ワンネス 240号 2004/11/14発行
お宝さんを育てよう
          合志町杉並台地区

 合志町杉並台地区公民館自主事業(東窪正一郎館長)の「お泊り、ふれ合い、遊び隊3」が10月16日(土)17日(日)の1泊2日、杉並台コミニュティーセンターと中央公園で行われ、子ども会から22名、若草会から8名が参加しました。
 地域のお宝である子どもたちを、地域で育てようという目的で行われるこの企画は今回で3回目。16日の昼食は若草会女性とボランティアの手作り豚汁とおにぎりを食べ、午後は若草会男性と一緒に本棚や小枝での工作、竹の機関銃作りをしました。
 協力家庭の家では16日夜はもらい湯、
17日は宝探しをし、ふれ合いました。
 本棚作りを体験した岩崎加奈さん(4年)は「のこぎりは硬くて斜めになったけれどおもしろかった」と元気に話してくれました。ボランティアで参加した肥後ちょんかけこまの名人、中村一和さんはちょんかけごまを披露、創作の指導もされ「子どものアイデアを大事にして手助けしました」と笑顔で話されました。


小枝を使って創作しました。何ができたかな?

地域みんなで子どもたちを大事にされているな〜と同じ年頃の子どもを持つ親として羨ましく、そして、とても嬉しくなりました。これからも優しい町であって欲しいなと思いました。豚汁とおにぎり、ご馳走様でした!美味しかったです〜。またよろしく〜(笑)(井)


個性あふれる作品が完成
         菊陽町生涯学習アドバイザー

 菊陽町生涯学習アドバイザー粘土工芸の野見山弘美さんは武蔵ヶ丘小学校(西嶋 巖校長)の1年2組を訪れ、石こう粘土を使った作品づくりの指導をしました。
 子どもたちは10月19日(火)には星やハートの型紙を粘土にあわせてカットし土台作り。飾りに葉っぱや花などをつけました。28日(木)色づけでは、手いっぱいに絵の具をつけて頑張っていました。
 「子どもたちから『今度いつ来るの?』と喜んでもらい指導に伺った甲斐がありました」と野見山さん。井上あかねさんは「粘土を切るところは難しかったけど楽しかったです」と笑顔で話してくれ、個性あふれる作品が上手に出来ました。

「ねんどの達人 野見山弘美さん」と紹介され、ご本人は少々恥ずかしそうでした。子どもたちの作品は個性豊かでとても感心しました。(谷川)


ミニバレーで親睦  あさひヶ丘区

 あさひヶ丘区(岩橋成尚区長)では区の方たちと親睦を深めようと、ミニバレー大会を10月24日(日)中部小体育館で行い、12チームが参加し、スポーツの一日を楽しみました。
 この大会は、前回のグラウンドゴルフ大会に続き、スポーツでの親睦は今年2回目となりました。 
 開会式では、岩橋区長の「ケガのないようミニバレーを楽しんでください」とのあいさつや、ラジオ体操で身体をほぐしたあと試合開始。
 「久しぶりだけん身体の動かん」との声も聞かれましたが、「ナイスプレー」や「ドンマイ」などの声を掛け合いながら楽しく試合をしました。
 参加した西山佐代さんは「夫婦で参加しました。試合結果はさておきミニバレーを楽しみ、気持ちの良い汗をかきました」と話されました。


ナイストス!体育館に声が響きました。

応援の方もたくさんいらして楽しい大会でした。ますますスポーツで交流が深まっていました。(谷川)


憧れの選手と一緒に 
         スポーツクラブきくよう

 スポーツクラブきくようジュニアバドミントンのメンバー27名は10月24日(日)大矢野総合体育館で行われた、第7回おおやのスポーツフェスティバルバドミントンジュニア教室&交流大会に参加しました。
 バドミントン教室では、NEC九州バドミントン部の前監督宮本幸弘さん、今井幸代選手、アテネオリンピック代表の吉冨桂子選手の3名が優しく指導。吉冨選手と今井選手が模範試合を行い、スマッシュやドロップなどのやり方を説明しました。その後クラス別に技術指導があり「もっときつい練習があると思っていましたが、楽しく練習できました。トッププレーヤーの技術を近くで見てとても勉強になりました」と本田沙弥華さん。
 午後からはダブルスでの交流試合が行われ、優勝目指して頑張りました。中学女子の部で優勝した山中・上田ペアは「サインをしてもらったユニフォームを着て試合をしました。力をもらった気がして優勝することができました」と喜んでいました。


今井選手、吉冨選手らと一緒に記念撮影!

