ワンネス 443号  2008/12/28発行

世界にひとつだけのお正月リース
青葉台子ども会

 青葉台区子ども会(高嶺千春育成会長)は11月15日(土)同区公民館でお正月に飾る「しめ縄リース作り」を行い、世界にひとつだけのリースを作りました。
 今年度の子ども会は白川中流域水土里ネットが主催する「田んぼの学校」に参加し、6月に田植え、10月に稲刈りを体験。この時刈り取った稲を下津久礼の前田孝一さんが管理して乾燥させました。 
 子どもたちは、稲わらを9本づつ束ね水に浸して、すりこぎやラップの芯などで柔らかくなるまで叩き、三つ編みにして丸くリースの形を作り稲穂を付けます。飾りに梅や椿、水引き、折り紙で作った鶴、扇を付け完成しました。
 リース作りを指導した子ども会役員の相川尚代さんは「子どもたちに田植えから稲刈り、そのわらを使ってのリース作りを通して、昔の知恵と物を大切にすることを学んで欲しいと取り組みました」と話され、中原 葵さん(菊陽西小6年)は「飾りを付けるのが難しかったけど自分の気に入った作品ができました。家の玄関に飾ります」と話してくれました。

 

 

 この6ヵ月間子どもたちは米(食)の大切さについて学んだようです。自分だけのお正月リースも出来上がり、満足していました。(谷川)


人権について考えました
菊陽町人権フェスティバル

 第12回菊陽町人権フェスティバルが12月6日(土)同町民体育館で開かれ、小中学生や町民が参加しました。
 フェスティバルでは“部落差別をはじめあらゆる差別をなくす菊陽町人権子ども集会”があり、菊陽西小学校6年生、菊陽中学校3年生などがステージ発表をしました。発表を聞いて会場から「ハンセン病差別と水俣病差別は似ていると思いました。いまでもあっているから、無くしたいです」などたくさんの意見発表がありました。次に「拉致問題を考えよう」と拉致被害者松木 薫さんの姉斎藤文代さんが弟を救いだしたいと訴え、支援をする菊陽ブルーリボンの会の逸見芙美子代表世話人が発足の経緯を話し署名を呼びかけました。
 中国について学習したことを発表した菊陽西小6年池田翔斗くんと松木賢斗くんは「緊張したけど自分の思いが伝えられたからよかったです」と話してくれました。

 

 

 子どもたちの真剣なまなざしに圧倒されました。
 松木 薫さん救出の署名にもたくさんの小中学生が並び、ブルーリボンの会の方も喜ばれていました。(岩田)


復興著しい時代に結婚生活
福祉のつどい

 菊陽町社会福祉協議会が主催する福祉のつどいが12月13日(土)菊陽町老人福祉センターで行われました。
 開会式では菊陽町社会福祉協議会後藤三雄会長のあいさつのあと、一人だけの金婚式16名の表彰が行われ、表彰者を代表して橋本セツヨさん(中代区)が「昭和33年に結婚し、戦後復興著しい時代に結婚生活が始まりました。半ばして連れ合いを亡くしましたが、これからの人生を健康で楽しく過ごせるよう頑張る気持ちでいっぱいです」と謝辞を述べられました。
 次に、福祉功労者の表彰が行われたあと、熊本機能病院総合支援センター長の山本行文氏による「私とスポーツ」と題した記念講演が行われました。また、センター内には老人会や福祉施設、ふれあいサロン参加者などが手作りしたかわいい作品が展示され来場者の目を楽しませていました。

 

 

 本文中にはスペースの都合で紹介できませんでしたが、山本先生の講演に感動しました。これからも頑張ってください。(谷川)


練習の成果を披露しました
ジョイントコンサート

 第12回ジョイントコンサートが12月13日(土)菊陽町老人福祉センターで行われ、音楽団体や施設利用者などが集い、音楽のひとときを楽しみました。
 高次脳機能障害を抱えながらも「僕の道しるべ」でデビューした一ノ瀬たけしさんのコンサートやスターチルドレンによる「風雪流れ旅」などの大正琴演奏、介護老人福祉施設サンライズヒル フレッシュシンガーズによる「この道」などの合唱、菊陽町ハーモニカ愛好会による「たきび」などのハーモニカ演奏が披露され、来場者はすばらしい演奏に大きな拍手を送りました。
 菊陽虹の会で太鼓の演奏を披露した坂本健博さんは「3曲を演奏しました。『木曽節』がいちばん難しいですが、上手く演奏できました」と話されました。
 最後に、お楽しみ抽選会もあり大盛り上がりでした。

 

 

 日頃の練習の成果が十分発揮されたステージでした。一ノ瀬たけしさんのコンサートも初めて聴きました。障害を抱えながらもここまでできることに感激。よか男だし!(谷川)


