ワンネス 238号 2004/10/31発行

わが町で異文化体験
        異文化交流パーティー

菊陽インターナショナルソサイアティ(田中成美代表)主催の異文化交流パーティーが10月2日(土)菊陽町南部町民センターで開かれ国際交流を楽しみました。
 最初にバングラディッシュ出身のラビヤさんが作った、スパイス風味のタイ米ライスにチキンの入ったバングラディッシュ風カレーとサラダ、デザートでエスニックランチを美味しく頂きました。このあと、大津町のバリ民俗音楽講座の皆さんがガムランを奏でながら登場。パーティの参加者も飛び入りし楽器を体験しました。また、民族衣装サリーの着付け体験やアフリカジンバブエ旅行のビデオ放映などもあり、参加した7人の留学生などの外国人を交えてのおしゃべりに花が咲きました。
 参加した田中久子さん(ひばりヶ丘)は「いながらにして国際交流ができ、世界が広がりました。また来たいです」とパーティを楽しまれました。

お友だちと一緒にインタビューに答えて下さった田中久子さんはワンネスの「お知らせ」のコーナーを読んで申し込んで下さったそうです。。読者の方に出会えて嬉しかったです。(岩田)


子育てにマニュアルなし
図書館を楽しむ会

 図書館を楽しむ会の第6回講演会が
10月3日(日)菊陽町図書館ホールで行われました。
 今回の講師は“愛と本気の子育てバトル・子育てにマニュアルなし!”の著者である九州東海大学教授山下雅彦氏と菊陽町在住の吉野由美さん。山下氏は吉野さんを「今まで出会ったお母さんたちとは少し違う方。大胆ステキな子育てをされる」と紹介。吉野さんは子どもたちやその友だちとの子育てバトルを「みんなで助け合って生きていくのが菊陽町の文化」と熊本(菊陽)弁で楽しく話されました。
 子育て真っ最中のお母さんたちにとっては有意義な時間となっていたようです。

意見交換のコーナーで、「子どもの通う学校で講演会をしてください」と依頼されていたお母さん、実現できたでしょうか?とても勉強になる講演会でしたね!(谷川)


新記録に歓声    陸上記録会

 小雨模様の10月8日(金)武蔵ヶ丘小学校校庭で、菊陽西小学校・武蔵ヶ丘小学校・武蔵ヶ丘北小学校の3校の5・6年生が合同で陸上記録会に参加しました。
 子どもたちは100m走、800m走、走り高跳び、走り幅跳び、ソフトボール投げ、リレーの各種目の得意なものにエントリー。練習してきた結果を出そうと力を出し切っての記録に、応援の保護者から温かい拍手が送られました。リレー種目では各校から大声援が送られ、タイムもいっそう速くなりました。閉会式で、800m6年男子女子、走り幅跳び6年女子、リレー6年女子のタイムが大会新記録、ソフトボール投げ5年女子は郡市大会の記録更新と発表されると友達の新記録に歓声が上がりました。
 菊陽西小6年2組の若林莉咲さん渡辺奈津美さん久米 光さんの3人は「練習をすごくがんばりました。まあまあの記録が出てよかったです」と話してくれました。

走り高跳びにチャレンジしていた菊陽西小6年の岩見健吾くん。タイ記録(130cm)をクリアして新記録(135cm)に挑戦。みんなの応援でがんばったけど残念でした。(岩田)


青空の下軽やかにジョギング
          車いすふれあいジョギング大会
 
 稲刈りの音が響く秋晴れの10月11日(月)菊陽杉並木公園スポーツ広場と周辺道路で、第20回くまもと車いすふれあいジョギング大会が開かれ、140名の参加者とボランティアが県下各地から集り交流を楽しみました。
 開会式後、今年新設された3kmコースからスタート。電動、手動それぞれの車椅子で元気よく走り始め、続いて1kmコースも沿道の声援に応えながらジョギングを楽しみました。
 次々と、汗をかきながらゴールする選手に「がんばったね」「お疲れ様」の声がかかり、昼食のだご汁が振る舞われました。武蔵ヶ丘北小学校3・4年生の踊り、むたゆうじさんのコンサートの後に抽選会のお楽しみもあり、体育の日を満喫しました。
 開会式で選手宣誓をした南 祥太さん(川久保区)は「外で運動する機会があまりないので、きつかったけど気持ちよかったです」と汗を拭きながら笑顔で話してくれました。

