ワンネス 355号  2007/03/18発行

獅子舞も披露されました
南小校区民のつどい

 平成18年度第2回菊陽町南小校区民のつどいが2月24日(土)菊陽町南部町民センターで行われました。
 菊陽町では馬場楠区だけに受け継がれ、お法使まつりの神事で舞われる「馬場楠の獅子舞」が披露されました。「踊る前はドキドキしたけど楽しく踊れました」と玉取り役を務めた吉山愛梨さん(益城町小2)。
 次に、菊陽町東部町民センター冨永悦子所長による人権教育講話「笑顔で生きる喜び みんなのもの」があり、障害を持つ子どもさんのことやご主人のこと、自分の仕事のことなどを話されました。
 基調講演として、お笑い肥後にわか「ばってん劇団」所属のばってん城次氏が「我がにわか人生」と題して話され、21歳の時にばってん劇団に入団しにわか人生26年、肥後にわかをして一番嬉しかったことや、ばってん荒川さんのこと、テレビタミンのウラ話などを熊本弁丸出しでおもしろおかしく話されると、会場からは大きな笑い声が響きました。
 黒木さん、守田さん、樋口さん(馬場区)は「菊陽に住み2〜6年になります。はじめて獅子舞を見ました。舞と子どもたちの踊りに引き込まれパワーをもらいました。冨永所長の話はとてもためになり涙が出ました。ばってん城次さんの話は腹の底から笑いました」と話されました。
 このあと、地元野菜を使ったおでんやちらし寿司など7種類のメニューの食交流会もあり、ますます交流を深めました。

 

 

 私も初めて獅子舞を見ました。獅子が子どもの顔の前に来ると怖がっていました。富永所長のお話は心打たれ、ばってん城次さんの話には大笑いしてしまいました。( 谷川)


踊りで慰問
東ヶ丘菜の花会

 東ヶ丘区の菜の花会(永松ヨシエ会長)の皆さんが、3月3日(土)熊本市の老人保健施設ぎんなんの里で開かれたひな祭り会で踊りを披露しました。
 同会がぎんなんの里を訪れるのは7回目。今回は、入所者や家族、デイサービス利用者が参加するひな祭り会で「島のブルース」や「二輪草」など4曲を熱演。参加者から手拍子も起こり、なごやかに踊りを終えました。
 今回始めて参加した坂井ユイ子さんは「緊張したけど、しっかり見てもらえてよかったです。元気をもらいました」佐伯和子さんは「人を喜ばせることはよかことたいと言う主人の一言で参加しました。出てよかったです」と、喜びを話されました。

 

 入所者の方々は、喜んで見ておられ、菜の花会の皆さんはボランティアして喜ばれることはこれからの活動の励みになると話されていました。(岩田)


みんなで作った劇遊び!
杉並台幼稚園

 2月21日(水)杉並台幼稚園(伊藤博士園長)で年長組3クラスの保育参観があり、幼稚園最後の保育参観に、たくさんのお父さんお母さんが訪れました。
 ゆり組さんは「にじいろのさかなとおおくじら」を、絵や効果音などをみんなで話し合って決め、元気に劇を繰り広げました。ふじ組さんの「いのちのまつり」は自分の命はお父さんお母さん、そしてご先祖様からつながっている宝物で、子どもたちが一人ずつ「お父さんお母さんを助ける宝物になりたい」などと発表すると涙ぐむ保護者もありました。きく組さんは「あらしのよるに」を臨場感たっぷりで表現し、友情の大切さを描いた長いお話を、立派に聞かせてくれました。 
 園長先生からは「みんなの気持ちがとてもよく伝わりました。心を込めて描いた絵もとても上手でした」と感想を話され、保護者からも「心温まるものをもらいました」と子どもたちへメッセージが送られました。

 

 子どもたちはお話を暗記していて、かわるがわる大きな声でお話を聞かせてくれました。お母さんたちも子どもの成長ぶりに思わず涙。私は幼稚園児はいないのにその純粋さに感動して涙してしまいました。いいなぁ〜。かわいいなぁ〜。(高井)


大人のひなまつり
宮の上区

 2月27日(火)宮ノ上区(宮邊松代区長)で、廃油石鹸作りと紙雛作りがありました。
 廃品回収時に集めた40gの廃油で石鹸を作った後は、お内裏様とお雛様の人形をきれいな和紙や千代紙や色紙を使って作りました。20人の参加者はそれぞれが好みの色の紙を選んで重ね、「この色が合うよ」「ここを折ればいいとね?」などと楽しく話しながらきれいな衣装を作りました。冠や笏、扇を持たせ色紙に貼ると、自分だけのお雛様が完成。30年ぶりに出して飾られた宮邊区長の娘さんのお雛様の前で、参加者持ちよりのちらし寿司や甘納豆赤飯、キントン、お吸い物、フルーツポンチ、お漬物をいただくと、誰からともなく「ひな祭りの歌を歌おう」との声が上がり、全員で楽しく歌いました。子どもや孫のためでなく自分たちのためのひな祭りは盛り上がり、昨年11月から区の公民館で始まったフラダンスも飛び出しました。
 参加者の芦刈美子さんは「華やいだ気分になりました。自分の雛祭りは何十年ぶりで,とても楽しかったです」と喜ばれました。

 

 元乙女の皆さんは本当に楽しそうでした。私も一緒におひな様を作らせてもらい我が家に飾りました。(岩田)


