ワンネス 251号 2005/2/6発行
勢いよく燃え上がれ! どんどや

菊陽西小学校

 1月15日(土)菊陽西小学校(森 哲博校長)で西小PTA(辻 浩一会長)主催による“西小いいハートデー”が行われ、たくさんの来場者で賑わいました。
 メインは地域の方々の協力で組み上げられた2基のどんどや。午前11時に火がつけられ、火が落ち着くとそれぞれ持参した竹につけたもちを焼き、食べていました。 
 運動場の一角では、ちょんかけごまや皿回しも披露。来場者は寒さを忘れてその技に大きな拍手を送りました。また焼き鳥、おでんなどの食バザーや物品販売、ホラー穴などのゲームもあり、いいハートデーの楽しい一日を過ごしました。
 焼けたばかりのおもちを持った藤木奏子さん(4年)は「焼く時、熱くて顔が真っ赤になったけれどおもしろかったです。お醤油をつけて食べます」と楽しそうでした。

焼けたお餅をほお張る子どもたちの顔はほっぺたまっかっか!そんな光景を見ているだけで何だか幸せになりました。いろんな方の力があって出来る行事だなと思いました。みなさんお疲れ様でした〜。(井)


■下津久礼区

 下津久礼区子ども会(大竹計理会長)のどんどやが1月15日(土)区のグラウンドで行われました。
 早朝から、子どもたちや保護者、地域の皆さんが協力し15m程の立派なやぐらと、男の子と女の子がそれぞれ1基づつ可愛いやぐらを作り上げました。各家庭から持ち寄ったしめ飾りなどをどんどやに入れ午後2時点火。「パチパチ、ポーン」と大きな音を立て勢いよく燃え上がりました。
 おき火になると網の上で餅を焼き、お母さんたちが準備したぜんざいに入れ美味しく頂きました。
 参加した吉村晃平くんと冨永明日人くん(中部小6年)は「小さいけど自分たちでどんどやを作りました。大変だったけど楽しかったです」と笑顔で話してくれました。



皆さんの協力でメインのどんどやとかわいい2基のどんどやの計3基作られていました。男の子たちのどんどやは途中で壊れてしまったとか。でも3基とも勢い良く燃え上がりよかったですね。我が家のしめ飾りも燃やしてもらいました。(谷川)

山江村からこんにちは!
         ボンバス・ロマンの旅@n合志町

 山江村マロンてれび(横山浩之局長)の住民ディレクター17名が中心となった山江住民有志が1月29日(土)〜30日(日)合志町を訪問、住民同士の交流を図りました。
 29日の午前は杉並台公民館(東窪正一郎館長)と中央公園でボンネットバスの体験乗車や、山江の名産品である栗を使った栗饅頭、栗おこわなど名産品の販売が行われ、集った皆さんが列を作って買い求めていました。子どもたちも今では珍しいボンネットバスに喜んで乗り込んでいました。昼食は若草会手作りの温かい豚汁、おにぎりが用意され集った皆さんに振る舞われました。
 たまたま実家に帰省していたという三宮裕子さん(熊本市)は小さな子どもの手を引きボンネットバスに体験乗車。「初めて乗りました。帰省していて良かったです」と笑顔で話されました。
 山江村の一行はこれからは合志町をスタートとして、県内各地を回り交流を深めて行くということです。


ボンネットバスはS39年式。平成3年に産交バス展示用のバスを譲り受け、エンジンを変えたり色を塗り直し、村づくりの一環として各地を廻り活動中。

ボンネットバスに私も乗ってみました。何だか懐かしいような揺れと音でした。山江村マロンてれびはケーブルテレビで毎週日曜日13時30分から30分間放送されているそうです。合志町を訪れた様子は、2月6日(日)放送予定です。(井)


女(ひと)と男(ひと)で築く 
   イキイキ菊陽

              男女共同参画セミナー
 
 1月28日(金)菊陽町図書館ホールで第4回菊陽町男女共同参画セミナーが開かれ、弁護士 高木絹子さんの「男女共同参画社会を目指して」と題した講演がありました。
 講演に先立ち、アトラクションとして菊陽中部小学校合唱部の歌や、働く婦人の家講座リズムダンスのダンスが披露されました。また、魔法で男女が入れ替わった夫婦がお互いの気持ちに気付くという、さんさんの会と懇話会の有志一同による寸劇もあり、会場から大きな笑いが起こっていました。
 高木さんの講演では、司法の立場から離婚や配偶者への暴力の事例を挙げながら、夫婦が話し合い理解しあうことが自分の将来のため、子どものためであることが話されました。
 初めて参加した吉本ヒロ子さん(上中代区)は「寸劇は、忙しかった自分の若い頃の気持ちを思い出しました。高木先生の講演からは勇気をもらいました」と話されました。

     講演する高木絹子先生

夫婦お互いが理解し合い、いたわり合う気持ちが生まれないと、どちらかが介護が必要になった時、ギャクタイが起こる事もあるそうです。今から心がけておかないと!(岩田)


