ワンネス 287号 2005/10/30発行
もらい湯もしたよ!
         合志杉並台公民館

  10月15日(土)〜16日(日)合志杉並台公民館(桐原恵亮館長)では自主事業として地域みんなで子どもたちを見守り育てようと「第4回お泊りふれあい遊び隊!」を行い、23人の子どもが参加。みんなで公民館に宿泊し、地域の方たちとふれ合う、楽しい1泊2日を過ごしました。
  初日は、昆虫に詳しい久川 健さんのお話を聞いたり、飯高山に行き自分たちで集めてきたどんぐりや木切れを使って、貯金箱や虫かご、飾り物などをのこぎりや、とんかちの使い方を教えてもらいながら作りました。夜は協力家庭のお宅にもらい湯をし、いろんな話をして地域の方ともふれあいました。
  2日目は電波高専の留学生も参加し、ふれあい運動会。みんなでバーベキューをし、子どもも大人も楽しみました。初めて参加した中山きみかさん、後藤さやさん、井 えりなさんの合志南ヶ丘小1年生トリオは「初めて公民館にお泊りするよ。楽しみ!」と元気よく話してくれました。

 

●地域みんなで子どもたちを育てていこうというとてもステキな企画。子どもたちも素直に育っているように見えます。(井)


 みんなでつくろう安心の街
            地域安全運動

  10月11日〜20日まで行われる全国地域安全運動に合わせて、10月14日(金)「ゆめタウン光の森」で、キャンペーン活動が行われました。
  熊本県警と菊陽町防犯協会の主催で、菊陽町セーフティパトロール隊員と少年補導員ら約20人が参加。店内の2ヵ所の入口で、チラシや自転車用のワイヤーロック、ひったくり防止用のネットを配り、身近な街頭犯罪の防止を呼びかけました。
  セーフティパトロール隊の村上力雄隊長は「自転車のカギや防犯ネットを配って、喜んでもらえました。盗難にあわないようにするという意識を持ってもらえると、いいですね」と、活動の成果を話してくれました。

●配布されたチェーンロックと自転車やバイクにつける前かご用ネットは、すごく良いものでしたよ。皆さん、自分で自分を守らないといけない時代になりました。(岩田) 


 楽しくジョギング
        車いすふれあいジョギング

  体育の日の10月10日(月)菊陽町杉並木公園周辺道路で第21回くまもと車いすふれあいジョギング大会が開かれ、142名の車いすランナーが参加し、秋晴れの1日を楽しみました。
  開会式では手動車いす3kmの部に参加した上村香南さん(合志小6年)が「交流を深め最後までがんばります」と元気よく宣誓。参加者は菊陽虹の会の太鼓演奏に応援されながらスタート。電動や手動それぞれの車いすで1kmコースと3kmコースをボランティアと一緒に、家族や地域住民の応援を受けジョギングしました。競技後は、ボランティア手作りのだご汁を食べながら、交流。武蔵ヶ丘小の大正琴クラブの演奏や、むたゆうじさんのコンサート、お楽しみ抽選会も楽しみました。
  玉名市から参加した兵頭賢美さんは「初めて参加しました。外に出て人と触れ合えるのが楽しいです」と笑顔で話されました。

●小中学生の元気な子どもたちが車いすをびゃんびゃん飛ばす3kmコース。付き添いのボランティアさんたちは駆け足で走り、こちらも良いジョギングになったみたいですよ。(岩田)


  歌あり 舞いあり 演奏あり   
                   歌舞器会

 歌舞器会(坂本ゆきのり代表)が主催する「秋のおどり」が 10月8日(土)菊陽町図書館ホールで行われました。
  「きよしのズンドコ節」などの曲に合わせて日舞を艶やかに舞ったり、南国ムード満点のフラダンスなどの踊りと「はぐれコキリコ」などの演歌も歌われました。出演者の歌や踊りが披露されるたびに、会場からは大きな拍手が送られました。
  上野トヤさん(あさひヶ丘区)、窪田れつ子さん(下津久礼区)、高瀬絹子さん(合志町)は「楽しく踊れました。人の前で踊ると刺激になります。ボケ防止のためにもこれからも踊っていきたいです」と話されました。
  また、スペシャルゲストとして元ベンチャーズのギタリストノーキー・エドワーズさんによるライブショーもあり「ダイヤモンドヘッド」や「秘密諜報員」など24曲が演奏され、会場はベンチャーズナンバーに感動しました。

●歌舞器会名称の由来は歌とおどりと楽器とか。多彩なプログラムで会場を魅了していました。(谷川) 


  オホシマツリ     青葉台区 坂本義敬さん

白川左岸、菊陽南小校区の4ヶ所の集落には12年に1度巡ってくるオホシマツリがあります。今年はちょうど辛川地区から益城町平田地区へ受け渡しの年で、次回菊陽町戸次には8年後の平成25年に受け渡しされます。

