ワンネス 283号 2005/10/2発行
 支えあって50年    
              金婚夫婦表彰式

 今年結婚50周年を迎えたご夫婦を祝う金婚夫婦表彰式が9月9日(金)菊陽町図書館ホールで行われ、60組の夫婦が喜びに包まれました。
  最初に、金婚夫婦を代表して古庄敏昭さん・アヤノさん夫婦(大堀木区)と水野 香さん・三保子さん夫婦(花立区)に、菊陽町と熊本日日新聞社から表彰状と記念品が授与されました。
  次に冨永清次町長より「合併して菊陽町が生まれた年に結婚され、町の歩みとともに今日の豊かな社会を築きあげた皆様、おめでとうございます」とあいさつ。そして、合志良人さん・律子さん夫婦(三里木北区)が金婚夫婦を代表して「神武景気の始まった年に結婚し、二人三脚で支えあいながら今日の日を迎えました。皆さんの支えに感謝します。今後は地域のために力を尽くします」と謝辞を述べられました。
  日本舞踊や大正琴演奏のアトラクションを楽しんだ後,参加者全員笑顔で記念写真に納まりました。


代表して表彰状を受け取る
  古庄敏昭さん アヤノさんご夫妻

一口に50年といえば簡単ですが、お話しを伺っていると、泣いたり笑ったり波乱万丈のようです。思い出されて涙ぐまれる奥様もいらっしゃいました。本当におめでとうございます! 岩田


 ステキな秋のコンサート
      むさしがおかじどうかん

 9月22日(木)夜6時半から「秋のコンサート2005」がむさしがおかじどうかん(堀川俊幸館長)で開かれ、たくさんの親子が音楽のひとときを楽しみました。
  第1部は、ススキやコスモスをバックにミュージックサークル「花音」によるハンドベル演奏。続いてリトルシダーズクラブ親子によるタンバリンや鈴の合奏があり、可愛い演奏に拍手が贈られました。
  第2部はサックスミニコンサートで、右田宏治さんがアルト、ソプラノの2本のサックスを使い分けて「里の秋」「もみじ」などしっとりと秋の曲を演奏すると、子どもたちも静かに聞き入りました。
  子どもを連れて聞いていた岡田いずみさん(熊本市弓削)は「普段は生の演奏を聴くチャンスが無いので、今日は良かったです」と秋の夜長を楽しんでいました。

サックスの音色は本当にステキ!子どもたちはマジレンジャーの主題歌の演奏にノリノリでしたが、大人はA列車で行こう!のジャズのリズムにノリノリでした。 岩田


 楽しく身体を動かそう!  
      ベビー&マミービクス

 ベビー&マミービクスが9月13日(火)から10月11日(火)までの5回にわたり菊陽町南部町民センターで行われ、楽しく身体を動かしています。インストラクターは平川千恵子さん。
  13日は1歳〜3歳までの親子15組が参加し、「大きな栗の木の下で」や「むすんでひらいて」などの歌に合わせて手足を動かしたり、音楽に合わせて全身を動かすと、会場には子どもたちの可愛い笑い声が響いていました。 
  終盤になるとお母さんたちの腹筋、背筋、ヒップアップなどのエクササイズもあり、日頃の運動不足を解消しました。
  参加した松村ひとみさん、大地くん親子(津久礼ヶ丘区)は「子どもの新たな一面を見ました。自分のストレスを発散し楽しく身体を動かしました」と話されました。

大好きなお母さんと一緒に体を動かすベビー&マミービクス。後半ではお母さんたちのエクササイズもあり、大好評。皆さん笑顔いっぱいで楽しそうでした。谷川


 九州大会代表にMELSA熊本
      熊本県女子サッカー選手権大会

 第24回熊本県女子サッカー選手権大会が9月18日(日)19日(月)菊陽町さんさん公園スポーツ広場で開かれ、菊陽町内の子どもを中心とするMELSA熊本が準優勝。優勝したユナイテッドSCフローラと同チームは、県代表として10月16、29、39日に同公園で開催される九州女子サッカー選手権大会に出場することになりました。
  予選には菊陽中、大津高校などの学生チームやクラブチームなど8チームが参加。勝ち抜いたMELSA熊本は、ルネサンス・フェニックスと代表決定戦を行い、7−0で勝ち、シードのユナイテッドSCフローラと決勝戦を戦いました。両者1−1で延長戦にもつれ込み、延長後半ユナイテッドが得点し、決定打となりました。
  MELSA熊本の山本省吾監督は「格上相手に後一歩及びませんでしたが、着実に力がついてきていることを確信できました」と、選手たちの健闘をたたえていました。

熊本はチーム内の約半数のメンバーが菊陽町の出身で、残りの選手も近隣の少女たちです。社会人チームのユナイテッド相手に、よくがんばりました。九州大会もこの調子で頑張ってください。 岩田


   (7)柳水区 堀川眞助
  炭を利用する

いい作物を作るためには、「いい水」「いい食物」「いい環境」が必要ということですが、この「いい環境」を整えるのがなかなか難しいのです。これを『炭』を使うことで改善していくことができるのです。『炭』といえば、脱臭とか水質浄化などの働きがあるのは、よく誰でも知っていることですが、もっと科学的に電気的に見ると、次の4つの働きがあるといわれています。

それは、通電性、起電性、集電性、蓄電性、です。簡単に言うと、『炭』には電気を通す働き、電気を起こす働き、電気を集める働き、電気を貯える働きがあるということです。

現在私が使っている『炭』には次の5種類があります。
@土壌用炭:畑に土と混ぜて使う炭。
A畜産用炭:牛馬など動物に食べさせる炭。B微粉炭:水に溶かして植物に散布する炭。C微長炭:水に入れたり、部屋に置く炭。
Dエネルギー炭:土の中に入れたり、床下に敷きつめる炭。