  (45)  上津久礼区 古川医院  古川まこと 

ガン戦争E   からだにやさしい「ガンを治す方法」その3

玄米菜食の歴史と食べもので病気が治る理由

 「食べ物で病気を治す」というとそんな馬鹿なと思われるかもしれません。しかし、四千年の歴史をもつ中国には「医食同源」(古くは「薬食同源」)すなわち食べることは薬を飲むのと同じように心身を健康にしてくれるという思想があります。中国古代の「周礼」には食医・疾医(内科医)・瘍医(外科医)・獣医の記載があるように、食事治療専門医(食医)がいました。
 我が国でも、医師で薬剤師の石塚左玄(元陸軍少将、薬剤監)は市ヶ谷に「石塚食養所」を開き、多くの患者さんに玄米菜食による病気治しを行っていました。
 1907(明治40)年、食養会を結成。昭和になって桜沢如一が食養の理論を継承、発展させ、マクロビオティックとして世界に紹介しました。桜沢は戦前から戦後にかけて日本各地・インド・アフリカ・ヨーロッパ・ベトナムなどでマクロビオティックの啓蒙活動を行い、弟子の久司道夫らをアメリカに、クリム吉見をフランス、ベルギーに、菊池富美雄らをブラジルに派遣しました。その結果、現在世界各地でマクロビオティックがひろがっています。
 玄米菜食は、なぜからだにいいのでしょうか。以前は次のように説明されていました。「ヒトは毎日の食べ物のおかげでいのちのエネルギーをいただき、生きています。いのちある食べ物をいただき、それがきれいな血液をつくり、体をつくっていけば病気にならず、また病気になっても自然治癒が可能です」
 現在、玄米菜食の効用について様々な観点から説明されています。玄米の主成分は炭水化物(糖質)ですが、タンパク質・脂質・酵素・ミネラル・ビタミン等々身体に必要な栄養分をほとんどすべて含んでいる完全食品です。アミノ酸のリジンは含まれていませんが、他から補えば玄米だけでも十分健康に生きていけます。からだにいい発酵食品のみそと醤油は世界に誇る健康食品です。また野菜の持つ強力な抗酸化作用を利用すれば、さまざまな病気の原因の活性酸素を抑えることができ、ひいては病気治療の手助けになります。
 動物性のタンパクや脂肪を食べると血液がどろどろになるので、血液の循環によくありません。そのため、ガン細胞を殺すリンパ球などの免疫担当細胞が体の隅々まで運ばれなくなります。その結果、免疫力が低下し、ガン細胞が増殖し、肉眼的にみえるようになるまでガンが大きくなり私たちの体を蝕むことになります。ところが玄米菜食にすると血液の状態がよくなり、サラサラ血液となって血球成分が滞ることなくからだの隅々まで運ばれ、リンパ球やその他の免疫担当細胞が十分働き、ガン細胞や病原菌を攻撃し絶滅させます。玄米菜食で末期のガンから生還した方々は、ヒトがもつ本来の自然治癒力を十分発揮できたからだと思います。


 みんなでおひなさまを作りました!

 遊びながら伝承と郷土料理を若いお母さんと子どもたちに伝えようと、菊陽北小校区子どもたちの集いが地域ボランティアの主催で3月3日(土)菊陽町ふれあいの森研修センターで行われました。
 今回は開催日が3月3日ということもあり、ひな人形作りとちらしずし会となりました。川端フジノさんらボランティアの指導で、子どもたちは紙コップに着物の千代紙を貼り、顔を付け扇や笏(しゃく)を持たせます。お雛様の座る台座も作りました。ボランティアの皆さんが事前に準備したペットボトルのふたを台にしたぼんぼりや色紙の屏風、菱餅に見立てたお菓子などを一緒に飾り完成。
 参加した北小4年の宮川裕奈さん(写真)と村上ほのかさん(写真)は「着物を貼るところが難しかったけどうまくできました」と喜んでいました。
 昼食にはボランティアの作ったちらしずしをおいしく頂き、楽しいおひなさまの一日を過ごしました。

 


 エスコートキッズを体験しました

 2月21日(水)県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)で、サッカー男子Uー22壮行試合「キリンチャレンジカップ2007」があり、日本代表チームがアメリカ代表と対戦しました。
 この試合で選手が入場するときに、抽選で選ばれた熊本アクアSCの4年生が、日本代表選手をエスコートしました。
  ぼくは、キャプテンの伊野波雅彦選手(FC東京)と手をつなぎました。平山相太選手(FC東京)は想像以上にでかかったです。ぼくも将来あの場所に立ってプレーしたいと思いました。


松浦健斗くん (下段 右端)
菊陽西小4年  新成区


(41) バランスボールを使ったストレッチ
 
お腹と背中のストレッチ
  両手を床についてボールの上へ正座します。息を吐きながら、ついた手を軸にしてお腹をねじり、ボールを横に転がします。(写真1)息を吐き終わったら息を吸いながら正座をした姿勢に戻します。反対も同じ要領で行ってください。
 左右3セット行ってください。
 床に寝て膝の角度は90度にします。(写真2)かかとをボールの中心に乗せます。息を吐きながらお尻を床から持ち上げます。(写真3)この時お尻が落ちたりお腹が出たりしないように注意します。息を吐き終わったら吸いながらお尻を床へつけます。