ワンネス 397号  2008/01/27発行

華やかに大人の仲間入り
菊陽町成人式

 1月14日(月)成人の日、菊陽町図書館ホールで成人式が行われ、380名が大人の仲間入りをしました。
 早朝からきれいに和服の着付けをした女性や、スーツ姿の決まった男性が集まり式典は10時に始まりました。式典は受付、司会、記念品受領などを成人式ボランティアが担当し、若い力で進行されました。後藤三雄菊陽町長の式辞や来賓の祝辞、記念品の贈呈の後、新成人を代表して松本理沙さんが「小学生時代から続けているバスケットボールで得た仲間、頑張る気持、感謝を忘れずに、大人の自覚を持ち前に進みたい」と謝辞を述べました。
 会場には中学時代の恩師も駆けつけ、新成人たちは懐かしい話で盛り上がったり、久し振りに会う友人と写真を撮りあったりしていました。また、すでに結婚し、子ども連れのパパママ成人や芸能人ばりの凝ったヘアスタイルに羽織袴姿の男性など、菊陽町でも年々個性的なスタイルで臨む成人が増えてきた式典でした。

 

 


代表で謝辞を述べる松本理沙さん

 我が娘も成人でしたが、大学から帰ってこず、寂しい思いをしました。お友だちのきれいな着物姿を堪能しました。(岩田)

   

広げよう!友達の輪
菊陽西小学校いいハートデー

 1月13日(日)菊陽西小学校PTA(斉藤 忠会長)主催の第9回西小いいハートデーが同小グラウンドや体育館、校舎内で行われ、生徒と保護者や地域住民が楽しい一日を過ごしました。
 午前9時15分、1年生の吉野たいちくんと山口ゆきひろくんが開会を宣言。山本誠一西小校区老人会会長が竹がはじける音で厄を払う“どんどや”の由来を説明し、子どもたちがどんどやに点火しました。大きく燃える火に地域住民も集まり、しめ縄を燃やしたりお餅を焼いて食べたりしました。その後、お餅やだご汁券付きのスタンプラリーのカードが配られ、バザーも始まり、焼きソバや焼き鳥を買い求める人で大賑わいとなりました。
 体育館では子どもたちがバッゴーなどのニュースポーツを体験したり、恒例となった恐怖の“ホラー穴”にこわごわ入ったりと、いつもの体育館とは違った楽しみ方で興奮状態。野球部バスケ部などの部活動、広報、母親などの委員会やおやじの会、妖精の会など多くの保護者も携わり、交流の輪が広がりました。
 校庭で昔遊びの羽子板にチャレンジしていた、4年生の下田愛美さんと坂口楓花さんは「初めてしてみたけど、むずかしかった!」と当たらない羽根に振り回されて楽しんでいました。

 

 

 子どもも保護者も、おじいちゃんもおばあちゃんも、たくさんの人が参加され、まるで校区のお祭りのような賑わいでした。(岩田)


地元の歌自慢 集合!
サンリージャスコカラオケ大会

 サンリージャスコ菊陽店カラオケ大会が1月13日(日)同店サンプラザ広場で行われ、出場者30名が自慢ののどを披露しました。
 大会は午後1時から審査員紹介、馬場店長のあいさつのあと開会。出場者は練習を重ねた曲を熱唱、歌い終わるごとに会場からたくさんの拍手が送られました。
 優勝はキム・ヨンジャの「暗夜航路」を歌った二の文香花さん(大津町)、準優勝は石川さゆりさんの「歌・この不思議なもの」を歌った林田トミ子さん(益城町n)、3位は吉田玉代さん(熊本市)でした。
 第1回大会は5月、第2回大会は9月に行われ、今大会は3回目。次回は3月23日(日)に、これまでの大会で定戦が行われます。

 


