ワンネス 363号  2007/05/20発行

みんなで楽しい遠足
白鈴・さくら・もみじ保育園

晴天に恵まれた4月28日(土)菊陽町の白鈴保育園(谷川聖子園長)、さくら保育園(瀬上むつ子園長)、もみじ保育園(渡邉銀子園長)のお見知り遠足が、菊陽杉並木公園で行われ、新しいお友だちを迎えての遠足を楽しみました。
  各園は広い公園の中で、それぞれ記念撮影や、自己紹介、ダンスなどを行い楽しく遊びました。
  白鈴保育園はクラスごとに分かれお父さんお母さんも一緒の記念撮影のあと、クラスで輪を作り運動会でも踊ったダンスなどを踊って、お父さんに抱きついたりと、子どもたちの笑顔があふれました。
  さくら園でも記念撮影の後は、自己紹介をし、クラスの親睦を図りました。
  その後はみんなで、公園のあちこちにシートを敷いて楽しいお弁当の時間。子どもたちは、お母さん手作りの色とりどりでかわいいお弁当を美味しそうにほおばっていました。
  「たまご焼きが好き!お弁当おいしいよ!」とさくら園、きく組の深山聖輝くん。白鈴園らいおん組の須中滉基くんとぞう組の左座滉也くんは「お父さんと踊ったのが楽しかった!」「水のところでも遊んだよ」と元気に話してくれました。

 

 

 お天気に恵まれてとてもいい遠足でした。
 元気いっぱいの子どもたちにちょっと負けそうなおばちゃんでした。高井


元気に体験しました!
スポーツクラブきくよう 体操・新体操教室

 体操が大好き!苦手な体操が上手になりたい!体操に興味のある子どもたちを対象に、スポーツクラブきくようが主催する“きくよう体験フェスティバル 体操・新体操教室が4月29日(日)30日(月)の2日間、菊陽町民体育館で行われ、カワイ体育教室のインストラクター28名が指導しました。
 29日は体操教室が行われ180名が参加。年齢別の班ごとに分かれ、マットや鉄棒、とび箱を体験しました。参加した金川じゅんやくん、ゆうせいくん(5歳)は「鉄棒がいちばん楽しかった。さかあがりもできたよ」と元気に話してくれ、お母さんの久美子さんは「楽しそうに体操をしていました。とび箱も4段くらい跳べていました。積極的に参加できたようで良かったです」と話されました。
 インストラクターのお兄さんやお姉さん、ピエロやレインボーマンが大活躍する体操のアトラクションもあり、宙返りやバクテンを披露してくれました。高いBOXを飛び越えるマウンテンBOXに挑戦すると、子どもたちは「がんばれー」と拍手や声援で応援しました。成功すると大きな歓声があがりました。
 30日は新体操教室が行われ50名が参加し、リボンやフープ、ボールを体験しました。レッスンが終了するころには曲に合わせて練習の成果を発表することができました。インストラクターで高校時代全国2位になった北島麻衣子さんによる模範演技もあり、子どもたちはその演技に見入っていました。
 参加した杉田琉華さん(菊陽中部小1年)は「ボールは難しかったけどリボンがいちばん楽しかったです」と笑顔で答えてくれました。

スポーツクラブきくようでは体操・新体操教室を6月よりスタートします。
体操や新体操に興味にある子どもたちの入会を募集します。
詳しくは、スポーツクラブきくよう事務局までお問合せください。

事務局   233−1520

 

 

 

 子どもたちは元気に体験していました。ビックリしたのは子どもたちの体の軟いこと!準備体操の時に足が頭につく子が何人もいました。小さい頃から体操を始めるとオリンピック選手も夢ではないかも!!谷川


   (6)   ひばりヶ丘区    矢原正治   

ショウブ(サトイモ科)

