ワンネス 191号 2003/11/16発行
懐かしい風景に心和む
           下原区東陽会婦人部

 下原区東陽会婦人部の25名は10月26日(日)初秋の矢部と文楽の里清和を訪ねました。
 最初の目的地、鮎の瀬大橋は立派なアーチ型大橋で、棚田と渓流や滝に囲まれ絶景です。次の五老ヶ滝では、それぞれの体調に合わせて、滝めぐり班、ぞろぞろ歩き班に分かれ自然を満喫しました。
 文楽観賞は「ととさまの名は…、かかさまの名は…」で知られている「傾城 阿波の鳴門」です。内容は分かっていても、とても感動しました。
 参加した阪本蓮美さんは「鮎の瀬大橋までの道中は棚田も美しく、稲の掛け干も見られ、昔懐かしい風景で心和みました」と喜ばれました。

写真提供 東陽会婦人部

未来のアスリートを目指して
             菊陽西部陸上記録会

 晴れ渡った秋空の下、菊陽西、武蔵ヶ丘、武蔵ヶ丘北の三つの小学校の5・6年生が集まり、10月31日(金)菊陽西小学校のグラウンドで陸上競技の記録会に挑みました。
 100m走、800m走、ボール投げ、走り幅跳び、走り高跳び、400mリレーの各種目にチャレンジ。自分の力を出し切っての記録に、応援の声が大きく響き、記録更新も相次ぎました。
 応援に来ていた保護者の丸山直枝さん(南八久保)は「子どもがいい記録を出せたことと、それをお友達みんなが喜んでくれたことが嬉しかったです」と話していました。
 記録会終了後は、三校入り混じってのお弁当となり、子どもたちは用意していた自己紹介の名刺を交換しあい、新しいお友達をたくさん作りました。

ミニバレーでいい汗流そう!
             菊陽町ミニバレーボール協会

 第29回菊陽町町長杯争奪ミニバレーボール大会が10月26日(日)菊陽町民体育館で行われ、64チームが参加し優勝目指してがんばりました。
 赤塚和幸会長が「天気もよく行楽日和でどこかに出かけたいでしょうが、今日一日ミニバレーを楽しんでください」と挨拶のあと、すずらんチームの成松美雪さんが力強く選手宣誓を行い試合開始。会場ではナイスプレーやナイスアタックが決まると、大きな声援が送られていました。
 50代男子宮ノ上同好会チームの加藤眞佐男さんは「3試合しました。試合数が少ないのが残念でしたが、いい汗を流しました。結果は1勝2敗と借敗でしたが楽しかったです」と話されました。

おめでとう!優勝チーム発表
 ■女子
  60歳代   宮ノ上ビオラ
  50歳代   BaBaルンルン
  40歳代   女  組
  39歳以下 カトレアY
 ■男子
  50歳代   ドンマイ
  40歳代   スクランブル
  39歳以下 クレイジー

日頃の成果を見てください
               三里木町民センター祭

 第14回働く婦人の家講座発表会が10月26日(日)三里木町民センター(紫藤美奈子館長)でありました。
 和室では本格的なお茶席で一服を楽しみ、展示室では手描き友禅、パッチワークやラタンクラフトなどの力作を楽しみました。見学の人からは「これが欲しかー」の声が聞かれました。
 ステージでは様々なダンスや歌、英語劇などの発表がありました。気功の発表は客席の人と一緒に行うもので、隣の人と組になり「きゅうりもみ」の動作でお互いの体をマッサージしあうというもの。凝った体がほぐれ、笑顔があふれました。
 花架拳を発表した小嶋由美子さん(ひばりヶ丘)は「たくさんの人で緊張しましたが見ていただいて嬉しかったです」と話していました。発表終了後には抽選会もあり、講座生の自主運営らしくなごやかに閉会しました。

背中に塩をもみ込んですりすり!

         いのちの絆の源に(13)   緑陽台区 勝木信子
         遺伝子組み換え作物 F

 再び、遺伝子組み換え作物の話しに戻ってみたいと思います。
 以前、遺伝子組み換えのことをお伝えしていた時、組み換え作物の作付面積の拡大が鈍化の方向へ向かっていると書きました。その後、どうなっているか・・・実は、2000年度は少し拡大が鈍化していたのですが、2001年以降再び拡大が勢いを増しています。

 作付けしている国は、アメリカがトップで全体の66%、次いでアルゼンチン23%、カナダ6%、中国4%。その他、インド、ブラジルなどで認可の動きがあり、国の数が少しづつ広がっています。遺伝子組み換え作物の種類は大豆62%、トウモロコシ21%、綿12%、菜種5%。そして、まもなく、稲と小麦が世界の市場に登場しようとしています。

