ワンネス 395号  2008/01/13発行

幼年消防クラブも出動
菊陽町消防出初式

 平成20年菊陽町消防出初式が1月6日(日)菊陽町杉並木公園ふれあい広場で行われ、団員460名が参加しました。
 吉岡静也団長が「私たち消防団員は、地域住民の身体、生命および財産をあらゆる災害から守らねばなりません」と訓辞。このあと分団ごとに通常点検が行われ、きびきびとした行動を披露しました。
 また、菊陽町幼年消防クラブ(もみじ園、なかよし園、白菊園、白鈴園)もかわいい分列行進と通常点検を行い、最後に全員で「防火のちかい」を発表すると、会場からは大きな拍手が送られました。白鈴園で指揮者を務めた冨永ひろきくんは「通常点検はむずかしかったけど、みんなでがんばって練習しました。今日はじょうずにできました」と笑顔で話してくれました。
 このあと標的落とし競技が行われ、26班が18m上空の標的を落としました。3つの競技の優勝は、規律服装の部は第4分団(原水西)、機械器具の部は第5分団(原水東)、標的落としの部は第2分団第4班(川久保)でした。

 

 

 今年は天候にも恵まれ温かい出初式でした。回路を二個も用意したのに。正月早々きびきびとした行動を取材でき、見の引き締まる思いでした。豚汁もおごちそうになりました。(谷川)


初めての餅つき大会
あさひヶ丘区

 あさひヶ丘区子ども会(木口屋めぐみ会長)の発足を記念して、あさひヶ丘区(伊佐坂昌義区長)で初めての餅つき大会が12月16日(日)区長宅前の空き地で行われました。
 杵や臼やせいろなどの用具やたき木なども区民が持ち寄って、手作りの餅つきとなり、参加した子どもたちも餅をついたり丸めたりして大喜びでした。カライモを持ってきた人もいて、焼き芋もあり、楽しくおいしい区民交流の機会となりました。

 

写真提供 岩橋成尚さん


腹いっぱいで大笑い
武蔵丘コミュニティセンター

 12月15日(土)武蔵ヶ丘コミュニティセンターで、菊陽町生涯教育課と同センターの共催で「もちつき大会と落語会」が開かれ、地域住民らが日本の伝統行事と伝統芸能を堪能しました。
 午後1時過ぎ、蒸しあがった餅米を臼に移し餅つきが始まりました。集まった中学生や子どもたちが交代で杵を持ち「よいしょ、よいしょ」の掛け声に合わせ力いっぱいふりおろしました。女子中学生が威勢の良い杵さばきを見せたり、シンガポールからの留学生も初めて挑戦したりしていました。つきたてのお餅がふるまわれると、みんな大喜びでほおばっていました。
 お餅をついた渡辺笑奈さん(西合志東小2年)は「きねは重かったけど、楽しかったよ」と喜んでいました。
 餅つきの後は武蔵ヶ丘中学校武道場で落語会となり、話題の中学生落語家“きよら亭うどん”くんと一番弟子の“まぬけ家与太郎”さんが古典落語を披露。しぐさもおかしい「ちりとてちん」などの古典落語に、参加者約100名は大笑いして楽しいひと時を過ごしました。

 

 

 きよら亭うどんくんはとても話が本格的で上手でびっくりしました。将来本物の落語家になれるのでは!?と期待しています。(岩田)


笑顔あふれるサロン
菊陽町東部町民センター

 菊陽町東部町民センター(冨永悦子所長)でふれあいサロンが12月14日(金)行われ楽しい一日を過ごしました。
 午前10時、なかよし保育園から年中さん11名が来訪。「手のひらを太陽に」などを披露したあと、おばあちゃんたちの間に入り「ずいずいずっころばし」などの手遊びで一緒に遊びました。
 このあと参加者は、内田早苗さん(緑ヶ丘区)の指導で干支のキーケース作りに挑戦しました。内田さんは「バッグの中でカギがどこにあるかすぐ見つけられるように頑張って作りましょう。目の位置とバランスに気を付けて作ると可愛くできますよ」と指導されていました。上田トミ子さん(中代区)は「大針小針でなかなか目が揃わなかったけれど、可愛く出来上がりました」と喜ばれました。

 

 

 かわいいねずみのキーケースができあがり、皆さん満足そうでした。
 なかよし園の園児たちも来訪し、楽しいサロンでした。(谷川)


 (14)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ビワ (バラ科)

 元気(普通)が一番、明けましておめでとうございます。
 子(ネズミ)年が始まりましたね。前向きに、基本を大事に、あきらめない年にしたいです。今月の薬用植物のビワです。和名の由来は葉の形(および実の形)が楽器の琵琶に似ていることからと言われています。ビワの名は、漢名“枇杷”の音読みで、ビワの名前は正倉院文書に出てきます。

