ワンネス 383号  2007/10/15発行


おかげさまで15周年  『秋の歌謡・彩』

外村歌謡教室ひ・ふ・み会が主催する、車いす(福祉機材)チャリティ“秋の歌謡・彩”が9月29日(土)菊陽町図書館ホールで行われ、歌謡教室に通う生徒たちが日頃の練習の成果を披露しました。
 ステージでは「越中恋歌」や「バラ色の未来」など、曲に合わせた衣装や照明でプロ顔負けに歌いました。昨年より歌謡教室に通い始め今回が初舞台の高野アヤ子さんは「15周年記念行事に未熟な私も参加させていただきありがとうございます。これからも元気なかぎり歌い続けたいと思っています」と話されました。
 また、南京玉すだれやフラダンスの友情出演や、特別ゲストに片岡演劇道場の玄海竜二さんを迎え、会主の外村信子さんが「瞼の母」を歌い、玄海竜二さんが縞のカッパに三度笠姿で踊り、会場を沸かせました。このあと玄海竜二さんの歌と舞踊ショーもあり会場からは大きな拍手と声援が送られました。
 会主の外村さんは「来られた方に良かったと言っていただけるように、全身全霊を込めて歌わせていただきました。今年のチャリティは、菊陽町のボランティア育成と福祉体験に役立ててもらおうと、多機能介助式車いすを菊陽町社会福祉協議会へ寄贈しました。これからも皆様に親しまれる会として精進し、歌を通して菊陽町の文化交流にお役に立てれば幸せです」と話されました。

    豪華なドレスで熱唱
      阿部あやかさん
      「バラ色の未来」を歌う
        小平ひさ子さん
        小さいけれど本格派
       日置翔太くん・三沢莉子さん
     「なごり川」を歌う
      岩下静夫さん
社会福祉協議会甲田峰子事務局長に車椅子を寄贈しました
      「瞼の母」を歌う外村会主
         舞う玄海竜二さん

 

外村先生15周年おめでとうございます。通う教室の生徒さんたちのすばらしいステージに感動しました。それと、玄海竜二さんのステージも見ることができてとても楽しかったです。お疲れ様でした。(谷川)


正しい姿勢でストレッチ
スポーツ講習会

 NPO法人くまもとコーチングスクール主催、スポーツクラブきくよう共催のスポーツ講習会が9月25日(火)菊陽町中央公民館で行われ、日頃スポーツをしている方、スポーツの指導をされている方など22名が参加しました。
 今回のスポーツ講習会はNPO法人くまもとコーチングスクール代表で日本体育協会公認スポーツプログラマーの宮良俊行さんが講師となり「ストレッチについて」と題し、誰でも簡単にできるストレッチ法、練習前・後のストレッチ法を指導しました。前半は正しい姿勢や筋肉の場所などを分かりやすく教え「正しい姿勢でストレッチをすると伸ばしたい部分がしっかり伸ばせます」と話されました。
 休憩を挟んで後半は、参加者全員で実際にストレッチを行い、正しいストレッチ法を学び、有意義な講習会となりました。
 次回は「筋力トレーニング」についての講習会を10月26日(金)菊陽町中央公民館で行います。詳しくは、スポーツクラブきくよう事務局までお尋ね下さい。( 233-1520 )

 筋肉や筋の名前など難しいことは分からなくても、ここをこういうふうにストレッチすれば身体が楽になると分かりました。勉強になりました。(谷川)


ボランティア清掃活動
厚生年金受給者協会

 熊本県厚生年金受給者協会西支部菊陽部会(生山幸朗部会長)は9月25日(火)会員約100名が参加してボランティア清掃活動を行いました。
 参加者はほうきや草取りガマなどを持参し、菊陽町役場周辺や役場前花壇、町民グラウンド、中央公民館駐車場やその周辺を清掃。 生山会長は「昨年春より始め、年に2回行い今回で4回目のボランティア活動となりました。毎回100名以上の方に参加して頂き、手の届かないところまで作業ができ皆さんから感謝されています」と話されました。


  (11)  ひばりヶ丘区  矢原正治

モロヘイヤ(シナノキ科)
  モロヘイヤは古代エジプトのクレオパトラや王様が好んで食べ、元気が出る薬草として、またどんな薬を飲んでも治らなかった王様の難病がモロヘイヤのスープで治ったということから、モロヘイヤをアラビア語で「王様の野菜(ムルキーヤ)」といいます。このことから近年ブームになっています。葉をスープに入れると、ヌルヌルして美味しいですね。

