ワンネス 297号 2006/01/15発行
   成人おめでとう  
         菊陽町成人式

 平成18年菊陽町成人式が1月9日(月)菊陽町図書館ホールで行われ405名が大人の仲間入りをしました。
  式では、鍋嶋幹人菊陽町教育委員長から志賀直哉の言葉を引用して「あきらめず、捨てず、いつまでも追求して欲しい」と式辞があり、新成人代表の那須 文さんが「これまで私を支えてくれていた人たちがいたのと同じように、これから先、生きていく中でも、私はたくさんの人に支えられていくことでしょう。周りの人たちへの感謝の気持ちを常に持ち続けて過ごしていきたいと思います」と謝辞を述べました。
  今回から新成人ボランティアの募集もあり6名が会場準備や受付、新成人代表謝辞などの役割を分担して行いました。
  新成人の佐藤麻衣子さんは「大人としての責任を踏まえつつ、行動していきたいです」と話されました。

●今年も他県の成人式は荒れているところもあったようですが、菊陽町は滞りなく行われました。久しぶりにお友達に会えて良かったですね。(谷川)


 

 心の扉を開けて
            人権講演会

 第57回人権週間にちなんで、平成17年度人権講演会が12月3日(土)菊陽町図書館ホールで行われ、篤志面接員や保護司をされている歌手の千葉紘子さんを講師に迎えました。
  千葉さんは「心の扉を開けて 一人ひとりの輝きを見失わないで」と題し、14歳から19歳の女の子と向き合ってきたことについて話されました。また、25年前に「歌を歌って感じたことを話して欲しい」と依頼があり、篤志面接員になったことや、殺人・強盗・強姦・放火の凶悪事件を起こした10代の子どもたちの話しがあり「非行は環境と本人の資質にあり、放任しすぎる家庭、厳格すぎる家庭、溺愛しすぎる家庭など、問題のある家庭から生まれます」と話されました。



●歌手の千葉紘子さんによる講演会でした。家庭のあり方を考えさせられました。歌も歌われ、心に残る講演会でした。(谷川)

 芸達者が大集合   
    菊陽町老連芸能大会

 12月2日(金)菊陽町老人福祉センターで第13回菊陽町老連芸能大会が開かれ、寒さも吹き飛ばす熱演が披露されました。
  開会式に続いて午前の部30組、午後の部25組の熱演。カラオケの熱唱もあれば、華麗な舞姿あり楽しい民踊ありで、菊陽町の芸達者がつぎつぎと舞台に登場しました。「あがってしまいました」と「お母さん」を歌った鎌田こずえさん(出分区)。満席で立ち見が出るほどの会場からは惜しみない拍手と声援が送られ、熱気で窓ガラスが曇り、寒さを忘れるほどの盛会でした。
  プログラムの最後には、元気で新年を迎えようと、全員で転倒防止腰痛予防体操をし、「365歩のマーチ」を歌いました。
  「芸能大会は老人会の生きがいです。人と会って話をして楽しいです」と手嶋治俊さん(上津久礼区)はビデオ撮影をしながら話されました。

●会場いっぱいの高齢者の皆さんの熱気に圧倒されました。沖野区長の俵積田さんの8枚皿回しにも感動しました。(岩田)


 みんなでおもちつき!
     ひばりヶ丘区もちつき大会

 ひばりヶ丘区(石島哲生区長)のもちつき大会が12月18日(日)区の公民館で行われ、75名が参加しました。
  せいろで蒸しあがったもち米を臼に入れ、大人の方たちが粘りが出るまで杵でこねます。これからは子どもたちの出番。「ぺったん、ぺったん」と交代で餅つきを体験しました。
  「あんこもちを作るのは初めてで、あんを包むのが大変でした」と田中由貴さん(5年)。坂本 敦くん(1年)は「杵が重かったけど頑張ってつきました。自分でついた餅はおいしいよ」と笑顔で話してくれました。
  つきあがった餅は、あんこ餅、納豆餅、のり餅、きな粉餅などにして、みんなでおいしく頂きました。

●つきたてのお餅をご馳走になりました。美味しかったです。(谷川)


  (10) 新町区 行政書士  西塔正弘 

 有限会社を設立するなら今のうちです

知っていますか?
会社を設立しようかと考えたとき、一番身近で使い勝手がよかった有限会社が設立できなくなることを。来年5月以降に施行予定の「新会社法」のもとではその有限会社が設立できなくなります。
 
