ワンネス 233号 2004/9/26発行
地区の公民館が完成
                    新成区

 5月に着工した新成区公民館新築工事が終了し、8月22日(日)落成記念式典が新公民館で開かれ、地区住民と来賓多数が参加してお祝いしました。
 公民館は土地面積99坪、建物面積31坪で、区の総会も開ける40畳の広いホールと、テーブルや丸椅子が置かれ7〜8人の会議にも使える調理室から成り、全館段差無しのバリアフリーに造られており、車椅子対応トイレも設置し、住民が使いやすいように各所に工夫がされています。
 式典では、得丸哲郎区長挨拶の後、富永町長始め来賓の祝辞が述べられ、工事に携わった業者と検討委員会から準備にかかわり建設実行委員長として建設に力を尽くした原中邦男さんに感謝状が贈られました。
 その後は子どもたちも参加して祝宴となり、区民一同で落成を喜びました。


 初代公民館長になった原中さんは「何も知らずに役を受け、土地取得や資金集めなど苦労もありましたが、立派な公民館ができました。区民の皆さんに気軽にどんどん使って欲しいと思います」と抱負を話されました。

家庭で本格的なフランス料理を
                 フランス料理教室

 フランス料理のシェフ鍋島 昇さん(辛川区)が、家庭で本格的なフランス料理を気軽に取り入れて欲しいと毎月第3木曜日に菊陽町中央公民館で講座を開いています。
 8月19日の参加者は16人、献立はイトヨリのポワレーバターソースと、カボチャの冷製スープの2品。カボチャのスープは最後にシェリー酒を入れることや、甘みを出すために面倒でも玉ねぎをゆっくり炒めることなどの話をされ、本格的な味付けのポイントやきれいな盛り付けの仕方などが説明されました。
 五野テル子さん(新町区)は「フランス料理は難しいと思っていましたが身近になりました。教えてもらったとおりに作っています」と話し、熱心にシェフへ質問をされていました。

ふく水盆に返る?! 
                   ふれあい劇団

 菊陽町東部町民センターの主催講座「ふれあい劇団」のみなさんは8月28日(土)介護老人保健施設「赤とんぼ」へ芝居と歌謡ショーで慰問に訪れました。
 芝居の出し物は、劇団員みんなで考えて台本を作り、人の思いや優しさをモチーフにした「ふく水盆に返る」です。主人公良男さん、和子さん夫婦の嫁姑の確執。嫁和子さんが努めている会社の上司と駆け落ちをし、10年後に元のさやに戻ると言う人間模様を熊本弁まる出しで熱演しました。お芝居のあとは、上田法男さんと外村信子さんによる歌謡ショーが披露され、会場の利用者の方たちは、知っている歌が歌われると一緒に口ずさんでいました。
 良男さん役を務めた加藤眞佐男さんは「練習もあまりできず、ぶっつけ本番状態で芝居をしましたが、涙を流して見ている方もおられ、私たちも感動してしまいました。次回も是非慰問に出掛けたいです」と話されました。


  笑いあり涙ありの人情ドラマ

お人形にニッコリ
               人形劇ぶっくる

 台風が近づいた8月29日(日)菊陽町図書館ホールで人形劇ぶっくる(桑原美子代表)の第5回定演があり、約100名の観客が人形劇を楽しみました。
 この日は徐々に風が強くなり、観客が集まれるだろうかと心配しながらの開場でしたが、親子連れや図書館に来ていた年配の方も次々と入場し、開演を待ちました。また、小さい子どもが騒いでも気兼ねせずに観賞できる親子室を利用する人もいました。
 手袋人形劇やエプロンシアター、昔話の語りの後は、菊陽町の昔話に題材をとった「戸次の大助どん」の人形劇。鴨につかまって空を飛んだり、白川でドジョウを手に入れたりの愉快なお話に、子供たちは目を丸くして見入っていました。
 立野に住む甥の神埼尽平くん、草吾くんをつれて来場した川口万佐子さん(原水)は「初めて見ました。とても楽しかったのでまた見たいです」と話してくれました。

