ワンネス 303号  2006/02/26発行
20年間培ってきたもの
           菊陽武蔵剣豪太鼓

 菊陽町の菊陽武蔵剣豪太鼓(坂口繁幸会長)が 創設20周年を迎え、記念公演を2月4日(土)菊陽町図書館ホールで開きました。
  同太鼓は武蔵ヶ丘団地住民が1985年に新興団地のふるさとづくりとして武蔵剣豪太鼓保存会の名称で発足。近年は太鼓ジュニアコンクール県予選に上位入賞したり、各地の“まつり”に招かれて演奏するなど、人気実力とも充実しています。
  今回の公演は、小学生から大人まで36名が全員で取り組み「決戦」の演奏で開演。県内の太鼓3団体やサックスグループや歌謡教室会主外村信子さんをゲストに迎え、サックスや演歌との競演や、自分の作った曲で自己紹介する楽しいコーナーもありました。
  太鼓メドレーでは、初代の指導者野口紀明さん作曲の「武蔵太鼓」から「武蔵剣聖太鼓」まで7曲を熱演。満員の会場から感動の拍手と声援が送られました。
  観客の本田亜季子さん(熊本市戸島)は「普段とは違う友人の力強い面をみました。太鼓メンバーの仲の良い雰囲気が伝わり、真剣さと楽しさが表現されていました」と話してくれました。

 

●迫力ある演奏に圧倒されました。小さい子どもたちも礼儀正しくキリッとした態度でとても感心しました。(岩田)


  チームワークの勝利
         ソフトバレー大会

 菊陽町ソフトバレーボール協会(坂本俊治会長)の第11回菊陽町ソフトバレーボール大会が2月5日(日)菊陽中体育館で行われました。
  トリムA・トリムB・レディースの部に31チームが参加し、各チーム「ボール来るよ」や「ナイスアタック」など声を掛け合いながら熱戦を展開。「昨年1月からこのメンバーで練習を始め、試合は3回目の出場です。もっと練習して優勝を狙います」とトリムAに出場したアイ・エヌ・ジーチームの桐原 大さん。レディースの部で優勝したカトレアYチームの吉岡美保子さんは「チームワークで優勝することができました」と喜ばれました。
<優勝>
トリムA TVC熊本A、トリムB 平和糖
レディース カトレアY

●毎回取材して思うことは、試合展開が速すぎて、写真がぶれてしまいます。どなたか写真の撮り方を教えてください。(谷川)


 オニさんとやくそくしたよ
               むさしがお

 節分の2月3日(金)むさしがおかじどうかん(堀川俊幸館長)で豆まきが行われ、70組の親子がオニを退治しました。
  「泣き虫やいじわるやきつい病気を、みんなオニに持っていってもらいましょう」と先生が話していると、真っ赤な顔の大きなオニが登場。初めて見る赤オニの姿に泣き出す子どももいましたが、年女のお母さんたちが豆を鬼に向かって投げると、オニのお面をつけた子どもたちも豆を投げてオニ退治をしました。
  オニとこわごわ握手して安心した様子でママのところに帰る子どもも。「お父さんやお母さんのいうことをよく聞きましょう。お約束です」とオニが話すと、子どもたちは「はーい」と元気に返事しました。
  あかほしすぐるくん(菊陽杉並台区)は「オニはこわくなかったよ。豆でやっつけたよ」と元気に答えてくれました。

●鬼と記念撮影タイムがありました。ママがカメラを向けても泣き止まない子どももいて、鬼も大変でした。(岩田)


 心やすまるひとときを 
         図書館をたのしむ会

 地域で活動しているアマチュア音楽家の方たちの演奏を皆さんに楽しんでもらおうと図書館をたのしむ会(阪本やすし会長)の“音楽祭2006”が2月5日(日)菊陽町図書館ホールで行われ、音楽のひとときを楽しみました。
  阪本会長が「初めての音楽祭です。楽な気持ちで聴いて、心を癒してください」と挨拶のあと音楽祭がスタート。歌うことが何より大好きという歌謡サークルによる歌謡ショーやアマチュアバンド マイン・ブルーによる演奏、ピアノの弾き語り、コーラスなど盛りだくさんのプログラムでした。
  「歌うことでストレスも発散できるし、人とのふれあいもたくさんできます。皆さんの前で気持ちよく歌えました」と「よさこいおんな唄」を歌った原 けい子さん。来場した阪本善子さんは「皆さんとてもお上手ですね。いろいろなジャンルの音楽が聴けて楽しかったです」と喜ばれました。

 

