ワンネス 391号  2007/12/09発行

たくさんの意見が発表されました
青年のつどい

 平成19年度『青少年のつどい』が11月11日(日)菊陽町中央公民館で行われました。
 オープニングセレモニーでは菊陽町南部町民センターで練習しているオハナ・フラダンスによる可愛いフラダンスや菊陽中部小学校合唱部によるすばらしい歌声が披露されました。パネルディスカッションでは菊陽町増永教育次長がコーディネーターを務め、菊陽町の小中学校から代表者10名がパネラーとなり「私の夢と地域でのかかわり」について部活のこと、将来の夢などを発表しました。
 各フロアではぜんざいの接待や子ども茶道教室のお点前、折り紙教室もあり楽しい一日となりました。「イルカをがんばって作りました」と折り紙教室に参加した朝比里緒菜さん(菊陽南小1年)。パネルディスカッションでパネラーを務めた澤 柚香さん(菊陽西小6年)は「緊張しましたが自分の意見は話すことができたので良かったです」と話してくれました。
 また、1階のロビーでは子どもたちの絵画や書道の作品展示や、我が家の朝ごはんメニューで入選したレシピも展示されていました。

 

 

 

 パネラーの子どもたちも自分の意見をしっかり持ち発表しているのに感心しました。(谷川)


介護技術を習得
シルバーヘルパー講習会

 菊陽町老人クラブ連合会(吉本正昭会長)主催のシルバーヘルパー講習会が11月14日(水)介護老人保健施設サンライズヒル(森岡由紀施設長)で行われ、介護技術を学びました。
 吉本会長のあいさつやサンライズヒルの職員から、介護老人保健施設にはどんなサービスがあるかなどの説明がありました。その後、職員の豊川さんと渕上さんから実技指導があり、参加者は2班に分かれてベッドメイクや介護者を起こして車いすに乗せる方法、衣類の着脱などを実習しました。
 参加した橋本洋一さん(馬場区)は「介護体験は初めて。衣類の着脱はポイントをつかめばできるようになります。いろいろと勉強になりました」と話されました。

 参加者の中には、介護体験は初めての方もおられ、コツをつかむまでは難しいようでした。(谷川)


センターが交流の場
9地区高齢者いきいき交流会

 菊陽町東部町民センター(冨永悦子所長)が主催する第3回みんないきいき交流会が11月16日(金)同センター多目的ホールで行われました。
 菊陽町後藤三雄町長や藤本明昌運営委員長のあいさつのあと、今年で6作品目を披露するふれあい劇団が「まつり」を上演。人を差別することが無くならない今日、人を思いやる気持ちを忘れないで、相手の立場になって行動して欲しいと熱演しました。「東北のある村で実際に起きた事件を台本にしました。泣いて、笑って、人権問題を考えてもらえると嬉しいです」と監督の加藤眞佐男さん。
 このあとステージ発表が行われ、各地区代表の歌や踊り、ふれあいサロンや大正琴の皆さんによる発表が行われました。「きよしのソーラン節」を踊った岩下邦子さん(戸次区)は「みんなで集まり練習し、楽しく踊りました」と話されました。

 

 

 毎年ふれあい劇団の劇を楽しみに取材させてもらっています。今年も泣きました!笑いました!
 地区の方たちの発表も良かったです。(谷川)


楽しい秋祭り
光の森キャロット保育園

 光の森キャロット保育園(廣田婦美子園長)で、初めての秋まつりが11月17日(土)開かれました。
 午前10時子どものおみこしが園を出発。光の森公園に到着後は子どもたちの踊りと親子ダンスで祭りを盛り上げました。開会式では、そらぐみさん(年長)が「みんなでたのしくすごしましょう」と元気にあいさつ。トロッコ列車や保育大学生による人形劇が始まりました。
 プラ板やわなげなどのコーナー、食バザーや子どもたち手作り品のバザーやリサイクルバザーなど、子どもたちは保護者と一緒に次々と会場を回りました。 
 保護者の宇野菊代さん(三里木区)は「お天気もよく、先生方のおかげで家族みんなが楽しめました」と話されました。

 初めての行事なのに、もりだくさんのコーナーがあり、子どもたちも保護者の皆さんも大喜びしていました。
 小さな子どもたちが遊んでいる姿は、見ていてうれしくなりました。


みんなで仲良く交流
中部小西部校区グラウンドゴルフ大会

 11月18日(日)菊陽中部小西部地区の8区交流会(江口博之代表)のグラウンドゴルフ大会が上津久礼グラウンドで行われ、交流を図りました。
 上津久礼、下津久礼、津久礼ヶ丘、宮ノ上、緑ヶ丘、あさひヶ丘、緑陽台、ひばりヶ丘の8地区は新しい住宅も多く、なかなか交流を深める機会がないため、親睦を深めようと企画。JA菊池から野菜の詰め合わせなどの賞品もあり、約80名の参加者は8組に分かれ、ゲームを楽しみました。
 菊陽中部小3年の開 鈴洋くん(津久礼ヶ丘区)は、ホールインワンを2回続けて出し大人顔負けの活躍ぶり。峯下博己さん(緑陽台区)は「週に2回、グラウンドゴルフの仲間と楽しんでいます」と笑顔をみせ、親睦を図っていました。

 今年初めて取り組んだ親睦グラウンドゴルフ大会でした。できれば毎年続けていきたいと江口代表も言われていました。
  JA菊池の協力もあり、商品付き。旬の野菜の詰め合わせは私も欲しかったな〜。(高井)


