住永 隆一 巡査
《3班》田 憲之 警部補
    吉村 利信 巡査部長
    中丸 翼  巡査(新人)
         п@338−9009 

     
   
西村 千夏(ちなつ)くん 6ヵ月 
           菊陽町杉並台区
 お兄ちゃん、お姉ちゃんに負けないぐらい、たくましく育ってほしいです。                   ママより

 これ なあに?
      

 冷たい雨の後、我が家の片隅にキノコが生えました。色は黄色で高さが4cmくらい。名前が分かりません。どなたか教えてください。食べられるのかも・・!?
             スタッフより
     
   
名前 チー姫 メス 1歳
    緒方啓一さん 三里木北区
 何かほしい物があると、うるる目でじーっと見つめてちょうだいポーズをします。

 
すぎなみフェスタ  バザーへの寄付募集

 菊陽町婦人会では、すぎなみフェスタでのバザーへの寄付を募集しています。但し、食品、衣料品などは受け付けておりません。
 締め切りは10月30日までです。お気軽にお問合せ下さい。   問合せ先 原田 п@232−2355
《編集後記》
どこからともなくキンモクセイの香りがします。
すっかり秋ですね。やっと夏物を片付ける決心がつきました。           (T.I)