ワンネス 252号 2005/2/13発行
 作品で住民の輪
          下原区趣味の作品展

 地域の発展と交流を願って下原区(南邦司郎区長)の第4回趣味の作品展が1月
29日(土)30日(日)に区の公民館で行われました。 
 会場には区の方たちが出品した書道や編み物、ビーズのアクセサリー、木工品、トールペイントなどが多数展示され、来場者は素晴らしい出来栄えに感心していました。子どもたちを対象にした、たこ作りや即席の編み物講習会もあり、ますます住民同士の交流が深まっていました。
 また、自分の気に入った品物に投票し抽選でプレゼントされる「差し上げます」コーナーもあり大変賑わいました。
 「素晴らしい作品が並びすごいなと思いました」と千蔵恵美子さん。大山アヤ子さんは「手編みの帽子やひ孫の帽子とベストを出品しました。楽しく作りました」と話されました。


「ここはこうして…」「なら作ってみようかね」

●毎年楽しみに伺う趣味の作品展。素晴らしい作品が多数展示されていました。作品を作るのは大変でしょうが、楽しみにしていますので頑張ってください。(谷川)


 福岡三社参り 
          菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(相馬安治会長)は1月13日(木)平成17年1月例会として、福岡三社参りをしました。
 会員の66名が2台のバスに分乗して中央公民館前を午前8時出発し、太宰府天満宮参拝へ。社前の飛び梅、梅が枝餅と菅公の昔を偲び、広大な神域と淑気溢るる箱崎宮参拝。参道にはわらを着た牡丹の花が飾ってありました。
 博多にて休憩。昼食と十分な腹ごしらえをして、高良大社に向かい最後の参拝となりました。130段の石段の上にあるお宮なので、登る事が大変でしたが、足の強い人は「ひょい ひょい」と登りました。石段の下から参拝する人が多いようでしたが、全員無事参拝を済ませなによりでした。  
 初詣で石段高き神の域
 参道に藁着て寒の牡丹咲く  佐藤 操
       (文・写真提供 菊陽町歩こう会)

●歩こう会の佐藤操さんがお元気になられて、久々に歩こう会の旅行の様子をお伺いすることができました。本紙の俳壇でもお見かけするようになり、喜んでいます。(岩田)

みんなで思い出作ろう                           杉並台幼稚園

 杉並台幼稚園(伊藤博士園長)で1月25日(火)2月1日(火) 2日(水)に、年長組を対象とした卒園記念の陶器作りが行われ、子どもたちとその保護者でお皿や茶碗などを作りました。
 陶器作りの先生は“にれのき窯”の中武邦安さん。作り方をおもしろく楽しく教えてくれる先生の話しに、子どもたちからは「オレもしてみたい!」「すご〜い丸くなった!」などの声が上がりました。説明の後は親子で作品に取り掛かり、思い思いの絵を描いたり、形にしたりと卒園の記念になるように、楽しく頑張りました。
 きれいな形の小鉢を持った渡辺ななちゃんは「たのしかった〜!」お母さんは「なかなか良いのが出来そうです。出来上がりが楽しみです」と作品を眺めていました。 親子で力をあわせて作り上げた陶器は3月上旬には出来上がる予定です


●粘土感覚で作っている子どもたち。いい記念品を作ろうと熱心なお母さんたち。どんなものができるのか楽しみですね。(井)

新たな目標を目指す!
                 菊陽武蔵剣豪太鼓

 菊陽武蔵剣豪太鼓は1月23日(日)人吉カルチャーパレスで行われた「全九州ジュニア和太鼓選手権大会」に出場しました。
 私たちは、熊本県予選に出場して5年目。参加することに意義がある…から、勝つための曲作りや演出を学び、今では1年の半分以上をコンクールにむけての練習に取り組んできました。
 昨年県予選2位に入賞し、今まで一生懸命にやってきたことがやっと報われ、全九州大会に出場することが出来ました。
 今大会では、各県の上位チームばかりとはいえ、レベルの高さに驚き、あまりの緊張に自分たちの全力を思う存分発揮できずに涙をのみました。

結果は高校生の部(21チーム)で10位。満足のいく結果ではありませんでしたが、今年のコンクールに向けての新たな目標が出来ました。来年の入賞を目指して、一から出直すつもりで頑張ります。(文・写真提供 菊陽武蔵剣豪太鼓)

 (8)    平川俊則&一美

     食に燃える!