(14)よしもと小児科医院 吉本寿美

    小児白血病 〜治癒する病気〜

開業以来、お付き合いしていただきましたが、今回を含めてあと2回で私の連載も終了することになりましたので、今回は開業するまで携わっていました小児の白血病についてお話ししたいと思います。

白血病と聞くと皆さんはどう思われるでしょうか。「かわいそう」とか「死んでしまうんだ」と思われる方も多いと思われます。確かに亡くなることもある怖い病気です。特に成人の場合は(タイプにもよりますが)予後が厳しい症例も多いのですが、小児の場合はかなりの割合で治癒する病気になりました。

でも、医者になりたての頃は白血病は厳しいなという印象があり、再発したり死亡する子どもたちも、たくさん診てきました。今のように骨髄移植などの先端医療がどこでも出来るわけではなかったので、近年の診断、治療の進歩はすばらしいものがあります。

特にリンパ性白血病であれば7〜8割が抗ガン剤を用いた治療のみで治癒するようになりました。治療終了後も経過を見る必要がありますが、再発さえしなければ普通に生活が可能で、結婚や出産についても問題にならない場合がほとんどです。

ところで、世界中の研究者がいろいろな角度から調査、研究を重ねていますが、なぜ小児白血病は成人に比べて治癒率がいいのか、今もはっきりした結論は出てないようです。専門的なことを言えばいろいろな理論があるかとは思うのですが、実は「これからも頑張って生きなさい」という、子どもにだけ与えられた生命力なのかもしれません。

熊本県下でも、年間10数名の新しい白血病患者が発症しています。きっと皆さんの周りにも、白血病になられたお子さんがいらっしゃるかも知れませんが、たまたま病気になっただけで、治癒すれば何も心配はありませんので、普通のお子さんと同じように接していただければと思います。開業後は急性期の白血病のお子さんの診察は出来なくなりましたが、今後も何らかの関わりを持ち続けたいと考えています。



  九州大会で5位入賞

             武蔵ヶ丘中学校
長崎県小浜で12月4日(土)17チームが参加して九州中体連女子駅伝大会が開かれ、武蔵ヶ丘中学校陸上部チームは5位に入賞しました。
 小雨の降る中、前半折り返しまでは3位。その後6位に順位を落としましたが、最終区で頑張り5位入賞となりました。
 指原千穂さん、瀬上愛理さん、太田好美 さん、久保詠美さん、神田琴美さんの5名は「全力を尽くし精一杯やれた」と、初めての九州大会にも臆せず走りぬきました。
 顧問の田中先生は「来年は全国大会を目指します。一緒に頑張ってみようと思う人は是非入部してください。誰でも大歓迎します!」と話されました。

  (写真提供 田中宏和教諭)



  着物のつよ〜い味方です

     
           着付け直しボランティア

 1月10日(月)菊陽町成人式の会場で、着物着付け直しボランティア(田上久美子代表)5名が、慣れない晴れ着に身を包んだ新成人のお手伝いをしました。 
 洋服とは違う足運びや立ち振る舞いが着物の着崩れにつながり、この日は約10名の帯や着物の応急処置をしました。


    
成人式会場で聞いてみました。

 ◆どんな大人になりたいですか?(右から)
  小原 歩さん (原水区)
     両親のような大人に
  宇野綾根さん (久保田区)
     自己責任の取れる大人に
  広瀬修子さん (辛川区)
     お客さんに喜ばれるような
     ホテルマンに
  西代沙織さん (上津久礼区)
     立派な大人に
  冨永真友美さん (下津久礼区)
     正しい決断のできる大人に




(右)渡辺憲信
  (けんしん)くん 6歳 
(左)   黎明
  (れいめい)
くん 2歳 
 菊陽杉並台区

いつも仲良く遊んでいますが、おもちゃの取り合いなどでケンカも絶えません。お兄ちゃんがいつも我慢してくれます。
   
(右)ゆう  オス 5歳
(左)りょう オス 5歳

2匹は兄弟です。りょうはちょっと怖がり。ゆうは名前を呼ばれると首をかしげて見せます。ただいま花嫁募集中!
         合志杉並台区 松村賢二さん

       
大津養護学校高等部販売実習会

日 時: 2月8日(火)〜9日(水)
       10:00〜17:00
場 所: サンリージャスコ菊陽店
 大津養護学校高等部は、販売実習会に向けてみんなで力を合わせて、一生懸命製品を作ってきました。
 ぜひ買いにきてください。
  園芸班(パンジー、ノースポールの苗、他)
  木工班(テーブルセット、折りたたみ椅子)
  紙工班(カレンダー、ハガキ、他)
  陶芸班(皿、茶碗、湯のみ、花瓶、他)

 

 

《編集後記》
先日の雪は珍しかったのか、子どもは大喜び!雪合戦してドロだらけ〜でも楽しそうでした。(M.T)