ワンネス 205号 2004/2/29発行
笑顔で参加
             上津久礼ふれあいサロン

 上津久礼区(高野和教区長)のふれあいサロンが2月6日(金)区の公民館で行われ32名が参加しました。
 血圧測定をして一人ひとりの健康をチェック。「星影のワルツ」の曲に合わせて手、足、肩たたきなどの準備運動で心と体をほぐしました。
 今回挑戦したのは干支の申のカレンダー作り。和紙の色紙をちぎり、サルを形どり「ここはどぎゃんすると」など尋ねながら悪戦苦闘していました。昼食後は座ってできるミニバレーをして楽しく過ごしました。
 参加した礒部ハツキさん、吉岡チズ子さん(92歳)は「毎回楽しく参加しています。カレンダー作りはなかなかうまくいきませんでしたが何とか完成しました。とても嬉しいです」と笑顔で話されました。


出来上がった作品


子育ては町おこし
          菊陽町まちづくり大学講演会

 菊陽町教育委員会主催のまちづくり大学講演会が、2月11日(水)町図書館ホールで開かれ、子育て真っ最中の保護者や教師が多数参加しました。
 「いま、子育てにとって一番大切なこと」と題し、熊本県立大学教授の石橋敏郎さんが体験を基に、熊本弁で熱く語りかけました。子どもと自分は別の人格であることや、自分の好みを押し付けずに正しいことを教えよう、先ず自分が勉強しようなど時には耳の痛いことをずばりと話され、いまの教育に忘れられがちなことを次々と指摘されました。子どもを育てることは町の人材づくりであるとのお話には、参加者一同うなずいていました。


かっこいいでしょ ぼくの船
              菊池郡東部工作展

 菊陽町の小中学校の子どもたちの工作展が2月13日(金)から16日(月)まで、菊陽町図書館ホールであり子どもたちの力作が展示されました。                 
 会場には、図工や美術の時間に作った思い思いの作品が並び、自分やお友達の作品を見に来た親子連れがたくさん訪れました。
 紙粘土でスポーツをする自分の姿を作ったものや、廃材を使って夢のお店やさんや動物をかたどったものなど、子どもたちが楽しく作っている姿が目に浮かぶようでした。中学生の作品は、石に自分の印を彫ったものや何層もの漆塗りを磨き上げて作った工芸品と呼べるような力作もありました。
 両親と作品を見に来ていた木下ゆうとくん(武蔵ヶ丘小1年)は「船を作って、色紙とストローでかざりつけを頑張りました」と作品をカメラに収めていました。



おしゃべりをしましょう!  下原区

 みんなでおしゃべりをして楽しもうと下原区では昨年の7月から「おしゃべり会」を区の公民館で行っています。
 今回で8回目となった2月11日(水)は8名が参加しました。料理の作り方や家族のこと、世間話などみんなで楽しくわきあいあいとおしゃべり。もちろん、手作業も忘れません。帽子を編んだり、頂いたはぎれを利用してわらじを作ったり、広告を利用してくす玉を作ったりと思い思いに楽しみました。
 「初めての参加です。みなさんのお話を聞いてとても楽しかったです。これからも参加します」と福田ハル子さん。鍋島カオルさん、佐藤尚子さんの82歳仲良しさんは「毎回必ず参加しています。出てきておしゃべりをすると気分転換になります。楽しいです」と喜ばれていました。


 (3)  食を語るA       平川俊則&一美

「腹減ったァ!!」で始まる我が家の一日は、たいていの場合「食いすぎたぁ…」で終わる。朝、味噌汁の湯気に眼鏡をくもらせながら、そういえばまぁださっき食べたばかりの夕べのおかずを、うすぼんやりと思い出す。

下腹やももの周りには、確かに他人様より若干(…)余計めに脂肪がまいてはいるものの幸せな話である。食の神様には、全く、感謝するばかりである。そんな中、小学2年生の息子の担任の先生から“出張クッキー教室”のお話を頂いた。常日頃より、親子ともども人一倍!!お世話になっている担任の先生からのお話。その上子どものクラスで授業参観ならぬ、授業参加ん、させていただけるなんて!!こりゃあもう、店を休んででも行かなくちゃ。

もちろん教えるのは、菓子歴35年を誇る!?パリ男。が、ここで黙っておれない女ーすなわち私 当初バターの香り深いラングドシャ(猫の舌という名のクッキー)をやる!と張り切っていたこの男に「なんば言いよるね、クッキーて言えばこれたい、ほ、ニコニコクッキー!!」ブスーッとして返事もしない男に構うことなく「基本生地ゃバニラ、ココア生地で目をつけて、カードで口の型つけて、ほ、見らんね、聞かんね」と次から次にたたみかけ、上手に聴きだした材料と作り方を“ニコニコクッキーを作ろう”とさっさとレシピ表にまとめ、前日には先生にお渡ししてしまうこの手回しの良さ。

やれ分量はこうだの、班はいくつに分けるのと、行くが行くまで、さながら勝手に人の家の庭に入り込んじゃあ縄張り争いする2匹の野良猫よろしく“議論”を重ねているうちに…あ゛〜っ!!  危うく遅刻をするところだった。あたふたと荷物抱えて教室に飛び込むと
「おはようございまあす!!」 バンダナにエプロン姿、やる気満々の子どもたちがとびきりの笑顔で迎えてくれた。       何と、続く!!


