ワンネス 350号  2007/02/11発行

炎は天高く!
下津久礼区

 下津久礼区子ども会(後藤君明会長)のどんどやが1月13日(土)区のグラウンドで行われました。
  13日午前中に子ども会役員の方たちと子どもたちで作業をし、15m程の立派なやぐらと、2m程のかわいいやぐらが出来上がりました。やぐらには各家庭から持ち寄ったお正月のしめ縄飾りや書き初めなどを入れ、午後1時に着火。竹の「パーン」とはじける音にビックリしながら、おき火になるのを待ちました。アルミホイルでくるんだ芋を入れて焼き芋を焼いたり、準備した網で餅を焼き、お母さんたち手作りのぜんざいに入れておいしく頂きました。
  「ぜんざいはとてもおいしいよ」と大山勇樹くん(菊陽中部小2年)。大竹笑加さん(同3年)は「お父さんたちに教えてもらいながら頑張って2mのやぐらを作りました。ひもを巻きつけるのが難しかったです」と話してくれました。

 

  今年は風があり、きれいに燃えてしまうのにお父さんたちの手が必要でした。でも、そのおき火で焼いた餅もぜんざいもとても美味しかったです。おごちそうさまでした。  谷川


遊びの達人になろう!
菊陽町生涯学習課

 1月27日(土)菊陽町ふれあいの森研修センターで小中学生の「あそびの達人」が集まり、ジュニアリーダーの指導でいろいろなゲームを楽しみました。
  「あそびの達人」とは、小学4年生から中学生を対象に、創作活動や奉仕活動を通して、自主性や協調性を育むことが目的の講座です。この日はこの講座を卒業し研修を受けたジュニアリーダー5人が自分たちの力を発揮して、様々なゲームを提案。子どもたちは同じ血液型や好きな果物を探す「仲間探し」や背中に張られた絵をあてる「わたしは誰」などで、初めて会う人とも話し合ううちに打ち解けあいました。
  参加は2回目という佐藤有記くん(菊陽西小4年)は「じゃんけんの勝ち負けで何回も変身するゴキブリゲームがおもしろかったです」と楽しい時間を過ごしていました。

 学校も学年も違う子どもたちが、遊びを通して仲良くなっていくのを見るのは楽しかったです。さすが達人!  岩田


成人式をみんなでお祝い
つくしんぼ新年会

 1月28日(日)菊陽町手をつなぐ心障者の会つくしんぼ(坂田義美会長)の新年会と新成人を祝う会が火の国ハイツで行われました。
  つくしんぼ会員とその家族など48名が参加し、坂田会長のあいさつで開会。会員の大野竜也さんと長田裕文さんの2人が今年成人を迎え、お祝いの記念品とかわいい花束が贈られました。大野さんは「託麻ワークセンターでパンを作っています。頑張ります」長田さんは「気持ちは
18歳です。就職できるように頑張ります」とあいさつをしました。会食が始まり、家族の方々から踊りや手品の出し物で盛り上がり、一人ひとりの自己紹介がありました。
  新成人の父、長田敏行さんは「息子は、障害者全国スポーツ大会に出場し、1500mで2年連続金メダルをとりました。私も応援を楽しんでいます」と話されました。

 

 会員の方のおばあちゃん84歳と姪っ子さん5歳が踊りを披露したり、カラオケで盛り上がり、皆で和気あいあいと楽しい新年会でした。  高井


シュートを決めろ!
菊陽町ミニバスケットボール大会

 1月21日(日)第44回菊陽町ミニバスケットボール大会が武蔵ヶ丘小学校と武蔵ヶ丘北小学校を会場に開かれました。
  男子の部には菊陽北小、菊陽中部小、武蔵ヶ丘北小が参加し、女子の部には菊陽北小、菊陽中部小、菊陽西小、武蔵ヶ丘北小が参加。6年生チームの対抗戦と4・5年生チームの対抗戦が行われ、保護者やチームメイトの声援を受けパスやドリブルでボールをつなぎました。小学生とは思えないような速攻やポストプレーも見られ、日頃の練習の成果を発揮しました。
  6年生男子優勝は武蔵ヶ丘北小、女子は菊陽北小。4・5年生男子優勝は武蔵ヶ丘北小、女子は菊陽中部小。6年生チームには賞状とトロフィーが贈られました。
  渡辺優香さん(菊陽北小6年)は「6年生最後の試合になるかもしれないので、優勝できて良い思い出になりました」と喜んでいました。


6年女子優勝 菊陽北小学校


6年男子優勝 武蔵ヶ丘北小学校


   (3)   ひばりヶ丘区   矢原正治

クチナシ(梔子)
  もうすぐ旧正月(2月18日)ですね。年末年始の胃腸の疲れは無くなりましたか?今月は、花、香り、葉、実を一年中楽しめる“クチナシ”です。花は6月 頃に咲き、一重のクチナシは実を付けます。
12月に入ると赤く熟し、正月料理の栗きんとんの食用の染色に用います。