遺伝子組み換えの面積が広がるにしたがって、今、環境・生態系への影響が深刻化しています。除草剤耐性大豆(除草剤をまくと、草は枯れるが作物は枯れない)では、農薬の使用量が2〜3倍に増えた。理由は除草剤をまいても枯れないスーパー雑草が出現したため。そのため、栽培コストが14%増になり収量は5.3%減った。

風や虫の媒介で受粉が行われる、トウモロコシや菜種では、遺伝子組み換えの花粉が飛んできて受粉するために、有機農作物が作れない畑が広がっている。
殺虫性トウモロコシ(作物そのものに殺虫毒素を遺伝子に組み込んだもの)では、遺伝子が作り出す殺虫毒素が根から土中に分泌され土を汚染、土壌微生物・昆虫を殺したり、数を減らしている。チョウやテントウ虫の短寿命化が報告されている。

 そんな中、食糧を輸入に頼っている日本は世界で遺伝子組み換え作物をもっとも沢山輸入し、口にしています。日本の食卓にどれくらい登場しているかといいますと、大豆は48%、トウモロコシ22%、菜種49%、綿40%。実に、二食に一度は遺伝子組み換えを口にしていることになるのです。

 食品中の遺伝子組み換えのDNAが、それを一度だけ食べた人の腸内細菌からも見つかったという研究結果があります。それでは毎日食べ続けている日本人にどんな影響があるのか?子どもには…?

 人間は自然の一部。だけれど、人間は生きる中でたくさんの不自然を生み出してきました。まるで、とことん不自然を経験することで、人が本来学ぶべき大切なことを思い出すためのように…。人は自分はいったいどう在りたいのでしょうか?ここ数年が最終決断をする極めて大事な時期のような気がします。



 国民健康保険中央会主催の「第4回健康づくり体験文」で、上津久礼区の明神 昇吉さん(91歳)が入選されました。先週号に続きご紹介します。

   健康は笑いから (2−2)
 戦争中、私はニューギニア島にいました。第204設営隊の隊員として、現地で飛行場を3ヵ所造成しました。私は信号長でしたが上官の隊長は囲碁が大変好きな方でした。生死を分ける敵機の攻撃を受ける戦場であっても、時間があれば私をいつでも呼んで囲碁を打つのでした。何度打っても、隊長は勝てませんでした。

 終戦近くになったある日、不運にも私は赤痢に罹ってしまいました。野戦病院に隔離されましたが、衣料品不足で治療は満足に受けられず、身体は骸骨のように骨と皮になるほどになりました。看護婦から椰子の汁を毎日注射してもらう程度で、もう2〜3日の命しか残っていませんでした。

 病院船の氷川丸が、明日、内地に帰る日のこと。院長の回診の時、虫の息の私に院長は「君は内地に帰る気はないか」と尋ねられたのです。私は帰りませんと言おうかと思った矢先朦朧とした頭の中に、母親が作ってくれたさといもに味噌を塗って焼いてくれたものを思い出して、どうしたことか、「帰していただけますか」と言ってしまったのです。それからは、私の部下が担架に乗せ氷川丸に乗船させてくれました。船の中には幸いドイツ製のエメチンがあり、その注射によって日に日に病状は回復し、死線を超えることができたのです。

 今振り返って思いますに、あの時、ほとんど名も知られていない私が、院長から声を掛けられるわけはなく、あれは、囲碁では負けばかりだった隊長のご配慮だったのではないかと深く感謝しています。そうしたことで、感謝の意を込めて囲碁を広めるとともに頭の体操として囲碁仲間と楽しんでいます。楽しく、笑いのある人生をこれからも送りたいと思います。
      ◇国保新聞 平成15年10月1日号より転載


  今が旬!


 10月18日(土)白鈴公民館で気の会った仲間たち20名で、おいしい川ガニに舌鼓を打ちました。 
 田中安徳さんが白川で捕ったもので、カニ入りだご汁やカニ飯でなごやかな昼食会になりました。



加藤 もえさん  1歳 南八久保区

 毎日外で元気に走り回ってます。食べることが一番大好きかなぁ?


   

 名前 ラリー  オス 2歳     
 チャームポイントは目と長い耳。大きいくせに
パパに抱っこが大好きなあまえんぼさん。
我が家の大事な家族です。
          矢継治生 八久保区
    
菊陽中学校吹奏楽部
 第24回定期演奏会
 

日時:11月22日(土)
  午後1時30分開場、午後2時開演
場所:菊陽町図書館ホール
      入場無料!

秋のアフタヌーンティのつどい

日 時:11月29日(土)
    午後1:30〜3:30
場 所:菊陽町三里木町民センター   参加費:1500円
持参品:エプロン、ティカップ
申し込み・問い合わせ     
 イングリッシュビレッジスクール 
 田中成美 рO90−2396−8716


  《編集後記》
 秋の文化祭の季節ですね。どこに行ってもお姉さま方のパワーに感動します。私も後をついて行きたいなと思いました!      (T.I)