ワンネス 387号  2007/11/11発行

楽しい学童のお部屋ができました
タンポポ育成クラブ

 菊陽西小学校タンポポ育成クラブ(永吉晋輔会長)では数年前より、子どもの数の増加に伴い、現在の「タンポポ」だけでは対応できなくなり、その隣に「ヒマワリ」を建設、10月22日(月)からスタートしました。
 10月19日(金)には、事故などがないようお祓いし、子どもたちの安全を祈願しました。10月21日(日)午前中には、お世話になった地域の区長や公民館長、西小校区の民生委員の方々を迎え、お披露目をしました。午後は、利用する子どもたちと保護者、指導員で不審者対策訓練を兼ねたお披露目会を開催。子どもたちは交通安全のビデオを鑑賞、保護者と指導員は保護者の宮崎了一さんの指導で、不審者への対処法や、護身術を学びました。
 保護者の有田志保さんは「新しい部屋ができて安心しました。これからも子どもたちのために、家庭、学校、地域の皆さんと協力して頑張っていきたいと思います」と笑顔で話してくれました。

 タンポポ育成クラブでは、常勤の指導員を募集しています。

 

 

 新しい「ヒマワリ」は明るくて広々としていました。子どもたちも嬉しいですね。(高井)


音楽を楽しみました
あさひヶ丘区

 あさひヶ丘区(伊佐坂昌義区長)では、みんなで音楽を楽しもうと10月20日(土)菊陽町社会福祉協議会大広間で“ふれあいコンサート”を行いました。
 演奏したのは、地域で音楽活動を行っているアマチュアバンドのサンプロジェクト。「ダイヤモンドヘッド」など、皆さんおなじみのベンチャーズサウンドなどを演奏し、会場からは大きな拍手が送られました。このコンサートに区の方たち4名もカラオケで参加し、音楽のひとときを楽しみました。「半年前からカラオケ教室に通い今回が初舞台です。マイクを持った手が震えましたが楽しみました」と「山」を歌った上松謙吉さん。コンサートを企画した女性部長の東 ヒデヨさんは「毎年体操や旅行などを行っていましたが、今年はみんなで音楽を楽しもうとコンサートを企画しました。たくさんの方に来て頂き良かったです」と話されました。 

 

 私も音楽が大好きなので取材を忘れて楽しみました。( 谷川)


ハロウィンパーティー
宮ノ上区

 10月28日(日)宮ノ上区(宮邊松代区長)で、子ども会主催のハロウィンパーティが行われました。
 工夫を凝らした仮装に身を包んで公民館に集合した17名の子どもたちは、2班に分かれ、今回の企画に協力してくださった区内の12軒のお宅を訪問しました。「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!」の掛け声も1軒ごとに大きくなり、もらったお菓子で袋もふくれて、ハロウィンならぬクリスマスのサンタクロースのようでした。
 参加した永友 茜さん(菊陽中部小3年)は「最初は恥ずかしかったけど楽しかったよ」と話してくれました。

写真・文提供 子ども会会長 谷 千津さん

 


みんなで仲良く!
      楽しい1日旅行

合志杉並台若草会

 10月17日(水)合志杉並台老人クラブ若草会(関 祐子会長)の35名が、益城町のくまもとエミナースに秋の研修旅行に行き、親睦を深めました。
 杉並台公民館を午前9時半に出発。到着後は、グラウンドゴルフを楽しむ人たちや、部屋でゆっくりと「綾小路きみまろ」のビデオを見る人、温泉に入る人と、それぞれ秋の季節を感じながら楽しんでいました。お昼にはみんな揃って宴会となり、グランウンドゴルフに参加した人の成績発表が行われました。賞品も準備されており「よかな〜」などの声が上がっていました。食事は和気あいあいと進み、カラオケも次々と披露され、賑やかなひとときを過ごしました。
 関会長は「会員のみなさんが仲良く協力してくださるので、楽しくやっています」と笑顔で話されました。

 

 


 (12) ひばりヶ丘区 矢原 正治

サンショウ(ミカン科)