 こんなよい薬草ですが、モロヘイヤは両刃の刃ですので少し脅しておきます。10年ほど前、長崎県でモロヘイヤの実がついた3株を食べて乳牛2頭が死亡しました。原因は何かと長崎大学の先生からの問い合わせに、種子に強心配糖体という毒が入っているので当たり前でしょうと答えながら、たった3株で300kg以上ある乳牛が死ぬのかと驚いたのを思い出します。その後、いつごろから・どこで有毒成分が出来るかが調べられ、種子だけに入っていますので、花が咲いて、結実した時点で種子を含むところが有毒になります。
 この時期、モロヘイヤには沢山の種子が出来ていますし、花が咲いています。花のつけ根には花が咲いた日か次の日位には種子の赤ちゃんが出来ています。ここから危ないので、食するときは、もったいないからといって、花、小さな種子を食べないようにして下さい。葉・茎を食べる分には問題は起きていないはずです。物事良いものと悪いものが同居している植物もありますので、十分に注意して食べるようにして下さい。
 『これを読んで食べるのを全面的にやめる方がいると農家の方に失礼なので、出荷するときに注意して、安全なものを出荷されることをお勧めします』
 物事安全だ、危ないなどと色々情報が錯綜します。皆さん、食品を買うとき、賞味期限を見られますか?賞味期限ばかりに目がいって、販売状態(同じものでも低温の所にあるか、室温で太陽がガンガン当たっているか)などは確認しない人もいると聞きます。どちらが危険でしょうか?
 動物(人間も)は、未知のものを食べるとき、一気にかぶりつきませんね。臭いをカギ、少しナメ、味をミ、次に少しカジリ、美味しければ、もう少しカジリ、これで大丈夫と思えば、全部食べます。現在店で売っているものは、安全、安心と思っていますから、買ってきてすぐに食べますね。如何でしょうか? 
 日本は幸せな国です。食物は安心して食べられますし、水も水道水はそのまま安心して飲めるのですから。東南アジアなどに行くとそうはいきませんね。バンコクの屋台で貝類の入ったものを食べるとお腹を壊すことが多いです(痩せますが)。水道水も生水はなかなか飲むのに勇気がいります。
 子ども、孫、曾孫次の次の時代まで、安心して安全な飲食、生活が出来ることを願っています。



80歳で29本の歯を持つ!

 平成19年度「高齢者よい歯のコンクール」で、熊本県賞を受賞された吉川鎮人さんにお話を伺いました。

◆受賞おめでとうございます
  80歳で健康な29本の歯を持っていることで、かかりつけの歯科医から熊本県歯科医師会主催の「高齢者よい歯のコンクール」への参加を勧められました。思いがけず、最高位の「熊本県賞」と「8020推進財団理事長賞」を受賞しました。
◆80歳で29本の歯をお持ちとはすばらしいですね
  特に歯を大事にしていた訳ではありません。去年までは31本あったのですが、親知らずを抜いて29本になりました。歯が良いので、安心して何でも食べられます。
◆歯医者さんによく通われていたのですか
  いいえ。子どもの頃に乳歯を抜いてもらった時と、大人になってから歯石を取ったくらいです。去年、歯周病で歯がぐらぐらして、歯医者さんに行き始めました。
◆うらやましいです
  はい。やはり、父親が良い歯でした。結婚してからは、バランスのいい食事に気を配ってくれた妻のおかげだと思います。親に感謝、妻にも感謝です。受賞してからもっと歯を大事にするようになりました。元気で長生きしたいと思っています。

 

下津久礼区 吉川鎮人さん 80歳



季節を味わうスポーツに参加して
久保田昌生

 「季節を味わうスポーツ~秋~」(生涯学習課主催)が、残暑厳しい9月21日(金)に行われました。この講座は年5回、スポーツを通じて体力づくり及び仲間作りを主旨として開催されるものです。今回は南阿蘇村の長陽パークゴルフでプレーを楽しみました。
 パークゴルフは北海道で生まれ、グラウンドゴルフとゴルフの利点を上手く活用したスポーツで、パー132の4ホールのすばらしい専用パークゴルフ場です。参加された方々はほとんどが初めてでしたが、参加者40名が10グループに分かれて暑さを吹き飛ばすほどの笑いあり、珍プレーありと大変な盛り上がりでした。「自分の年齢ほどのスコアだった」「次は夫婦そろって来たい」「家族全員でのんびりプレーしたい」などの感想もありました。
 阿蘇五岳はじめ、地獄温泉の湯煙、北向山の原生林を望む最高のロケーションとクラブハウス職員の素敵な笑顔、安いプレー代で一日中楽しめる「パークゴルフ」を体験されてはいかがでしょうか。