 今月は、ショウブです。5月5日の節句も過ぎましたが、熊本ではこの時期に咲いています。咲いていると言っても、きれいな花ではありません。15cm位のコン棒のような形をしています。ハナショウブとは似ても似つかない形ですが、サトイモ科といえば納得していただけますか。サトイモ科の仲間は、食用のサトイモ、薬用ではカラスビシャク(別名ヘソクリ)、それにこの時期、山に行くと杉林の中で雁首を持ち上げたような花を咲かせているマムシグサが有ります。
 根茎を神経痛、リウマチなどに薬湯として用います。使用方法は11月から次の年の3月ごろまでか、又は夏の8−9月に根茎を掘り取り(根茎が充実している時期)、ひげ根を除いて、きれいに水洗し、日干しにします(大きければ切っても良いでしょう)。使い方は、乾燥又は生の根茎を細かく刻み、軽くひと握り分を、布袋の中に入れ、鍋で適当量(袋が浸る量)で軽く煮沸し、温かいうちに袋と一緒に風呂に入れ、入浴します。又は直接袋を風呂に入れ、しばらくしてから入浴して下さい。ヨモギの葉と混ぜて使用しても良いでしょう。

 端午の節句(5月5日)には、軒先にショウブとヨモギを束ねたものを飾ります。この行事は、平安の頃の薬玉(クスダマ)の行事の名残りのようです。これから暑くなる時期を、健康で元気に過ごせるようにと願う行事です。
 サトイモをよく煮ないで食べると、のどがイガイガすることがあります。その時は、ショウガの絞り汁を飲むとイガイガが軽減します。もしもの時の養生です。
 ショウブの根を薬用に用いるときは、来年も再来年も同じように用いれるよう、全部採らないで、1/3−1/4位を採取し用いて下さい。本当に必要なときに無くなっていたら困ります。植物を通して、お互いが気を配るまちづくりが出来ればと思います。
  これから草原にワラビ採りに出かける人も多いと思います。ワラビ採りに夢中になり、ハルリンドウ(写真左)など可愛い花々を踏まないように気をつけましょう。


  1400本の花・花・花

 4月29日(日)初夏を思わす陽気の中で菊陽町中央公民館自主講座プランター園芸教室と菊陽町体育協会、そして町役場(財政課・生涯学習課)の三者合同による花植えが行われました。
 この美化ボランティア活動はプランター園芸教室の講師でもあり、体育協会の会長瀬上昌夫さんが発案され、実施されたものです。プランター園芸教室の皆さんが微粒子の種子からこつこつと水やりなどの手入れをして、花苗を育てられました。今年、体育協会主催美化活動の主旨と一致し、行政サイドの賛同も得られ、ペチュニア、サルビア、マツバボタンの3種類1400本の花を役場前花壇に植栽しました。
 菊陽町のスローガンの一つに“環境にやさしい町づくり”があります。今回のような花植え作業を通して、住民の和が広がり、今後ますます、自主的なボランティア活動が活性化されることを期待したいものです。
(文・プランター園芸教室 久保田昌生さん) 

 

 



響きあう和のモダン
     ギャラリー「クロストークL&E」



 菊陽町あさひヶ丘区のギャラリー「クロストークL&E」で4月28日(土)から5月7日(月)まで、“竹と書、響きあう和のモダン”と題した企画展がありました。
 今回は、熊本市在住の松下明弘さんの竹クラフト作品や菊陽町辛川区在住の酒井憲昭さんの書を中心に、地域の皆さんのつまみ細工のかんざしやエコクラフトのバッグなどの手作り品を多数展示しました。
 松下さんは、竹を編みはじめて6〜7年の新進の作家。ザルやカゴ、マガジンラックなど生活に潤いをもたらす作品を発表。酒井さんは、東京消防庁勤務時代に書を始め書家として活躍されていましたが、昨年両親の介護のため帰熊。介護やボランティアの合間に書を続け、今回地域の方に見てもらおうと発表しました。4月28日(土)には、酒井さんによる書の表装裏打ちの実演もありました。
 会場を訪れた酒井房子さんと酒井サチ子さんは「近所に住んでいるので、どんな字を書かれるのか見に来ました。すばらしい作品でした」と感心していました。
  同ギャラリーでは4月28・29日に、永山友美子さんによるアイリッシュハープコンサートも開かれ、たくさんの聴衆を魅了しました。

  コーヒーの花

 

5年ほど前に100円
ショップで買ってきた小さな苗を大事に育てたところ、白くて可憐な花が咲きました。この木で採れた豆でコーヒーを飲むのが楽しみです。
(菊陽町中央公民館)





編集後記

 急に暑くなりましたね。この季節は、体育祭など屋外のスポーツイベントが目白押しです。日光を浴びる機会も多くなり、紫外線が気になります。できるだけ日焼けをしないように、日焼け止めクリームを塗ったり、帽子や日傘、サングラスなどで紫外線予防をしましょう。   (N.T)