オホシマツリは、10月30・31日に行われる津森宮の祭りで、オホシサンと呼ばれる御神体をひとつのムラで1年間祀ってから次のムラへ送るものです。オホシサンは12年で一巡し、その順路は高遊原台地の周囲を左回りに回ります。

オホシサンの回るムラは次のとおり。
益城町(上益城郡)平田下、平田上、田原、小谷、杉堂。西原村(阿蘇郡)瓜生迫、秋田・土林(2ムラで1年)、田中・門出・星田(3ムラで1年)。菊陽町 戸次、馬場楠、曲手、辛川(道明、井口は辛川のうちであったが行政区として独立)以上の順に回ります。

オホシサンが平田から田原・小谷・杉堂・瓜生迫・秋田・土林を経て田中・門出・星田に至る木山川沿いのムラを回る期間のことをノボリと呼び、戸次から馬場楠・曲手を経て辛川に至る白川沿いのムラを回る期間をクダリと呼びます。

神輿は、普段は津森宮に保管されており、オホシマツリの時には、渡すムラのオカリヤまで運ばれ、宮司の手によって神体が込められた後、渡すムラの消防団員にかつがれてウケワタシバまで運ばれます。そこからは受け取る集落の消防団員によってそのムラのオカリヤまで運ばれ、そこで再び宮司の手によって神体がオカリヤに移されます。神輿がウケワタシバと幾つかのオヤスミバに着くたびに神事が行われ、その区間では地面に落とされたり青竹で叩かれたりします。オホシサンは非常なアラガミサンであり、静かに行列していくことが嫌いなので、神輿を田に落としたり、青竹で叩いたりすると喜ばれるようです。

オホシマツリの時にやって来る客を、オホシの客と称し、自分のムラでオホシマツリがある時には、親戚や親しい友人を招待しました。近くの者は訪ねて行ったり会ったついでに招き、遠くの者は葉書などで招待しました。一軒あたり80人以上来た例もありました。

このように珍しい伝統神事は地域の誇りであり、マツリを行う人、見物する人双方の心を癒し活力の源泉となります。
(注)御法使さんと御星さん両者が合体してオホシさんとなっている。合体については菊陽町史P492〜495に詳述されている。


 空手道大会 団体優勝

 10月16日(日)御船スポーツセンターで行われた第13回熊本県防具式空手道大会 団体組手3・4年生 男子の部に、誠拳志道塾の3名が出場、優勝しました。
  初戦は緊張して体が思うように動かず
1勝2引分けで何とか勝ち、次へ進むことができました。準決勝では調子も出て、2勝1敗で団体戦初の決勝へ進出。決勝戦は1勝1敗1引分けとなり、ポイント差で優勝することができました。
  10月30日には次の大会(個人戦)も行われるので良い成績が残せるように頑張ります。
  写真左から
   松村洋杜くん(菊陽中部小4年)
   松岡裕樹くん(菊陽西小4年)
   田島龍弥くん(託麻南小3年)

 

  ハンドベル練習中

菊陽町図書館のお話しボランティア“さんさん”のメンバー12人が11月27日(日)に開かれる、お話しフェスティバルで発表するハンドベル演奏の練習をしています。
  指導は菊陽杉並台区の高宮泰子さん。「エーデルワイス」など4曲を合わせてみましたが、「隣の音を聞いて、歌うように…」などの指導に真剣に取り組んでいました。

 

 アロハフラ ヒロコ
              菊陽・武蔵ヶ丘

武蔵ヶ丘コミュニティーセンターで第1・2・4の金曜日、午前10時から50歳代〜80歳代の会員9名で、楽しく練習しています。
  毎年8月に行われる九州フラダンスフェスティバルに出場したり、地域の敬老会や歌謡祭などで踊りを披露しています。
  年齢よりも若く見えるのは、フラダンスのおかげでしょうか!

 

  
  名前 竹下リッチー 8歳 オス

 我が家の看板猫?のリッチー君です。
1月には家族が増えますので、仲良くしますと、本人も言っています。(飼い主談)
  ひばりヶ丘区 竹下幸輝さん・恵子さん

 

      
第5回 図書館を楽しむ会自主講座
  「飛行人生65年を語る」
講 師:岡村五郎氏 現役小型機操縦教官
日 時:11月14日(月)
     午後7時〜8時30分
場 所:菊陽町図書館ホール 
主 催:NPO法人図書館を楽しむ会
入場料:無料
  元海軍特攻隊パイロット、元自衛隊航空隊操縦教官、元全日空操縦教官という経歴をもつ、80歳の岡本五郎さん(菊池市在住)は、いまでもなお現役小型機操縦教官として活躍中です。65年にわたる岡本さんの飛行人生について、いろいろなお話しをお聞きします。皆様の参加をお待ちしています。
問合せ先:図書館を楽しむ会事務局 
    古川まこと п@232−1566
 
《編集後記》
今夜は2005年の火星大接近の日だそうです。午後8時頃、東の空を見て、赤く明るく光る星があったらそれが火星。次回の接近は2018年だそうですよ。興味のある方は空を見上げてみては?(M.T)