 クチナシの果実は薬用で、山梔子(さんしし)といい、性質は寒、味は苦です。漢方薬では鎮静、消炎、止血、利胆等を目的に配合されます。民間薬として、打撲、挫傷などに用いられます。玉名の打ち身・捻挫に用いる家伝薬“速治膏”には、クチナシの果実とキハダの樹皮などが入っています。この軟膏を患部に貼ると傷めた部分が青色になりびっくりします。これは、打撲部の細胞が壊れ皮膚に出てくる液(血液の漏れた透明なもの)に含まれる酵素により、クチナシの成分が分解し、それと液に含まれる蛋白質とが反応して色が青くなります。打撲がひどければ出てくる液も多いので青色が濃くなります。治ってくると、色も一緒に薄くなります。キハダ樹皮(黄 柏)やクチナシ果実は炎症、打撲・捻挫の治癒作用を持っています。

 八重の花のクチナシは、ほとんど実をつけませんので、花だけを楽しんで下さい。熊本にもタツタヤマヤエクチナシと言う、立田山に自生していた八重のクチナシがありました。心無い人が持っていってしまったのか、現在自生は1株も無いと言われています。

 クチナシの実は、布の染色にも用います。クチナシの実をお湯に入れ色を出し、それと媒染液にミョウバンなどを用いて染色を行うと、鮮やかな黄色に染まります。
  昔の人は周りのものを巧く使って生活をしていました。現代は汗をかかずモノを得られる時代。物作りを楽しむなど、スローライフで心と身体をリフレッシュしては如何でしょうか?“病気”は“気の病”と書きます。前向きに物事を考えると元気(普 通の気分)になり、ちょっとした体調不良(未病:病気になる前の状態)は吹っ飛び
ますね。お試し下さい。


  かずらに魅せられて

昨年暮れにギャラリーL&Eで、かずら工芸を出品した山本テルミさんに、お話を聞きました。
◆かずら工芸を始めたきっかけは
  3年前、大好きな山歩きをしていた時にかずらを見つけ採って帰ったのがきっかけです。以来300点以上作って、ほとんど人に差し上げました。
◆かずらはどこで採られますか
  今の時期に九重まで行きます。フジのつるを中心に採ります。サルノコシカケなども見つけてアレンジに加えています。
◆太いかずらですね
  太い物は直径6〜7cmもあります。低い所には無く、男性にお願いして10m以上登って採ってもらっています。約1年寝かせて乾かし、使っています。
◆かずらに合わせるのは
  飾って明るくなるような造花を選んでいます。かずらを見ていると、どれを合わせるといいかイメージが湧いてきます。
◆これからは
  天草の海岸で拾った流木にも興味があります。かずらと組み合わせた作品を作っていきたいと思います。

山本テルミさん(59歳)  柳水区


さむ〜い冬には、体も心も温まるおいしいスウィーツがイチバン!喫茶アベニュー(あさひヶ丘区)のオリジナル手作りメニューベスト3をご紹介します。

左上 アップルパイ
予約持ち帰りのみ 1個 ¥150  
(5個以上でカゴが付きます)

右  たんぽぽコーヒーケーキ
アベニューでしか食べられません
            1個 ¥300 

下  黒糖プリン
プラス\100で食後のデザートに大人気
お持ち帰り 1個 ¥300(容器付き) 

*たんぽぽコーヒーケーキと黒糖
プリンは飲み物やお食事とセット
メニューにするとお得です。

お問合せ
喫茶アベニュー  232−2511

世界にひとつの宝物

 

 1月27日(土)28日(日)グランメッセ熊本で開かれた熊本日日新聞主催“すぱいす手作りフェア”に、緑ヶ丘区のベアーズファミリー(内田早苗代表)が参加し、子どもたちの作品などを展示しました。
  また、内田さんのトールペイントコーナーでは、持参した上靴に、若杉早哉佳さん(武蔵ヶ丘北小4年)は“イチゴ”、笠間彩乃さん(同4年)は“おかめ”を描いてもらって大喜びしていました。


  スイセン

 暖かい天草地方でスイセンが咲き誇っていました。ヒガンバナ科の多年草。
  外側の白い部分は、内側に3枚が花びら、外側の3枚がガクです。中央の黄色の部分は副花冠と呼ばれます。

編集後記

熊日新聞菊陽販売センターの配達エリアの皆様にお届けしているワンネスですが、他のエリアの方から読みたいとのお声を頂戴することがあります。そこで、菊陽町内の各町民センターや菊陽町ボランティアセンター、菊陽町図書館、合志市ヴィーブル、喫茶アベニューさんなどに置かせていただいています。
  また、掲載写真は随時差し上げていますので、ご希望の方は菊陽販売センターまでお申し出ください。             (T.I)