ワンネス 426号  2008/08/31発行


かけあんどん
津留区

 津留区(矢野郁夫区長)では昔ながらの伝統行事で、子どもたちが主役の「かけあんどん」が8月13日(水)から16日(土)の4日間、区のお地蔵さんで行われ、小学1年から中学1年までの男子7名が参加しました。
 子どもたちは、事前に各家庭を回りろうそく代を集め、花火やお参りに来た方たちへ配るお菓子を買いました。また、お地蔵さんの周辺に飾るかけあんどんの管理も子どもたちの大事な仕事です。
 子どもたちはこの4日間、夕方6時にお地蔵さんへ集まり、花火や爆竹をしたりお参りに来た方たちの接待をしました。
 初めての参加となった阪本だいちくんと井上しおんくん(菊陽中部小1年)は「お兄ちゃんたちと一緒で楽しかった!」と元気に話してくれ、子頭の阪本貢紀くん(菊陽中1年)は「人数が増えてまとめるのに苦労したし、準備片付けは大変でしたがとても楽しかったです」と話してくれました。

 


川施餓鬼
上津久礼区

 上津久礼区(松村秀隆区長)に330年以上伝わる伝統行事「川施餓鬼」が8月19日(火)行われ、馬の形の精霊舟を作り先祖や家畜の霊を慰めました。
 午前中の慰霊祭のあと、午後から1〜6組が馬の製作に取り掛かりました。5組では、立野靖人さん方の納屋に竹や麦ワラが集められ、同組の男性20名が竹で骨組みを作り麦ワラを縄で縛りつけ、馬の姿を作り上げていきました。馬の形は組ごとに代々受け継がれており、最後に顔を作り提灯を飾って出来上がり。「こりゃあニワトリのごたあ〜」「いや、だいたい4歳馬かな」「ダービーに出そう」など冗談も出る中、顔を作った大野修身さんは「今年は90点の出来でした。まあまあです」と満足そうに話されました。
 6基の精霊舟は白川沿いの同区グラウンドに並べられ、夕方には提灯にロウソクがともされました。区民総踊りがあったり夜店も出て、伝統行事の1日はにぎわって終わりました。

 


みんなで楽しく球技大会!
菊池郡子ども球技大会

 菊池郡子ども会育成連絡協議会主催の球技大会が8月9日(土)菊陽町町民総合運動場と同町民体育館で開かれ、各町代表チームが参加してソフトボールとビーチボールバレーの試合が行われました。
 菊陽町からはソフトボール代表の上津久礼子ども会とビーチボールバレー代表の鉄砲小路子ども会、南八久保子ども会が出場し、熱戦が繰り広げられました。
 試合の結果、ソフトボール大会優勝は大津北子ども会、準優勝は上津久礼子ども会、ビーチボールバレー大会の優勝は鉄砲小路子ども会、準優勝は南八久保子ども会でした。ソフトボールに出場した弓削昂平くん(菊陽中部小6年)は「決勝で負けたのがとても悔しい!県大会に出たかったです」と話してくれました。

 


暑い中熱戦を展開
ソフトバレーボール大会

 菊陽町ソフトバレーボール協会(宮川繁春会長)主催の第18回菊陽町ソフトバレーボール大会が8月3日(日)菊陽中体育館で行われ、菊陽町内外から50チームが出場しました。
 参加チームはトリムAの部6ブロックとレディースの部に分かれ、21点1セットで各ブロックの順位を決定するリーグ戦を行いました。その試合結果で1位から6位までのグループに分かれ、トーナメント戦を行い、選手の皆さんは「もう一本」や「ナイスプレー」など声を掛け合いながら熱戦を繰り広げました。
 たまひよチームの塚脇康晴さんは「職場の同僚でチームを結成し、今回初めて出場しました。1勝を目指します」と話され、カトレアYチームの佐々木理美子さんは「優勝しました!嬉しいです」と喜ばれました。  

 