役員の任期制限がない、決算広告の義務がないなどの有限会社独自の大きなメリットを使えるのは今のうちです。平成17年6月に新会社法が成立しました。「新会社法」は今までの「商法」の一部と「有限会社法」などを現代日本社会に対応できるよう編成し一本化したものです。
この法律改正は、既存の会社はもちろんこれから会社を設立しようと考えている方にとっても、非常に大きな改正です。新会社法の施行は先程も述べたように来年5月以降の予定です。

新会社法の大きなポイント
「新会社法」施行後は、有限会社制度がなくなり株式会社に統一されることになります。つまり、有限会社は設立することができなくなります。既存の有限会社は「特例有限会社」として存続でき、株式会社へ変更することもできます。

現行の商法及び有限会社法では「最低資本金制度」により株式会社は1000万円以上、有限会社は300万円以上の資本金が必要です。(別途特例で1円会社と言われるものができますが、5年以内に資本金の増資が必要です)しかし、新会社法では最低資本金の規制がなくなります。

株式会社を設立するには、資本金の外に設立時の人数にも要件がありました。取締役3名、監査役1名の最低4名いないと資本金はあっても株式会社は設立できませんでした。しかし、新会社法では取締役1人でも設立できるようになります。取締役の任期も最長10年までできるようになります。

今までは、同一市町村内では同じ商号(会社)や類似する商号では、同一の事業目的では会社を設立できませんでした。しかし、唯一同一の住所では同一の商号による会社を設立できないだけになるので、事前の「類似商号調査」がいらなくなったり、「払込金保管証明書」がいらず、「銀行の残高証明書」で資本金の証明ができるようになったりと設立手続きが簡単になります。

これにより、平成18年3月までの使い勝手のいい有限会社の駆け込み設立やら設立しやすくなる株式会社で、個人業から法人化したり、或いは起業される方が増えるでしょう。また、有限会社から株式会社へ組織変更されるところも増えるでしょう。


 全国中学校駅伝大会優勝
        最優秀選手賞受賞

    指原千穂さん 武蔵ヶ丘中学校 3年

12月18日(日)千葉市で行われた“第13回全国中学校駅伝競走大会”熊本県代表の武蔵ヶ丘中学校陸上部女子駅伝チームが41分46秒で初優勝。最優秀選手賞を受賞した部長の指原千穂さん(菊陽杉並台区)に話しを聞きました。

◆全国優勝、最優秀選手賞受賞の感想は
  みんなで優勝を目指して頑張ってきたので、本当に嬉しかったです。目標にはしていたけど「本当になるとは・・・。」というのが正直な気持ちです。
  みんなから「おめでとう」「すごいね」などの声を受け、だんだん実感がわいてきました。
◆強豪ぞろいの1区を走ることにプレッシャーはありませんでしたか
  はい、ありました。1区はレースの流れをつくる1つの大事な区間でもあるし、その区間を任せられるプレッシャーは大きかったです。
◆チームをまとめるキャプテンとしての参加でしたね
  こんな大きな舞台では実力を発揮するだけではなく、団結することも大事だと思っていたので、一時期まとまりがなくなったときは、焦ってました。最終的には今までにないくらいまとまっていたと思います。

 
◆今後の目標、将来の希望は
  将来はまだ考えていません。だけど、高校でも陸上を続けることは確かで、高校でもまた、全国のトップレベルの選手たちと戦っていければと思っています。

 東部町民センター
             三味線教室

 菊陽町東部町民センターで第1、2、3月曜日に楽しく練習しています。
  文化祭やボランティアで老健施設などで演奏しています。現在、東部町民センターの発表会に向けて練習に励んでいます。

 

 チャリティー餅つき

 12月27日(火)菊陽町民生児童委員協議会(前田義範会長)が友愛訪問の一つとして、一人暮らしの高齢者に配る正月用のお餅をつきました。「よいお年をお迎えください」と声をかけながら、368人に配り喜ばれました。

 



片山大喜(たいき)くん 3歳 八久保区

4人きょうだいの一番下で元気者です。そして一番の甘えん坊です。マジキングが大好きです!

 

名前 岡本ハチ オス 3歳半

 ボール遊びが大好きです。今日は雨なのでレインコートを着てお散歩しました。
 
        岡本由美さん  新山区


  《編集後記》
新成人の皆さんおめでとうございます。振袖姿もあでやかで、取材した私も自分が成人式の頃を思い出しました。       (N.T)