ワンネス 375号  2007/08/12発行

自由な発想でマイTシャツ
親子染物教室

 夏休みに親子で楽しもうと、菊陽町青少年健全育成町民会議の主催で7月28日(土)菊陽町中央公民館で、親子染物教室が開かれました。
 最初に講師の高来サツミさんから、型紙を使って染色用絵の具の塗り方の説明がありました。参加した子どもたちは早速、持参のTシャツやエコバッグに新聞紙をしき込んで、好きな型紙を選んだり自由に絵を描いていきました。型紙は、動物や花、風景や幾何学模様など様々あり、大人も子どもも自分で構成を考えて好きな色に染めていきました。子どもたちは大胆な構図や色使いで、好きなキャラクターを画面いっぱいに描いて染物を楽しみました。
 絵の具が乾いてアイロンで押さえると、洗濯をしても色落ちしなくなり、出来上がり。みんなで着て記念写真を撮りました。
 「楽しかった!自分で自分の洋服ができたのでうれしかったよ」「パパが気に入らなかったらどうしよう、ちょっとこわいなあ」と三沢日菜さん、相馬彩七さん、相馬千乃さん(菊陽北小2年)は染めたTシャツを見せて笑顔で答えてくれました。

 

 

 型通りに染める大人に対して、型染めした上に自由に色や形を筆で描き足したり、好きなキャラクターを描いたりと子どもの発想に驚かされました。(岩田)


きれいな川を取り戻そう
環境河川浄化教室

 菊陽町生涯学習課が主催する環境「河川浄化」教室が7月28日(土)菊陽町南部町民センターで行われ、27名が参加し環境について学びました。
 講師には環境問題に取り組んでいる熊本市河内校区せせらぎ会(婦人会)の中川ケイ子さんを迎え「川がきれいになれば生物は帰ってきます」と活動の様子をスライドを使って説明されました。このあと参加者全員で「米のとぎ汁発酵液」や「EMだんご」を作りました。
 参加した山下玲奈さん(菊陽南小5年)は「EM菌を使っただけで川があんなにきれいになってすごいと思いました」と話してくれました。

 EM菌を使っての河川浄化教室。こんなに簡単なことで川がきれいになるとは信じられません。次回は8月25日にあります。今回作ったEMだんごを川に投げ入れます。ぜひ参加します。( 谷川)


泳げると楽しいね!
スポーツクラブ菊陽水泳教室

 泳げるようになりたい小学生を対象に毎年開催されている、スポーツクラブきくよう主催の水泳教室がスポーツパレスアスパで行われ、7月23日から27日は1〜2年生7月30日から8月3日までは3〜6年生が元気に水しぶきを上げました。
  子どもたちは5人〜6人ずつのグループに分けられ、泳げる程度に合わせた練習から始めました。まったく泳げない子は、まずは水に慣れるように顔を水につけるところから始め、少し慣れると、ボール拾いなど、ゲームのように少しずつ慣らしていきました。水には慣れ、あと少しで泳げるという子どもたちは、バタ足や息継ぎの仕方、正しいフォームなどをそれぞれの指導員に教えてもらっていました。
  菊陽西小1年の井下夏南さんは「今日はクロールの手を動かす練習をしたよ。昨日から始めたばっかりなのに、上手って言われてうれしい〜」と笑顔いっぱいで話してくれました。

 私も小1の時泳げずに学校の水泳教室に入りました。その時おぼれかかり、いまだ恐怖で泳げません。(高井)


チームワークが大事です
ふれあいミニバレーボール

 菊陽町ミニバレーボール協会が主催する第6回菊陽町ふれあいミニバレーボール大会が7月29日(日)菊陽中体育館、武蔵ヶ丘中体育館で行われ、67チームが参加しました。
 開会式では、メイプルAチームの鎌田こずえさんが「スポーツマンシップにのっとり正々堂々と競技することを誓います」と選手宣誓のあと試合開始。
 男女年代別に予選リーグを行い、勝敗、得失点差でA・Bブロックに分かれました。各ブロックで決勝トーナメントを行い、優勝目指して頑張りました。
 40才以上男子Bブロックで優勝したコロッケBチームの大塚幸二さんは「予選リーグでは1勝もできませんでしたが、Bブロック決勝トーナメントでは何故か優勝してしまいました。優勝賞品がビールと聞いてチーム全員大喜びです。帰ったらこのビールを冷やして飲みます」と喜ばれました。

 暑い、熱い一日でした!こんなに暑い日なのに皆さん楽しくミニバレーをされていました。( 谷川)