菊陽町図書館で「少女雑誌の部屋」を見つけました。担当されている村崎修三さん(中代区)にお話を聞きました。

◆ここには何が展示されているのですか
 明治から昭和50年代までの少女雑誌とその周辺のものを展示しています。3月まではお正月号や付録のすごろくなどを展示しています。

◆村崎さんがひとりで集めたのですか
 はい。展示していない分も合わせて800〜900冊あり、日本一と自負しています。少年誌もありますよ。

◆なぜ男性が少女雑誌を
 父母が本好きだったので、女4人男4人の兄弟で男女問わずたくさん雑誌を取っていました。小学生の頃から毎月4〜5冊の少女雑誌を全部読んでいました。

◆集めるきっかけは
 中原淳一さんに憧れ挿絵画家になりたいと思い資料として集め始めました。絵描きは諦めましたが。

◆見どころは
 少女向け雑誌でも戦争やTVの影響を受けて変化しています。また、川端康成などの有名作家が執筆しているのを見つけるのも面白いですよ。

◆今後の抱負は
 まだまだ集めたいと思います。まとめて日本一の資料館を作りたいと思います。
少年雑誌もあるので男女年代を問わず楽しんでもらえる展示室でした。

  村崎修三さん 66歳

少女ブック 少女クラブ 内藤ルネ…

娘の帽子?

 それはですね、宮崎から転校して間もなくの小学校3年の時、急に髪がぬけだして…。とてもつらい出来事でした。見栄とか体裁とか、そんな鎧が自分の意思に反して外から引き破られるような心境でした。
 いま、本当に逞しくなったんですよ。横も三倍くらいになりましたけど。
 知的障害も持参して生まれてきたので、生きていく上でつらいこと、悲しいことが一杯あって当然と思いました。だからそれらに負けない人間になって欲しいと願いつつ見守ってきました。
 20歳 おめでとう。名前のとおり、幸せに恵まれますように。  下原区 西田幸恵 (母 美和子)


      
      通知書(もしくは督促状)


 この度、貴殿の債権の一部が不良債権となり、当社に強制回収の依頼が来ております。強制回収に入ることになりますと、貴方様の社会的信用が失われ財産の差し押さえを始めとする制裁を受けることになります。大至急ご連絡下さい。
 回収担当 ○△? ○△
 連絡先  090-△○■×-▲●■△
 弁護士事務所 ○○弁護士
 尚、即日ご連絡いただけない場合、まことに勝手ながら強制回収作業に入らせていただきますのでご了承ください。
 最近当社のような業者を装った詐欺事件が横行しておりますが、当社はいっさい関係ありません。もしご迷惑をおかけしている場合、まことに申し訳ありません。もしそのようなことでお困りの場合、当社のお客様相談課にご相談下さい。

これは実際に送られてきた手紙の内容の一部です。身に覚えのないことならば無視しましょう。間違っても通知書に書かれた連絡先(携帯番号がほとんどです)に電話をかけるようなことはしてはいけません。
 このほかにも、セクハラやアダルト利用に対する請求、携帯電話など根拠のない料金の請求なども増えてきています。
●困った時は…
 大津警察署生活安全課 
   294−0110
 熊本県消費生活センター
   354−4835
     などにお電話下さい。


  ■ありがとうございました

 先日、新聞配達の途中、配達物を紛失してしまいました。困っておりましたところ、先方から「届きました」と連絡がありました。ご迷惑をおかけしたにもかかわらず、投函していただいたお客様、本当に有難うございました。
    熊日菊陽販売センター 吉田 淳

 募集しています ■■
菊陽中部小学校の学童保育すくすくクラブでは、 欠員補充のため、指導員を募集します。 詳細はすくすくクラブ (096-232-4211)までお問い合わせください。

《編集後記》
菊陽交番にお話を伺うと「オレオレ詐欺の電話が交番の電話にかかってきたこともあります」とのこと。いかに手当たり次第にかけているのかがわかりますね。皆様、くれぐれも気をつけて! (T.I