大会に参加されたたまきな荘の皆さん「仮装はとても楽しかったですよ。サンタクロース、看護師、くま、柔道家、サムライなどで応援の声もひと際高くなりました。(岩田)


スポーツの秋 体育祭

菊陽西校区民体育祭
親睦と融和を深めるのを目的とした、第16回西校区民体育祭が10月10日(日)菊陽西小学校運動場で行われ、西校区8地区が参加し、スポーツの一日を楽しみました。
 開会式では西校区体育協会相田幸雄会長の挨拶のあと、沖野区の岩見健吾くんと佐藤陽子さん(6年)が「明るく楽しく競技することを誓います」と元気に選手宣誓し競技開始。
 小雨の降るあいにくの天気でしたが、選手の皆さんはボール運びリレーや綱引き、むかで競争などの12競技に出場し、子どもたちの応援に、力いっぱい頑張りました。
 優勝した青葉台区岡本民也区長は「優勝できたのも、子どもたちの大きな声援に合わせて一致団結し、色々な競技で良い成績が残せたからでしょう。選手の皆さん、大変ご苦労様でした」と喜ばれました。

合志町町民体育祭
合志町民グラウンドで10月10日(日)合志町町民体育祭が行われ、各地区の老若男女が集まり競技を楽しみながら地域の親睦を深めました。
 時折小雨の降る中、各地区の代表たちが合志中の生徒が持つプラカードを先頭に颯爽と入場。前回優勝の栄A地区からの優勝旗返還、祝電披露のあとストレッチの準備体操をして競技が開始されました。バウンドキャッチでは、背中に背負ったかごになかなかボールが入らず、会場の笑いを誘っていました。子ども会の大玉転がしでは、玉と一緒に転がる子どももあり、応援席からは「がんばれ〜」との声援が響きました。その後もパン食い競争やマスゲーム、年代別リレーなどの競技が行われ、楽しい一日を過ごしました。
 マスゲームに出場する喜多久子さん(合志杉並台)は「マスゲームの練習はみんなで集まって3回くらいしました」と話され、子ども会から大玉転がしに出場する峻くん(南ヶ丘小5年)の応援をしていました。

小雨降るあいにくの天気でしたが、日頃の運動不足を吹き飛ばすかのごとく、選手の皆さんは一生懸命競技をされていました。翌日または、翌々日に体全体がコワリませんでしたか?ちなみに私は2つの競技に出場しました。例に漏れずあちこち痛かったです。(谷川)

今年の優勝は永江団地。杉並台は準優勝でした。みなさんお疲れ様でした。


菊陽町西部町民センターなどで少林寺拳法を子どもたちに教えている松本和夫さんに話を聞きました。

少林寺拳法に出合ったきっかけは
 大学入学がきっかけです。何か格闘技系の武道をやりたくて少林寺の門をたたきました。少林寺の教えと技術にほれ込んで、これまで14年間やっています。

少林寺拳法を教えてください
 相手に勝つのではなく、己に克つ手段としての武道です。約50年前、開祖の宗道臣により創始されました。最初は青少年育成のための説法を聞かせるための「エサ」として今の形が出来上がりました。
 試合に勝つことが目的ではなく、平和な社会をつくるため、自信と勇気と優しさを兼ね備えた人間を一人でも多く育てることを目的としています。

子どもたちに教えて
 少林寺に来ている子どもたちは、素直で明るい子どもが多いです。たまにはさぼったり、ふざけたりしますが、1回言えば分かる子どもたちです。それに、子どもたちには「正義の味方になれ!」といつも話していますので、その効果が家庭や学校で活かされることと信じております。



菊陽久保田郵便局にフランス刺繍を展示

    福本キミ子さん 77歳 あさひヶ丘区

「ヒマは自分で作らんとでけん」という主人の一言で、20年程前にフランス刺繍を習い始めました。細かい作業がとても難しいですが、出来上がったときはとても嬉しいです。作品の大きさにもよりますが、小さい物で1週間、大きい物では2〜3ヵ月かかります。大きい作品が出来たときの喜びは格別です。
 菊陽久保田郵便局には11月5日まで展示してありますので、みなさん是非見に来てください。



實取鉄子さん   辛川区

 歌うことが大好きで、週一回外村歌謡教室で楽しくレッスンしています。
 秋の歌謡・彩では「恋の大和路」を歌い、たくさんの拍手をもらい大感激でした。



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