(9) ひばりヶ丘区 矢原正治

マ (ゴマ科)
  中国“胡”の国(現在のイラン)から来たので、胡麻の名がついています。白、黄褐色、黒の3品種があります。ゴマ油は抗酸化力が強いことが知られています。 
  主に黒ゴマを薬用に用います。江戸時代の本草書に黒ゴマは腎に作用し、白ゴマは 肺に作用する。共に五臓を潤し、血の流れを良くし、腸の調子を整えると記されてい ます。ここで言う”腎”とは、泌尿器、生殖、ホルモン、神経、骨、骨髄、免疫力な どをつかさどると考えられています。これらの状態を調えるのが胡麻ということです。胡麻は漢方処方で、桑麻丸[桑葉 (末) 500g 、胡麻 (末) 120g、これらの粉を水で丸剤にする]に処方され、肝腎不足、めまい、便秘、皮膚乾燥、たん・せきなどの時に1回5〜9gを用いるようです。
  また、ヤケドの特効薬の紫雲膏(紫根、当帰、ゴマ油、蜜蝋、豚脂)にゴマ油が用いられます。ヤケドに紫雲膏をつけると、痛みも和らぎ、ほとんど火傷の跡が残りません(1年に1〜2回熊本大学薬用植物園で作っています)。
  ゴマは薬というより、食の中で多く用いられます。煎りゴマ、胡麻和え、ゴマ豆腐 など。あんパンに昔はケシの実でしたが、ゴマがパンに乗ることが多くなりました。健康に良いからといわれた頃からでしょうか?しかし最近また、食感が良いせいかケシの実のついたあんパンが増えてきました。精進料理にもゴマが多く使われますね。日本人の生活にあっていたのでしょう。ただ、ゴマ・ゴマ油は高価なので、なかなかたくさんは使用できませんね。
  ゴマの花の写真はなかなか上手く撮れません。筒状で雄しべ雌しべが見えないので、外だけになります。虫が中まで潜り込んで、ごそごそやっているのを見つけ、中 を見ようとすると急に虫が飛びだしてきてびっくりすることがあります。
今年はスズメバチ、イラガの幼虫が大発生しています。先週アイラトビカズラ、アケビの葉に触っているとイラガの幼虫にチクリと一撃され、いっぱいいるイラガの幼虫を見つけました。その時私はヤブガラシの根茎又は葉を絞って汁をつけます。私の友達はスベリヒユを、別の人はアロエの汁をつける人もいます。それぞれ違いますが、外での仕事中に被害に遭ったときの緊急措置の雑草を知っておくとよいですね。皆さんは如何ですか??何か特効薬の雑草を用いる方はお教え下さい。
  8月2日〜19日、ネパール、ブータンに出かけます。これが掲載される日はブータンでヒマラヤトレッキングから帰ってきた日です。山は晴れますように。9月はブー タンのお話にしましょうか? 


 暑さを忘れるコンサート

 7月31日(火)あさひヶ丘区のギャラリークロストークL&Eで、リコーダーとギターのアンサンブルコンサートが開かれ、聴衆は涼しげな音色を楽しみました。
  演奏は、守田正明さん紀子さん夫婦と大野 綾さん(菊陽町在住)小西佳太さん(大津町在住)。最初に守田さん夫婦と大野さんが3種類のリコーダーで「どんぐりころころ」などをアンサンブルで演奏。守田さんが音の高さの違いで6種類あるリコーダーを紹介したあと、小西さんがアコースティックギターでオリジナル曲「海の中で」など4曲を披露。その後、リコーダーにギターやピアノを交えてジブリアニメの主題歌やクラシック作品など7曲を演奏し、たくさんの拍手が送られました。
  演奏を聴いた泊ヶ山莉紗さん(麻生田小4年)莉乃さん(同小2年)は「千と千尋の神隠しの演奏がきれいだったです。ギター演奏はとても上手ですごかったです」と楽しんでいました。

 

 


 楽しく作ろう! 陶器ボタン

<材料>
・オーブン陶土
・竹串 
・水
・粘土ニス
・牛乳パック(粘土板として利用)

<作り方>
使いたい大きさにちぎった粘土をこねて3mmほどの厚さに形を作ります。
竹串を使ってラインではなく、点線で模様を描きます。竹串でボタンホールを開けます。
粘土が白っぽくなるまで乾燥させたらクッキングシートの上にのせ160度に温めた家庭用オーブンで20分間焼きます。(160度で焼くと白っぽく、180度で焼くと茶色っぽくなります。好みで焼いてください)
粗熱が取れたら粘土ニスを塗って完成です。お好みでアクリル絵の具で色をつけるとgood!

作品協力 内田早苗さん(緑ヶ丘区)
       Hand Made工房 Bear’s Family

 

 

名前 ポカリ  オス  10ヵ月 

リードはピンクだけど男の子です。とてもいたずらっ子でかわいいです。

三里木区  中野 修さん

 


編集後記

暑中お見舞い申し上げます

毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。この夏も話題満載のワンネスで楽しんでください。
ワンネス編集室一同

8月19日(日)はお休みさせていただきます。