人形劇楽しかった人?」「はーい」

 (31)菊陽町手をつなぐ心障者の会
             「つくしんぼ」  会長 坂田義美

   地域で暮らすC

 今回は長崎県にある「コロニー雲仙」の人たちの地域で働くことを中心に、障害者の人たちの就労、雇用の形態をみてみたいと思います。今までは「コロニー雲仙」から何らかの支援を受けて、地域で働きながら暮らしている人たちは「コロニー雲仙」のある瑞穂町・島原半島(県南地区)が中心でしたが、現在は長崎市・諫早市・大村市周辺(県央地区)へ、そして佐世保地区(県南地区)というように長崎県各地に広がっているそうです。
 地域で働く人たちの分布地域と「働く形態」別の人数一覧表を見てください。
 地域で働く人たちの分布状況
 地域で働く人たちは、働くための支援はもちろんですが、同時に地域で暮していくための支援を受けながら、それぞれの地域で暮らし続けているのです。この働く形態も最初から整然と準備されていたわけでなく、これまでの20数年間の試行錯誤を経て「形」になってきたそうです。親の不安も当然ありましたが「脱施設」ということが早くから取り組まれてきていたことだと思われます。


    
金婚おめでとうございます


坂田 昭男さん(75歳)
    チトさん(74歳) 東ヶ丘区
 このたび、金婚を迎えることが出来たのも特に現役時代、厳しかった三世代の家庭生活を守ってくれたつれあいの努力の賜物だと感謝しています。
 二人で暮すようになってからは、趣味は違っていてもお互いにそっぽを向かず干渉せず楽しみながら、最近は特に食の安全に配慮して目覚めの良い毎朝であるように努めています。

    
運動会のお弁当作りを応援

               春香のだんらん料理教室

「自分の家族のイメージとして残るのは小学生の頃の食卓風景ですね」との池田春香先生(新山区)の言葉にうなずく母親たち。「運動会弁当応援教室」が9月16日(木)三里木町民センターであり、小学生の子どもを持つ親ら25人が参加して家族団らんメニューに挑戦しました。
 市販のミートボールなどを使いながらもひと手間かけた料理は、見た目も色とりどりで、子どもたちが大喜びするメニューが次々出来上がりました。
 参加した矢継祐子さん(八久保区)は「いつもは揚げ物が多く茶色のお弁当でしたが、彩り良く出来て感激しました」と、おいしそうに試食していました。

■ライスしゅうまい 材料(5人分)
ミートボール 20個
カレー味(小麦粉・水・砂糖・塩・カレー粉・もち米1/2カップ)
ケチャップ味(小麦粉・ケチャップ・マヨネーズ・食紅で色付けしたもち米1/2カップ)
■作り方
 ミートボールをカレー味とケチャップ味に味付けし、水に浸したもち米をまわりにつけ、15分蒸して出来上がり。



    
“らぶれっと”秋のお薦めパン

  
秋ですね。おいしいパンを食べましょう。町で人気のパン屋さんで聞きました。
No1 おっぱいぱん(左)
 白いふわふわのパンの中に手作りカス
 タードクリームがたっぷり。
No2 フランスパン(中)
 1個42円の練乳入りから、チーズ、ご 
 まいも、クッペなど塩味カロリー控えめ 
 で勢ぞろい。
No3 らぶれっとサンド(右)
 具がモリモリ入って、ボリューム満点。  
 他の店には負けません。
 (菊陽町役場前 らぶれっと調べ)
  


竹下渚瑞菜(なずな)さん 堰@3歳 
     早紀(さき)さん   3歳
        武蔵ヶ丘4町内
おばあちゃんのおうちが菊陽杉並台区です。いとこ同士でいつも遊んでいます。

    
(3)玄蕃(げんば)橋の由来

 馬場地区内にある玄蕃橋は、1570年(今から434年前)に大原郷(今の入道水)の将、古荘玄蕃頭(げんばのかみ)が合志本城への往来のためにこの石橋を架けました。以来、この名前は今日まで生き続けています。この橋を境にして川の名前が上井手と堀川に分けられます。

       
 図書館を楽しむ会第6回自主講座
     愛と本気の子育てバトル
「子育てにマニュアルなし!」
講 師:九州東海大学教授 山下雅彦氏
  愛と本気の子育て実践家 吉野由美氏
日 時:10月3日(日)午前10:30〜
会 場:菊陽町図書館ホール
入場料:無料
後 援:菊陽町教育委員会
問合せ 図書館を楽しむ会事務局 
     232−1566(古川医院)
《編集後記》
 小学校の運動会が先週今週と続きます。最近の子どもたちのスタイルに良さに驚き!体操ズボンから伸びる足の長さにため息!   (T.I)