  ビワは種からですと、実がなるまでに5〜6年かかりますね。玉名の海岸線に面した山に鳥が糞で落とした種から発芽し、野生化した株が見られます。四国から九州の石灰岩地帯に野生のものがありますが、通常は栽培されています。現在の食用種は江戸時代幕末に中国から渡来した唐ビワの改良種です。ビワはご存知のように常緑の高木で、高さ10m位、枝は横に広がります。花は熊本では12月半ば頃から咲き始め、1月まであります。花が咲いたことを気づかせてくれるのは、メジロの飛来です。歌いながら、軽やかに蜜をすい、花から花へ移動しています。ビワの材は堅く粘りが有り、杖などに用います。ビワの木登りは枝の先まで行けますが、柿はもろく折れやすいので実を取るときに注意が必要です。

 ビワは江戸時代に「枇杷と桃、葉ばかりながら、暑気払い」と川柳に歌われました。ビワ、モモは、葉に暑さを除く作用があるとして、ビワの葉茶が珍重されたようです。ビワの葉は、民間薬で、あせも、打ち身、捻挫、せき止め、暑気あたり、胃腸病に。あせも、湿疹の時に浴材として用います。またリウマチにビワ葉を炙って痛いところに貼る、ビワ葉を筋肉痛などの痛いところに置き、温めたコンニャクをその上に置くと気持ちが良くなります(熱くしすぎて火傷に注意)。果実は、疲労回復、食欲増進に用いられます。また、葉を裏返して、白い方を上に向け、靴の中敷き替わりにいれると、足の疲れがとれると聞きましたが、私はまだ試していません。種子も薬用に用いますが、多量の有毒成分の青酸配糖体のアミグダリンが含まれています。葉にも少量ですが含まれています。

 ところで、正月ごちそうを食べ過ぎ、運動不足で、便秘だったり、臭〜いウンチが出ていたら食養生が必要です。良いウンチは、余り臭くなく、少し酸っぱい(大腸に乳酸菌、ビフィズス菌の多い)臭いのする、バナナ大の、黄色味のあるものです。良いウンチが毎日出るよう、今日から変身しましょう。
 また、よく噛むこと咀嚼(ソシャク)は、ボケ予防、高血圧予防、体脂肪減少などにも効果があります。少し堅いものを良く噛んでゆっくり食べましょう。ゆっくり噛んで味わって、元気(普通)で長生きしましょう!


クリスマスを音楽で
 

図書館を楽しむ会

 12月24日(月)菊陽町図書館ホールで図書館をたのしむ会(阪本 会長)の「クリスマス親子のつどい〜音楽と朗読」が行われ、お話と音楽のひとときを過ごしました。
 つどいは、ラジオなどで活躍する寿咲亜似さんの朗読、平成音楽大学講師石垣博志さんのチェロ演奏「お母さん、ひらけゴマ」で始まり、会場を訪れた親子は聞き入っていました。その後アンサンブル・クレスのみなさんが「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」などのクラシックから「千の風になって」などのみんなが知っている曲や「ジングルベル」などのクリスマスソングを会場に響かせました。最後は再び寿咲さんの「ラヴ・ユー・フォーエバー」がアンサンブル・クレスの演奏とともに朗読され、会場はその心温まるお話とすばらしい演奏に感動していました。

大人のための
クリスマスコンサート

 ヤマハ音楽教室の講師 鍋島由紀美さんが主催する大人のためのクリスマスコンサートが12月23日(日)菊陽町図書館ホールで行われました。
  1部はエレクトーンやサックスの演奏やピアノの時代劇メドレーなどが演奏され、2部では、吟詠や尺八の演奏もあり色々な楽器でさまざまなジャンルの音楽が披露されました。
  親子でピアノとギターで共演し「明日 晴れるかな」を演奏した小田原寛太くん(菊陽中部小4年)は「家でお父さんと1週間くらい練習しました。少し間違ったけど上手く弾けて、お友だちも見に来てくれうれしかったです」と話し、お父さんの剛志さんは「久しぶりにギターを弾きました。息子と一緒に演奏でき、良い思い出になりました」と話されました。


折り紙建築
Origamic Architecture

 

 日本人の建築家が住宅の模型を紙で作り、折りたためるよう工夫したことから始まった切り紙細工です。折りたたんだ紙を広げると、いろいろな形が飛び出したり、紙の半分を反転させて真ん中に様々な形を浮かび上がらせるカードを作って10年くらいになります。
 回転は、90度、180度、360度といろいろなパターンがありますが、人にプレゼントして不思議がられたり驚かれたりすることが楽しく、自分でもいろいろな図案を考えています。




良いお年をお迎えください

 民生・児童委員協議会(今井 洸会長)が12月27日(木)菊陽町老人福祉センターで餅つきを行い150kgのもち米をつきあげました。
 このお餅は正月用の鏡餅になり、70歳以上の一人暮らし373名の方々へ各地区の委員さんたちから手渡されました。

 


左   レオ  3歳  オス

右   モモ  2歳  メス

 2匹とも食べることが大好きで、太ってしまいダイエット中です。大根やにんじんなどを煮て、野菜中心の食事にして元気いっぱいです。

裏 修一さん 三里木北区