ワンネス 330号 発行
公民館活動を学習
      九州地区公民館研究大会

 第57回九州地区公民館研究大会が9月7日(木)、8日(金)の日程で鹿児島市民文化ホール(全体会会場)で行われ、菊陽町から公民館関係者19名が参加し、公民館活動について学びました。
  7日は、8分科会のうち「自治会公民館活動(都市型)」など4分科会に分かれて出席し各地域の公民館活動を学習。
  8日は、全体会が行われ、末吉町青年団による「ジャズバンド&ダンス」のアトラクションや、ハウステンボスホテルズ名誉総料理長 上柿元 勝さんの「私とフランス料理」と題した講演がありました。
  向陽台区長と公民館長を兼務する塩井素行さんは「分科会では村づくりの達人、豊重哲郎さん(鹿児島県)の発表を聞き、目からウロコが落ちました。『子どもが動けば親が動く、親が動けば地域が動く』との言葉に、子どもたちを巻き込んだ自治会作りをしなければと思いました。さっそく桜の落ち葉を利用して肥料を作ったり、餅つきなどを取り組みます」と話されました。

●青葉台の社会推進委員をしている関係で一緒に参加することになりました。分科会やハウステンボスの名誉総料理長の講演はとても勉強になりました。また機会があれば一緒に参加したいです。(谷川)


 地域環境を良くするパトロール
           環境パトロール

 菊陽西小校区青少年育成協議会(山田 亮会長)が取り組んでいる環境パトロールの説明会が8月27日(日)菊陽町三里木町民センターで行われました。
  今年1月、青少年・児童が正しく、明るく、希望ある未来を目指し、成長できるように70名でスタートした環境パトロールは今回新たに37名が仲間入りして107名となりました。山田会長は「意識を持って行動して頂くと、地域環境が良くなります」と話され、出席者は巡回通路や時間帯、登下校の通学路などを質問。車で回る方にはマグネットシート、歩いて回られる方には腕章が渡されました。

●今回新しく環境パトロールの一員になりました。107名の方たちと協力してパトロールを行ないたいです。(谷川)


 300年前の音楽で癒されました
                 ヘンデルの音楽の夕べ

9月2日(土)ヘンデルの音楽の夕べが、古川医院デイサービスセンター「星の里」(上津久礼区)で行われました。演奏は下原区出身の南 尊典さんが所属するバロックアンサンブル“アミーチ・デル・ラーファノ”。
  古川まこと先生が開演に際し「音楽療法は人間の体に良いと科学的に証明されています。良い音楽を聴いて癒され、タイムスリップして宮廷のサロンを感じてください」とあいさつされ、篠原恵理さん(ソプラノ)南 尊典さん(トラヴェルソ)篠原いずみさん(チェンバロ)による演奏が始まりました。オペラ「リナルド」より「私を泣かせて」では古川先生もチェロで参加され会場からは大きな拍手が送られました。
  秋月好子さんと村田繁子さん(青葉台区)は「目をつぶって聴いていたら、当時の貴族の気分になり不思議な世界に引き込まれました。癒されました」と喜ばれました。

●会場の皆さんも同じ気持ちになられたかと思いますが、自分が宮廷で貴族になったような、ゆったりとした気分で音楽を楽しみました。チェンバロも初めて見て聴くことができました。(谷川)


 気持ちよく歌えました
          フレンドサンリーカラオケスタジオ

 第1回フレンドサンリーカラオケスタジオ歌謡祭が9月3日(日)菊陽町図書館ホールで行われ、自慢の喉を披露しました。
  参加した生徒の皆さんは「名月赤城山」や「最北航路」などの演歌やデュエットで「あずま男と浪花のおんな」なども歌われ、熱唱されるたびに会場からは大きな拍手が送られました。
  「カラオケスタジオに通い始めて2ヵ月、初舞台です。歌い始めは緊張しましたが後半は気持ちよく歌えました。来年もぜひ参加します」と南部重徳さん(熊本市)。主催者の吉本忠雄さんは「1年半前から三里木区でカラオケスタジオを始め、今回が初めての発表会です。初舞台の方も12名いらっしゃいます。歌うことは健康にも良いですし、発表会に出ることで出演者同士が友だちにもなれます。来年はもっと趣向を凝らした発表会にしたいです」と話されました。

●皆さん日頃の練習の成果を出されて熱唱されていました。お話しを聞いた南部さんは77歳で初舞台。とてもお元気です。来年も楽しみにしています。(谷川)


 
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上津久礼区 古川医院 古川まこと 
            あなたのいのちが危ない C
            化粧品が危ない!(その4)

         自然化粧品は安全か?

