ワンネス 298号 2006/01/22発行
新たな年、気を引き締めて
          菊陽町消防団出初式

 晴天に恵まれた1月8日(日)平成18年の菊陽町消防団出初式が、菊陽町さんさん公園で行なわれ460名が参加しました。
  相馬安伸団長が「平和な生活と背中合わせに必ずどこかで災害は起きています。その日のために器具の点検および訓練、そして地域に根ざした消防団活動をお願いします」と訓示。その後、各分団の通常点検では統率のとれた動きを披露しました。
  町内の保育園(白鈴、白菊、もみじ、なかよし)の幼年消防クラブも分列行進、通常点検を行い、かわいい掛け声や動作に温かい拍手が送られました。
  白鈴保育園の指揮者を務めた鶴園昇真くんは「ほめられてうれしかったです。今日は上手くできてよかった」と笑顔で話してくれました。
  3つの競技が行われ、成績は、規律服装の部が第4分団(原水西地区)、機械器具の部は第3分団(津久礼地区)、標的落としの部は第2分団第5班(津留大堀木)が優勝しました。

●きびきびとした動作に、寒さも吹き飛びました。幼年消防団では、かわいい子どもたちになごまされました。井


 「いい加減」を身につけよう
         福祉のつどい

 平成17年度の「福祉のつどい」が12月10日(土)菊陽町老人福祉センターで開かれ、高齢者や障害者などたくさんの人が集いました。
  福祉功労者が表彰された後、開会。菊陽町社会福祉協議会冨永清次会長の挨拶に続いて、リデルライト記念老人ホーム理事長で精神科医の小笠原嘉祐さんの「老いを活かす」と題した講演がありました。小笠原さんはストレスからうつ病になる人が増えていることから「老いたればこそ出来る、いい加減を知り、老いを活かしましょう」と話し、参加者はうなづいていました。
  講演を聞いた福島寿子さん(ひばりヶ丘区)は「最近よく物忘れをするので心配していましたが、今日のお話を聞いて少し安心しました。勉強になりました」と喜んでいました。

●つどいでは 老人クラブやふれあいサロン、特養ホームの皆さんの作品の展示もありました。力作が展示されていて感心して眺めました。 岩田


  ♪コンサートに行こう♪
   安藤正太郎ヴァイオリンコンサート

 12月11日(日)菊陽町図書館ホールで安藤正太郎のヴァイオリンを楽しむ会(高宮泰子代表)主催のヴァイオリンコンサートが行われ、心温まるきれいな音色に会場を訪れた約350名は、穏やかでゆっくりとした時間を過ごしました。
  安藤正太郎さんは生まれつき目が見えない愛知県出身のヴァイオリニスト。熊本ではこれまでに、学校を中心として約70回のコンサートを行い、今回は大きな会場でたくさんの方に聞いてもらおうと企画されました。
  古閑惠美さんのピアノ伴奏によるヴァイオリン演奏や絵本の朗読に合わせた演奏もあり、合志町の山根さんは「子ども連れでも気軽に来られてよかったです」とコンサートを楽しんでいました。

●師走で何かとせわしなくなる季節に、ゆっくりした時間を過ごしました。宮崎 駿アニメの歌や、冬ソナの挿入歌も演奏され、楽しい時間でした。井


 みんなで楽しく遊ぼう!
    合志町子どもフェスティバル

 12月24日(土)25日(日)合志町総合センターヴィーブルで第4回合志町子どもフェスティバルが行われました。
  遊び体験コーナーでは、崇城大学の先生と化学の実験を面白く体験するサイエンスワールドや人気のお化け屋敷など盛りだくさん。スポーツ広場のメインアリーナでは、ロッククライミングなどが設置され、楽しく体験していました。 
  子ども実行委員長の熊谷 岬さん(合志中1年)は「昨年人気のものをできるだけ集めました。今年は新しくロッククライミングも入れて、みんなに楽しんでもらいたいと考えました」と話してくれました。
  同時に文化会館では、ヴィーブル子ども劇団の劇が熱演され、満員の会場から大きな拍手が送られていました。

●子どもたちの生き生きとした姿が印象的でした。井


 おもちをキャッチ
          白鈴保育園

 園舎の増築工事が始まった白鈴保育園(谷川聖子園長)で、12月26日(月)上棟式と餅投げがありました。
  同園では隣接する光の森地区の人口増加に伴い園児が増え、教室が手狭になったため増築を計画。この日は上棟式が執り行われ、その後園児お待ちかねの餅投げがありました。ぞうぐみとらいおんぐみの子どもたちが待つ園庭に、大工さんたちからお餅が投げられ、子どもたちは歓声を上げながら拾っていました。
  らいおんぐみの有内和来ちゃんは「ひとつはじぶんでおしょうゆをつけてたべて、もうひとつはおにいちゃんたちにあげます」と拾ったお餅を大事そうに持って帰っていました。
 

