ワンネス 272号 2005/7/10発行
楽しく過ごしました
      一人暮らし高齢者を励ます集い

 菊陽町民生児童委員協議会が主催する“一人暮らし高齢者を励ます集い”が、6月17日(金)菊陽町老人福祉センターで行われ、参加者は楽しいひとときを過ごしました。
  主催者、来賓あいさつのあと、もみじ園のかわいい園児たちがステキな衣装に身を包み、蝶のフラメンコや龍神太鼓を披露。園児たちは、おじいちゃんやおばあちゃんの中に入り、手遊びをして楽しみました。最後に、大きな声で「体に気をつけて長生きしてください」と声を掛け、手作りのプレゼントを渡しました。
  三里木区の大野レツ子さんは「久しぶりに参加しました。楽しく過ごすことが出来ました」と喜ばれていました。

●園児の皆さんのかわいらしさに心癒されました。そして昼食時の演芸も素晴らしいものがありました。取材をしながら楽しみました。(谷川)


 体を動かしリフレッシュ
           菊陽杉並台区婦人部

  梅雨入りしたばかりの6月12日(日)菊陽杉並台婦人部(深澤由加里会長)主催の健康教室が区の公民館で行われました。
  講師はワンネスでもおなじみの平松弘子さん。「毎日の生活の中で少し気をつけるだけで筋力がつきます。楽して運動し、健康になりましょう」との話の後、音楽に合わせて体を動かしました。バランスボールも紹介され参加者も座ったり乗ったりして、体験しました。
  楽しく元気よく体操をした伊藤文子さんは「普段はあまり体を動かさないので、10年ぶりに動いたような気がします。押入れになおしこんでいたバランスボールをさっそく出して使います」と笑顔で話されました。

●取材後、その足でバランスボールを買いに行きました。まずは安いものでチャレンジ!と空気を入れて、ただ座ってテレビを1時間も見てました。なぜか2日後に背中と腹筋が筋肉痛!15分位にしておかないといけなかったみたいです。(井)


 薬物はダメ、絶対! 
         薬物乱用防止キャンペーン

 若者の薬物乱用を防ごうと、6月17日(金)ゆめタウン光の森で薬物乱用防止キャンペーンがあり、ボランティア団体や中学生がチラシを配り、買い物客に薬物の恐ろしさを訴えました。
  キャンペーンは、熊本県警本部少年課・大津署・菊陽町などが主催し、武蔵ヶ丘中の生徒や菊陽町や合志町のセーフティパトロール隊など約70人が参加。増田隆策・県警少年課課長補佐のあいさつに続き、同校生徒会の磯崎咲野さんと内田優紀子さん(3年生)が薬物乱用防止宣言として「誘われてもはっきり断る勇気を持ちます」と誓いの言葉を述べました。その後、買い物客らにチラシやティッシュを配り、薬物乱用防止を呼びかけました。広報車「ゆっぴー号」や県警マスコットのゆっぴーくんの着ぐるみも登場して、足を止めてチラシに見入る人もいました。
  チラシを配っていた森杉直子さん(3年生)は「笑顔でチラシを受け取ってくださる方もいて、意識の高さがわかりました」と話していました。

●中学生が一生懸命ちらしを渡す姿に感心しました。生徒会、校外ボランティア委員の皆さんお疲れ様でした。(岩田)


  私たちの学校をきれいに 
         菊陽中部小学校

  菊陽中部小学校PTA(田中俊也会長)主催の“親子クリーン大作戦”と題した愛校作業が、6月18日(土)早朝から行われ、全校生徒、保護者、先生方とみんなで力を合わせて学校をきれいにしました。
  同校PTAの環境委員会(木村未央委員長)では、これに合わせ、子どもたちが気持ちよく学校へ来ることが出来るようにと、花壇などにマリーゴールドなどの花の苗を植えました。
  学校の校庭、正門前、体育館横など学校周辺は、夏を前に雑草が茂っていましたが、子どもたちも軍手にカマを持ち、頑張って草取作業をし、きれいになりました。
  友だちと仲良く、一生懸命に作業をしていた、松村菜々さん(5年生)は「草取りはきついけれど、学校がきれいになって嬉しいです」と元気に答えてくれました。

●朝早くから元気のいい子どもたち。お母さんたちも一生懸命でした。きれいになってよかったね!(井)



  (4)    新町区  行政書士  西塔正弘

              遺言
  
先月号での「遺言・相続」について、総論から具体的な内容になると、「法定相続人はだれだの、法定相続分はどれだけだ」の規定は相続法の核心をなす部分ですが、なかなか一度には分かりづらい部分ですね。その上さらに今日の主な内容である遺言とも関連して、重要な規定に、遺留分の制度があります。