●歌あり、バンド演奏あり、コーラスなど盛りだくさんで、あっという間のひとときでした。みなさんとても上手でした。(谷川)


   (46)菊陽町手をつなぐ心障者の会   「つくしんぼ」 会長 坂田義美
 
   娘とともにA  曲手区 坂田昌子

平成18年4月から障害者自立支援法が施行され、サービスの1割を負担しなければいけなくなります。国も県も莫大な借金があるといいます。これが個人か企業だったら、とうの昔に破産しています。なんでそんな巨額の数字になるのか?私の頭ではとうてい理解不可能です。

財政事情が悪ければ、負担がかかってくるのは当然かもしれません。高額商品に高い税金をかけたり、所得の多い人には所得税をたくさん払ってもらったり、儲かっている企業には利益を社会に還元してもらいなるべく弱者にしわ寄せのない社会をと、私は単純に考えてしまいます。
 
2年程前に宮城県知事が「脱施設宣言」をされました。障害者を施設から地域で自立した生活を送れるように支援していこうというのであれば、もっと個々の能力や障害の程度に応じたサービスが必要です。しっかりした社会的基盤と社会資源が整備されることが望ましいです。社会資源は何もないのに、負担を強いられるのは、障害者が自立するどころか余計に自立が難しくなるように思えます。

実際に施行されるに伴って、軽度の障害者は働く場所を確保して何らかの賃金を得ようとする動きも見られます。なぜなら、サービスの1割負担となると生活できなくなる人も出てくるでしょう。親と同居しているから、生活できている障害者がほとんどでしょう。

ある自立支援法に関わった人から県主催の講演で「今までの措置制度では、入所施設には一人当たり高額な人で40万円の措置費が支給され、障害者年金の受給者もいます。施設にいては使うこともなく貯蓄されているお金がかなりあるから、それらを出してもらおう」と聞きました。

確かに知的障害の人はお金がいくらあっても、それをうまく使いこなすことはできません。だからこそ障害者の生活を支えるには、社会的なシステム、人のネットワークが必要なのだろうと思います。 障害者自立支援法も介護保険に似たしくみになるでしょう。少しづつでも良い方向に改善されて、真に障害者を支える障害者自立支援法になることを、期待したいものです。


 合志町から合志市へ 合志町閉町式

 2月27日に西合志町と合併し合志市になる合志町の閉町記念式典が18日(土)総合センターヴィーブルで行われました。
  式典には約700名が参加し、秋吉不二雄町長が「今回の合併で人口も増え、経済的にも可能性のある新市の発展を望みます」とあいさつ、功労者51名が表彰されました。その後、小中学校の代表がメッセージを発表。合志中の照山くんは「新市では大規模なボランティアをやりたい」と堂々と発表し、会場から大きな拍手が送られました。また、子どもたちから学校旗と町旗も返還されました。

 

 
マギー・フラスタジオ

 義間さち子先生の指導で、昼は第1・2・3火曜日、夜は第1・3木曜日に、菊陽町南部町民センターで楽しく練習しています。踊ることで体の調子も良くなりますよ。皆さんもフラダンスに一度挑戦してみませんか!

 

 牛蒡(ごぼう)のカツ

<材料4人分>
ごぼう  2本
濃い口醤油 大さじ2

だし汁  1カップ
キビ砂糖 大さじ3

小麦粉水(2:1の小麦粉と水を合わせたもの)
パン粉・サラダ油 適宜

<作り方>
ごぼうはタワシなどを利用し、軽く水で洗い、15cmの棒状に切る。
1.を油で炒め、だし汁、醤油、砂糖で硬めに煮る。
2.の水分を除いて、小麦粉水・パン粉の順につけ180度の油でからりと揚げる。 (池田春香さん 新山区)

 



藤山はるか遥香さん1歳3ヵ月 上中代区

 歌ったり踊ったりすることが大好きです。鬼のお面をつけて、じどうかんで豆まきをしました。

 

名前 みみ 3歳 メス

 私、図書室のアイドルなの!好物はもちろんアレ!にんじんです。菊陽特産だよ。でも、リンゴもくるみもパンもキャベツもだい!だい!大好き!
            菊陽中部小学校


 
春の歌謡祭

日時 3月12日(日)開演 午前10時
場所 菊陽町図書館ホール
主催 歌舞器会
  午前は歌と踊り、午後からはスペシャルゲストに寺内タケシとブルージーンズの中村真也さんが来演!入場料は無料です。みなさんのお越しをお待ちしています。
問合せ  坂本ゆきのり  090-3075‐9456