2月14日といえば、言わずと知れた愛の劇場バレンタインデーである。お菓子屋を営む我が家も、今年はどんなチョコを創ろうか…楽しみの中に考案・創作中だ。何しろ材料のクーベルチュールはフランス・ヴァローナ社製。その完成度と、値段=原価の突出した高さが、嫌が応でも店主の職人気質に火を付ける。チョコレート、生チョコ、焼チョコケーキetc.…創作の歓びと請求書の束が、油を注ぐ→燃え上がる。

ところが最近不穏な動きが。愛の証の代表格チョコレートが今や付け足し、おまけ化している、というのだ。そういえばこの時期紳士物の宣伝や広告ビラが多くなる。ネクタイ、セーター、オーディオ、靴下、ピ、ピアス!?なるほどそれらは実用的。もらった男性も喜びひとしおだろう。

例えそれが、ホスト様御用達・キラ系ドレスシャツだろうが、中年腹には多少厳しい紳士用“勝負パンツ”だろうが、LVのLが少ーし長めのような気もする外箱なしのブランド財布だろうが…だ。思いがけない(或いは想像を絶する!)プレゼントに嬉しさをかくせぬ男性を、笑顔で見つめる女性。その視線の先には、あ、あれはひょっとすると、燦然と輝くホワイトデー!!

クロコのバッグやツィードのスーツ、胸元を飾る星の形のペンダントが、VIPよろしく控えている。タイを釣るならオキアミよりエビ、エビより伊勢エビ…いやいやそれじゃ割が合わんからザリガニだぁ。

「愛か、欲望か…」永遠の謎に悩める男性が何気につまみ、口に放り込んだ“付け足し”チョコが何と深い香り。何とここちよい甘さ。思わず「愛だ!!」と確信する決めてとなるなら励め!夫!!今こそ技術と味覚の粋を極め、チョコ=愛の証の力を見せてやれ!!

さてさて我が家にも、チョコレート受給資格者が約2名。「俺ァエルビスのCDば」「直はカードパック10個」予測される答えを前に「こんクッキー、味見せえよ」で終わった昨年のホワイトデーの悲劇がまざまざと脳裏によみがえる、駆け引き下手の妻であった…。 皆さん、どうぞ 
Happy   St.Valentin‘s


  
新札にちなんで樋口一葉展

            菊陽町図書館少女雑誌の部屋

 新5千円札に登場した樋口一葉をご存知ですか?菊陽町図書館の少女雑誌の部屋では、大正から昭和にかけての少女雑誌に登場した樋口一葉の伝記や作品「たけくらべ」を集めて展示しています。「たけくらべ」の主人公の美登利を、当時の人気挿絵画家の蕗谷虹兒や中原淳一が、折込口絵や色刷り口絵に描いたものなどが並び、懐かしそうに覗き込む人もいました。
 学芸員の村崎修三さんは「その時代時代の美登利が生きています」と変化していく美登利像を紹介してくれました。

        (6) 
    今石城跡  
               下津久礼区  

合志城南方の防衛の拠点として、石原
狩野介吉利(いしはら かのうのすけよしとし)が居住した今石城の跡。1585年島津氏の侵攻を受けて落城しました。現在は、今石神社となっています。


      
◇題 名 世界は「使われなかった人生」    
     であふれてる
◇著 者 沢木耕太郎
◇出 版 暮らしの手帖社

タイトルに惹かれて手に取った1冊です。雑誌「暮らしの手帖」で現在も連載中のコーナー、「映画時評」をまとめたもので、30本の映画の紹介が載っています。 
 作者は、テレビ化された紀行文『深夜特急』の沢木耕太郎さん。見たことがある映画の章では、名シーンが目に浮かび、見たことがない映画では、映画1本丸ごと見た気になってしまう本です。
     菊陽町図書館司書  源 香織さん


    

竹下渚瑞菜(なずな)
      さん 3歳 
   遥羽(とわ)さん           7ヵ月       八久保区

とっても活発な姉妹です。いつも一緒で仲良しです。

   

志垣Bee   6歳 オス
僕は自分のことを犬だと思っていません。この頃お話がよく理解できて「お利口だね」って言われるんだ。僕、ママが大好きなんだ!    馬場区 志垣淳子さん

   第1回 気になる脳のお話
 「脳卒中にならない医療、させない医療」を目指し、予防のための講演会を開きます。皆様のご参加をお待ちしています。
日時 2月26日(土)午後2時30分〜4時
場所 武蔵ヶ丘コミュニティセンター談話室
演題 「脳卒中とその予防」
講師 西部脳神経外科内科院長 池田順一
    光の森脳神経外科内科院長 木修一
問合せ 光の森脳神経外科内科
    п@232−7711 担当 園田

    菊陽西小学校母親委員会主催
    子育て実践講座

 菊陽町在住の吉野さんのガッツある子育てのお話を聞いてみられませんか?
日時 2月20日(日)10:00開場
            10:30開演
場所 菊陽西小学校多目的ホール
演題 「子育てにマニュアルなし」
講師 吉野由美さん
   西合志町生まれ 現在はホームヘルパー  
   1977年再婚により6人の子どもの母親に
※どなたでもどうぞご参加下さい。靴を入れる
 袋とスリッパ・座布団をご持参下さい。
問合せ 菊陽西小 232−1745 大曲先生

《編集後記》
バレンタインデーに、女の子同士で贈りあう「友チョコ」という風習が生まれています。我が家の娘たちはもらうばかり。おいおい、ホワイトデーが大変だよ。 (T.I)