遺留分とは、相続財産のうち一定割合は、遺言の内容にかかわらず、必ず一定範囲の相続人に留保されるという規定です。平たく言えば、その資格のある相続人が必ず貰うことができる一定割合のことです。その権利者の範囲は、配偶者、直系卑属、直系尊属までです。兄弟姉妹には遺留分はありません。

遺留分を侵害した遺言は、無効ではありませんが、貰う権利のある者は、遺留分減殺請求をして、自分の侵害された権利を取り戻すことができます。この減殺請求権は、その権利を行使してはじめて効力が発生するので、遺留分を侵害された相続人が、それでよしとするならば、遺留分を侵害する遺言もそのまま実現されることとなります。なお、この遺留分減殺請求権は、相続が開始して減殺すべきものがあったことを知ったときから1年、相続開始から10年で消滅時効になります。      

さて、次は遺言の方式について説明します。一般的な普通方式と言われるものでは、自筆証書遺言と公正証書遺言が代表的です。一番簡単にできるのは、自筆証書遺言です。全文を自書して、日付・署名・押印すればできます。しかし、それらの要件を一つでも欠けば全て無効です。勿論ワープロや代筆も無効です。偽造や改ざん紛失などの恐れもあります。また、家庭裁判所の検認を受けて初めて効力が発生します。

それらに対して、確実性が高く、偽造、紛失などの恐れがないのが公正証書遺言です。公証人が遺言者の口述を筆記し、その内容を遺言者本人、証人2名の前で読み上げ、全員で署名・押印して作成します。民法の規定ではそうなっていますが、実際のところは、私たち行政書士が委任を受けて、依頼者である遺言者本人との協議、確認の上、文案をあらかじめ作成し、事前に公証人と打合せをして、後日指定された日に遺言者本人が証人2名と公証人役場に行く時には、すでに出来上がっていて、

改めて確認の上署名・押印さえすれば出来上がるというのが普通です。費用がかかりますが、安全、確実で、検認の必要もないため近年では、公正証書で作成するというのが主流になりつつあります。 証人2名が必要ですが、その承認には、推定相続人やこれらの配偶者、直系血族などの利害関係人はなれないので、親しい友人や行政書士などの専門家に頼むことになります。

遺言書に何を書くかは原則的に自由ですが、そのすべてが実行されるとは限りません。つまり、法的に効力のある事項が定められてあり、法定事項以外はその実行の強制はありません。次回では、その法定記載事項とか遺言が必要な場合などにふれてみたいと思います。


 
   人形劇 ぶっくる

 菊陽町図書館の呼びかけに集まったシロウトばかりのメンバーです。人形をはじめ、大道具や小道具も手作りで人形劇を上演しています。
  子どもたちの「おもしろかった」「また見たいな」の声を励みに2年がたちました。ただ今、新メンバー募集中です。毎週金曜の練習、制作を見に来られませんか?
  問合せ  菊陽町図書館 
   п@232−0404 渡邉とし子


 
 ねがいごとはなあに?
    むさしがおかじどうかん

「おともだちができますように」と書かれた短冊が揺れています。
  6月29日(水)むさしがおかじどうかんで七夕の笹の飾り付けがありました。
  じどうかんいっぱいの大笹に、朝のかつどうに参加する親子が、飾りや短冊をつるしました。飾りは、あさのかつどうの時間に作りためたもので、長い輪つなぎや天の川、織姫様と彦星様の紙人形など。先生から短冊が渡され、ねがいごとを書いて笹につるしました。若菜ちゃん(2歳)と参加した西 智子さん(緑陽台区)は「元気な男の子がうまれてきますように」と自分のお願いを書いた短冊と、若菜ちゃんに代わって「動物園とディズニーランドに行きたい」と書いた短冊を、並べてつるしていました。
  きれいに飾られた笹は、西部町民センターの玄関に飾られ、来館者の目を楽しませていました。




中島龍希(りゅうき)くん 3歳 
      あさひヶ丘区

英会話教室に通っています。色や数、動物の名前は日本語より英語が出てしまいます!英語大好き!

    

 芙蓉(ふよう)

花言葉 繊細美 微妙な美しさ

咲き始めは直径30cmくらいの大きい花がつきました。写真の花は少し小さいですが、まだまだ沢山つぼみが付いています。(撮影場所 森久保ツチコさん宅 新山区)


 

(右) チェリー 3歳   メス
(左) クッキー 8ヵ月  オス
親子二代で奪いあうほど、ボール遊びが大好きです。
   宮ノ上区 兼武加奈さん、佐枝さん

 《編集後記》
先日「悩ましい車」に出会いました。前面に若葉マーク、後面に紅葉マーク。70歳以上の初心者なのかな?!それとも?思わず車間距離をあけたのでした・・・。(M.T)