  (8)  パソコンサポートくまもと  高畑圭輔   http://pc-kumamoto.jp

年賀状ソフト

 今年も残りわずかになってきました。12月は年賀状作成の為に、家庭でのパソコン利用率が一番高くなる時期です。年賀状を作るときは主にはがき作成ソフトがよく使われます。種類が多いので今回は人気ランキングを発表いたします。

1位:「筆まめ」
 定番のソフトですね。パソコン購入時にバンドルされているので使ったことある人も多いでしょう。初心者にはわかりやすい作りになっています。

2位:「筆王」
 これもよくバンドルされています。定番のはがきソフトの中では一番多機能です。その分なれるまで使いにくいと言われることも。

3位:「筆ぐるめ」
 筆まめ、筆王と並んではがきソフトのBIG3です。使い勝手は筆王と筆まめの中間と言ったところでしょうか。

4位:「宛名職人」
 ランキング内で唯一マッキントッシュ版があるソフトです。売れているのもマッキントッシュ版が多いのでマックユーザーでは定番なのでしょうか。

5位:「楽々はがき」
 ランキングの中で一番安価です。機能も基本的な物に絞り込まれているので使い勝手も良いです。あまり凝った物を作らないなら十分な性能です。

 はがきソフトは使い慣れている物がやはり一番です。ランキングTOP3は機能的な差はほとんどないと考えてよいでしょう。データの相互移行もできるので色々試してみるのも良いかもしれません。


みんなでエコしましょう

 三里木町民センター(大川由紀美所長)の環境教室の皆さんが12月5日(金)同センター利用者に廃油石鹸つくりを指導しました。
 まず、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)水溶液を作り、300mlの廃油と一緒に入れるところから指導。同センター講座受講生やミニデイサービスの参加者らが次々にボトルを振って作りました。
 ペン習字講座生の福島由佳さん(光の森)は自宅から廃油を持参し「初めて作りました。捨てるものから石鹸ができるなんていいですね」と感心していました。

 

 



ビエンナーレKUMAMOTO W展で
奨励賞受賞

 熊日新聞社主催の公募美術展「ビエンナーレKUMAMOTO W」で、奨励賞を受賞された相馬さんにお話を伺いました。

◆受賞おめでとうございます
 ありがとうございます。前身の第41回熊日総合美術展(昭和61年)での奨励賞以来の受賞でした。今回は「創る人」と題した100号の油絵を出品しました。

◆この絵について教えてください
 画家が、パレットを手に創作しようとしています。ステンドグラスの光やパレットの材質感を感じて下さい。見る方の想像の余地がある作品です。来年2月に開かれる下原区作品展に出品しますので見に来てください。

◆油絵はいつから
 高校1年生から始めました。武蔵野美術大学で本格的に学び、熊本に帰ってきてからは、大津中、合志中、武蔵ヶ丘中などで美術の教員をしながら描き続けました。町主催の絵画教室も指導しました。

◆たくさんの絵を描かれましたね
 私の絵は、合志市や大津町の役場に飾られています。依頼されることもあり、大小ありますが年間24〜25枚の作品を仕上げています。菊陽西小学校の校章もデザインしましたよ。

◆これからは
 今までに描いた作品をどう残していこうかと考えています。また抽象画を極めてみたいとも思っています。そして、一度は個展を開こうと思っています。

 

 

 

 

 



みんなで楽しくおもちつき

 ひばりヶ丘区(福島正勝区長)のもちつき大会が12月7日(日)区の公民館で行われ、30kgの餅をつきあげました。
 蒸しあがったもち米を臼に入れ、大人の方たちが粘りが出るまで杵でこね、子どもたちが順番にもちつきを体験しました。また、ふれあいバザーと題し、各家庭から持ち寄った品のバザーや子どもたちには自分で作る綿菓子もあり「おいしいね」と大人気でした。
 小嶌友貴くん(菊陽中部小6年)は「あんこもちを作りました。なかなか丸まらず苦労しました」と話してくれました。山口佐知男さんは「毎年必ず参加しています。小さい頃は家庭で杵と臼でもちつきをしていたのですが今はしませんね。童心に帰り楽しみました」と喜ばれました。
 つきあがった餅は、あんこ餅、きなこ餅などにしてみんなでおいしく頂きました。

 

 

 



赤い羽根共同募金にご協力お願いします!

 12月14日(日)サンリージャスコ菊陽店とゆめタウン光の森店で赤い羽根共同募金が行われ、菊陽町の老連、地域婦人会、更生保護女性の会、民生児童委員協議会、社協職員、小学生や大人のボランティアが募金の協力を呼びかけました。
  募金された方たちには、赤い羽根とボランティア手作りの干支ストラップがプレゼントされました。