  (68) 菊陽町手をつなぐ心障者の会 「つくしんぼ」  会長 坂田義美

見直して!「障害者自立支援法」@

 2005年10月31日、国会で障害者自立支援法が可決、成立し、翌2006年4月1日に一部施行され、10月1日から本格的に実施されました。
 3障害(身体・知的・精神)が、法的に一元化されるという評価の部分はあるものの、多くの障害者団体からは、早くから立場の違いを超えて結束し「私たちをぬきに、私たちのことを決めないで!」「障害者の自立とはどういう意味でしょうか。この法律は返答に困るほど、おかしなことばかり」「障害者ばかりの問題でなく、人が人として地域で“ともに生きる”と言うことはどんなことでしょうか」などと、拙速な法案可決に反対する全国的な運動を展開してきました。私たち保護者をはじめ、施設事業者側も署名運動を大々的に取り組みました。
 その運動は法成立後もとどまることなく続き、法施行後の2006年12月、施行されたばかりの法案について国会で集中審議され、年末には新たなる利用減免などの措置が決められ、2007年4月より実施されました。
 2007年10月30日、東京で行われた「今こそ変えよう“障害者自立支援法”」10・30全国大フォーラムには熊本をはじめ、全国各地から6500人がつめかけ、この法律の撤回を強く求めました。すべての政党から参加がありましたが、すべての政党が何らかの改善策を講じる必要性を述べ、この法案を提出した与党も含め、この法律が「すばらしいもの」と主張した政党はなかったそうです。この大フォーラムの様子は新聞やテレビで大きく報じられ、ご覧になった方も多く、記憶に新しいものと思います。
 その後も利用料の軽減措置などの見直しが行われておりますが、多くの問題点は残っています。

 次回からこの「障害者自立支援法」の法案の根幹をなすものであるとともに、この法案の中身の問題点でもあると思われる

  @応益負担の原則

  A障害者程度区分認定

  B施設、事業者への影響

などについて、考えてみたいと思います。


  新成人のみなさんに抱負をうかがいました

 

(左から)
高木英臣さん   古閑原区 
 新成人ボランティアをしました。
 人畜無害の人材になりたいです。

田崎秀一郎さん  上中代区
 大学に合格したいです。

秋吉康平さん   下堀川区
 何事にも頑張りたいです。

桑原田 義寛さん  馬場区
 9月に結婚します。幸せになりたいです。

中村健二さん    三里木区
 世の中に貢献できる大人になりたいです。

 

 

 

 

穴井志歩さん  ひばりヶ丘区

 春から就職します。成人しても学ぶことを忘れないで、成長していきたいです。



熊本ジュニアアイスホッケークラブ

 現在チームの人数は、幼稚園の年長から高校3年生まで合わせて40名。上級生の練習を見て、小さな子たちもそれに追いつこうと頑張っています。小学生たちからは「もっと練習したい!」との言葉が出るほど、みんなアイスホッケーを楽しみながら練習しています。
 菊陽サンリースポーツパレスアスパで、毎週水曜・土曜の午後7時15分から、日曜の午前8時15分から、練習をしています。いつでも見学OKです。また、体験もできます。すべれない子どもも、基本から指導します。気軽に来て下さい。

問合せ アスパ п@232−0616

 

 


  花のうつわ展

 陶房「恵泉」(三里木北区)に併設するギャラリー「Vessel(べセル)」が、1月11日(金)カフェ&ギャラリーとしてリニューアルオープンしました。それを記念し、恵泉この恵さんの作品を展示した「花のうつわ展」が1月31日まで行われています。2階にあるギャラリーは、白を基調とした空間と優しい照明の中に、作品が並んでいます。2月6日より、陶房の生徒さんたちの作品展が開催されます。1階はカフェになっており、くつろげます。

ギャラリーVessel п@232−6656

 


自転車・オートバイの盗難防止について
   (大津警察署生活安全課より)

 平成19年中の大津警察署管内では1370件の犯罪が発生しました。
 その中で、自転車盗が326件、オートバイ盗が101件発生しており、カギが掛けられている状態で盗まれるものも多数あります。
 市販のワイヤー錠や、U字ロックを使ってカギを2つ掛けると、盗まれる確率は格段に下がり、被害を防止することができます。
自転車・オートバイには2重ロックを心がけましょう。

 

 


編集後記

 成人の日を迎えられたみなさん、おめでとうございます。初々しい姿がまぶしいですね。若いパワーで、がんばれ〜!(M.T)