菊陽町から大矢野町は遠かったけどバドミントンのトッププレーヤーと一緒に練習ができ良かったですね。ますます技術を磨いてください。(谷川)


 (7)   平川俊則&一美

      食を囲む

長い長い夏が終わった。悔し紛れか台風を二度も三度も残したが、ようやく秋。厳冬の足は早しと覚悟の中にも、程よく冷気を含んだ秋風を満喫しながら日々を過ごしている。

もちろん貧乏暇無し。余談になるが本当に不思議でならない。1日24時間「食べる」と「眠る」以外はほとんど「働く」我が家。やれパンだ、やれケーキだ、やれクッキーに洗い物・・・主人に至っては配達までこなすスーパーあずき洗い(この名の由来についてはまた別の機会に長々と語ろう)なのに何故?!何故当店のレジは沈黙を守っている・・・。

が、嘆いても小銭1枚でるでなし。美味しさや本物が帳簿上「原価率」を名付けられ巾をきかせている以上、「夢追うあずき洗い」の女房は、これもまた「運命」と迫りくる請求書の束を握りしめるしかないようだ。

さてさて詮ない愚痴は止めて話を戻そう。「秋」そう、秋といえば行楽。行楽とくればもう一も二もなく「弁当」だろう。運動会も多かったここ最近、重箱や密閉容器が大活躍したご家族も少なくなかったはず。どんなに時代が変わっても、弁当を囲む人々の顔には笑顔があふれている。この幸せー弁当ーには特別な力があるように思えてならない。

息子が今、柔道を習っている(といえば聞こえは良いが、実は柔道が格闘技だということすら知らぬまま、まんまと私にだまされて、ついでに親父までのせられて、二人して揃いの柔道着を着せられて今日に至っているのだが)関係で大会出場となると「弁当」の出番となる。その理由ー例えば息子が試合に負ける。

息子は痛いし、悔しい。で、涙が出る。が、親の心にはもう一つ、ドロドロした暗い思いが去来する。「この根性無しが!!」無論そんな思いはこれっぽっちも愛しい息子に気取られてはならない。「弁当」が登場する。途端、涙も(怒りも)中断。おにぎりを一口かむ毎に、敗因は「自分の弱さ」から「相手の強さ」にすりかわる。卵焼きや唐揚げを頬張れば、その「食いっぷり」はメダリスト。デザートに梨でも入っていた日には「よぅ頑張った、そん調子そん調子(?!)」親の記憶もとんでいる。澄み渡る秋晴れの空がまぶしい。

鶏並に早起きし、炊きたて御飯を手に握り、豚カツ、唐揚げ、ウインナー、餃子に焼き豚、肉団子・・・限りない注文にめまいをおぼえても励んで作るお弁当。幸せを運ぶ力がみなぎっているのは当然なのだ。天高く皆肥ゆる秋に弁当力、皆さんも是非お楽しみ下さい。


  手編みのセーター
       堂ノ脇京子さん 66歳 堀川区

毎週月曜日三里木町民センターの手編み教室に来ています。三里木町民祭に4点出展しました。右のピンクのセーターは真ん中から編んでいく方法でちょっと変わっています。編みあがったら春になっていて、まだ着ていませんが・・・(笑)子供用のベストは可愛いものも出してみようと思って編んでみました。一つの作品に手がかかるときは2ヶ月以上かかります。
 教室に通うのは楽しく、手先を動かしてボケ防止にもなり、出来上がりも楽しみなので続けています。


 エコネットつくれ
         ぼかしの会

毎月第一火曜に武蔵ヶ丘コミュニティーセンターに集まり、EMぼかしや発酵液、石けんを作り、袋詰めにしてセンター玄関で販売しています。
 玉名や水俣に勉強に行ったり、講演会を開いたりして、皆さんに環境に優しい生活を知ってもらおうと活動しています。  
         代表 坂井美代子さん



 願いをこめて火渡り
  無動院

秋晴れの10月28日(木)無動院(津久礼ヶ丘区)で、世の中の不浄や病気の根悩み事などを火で焼き尽くそうと、県内各地の信者を集め行われました。
 護摩木を焚き、見る見る燃え上がった火がおさまると、唐津善生住職がまだ火の残る中を素足でふみしめて渡りました。その後を、参詣の信者たち約50人も素足で次々渡りました。




題 名
  ヴァンパイアラプソディー
著 者  ひらいたかこ /磯田和一
出 版  東京創元社

二人のイラストレーターによる、ウィーン・プラハ・ブタペスト・トランシルヴァニアをめぐる旅行記です。訪れた街の人物や風景や建物、宿泊したホテルの部屋や二人が摂った食事をイラストで紹介してあり、写真だけのガイドブックとは一味違った趣があります。読み終える頃にはこんな旅行も楽しいだろうなと思わせてくれる本です。

      菊陽町図書館司書 福田香織さん

     
  
  山口星大(せいた)くん  3歳  
             合志町栄
  今日はうれしい七五三。ちょっぴり
  恥ずかしいなぁ・・

《編集後記》
寒くなってきましたが、風邪などひいていませんか?ところで、皆様、ワンネスのホームページはご覧になられましたでしょうか?前々号からですが、それぞれ取材した者からのひと言コメントがつくようになりましたよ。是非見てみてくださいね〜!!裏話が出ているかも!?(M.T)