  (13)  ひばりヶ丘区  矢原正治

きく     キク科

 この花を知らない人はいないと思います。園芸、切り花用に沢山売られています。熊本では日照時間を長くして開花を遅らせる電照菊も有名です。東京の新宿御苑には全国の菊があり毎年10月下旬〜11月中旬、菊展が開催されます。肥後菊の展示会も11月に熊本城で開催されます。

 五節句の一つ、9月9日の重陽の節句を代表する花が菊です。また、君が代の中に出てくる、さざれ石のある霧島神宮の紋章も菊です。日本人は昔から菊に親しんできました。しかし、庶民が菊に接するようになったのは江戸時代ではないかと思われます。肥後六花(つばき、しゃくやく、ひごしょうぶ、あさがお、さざんか、きく)の中に菊の花があります。

 薬用に、食用に、花が使われます。日本では東北地方で花を食用菊とし、酢の物、和え物などに用います。酒のつまみにはもってこいですね。菊の花には、酒を飲むと胃に熱をもつ胃熱を抑え二日酔いを防止する作用があります。中国では茶菊などとして、茶、また、漬物、鍋物、ス−プ、菊花酒などに用いられています。作用としては、菊花の水浸液はネズミを用いた実験で、弱い体温低下、解熱、また、毛細血管の抵抗性を増し、さらに、抗菌性があることが知られています。漢方では解熱、解毒、鎮痛、消炎、血圧降下剤として、感冒、発熱、頭痛、目まい、耳鳴り、眼病などの改善に処方に配合されます。漢方処方としては、眼疾患の改善に用いる杞菊地黄丸(枸杞子、菊花、熟地黄、茯苓、山薬、沢瀉、山茱萸、牡丹皮)(六味丸+枸杞子、菊花)が知られています。あまり強い作用はないのですが、菊は「効く(きく)」などとも言われ、不老長寿、健康保持などに関する話が、昔からいろいろな書物に書かれています。花粉症の人で冬から茶菊を飲んでいると症状が軽減する人もいます。
 身近な菊の花も食べられますが、農薬には注意して下さいね。年末の忘年会で二日酔いをしそうな方は、飲み過ぎないのが一番ですが、胃熱を除き、肝臓の代謝を良くする菊の花、これが無ければ、大豆食品、黒豆などを少し大目に食べることも良いでしょう。但し、砂糖の多い甘納豆はだめですよ。1gあたりのエネルギーとして糖:4kcal、たんぱく質:4kcal、脂肪:9kcal、おまけにアルコールは7kcalです。酒は思った以上にエネルギーが高いですね。アルコールから糖も作られます。百薬の長の酒もほどほどに。
 寒くて運動量が減り、汗をかかず毒素が溜まりやすい冬、たまには温泉などで汗をかいて、良い年末年始をお迎え下さい。


響け声!響け心!1人1人が輝く主役

菊陽中学校文化発表会

 菊陽中学校(田代佳行校長)の文化発表会が11月14日(水)同校体育館で行われました。
 ステージでは英語暗唱、合唱コンクール、1年「職場見学の発表」2年「オキナワ」3年「私の選択」と、学年ごとの総合的な学習の時間の発表が行われました。
 展示の部では壁新聞コンクール、3年選択社会、保健委員会、給食委員会、保護者など、日頃の学習の成果をまとめたものが展示されました。
 合唱コンクールでは、3年5組、2年4組、1年4組が、壁新聞コンクールでは3年5組、2年1組、1年4組が最優秀賞を獲得しました。

武蔵丘中学校学習成果発表会

 11月10日(土)武蔵ヶ丘中学校(鳴神 勝校長)の学習成果発表会が同校体育館で開かれました。
 今年のスローガンは「Never Ending Story〜忘れられない瞬間(とき)〜」。午前中は、吹奏楽部の演奏から始まり各学年の総合的な学習の発表や英語暗唱が行われました。3年生はいじめをテーマに同校を舞台にした人権劇をビデオ製作し、観客は真剣に見入っていました。午後は合唱コンクールがあり、心を一つにした合唱を響かせ、最優秀金賞は3年2組が受賞しました。
 3年部学級委員長の大久保美恵さんは「3年部でバザーをし、大成功でした。子どもが卒業するので、毎年楽しみにしている合唱を聞けなくなるので残念です」と話されました。


熊本城築城400年祭

民謡「おてもやんコンクール」
男子の部 優勝

 10月21日(日)に行われた熊本城築城400年祭 第12回民謡「おてもやんコンクール」男子の部で、見事優勝された上田英治さんにお話を伺いました。

◆優勝おめでとうございます
  21日は熊本城の奉行丸特設ステージで大会があり、年齢別に7名が選ばれました。28日に行われた築城400年祭の「秋絵巻」では、選ばれた7名が民謡おてもやんを披露しました。

◆民謡はいつから
 15年になります。退職後はいろいろ習いましたが、民謡はずっと続けています。今も月に3回練習に行っています。

◆民謡での活動は
 月に1回、紀水ナーシングホームに慰問に行っています。毎回同じ歌にならないよう色々工夫して、喜んでもらっています。これからも続けていきます。

 

 


  夜の運転気をつけて

 「第24回高齢者および女性の交通安全の集い」が11月9日(金)大津町のHSR九州安全運転研修コースで行われました。
 増加傾向にある高齢者や女性の交通事故を減らす目的で、夜間事故の特徴などを学習。照明のない道路で見える距離や、見えにくい衣服の色を自分の目で見て確認しました。また、実際にコースを走行して夜間運転を体験しました。


  熟年パワー全開

 11月25日(日)三里木区のミニバレーボール大会が菊陽西小体育館で行われました。大会は2グループに分かれ予選を行い、6組と1組が決勝戦に進出。フルセットの末、1組が優勝を飾りました。選手たちは、いざコートに立てば年齢なんて何のその。熟年パワー全開の大会でした。