   (32) 上津久礼区 古川医院 古川まこと 

あなたのいのちが危ない@
崩れていく世界と壊れていく人間

現在は、ひとりひとりの「いのち」が極めて危ない時代になっています。なぜなら、今は人の「いのち」よりお金優先の世の中だからです。裏ガネを大量にばら撒き、当選した金まみれの政治家たちが得意満面の顔をして政治を行っています。

前々回の選挙で与党の政策活動費103億円の領収書の97%に日付がないのもその証拠。そして、戦後60年の現在も大企業優先、経済優先、金、金、金の政策を強行しています。医療・福祉対策についても、財政対策優先のため、国民負担を大幅に増やしています。病気の高齢者さえも医療負担を強いられています。

一方国や企業はメディアを利用し、消費と投資をもてはやし、勝ち組を賞賛しています。テレビや新聞は記事や広告でパチンコ・競馬・競輪等のギャンブルを大きく取り上げ、射幸心をあおっています。2005年秋、競馬の天皇賞を天皇自身が戦後始めて観戦しました。

日本の平和の象徴として、なごやかな愛にあふれた家庭をもち、芸術を愛し真面目で勤勉な日本人の理想像である天皇が、一攫千金を狙う「大博打」の賭場に現れたのです。ギャンブルはもう恥でも罪でもなんでもなくなっているのです。清貧・勤勉・真面目・努力が美徳でなくなっているのです。しかし現実には、パチンコ・競馬などでギャンブル中毒になり大金を借りまくり家族が自殺・一家離散という悲惨な話が尽きません。

このような時代の風を強く感じている子どもたちも同じような傾向になっています。多くの子どもたちが勉強する意欲がなくなっています。これは大人が真面目に働く意欲がなくなっているのですから当然のことかもしれません。おまけに、テレビ・ビデオ・テレビゲーム等のメディア漬けにより普通の「人間」になれない子どもたちもどんどん増えています。人々の価値観やとりまく世界が大きく変化し、崩れていこうとしています。そして、大人や子どもたちが壊れ始めています。

しかし、増え続ける失業率・自殺者、増え続ける凶悪事件、テロ・戦争は大人の責任です。この危機を克服することは極めて困難ですが、あきらめてはいけないと思います。
  子どもたちに希望の未来を残すために、そしてお金よりひとの「いのち」が大切であるほんとうの社会に変えるために私たちひとりひとりの行動が求められていると思います。


  (28)ジョギング編J
     背中と腰のストレッチ

両足を大きく前後に開いて立ち、両腕は床と水平に伸ばします。上体をまっすぐしたまま体を左へひねって30秒間静止します。その時、腕が肩より下がらないように注意してください。また、後ろ足のひざは曲がらないようにしてください。同じ動きを反対でも行ってください。
両ひざを曲げて床に座り、両手で足のつま先を持って抱え込むようにして10秒間静止します。この時、足は床につかないようにします。体が柔軟な方はなるべく両足を前方に置いたほうがアキレス腱

ジョギング編はこれで終了です。次回からはバランスボールを使ったストレッチを紹介します。

 

    若草会
                 家庭科クラブ  

 毎週月曜の10時〜12時に合志町杉並台中央公民館で集まっています。それぞれ自分で考えた小物や実用品、季節に合わせた飾り物などを作って、バザーのときに出展・販売しています。料理も、炊き込みご飯や団子など作ります。考えて作るのを楽しんでいます。

 

  作品展を開催中

 菊陽フォトクラブ(小林畩利会長)の作品展が、肥後銀行菊陽支店のロビーで始まりました。どれも力作ばかりです。
  1月末まで展示されていますので、銀行に行かれる方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

 

新成人ボランティアをしました!

 ボランティアの内容は、記念品候補の選定や袋詰め、前日の会場準備、当日の受付、記念品受領、新成人代表謝辞です。 受付をして久しぶりにみんなと顔を会わせられて良かったし、緊張しましたが良い思い出になりました。
写真右から
那須 文さん、坂田佳世子さん、長野未由紀さん、藤井早矢加さん、松本安由さん、佐藤佳子さん


   

第6回図書館をたのしむ会・自主講座
図書館をたのしむ会音楽会2006
「なごみとやすらぎを求めて」
音楽監督 阪本 先生
内 容:合唱・インストゥルメント演奏
     唄・ピアノ弾き語り
日 時:2月5日(日)午後1時開演
場 所:菊陽町図書館ホール
問合せ:古川医院  232−1566

《編集後期》
年が明けてから暖かい日が続いていましたが、また寒くなりましたね。インフルエンザが流行りはじめました。受験生の皆さん、風邪に気をつけて最後の追い込みがんばろう!(T.I)

  

宮田むねよし宗慶くん 2歳  沖野区

 小学4年になるお兄ちゃんが野球をしているところを見に行くのが、大好きです。