  あさひヶ丘区  ふわふわ

サルスベリ

 暑い夏から秋にかけては木の花が少ないだけに花を楽しめる庭木や盆栽として珍重されているのがサルスベリです。
 サルスベリは、木肌がツルツルして滑らかなので木登り上手な猿でさえも滑りそうだからと名付けられたといい、中国北方でも同じような発想から猴郎達樹(こうろうたつじゅ)といわれています。猴は猿の意。
 ところで、サルスベリには笑いの樹とかクスグリ(擽)の樹、こちょこちょの樹、さすりの樹というかわいい名もあります。幹を手でくすぐるようにしばらく撫でていると、風もないのにその細く伸びた枝や葉が自然に動き出し震えおののき、花は痒(かゆ)がって笑う、ということから付けられたといいます。中国では怖痒樹(ふようじゅ)。痒さを怖がる樹という意味です。
 また、7月の盛夏から9月の初秋まで百日もの長きに亘ってピンクの花を咲かせる、ということから一名、百日紅ともいいます。
 咲き続けて見えるのは、咲いた枝から再び芽が出てきて花が咲くためです。一つひとつの花は朝開いて夕方には散ってしまうので朝になると前日咲いていた花がこの木の下の地面に散り敷かれているのを見ることがあり、そこを通るのに花びらを踏みしだいて行くのがためらわれ、そっと避けて歩くことになります。
 江戸中期の女流俳人加賀千代女が詠んだ次の句にはそのようなサルスベリの咲き振りに健気ささえ感じさせます。

 散れば咲き 散れば咲きして 百日紅

 サルスベリの材は緻密で堅く重くしっかりしているので床柱や線路の枕木に用いられています。
 地方によっては、女の子が生まれるとサルスベリを植え、結婚する時伐りとって婚家の新居の床柱にするといいます。生まれ育って少女へ、そして娘になり、嫁ぐその日までの思い出を、サルスベリの木とともに婚家に持っていけるとは何と羨ましいことでしょう。


貴重な体験をしました
ワークキャンプ

 福祉体験を通して、いつでもボランティア活動ができる習慣を身につけることを目標として、菊陽町社会福祉協議会主催のワークキャンプが町内3施設で行われ、7月30日(水)から31日(木)は特別養護老人ホームきほう苑での活動に、菊陽西小学校と菊陽南小学校の子どもたち15名が参加しました。
 到着後、子どもたちは職員さんたちの朝礼に参加し申し送りをしている姿を真剣な表情で見ていました。開会式では副施設長より「この機会にお話したり歌を歌ったりして2日間を楽しんでください」とあいさつのあと、一人ひとり自己紹介を行いました。
 子どもたちは3班に別れ、車いす操作、衣類脱着、ブラインドウォークを体験。「車いすは坂を登るよりは降りるほうが難しい」や「ブラインドウォークは目隠ししているので怖い」との声もあり、真剣に取り組んでいました。午後からは入所者の方たちとレクリエーションをしてふれあい、夜には花火をして楽しみました。興梠勝太郎くん(菊陽西小6年)は「お年寄りが最初何を話しているか良く分かりませんでしたが、何回も聞いていると分かるようになりました。いい勉強をしました」と話してくれました。

 


 保育園の夏祭りで浴衣を着ました!
 いつも仲良くあそんでいま〜す。

前列 山口 真采(まこと)ちゃん  5歳
    林 志穂(しほ)ちゃん  5歳
   堰@林 寿美怜(すみれ)ちゃん 2歳
後列  林 遥奈(はるな)ちゃん  8歳
 東ヶ丘区

 



熊本むさしYMCA

島津尭斗くん(菊陽西小6年)
  平泳ぎ50m・100mに出場します。メダルはともかく、自分に負けないようにがんばります。
宮良遥花さん(菊陽西小5年)
  自由形50m・背泳ぎ50mに出場します。これまでの練習の成果を思いっきり発揮して自己ベストを出したいです。
工藤亮子さん(菊陽西小6年)
  平泳ぎ50m・100mに出場します。学童オリンピックに出るのは最後なので自分の力を出し切っていい結果を出せるようがんばります。

 



日本クラブユースサッカー
         選手権大会出場!

ロアッソ熊本ジュニアユース

僕たちは8月8日(金)から、福島県にあるJヴィレッジで開かれた第23回日本クラブユースサッカー選手権(U−15)大会に、九州代表ロアッソ熊本ジュニアユースの一員として出場しました。
 成績は1分け2敗でグループリーグ突破は出来ませんでしたが、たくさんのことを学ぶことができ、自分たちの足りないところが見えました。次の大会に向けてチーム一丸となって頑張っていこうと思いました。
中山晃一くん(武蔵ヶ丘中2年)

 
   松浦祐生くん(武蔵ヶ丘中2年)
   河野公寿くん(武蔵ヶ丘中2年)
   中山晃一くん(武蔵ヶ丘中2年)

 

 


編集後記

今年は2学期がもう始まったようです。部活や子ども会行事やお稽古ごとで、楽しかった思い出いっぱい聞かせてください!(T.I)