このなかで@土壌用炭とA畜産用炭は、主に土の中の水分、動物体内の水を浄化するために使います。土の中の有毒ガス、体内の有毒ガスを吸収して消化吸収を助け、体液サラサラの植物・動物を育てます。

次のBCDは、先に述べた電気的な働きが強くなってきます。B微粉炭は植物の葉の表面に付着してマイナスイオン化します。そのため病気に強く、虫も付きにくくなります。C微長炭は水の中や空気中を浄化するだけでなく、マイナスイオン化します。Dエネルギー炭は特殊な製法で作られていて、特に電気的性質の強い炭です。この炭を使って、炭素埋設と敷炭ということをします。

炭素埋設では、地価1mに直径1mの穴を掘りエネルギー炭を水でよく練って200s入れます。それを畑や屋敷の決められた場所に造っていきます。これは炭の起電性を利用したもので、地球が自転するごとに磁場が高くなるといわれています。敷炭は、エネルギー炭を水でよく練って厚さ10cm以上床下などに敷きつめます。これは炭の蓄電性を利用したものです。
それでは、これらの炭を利用して、現実にどんな効果が人の体や植物に起きるかは、次回に述べましょう。



  菊陽ひなぎくの会発足!

松田隆美 会長  74歳 青葉台区
山田 亮 副会長堰@70歳 東ヶ丘区 
上田紀昭 副会長 63歳 柳水区

 子どもたちが健康で豊かな人間性をはぐくむことができる町を目指して9月1日に発足した“菊陽ひなぎくの会”の松田隆美会長、山田 亮副会長、上田紀昭副会長に話を聞きました。

菊陽ひなぎくの会とは
花言葉は“希望”です。お父さん、お母さんが子どもを育てることに喜びを感じながら子どもたちが健康に育っていく過程で豊かな人間性を見につけられることを目指します。次世代の社会の担い手となるこの町の子どもたちが、豊かな情緒・感動を身に付け、より良い人間性を形成できるような社会環境を作りたいと願っています。一度しかない子ども時代を心豊かな体験と感動に包まれて育つことができるようなまちづくりを目指します。

どういう活動をされますか
家庭、学校、地域社会、企業、行政などと幅広く連携し、子育て支援に関する子ども参加型のイベントや各種フォーラムの開催を行い、子育てを社会全体で支援していけるような活動を計画しました。まずは、菊陽町に少年少女による「菊陽ひなぎく合唱団」の設立です。歌が大好きな子どもたちはぜひ参加しませんか。

発足記念の人形劇のつどい
発足を記念して、熊本たけのこ会の協力を頂き、菊陽町、NPO法人図書館を楽しむ会と共催して楽しい人形劇を上演します。親子お揃いでご覧下さい。

日時 10月2日(日)開演午後2時
場所 菊陽町図書館ホール 入場無料
内容 かみしばい 「そのバス待って」
    ぬいぐるみ人形劇   「ピチカ」
    ぬいぐるみ人形ショー「マジック」
問合せ 松田隆美  232−2100


 
金婚おめでとうございます

宮本典之さん 77歳
   敬子さん 71歳 菊陽杉並台

転勤族で15〜6回の引越しをしてきたからか、あっという間の50年でした。子どもたちが巣立ち、さみしくなりましたが、これからも二人仲良く暮らしていきたいと思っています。


 

松村 大地(だいち)くん 
   1歳4ヵ月 津久礼ヶ丘区

バイクと犬が大好きです。龍くん、お兄ちゃん、いつも遊んでくれてありがとう。


   平成17年度自主講座第4回   日本の農業を考える講演会
       安全な食料生産をめざして大規模経営(80町の米作り)の実践から

講 師:阿蘇市黒川 農業者 高崎克也氏
日 時:10月17日(月)午後7時〜8時30分
場 所:菊陽町図書館ホール
入場料:無料
主 催:NPO法人図書館をたのしむ会   
事務局 古川實人  232−1566

 戦後60年間、経済最優先の国策のため、農業政策は最悪の選択を強いられてきました。その結果、国民のいのちを支える食糧自給率は40%です。
  敗戦後、日本人の食生活は洋風化し、コメの消費を減らしています。農家の高齢化や後継者不足で耕作放棄地が増加傾向です。コメさえつくれば経営が成り立つ農政を進めた結果、消費者の欲しい農産物が国内で供給されない状態となっています。一方で、世界貿易機関(WTO)の農業交渉により、関税削減などによって農産物の輸入が一段と増える恐れがあります。そして、農政改革により、兼業農家や中山間地域農業が切り捨てられようとしています。日本の農業はどうなるのでしょう。
  一方、現在、全国各地に無農薬有機農法や自然農法などで安全な農産物をつくる農業者が増えてきています。地元で収穫された新鮮な食べ物を選ぶー地産地消−は自給率向上につながるだけでなく、健康や環境にもいいのです。
  阿蘇で、安全な米作りに取り組んでおられる農業者高崎氏に、米作りと農業問題全廃について語っていただきます。皆様方のご参加よろしくお願い申し上げます。


  こうしケアマネクラブ3周年記念プロジェクト
モノマネと介護〜英太郎の爆笑ライブ
思いっきり笑って元気になりましょう!

日 時 10月18日(火)
     受付 18:00〜
     開演 19:00〜(40分程度)
場 所 紀水ナーシングホーム 大ホール
参加費 一人300円
     中学生以下と65歳以上は無料
問合せ こうしケアマネクラブ代表 庭田
      п@248−7110
《編集後記》 
里芋、唐芋、美味しい季節ですね!(T.I)