ワンネス 200号 2004/1/25発行
分列行進も りりしく       
            菊陽町消防団出初式

 菊陽町消防団出初式が1月11日(日)さんさん公園スポーツ広場で行われ、本部機動隊と5分団460名が参加しました。
 鎌田博昭団長が「消防団は地域住民の皆さんの安全と生命身体及び財産を守り、住民の皆さんと一体となって防災を考えなければなりません。日々訓練をかさね、常在戦場の心構えでおかなければならないと考えます」と訓示。
 分団ごとに「通常点検」を行い、きびきびした行動を披露しました。また、もみじ、なかよし、白菊、白鈴保育園の幼年消防クラブの園児たちも「通常点検」を行いかわいい姿に会場から大きな拍手が送られました。白鈴保育園幼年消防クラブの鹿野晴菜さんは「練習はきびしかったけど上手にできました」と元気に話してくれました。
 26班による「標的落とし競技」もあり高さ18mの標的をうまく落とす班やなかなか落ちずに苦戦する班がありました。
 優勝は規律服装の部が第4分団、機械器具の部が第2分団、標的落としの部が第2分団第2班出分でした。


健康を祈願   青葉会

 青葉台区の青葉会(山本誠一会長)は1月5日(月)会員37名が参加し菊陽町内三社詣りと新年長寿祝賀会を行いました。    
 蘇古鶴神社(鉄砲小路)、大原阿蘇神社(原水)、若宮八幡宮(上津久礼)の三社をお詣り。蘇古鶴神社では祝年の方々が安武宮司によるお祓いをうけ、玉串奉典をし今年一年健康で過ごせるようにと参拝しました。
 このあと、新年長寿祝賀会を区の公民館で行い、卒寿(90歳)傘寿(80歳)喜寿(77歳)古希(70歳)の方たちを祝い、記念品を贈呈。田村カズエさんによる祝いの踊り「琴の舞」が披露され、会を盛り上げました。
 傘寿の祝いを受けた宮本幸子さん、藤本キヤ子さん、五味安子さんは「気持ちは18才。でも、体はなかなかついていきません。健康に注意して楽しく過ごします」と喜ばれました。


    長寿に乾杯!

初春に一首     東ヶ丘短歌会

 東ヶ丘短歌会は1月7日(水)火の国ハイツにで歌会始を行いました。
 同会は「アララギ」同人の松本東邦さん(東ヶ丘)が指導。毎月1回東ヶ丘公民館で短歌の勉強会をしています。松本さんの「身近な言葉を使って素直に表現することが大事。一気には上達しないものですが、皆頑張っているので一度アララギに投稿してみましょう」との挨拶に、出席していた6人のメンバーもはりきり、益々熱心な歌会始となりました。
 菊陽町広報1月号に歌が掲載された、田中和子さんは「いつも先生からコテンコテンに評されますが、不思議とやめたくはなりません。楽しいです」と、笑顔で話してくれました。
 歌の勉強の後には、お正月料理のご馳走が並び、なごやかな新年会になりました。

教職に就きし孫の笑顔の和やかな娘の家族と屠蘇を回はしぬ     松本東邦


  (23)菊陽町手をつなぐ心障者の会   「つくしんぼ」会長 坂田義美

                働くことを支える(1)

 前回まで数回にわたり障害者の仕事、就労とついての親の思いを書いてもらいました。福祉就労、一般就労の立場の違いこそあれ、精一杯仕事をしている障害者の人たちの姿が目に浮かびます。もちろん、就労を希望している親はまだまだいます。

働こうにもいろんな条件が邪魔をします。今から生まれてくる子どもも、学校に行っている子どもたちもいずれ就労という壁に突き当たりますし、そこを通る時ずいぶん悩まされることだと思います。

 障害者の法定雇用率(1.8%)の達成が義務付けられている従業員56人以上の県内企業は772社。そのうち未達成企業は48.6%に上るそうです。雇用の中でとりわけ立ち遅れているのは重度の知的障害者の就労と社会自立の問題です。その多くの人たちが養護学校を卒業しても就職できる先がない、実習先さえない人もいます。

また、就職があっても長続きしない。完全参加と平等はどこへ。そして家庭崩壊に至るということは、福祉に欠ける典型ではないでしょうか。開ける道はないのでしょうか。地域で就労し、生活することに、特に知的障害を持つ人には苦手とすることがいろいろあります。

日常生活や職業生活などを一人できりもりすることはなかなか難しく、時と場合によって何らかの手助け、他からの援助が不可欠なのです。就業生活を含んで生活全般がうまくいっている人、家族の場合には、これまでも、今も家庭や事業所の方、そして学校の先生、あるいは施設の指導員、あるいは医療関係の方たちが陰になり日向になり、援助し続けているのが通常です。この人たちが生きていく上で不可欠な援助「支え」が社会的に、公的にそして法律的にも必要なことだと思います。

 援助「支え」こそが障害を持つ人たちの「完全参加と平等」を果たすためには大切なことの一つではないでしょうか。少しの援助「支え」でよい人がいるでしょうか。どんな場面、どんな時に「支え」を必要とするのかを考えてみたいと思います。それを考えていくことが、本人の自立生活へもつながっていくものと思います。


 ボランティアサークル 

私たちボランティアサークル雅(みやび)は菊陽町成人式に着付け110番として参加しました。
 人生の節目である成人式の一日を美しくきれいに楽しく過ごしていただくため、身につけた技術を生かしお役に立てたらと、毎年お手伝いしています。日本の文化を誇りとし、若者に伝えていけたらとメンバー一同思っています。
   連絡先 田上久美子 232−4196


門松づくり 菊陽中学校

 12月29日(月)菊陽中学校の生徒会や保護者会、先生方と力を合わせて門松を作りました。皆さんの健康と幸せを願いました。


マッチ1本火事の元 
 下津久礼区の消防団と子ども会

 12月26日から29日の4日間、下津久礼区の消防団と子ども会20名が参加して年末夜警を行いました。



小嶌 日菜子(ひなこ)さん 4歳  ひばりヶ丘区


 小石や葉っぱ集めが大好きです。元気にすくすく育ってね。

菊陽中部小 3年 阪本皇子さん

 昨年12月に行われた春日小招待試合で3年女子の部、優勝!
 今年も一生懸命練習して3月の女子剣道大会でも優勝したいです。

預かっています

 1月8日頃、全体がグレーであごからおなかにかけて白いオス猫がケガをして迷い込んできました。お心当たりの方はご連絡下さい。連絡先 菊陽杉並台区 土井さん
    п@232−2062


    おかげさまで200号   
          ワンネス編集室 

 1998年7月に発刊したワンネスも6年目を迎え、今号(1/25発行)で200号を数えることとなりました。たくさんの皆様に支えていただき200号を迎えることができたことを心より感謝申し上げます。
 ワンネス(oneness)とは英語のoneの名詞形で、「人も自然も、あなたも私も、みんなつながっていてひとつなんだ」という意味です。みんながひとつになれる幸せづくりに紙面を通してお役に立ちたいという願いを込めて名前をつけました。 
 暗いニュースばかりが目立つ毎日ですが、本年はもっと楽しく、少しでも皆様の役に立つよう努力します。本音で触れ合える紙面づくりに取り組み、たくさんの幸せを発信していきたいと思います。皆様のお力添えをいただければ幸いです。

 

 

《編集後記》
 毎日寒い日が続きます。皆さん、風邪などひかないようにしましょうね。(^o^)/(M.T)