 今月の薬用植物はサンショウです。茎にトゲが無かったので九州に多い栽培種のアサクラサンショウ です。なかなか可愛い実をつけます。実がならないと思っている人には朗報です。サンショウは雌雄異株です。
  薬味として葉、未熟果実を用います。木の芽あえ、田楽味噌など美味しいですね。食欲をあげ、健胃作用のある七味唐辛子にも入っています。虫もアゲハチョウの幼虫が葉を良く食べます。
薬用は成熟果実で、新しく香気および辛味の強いものが良品とされます。辛味成分はα-sanshool などで、魚毒作用もあります。昔サンショウで魚取りをした人もいるかもしれませんね。現在は違法ですので魚毒、電気などを用いた魚取りはしないで下さい。
  香りの主成分はリモネン(温州ミカンの皮と同じ)、シトロネラールなどです。中国では花椒、蜀椒と呼ばれる同属の成熟果実の果皮を用います。香りは中国産の方がきつくて強く、日本産はマイルドな香りがします。価格は日本産の方が数倍高価です。
漢方処方では腸閉塞などの時に用いる大建中湯(蜀椒、乾姜、人参、膠飴(水あめ))元旦に飲むお屠蘇の元の屠蘇散(桂皮、花椒、陳皮、桔梗、防風、蒼朮、丁子)に用います。山椒の味は辛く、性は身体の中を温めます。風邪(ふうじゃ)を除き、中(お腹)を温め、麻痺を去り、気を下すなどの作用があると記されています。
薬用植物園では屠蘇散を毎年作っています。今年は12月17日に作る予定です。興味のある方はご参加下さい。また忘年会では、当帰生姜羊肉湯(当帰、生姜、羊の肉)の鍋で寒い冬を乗り切るために体を温めながら宴を盛り上げます。
“サンショウは小粒でピリリと辛い”。辛いものを食べ過ぎますと、胃腸が弱ってきますので、程々にして下さい。唐辛子もおなじですね。小泉首相は胃腸が強かった、安倍首相は胃腸の弱さにまけて辞任、さあ皆さんの胃腸は如何ですか?
冬は寒いと背中から冷えて風邪を引きます。寒い風で身体の背筋が冷えるとゾクゾクとします。その時には、頓服ですばやく葛根湯を飲み、背中を暖めます。漢方薬の風邪薬“葛根湯”などは頓服で2時間おきに飲みます。少し汗が出ると、肩凝り、後頭部の凝りも取れ、すっきりしますね。“風邪は万病のもと”早い養生をお勧めします。


さわやかにウォーク
健康ウォーク

 さわやかな秋晴れの下、10月20日(土)菊陽杉並木公園さんさんで“健康ウォーク”が開かれ、参加者は公園を一周するウォーキングを楽しみました。主催は菊陽町社会福祉協議会。
 この日は、グループホームや老人保健施設などの施設の方や在宅の障害者や高齢者など約120名が参加。開会式では、菊陽学園の立原貴明さんと諸節友恵さんが元気に選手宣誓しました。
 参加者は10名ほどのグループに分かれ初対面の人とも仲良く出発し、園内の6ヵ所のチェックポイントを回りました。菊陽町老人クラブ連合のチェックポイントで“きほう苑”から参加した桝田幸子さんは「昔よく遊んだね〜」と器用にお手玉をしたり竹トンボを飛ばしたりしてカードにスタンプを押してもらいました。参加者は、ゲームをしたり歌を歌ったりしながら、秋の一日を満喫しました。

 

 


参加チームを紹介します!

 
菊陽中部小男子サッカー部

顧 問 甲斐 卓先生 大塚展生先生 
     山本茂晴先生

メンバー数 30名
  
キャプテンから一言 西本 司くん 6年 
 今年のサッカー部は、6年生の人数も少なく全体的にも少ないチームです。長所は試合に出ていない人が出ている人のサポートをしていることです。
 次の大会では1勝ということを目標にしてがんばりたいです。


菊陽中部小女子サッカー部

顧 問 甲斐 卓先生 大塚展生先生 
     山本茂晴先生 
メンバー数 13名

キャプテンから一言 赤坂麗奈さん 6年  
 女子サッカー部は13名です。先日行われた熊日学童五輪では、1勝1敗の成績で、ボールを最後まで追いかけ、味方につないでシュートができるようになりました。これからもみんなで力をあわせてがんばりたいです。


菊陽西小サッカー部

顧 問 渕瀬貴治先生 上田聖一郎先生

メンバー数 37名

キャプテンから一言 吉永岳史くん 6年 
  このチームになってからは、なかなか勝ち星があげられませんでしたが、城北大会では本戦に出場でき、予選では味わえない緊張感の中、ベスト8まで勝ち進むことができました。学童五輪では、その経験を生かして、自分たちの力が通用するところまで全力で勝ちあがっていきます!


合志南ヶ丘小サッカー部

監 督 矢田 潔先生

コーチ 廣松正景先生

メンバー数 43名
 
キャプテンから一言 迫田義弘くん 6年  
  キャプテンとして、声でチームのみんなを引っ張れるようにがんばっています。
  学童五輪ではチームワークを大切にして、毎日の練習の成果を精一杯に出したいです。そしてくいの残らないゲームにしたいです。


編集後記

 s昼は汗ばむくらいに暑く、朝晩は結構冷え込んでいますね。最近私の周りでは風邪を引いた方が多くいます。「風邪は万病のもと」というので、うがいなどをして風邪を引かないように予防するのが一番です。風邪を引いたかな?と思ったら十分に休みましょう。(N.T)