化粧品の毒性に気づき、自然化粧品を選ぶ人が増えています。しかし、この自然化粧品も本当に安全でしょうか。天然素材100%の化粧品と宣伝していても安心はできません。莫大な宣伝費をかけてテレビで広告しているような会社の自然化粧品には気をつけましょう。

全国的に売れている化粧品は大量に全国各地に出荷されるので、化粧品としての品質を維持するために様々な化学物質を利用しています。すなわち、自然な原料だからこそ傷みやすいので防腐剤の力が必要です。

あるメーカーの「100%自然化粧品」の成分表示欄にはラウリル硫酸塩やトコフェロールなどが記載されていますが、前者は合成界面活性剤、後者はビタミンEとも言われていますが天然ではなく、石油系合成物質dl−α―トコフェロールのことです。

「お肌の中にスッと浸透するように工夫しました」これがビタミンC入り化粧品のPR用キャッチコピーです。お肌の組織の内部まで浸透させるには合成界面活性剤を利用するしかありません。すなわち、油になじみやすいようにビタミンC自体を合成界面活性剤に加工しているのです。

米国の栄養補助食品をネットワークビジネスで全国販売している会社の化粧品のセールスポイントは「自然の原料」「確かな品質」です。しかし、この会社の化粧せっけんには、合成界面活性剤のヤシ油脂肪酸エチルエステルスルホン酸ナトリウム、イソステアロイル乳酸ナトリウムや殺菌防止剤パラベン(パラオキシ安息香酸エチル、ブチル、プロピル、メチル)等あわせて17種類の化学物質が含まれています。

パラベンには内分泌かく乱作用があり環境ホルモンとして認められています。環境ホルモンの怖さは微量でも生殖機能と脳への毒性があります。

「天然由来の原料を使用している」というメーカーの化粧品のお試しセットがあります、化粧おとし、洗顔せっけん、柔肌パック、化粧液、美肌エキス、保湿クリーム、収れん乳液、これらにはすべてパラベンが使われています。そのほかに毒性のある化学物質が使われています。自然化粧品でも成分表示欄をみてから購入されたほうがいいと思います。

「お肌のおとろえに立ち向かうあなたを応援します」という宣伝は薬事法違反です。化粧品の効能として「老化を防ぐ」「衰えを防ぐ」は薬事法で禁止表現です。化粧品には、「肌の衰えを防ぐ、老化を防ぐ」効能はいっさいありません。

このような薬事法違反がまかりとおる背景には、厚労省高級官僚が化粧品業界団体トップに天下るなどいつものあしき官民癒着の構造があります。市場の大半を占める毒性化粧品を何も知らない大多数の国民が日常的に使い続けているのも、毒性化粧品に対して行政指導がまったくできていないからです。

すなわち、企業や行政のトップに消費者の健康やいのちを大切にする考えが全くないのです。国の政策が国民のいのちより企業の利益を最優先しているからです。あなたはこの現実をどう思われますか?


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バランスボールを使ったストレッチF
内腿・大腿部後ろ・臀部のストレッチ

ボールを真横において片足をボールの上に乗せます。(写真@)息を吐きながら膝が伸びきるまでボールを真横に転がします。(写真A)息を吐ききったら息を吸いながら元の位置に戻します。片足10回、反対も同様に行って下さい。
仰向けに寝てボールを両足で挟み息を吐きながら足を45度の角度で静止します。(写真B)息を吐ききったら、息を吸いながらゆっくり元に姿勢に戻します。このストレッチを2回行います。できる方はボールを床につけないように行って下さい。
  簡単なようですが、ボールを床につけないようにするには結構な運動量があります。徐々にレベルアップしてください。



 自然と共存する民 
             ネパールを訪ねる(4)
             江島 均 津久礼ヶ丘区
 次はエベレスト街道に挑戦だ

 次は8850m世界一高いエベレスト山を眺めながら、高山病と付き合い5000m付近をトレッキングするエベレスト街道コースに挑戦しようと考えているところです。
  さて、最後になりましたが、ヒマラヤ地域のトレッキングの特徴を紹介しましょう。現地でガイドとポーターを雇って大名旅行気分でのトレッキングとなります。
  道中案内をするのがガイドで、シェルパ族と言われる高地民族が一番多く、外国語を勉強してこの仕事についています。ポーターはテントや食料、お客のリュックなど重い荷物を運ぶだけの人で、村々から日雇いで確保する場合もありますが、初日から随行が一般的となっているようです。それに、キッチン班としてチーフコック1名、サブチーフ1名、キッチンボーイ数名が雇用されます。私たちは8名グループでしたので、20数名の現地スタッフと寝食をともにしながらのトレッキングでした。チップはガイド・キッチン・ポーターそれぞれ格差があり、10・7・1の割合が通常のようで、全て後払いになります。仕事の忠誠度を誓わせる意味から後払いがベストと案内されました。
  最後に費用ですが、コースにもよりますが一般的に10日程度で、30万〜40万円はかかります。一度は挑戦されてみたらいかがでしょうか。荒廃していても自然豊かだった昔の日本を思い出しますよ。


 
ボディペインティング


  白鈴保育園(谷川聖子園長)では、8月29日(火)のファミリーデイ(異年齢保育日)に、ボディペインティングをして楽しい夏の日を過ごしました。
  小麦粉糊で作ったカラフルな絵の具を、パンツ1枚の子どもたちが体に塗ったり、年長の子どもたちがファミリーの小さい子たちに塗ってあげたりして、園庭は子どもたちの歓声で一杯になりました。

           

川畑結愛ゆい さん 11ヶ月 熊本市
  笑顔がとってもキュートな結愛ちゃん。癒されてま〜す!!