ワンネス 457号  2009/04/12発行

満開の桜の下で

第2回はなあかり

 満開の桜を廃油キャンドルで彩った第2回はなあかりが3月28日(土)午後6時から菊陽町民グラウンドで開かれました。
 満開の桜が並ぶ町民グラウンドには、紙製灯篭や竹明かりが灯り、ハート型や星型に廃油キャンドルが並べられ、たくさんのキャンドルをつるした18基のやぐらも並びました。また、ソニーセミコンダクタ九州熊本TECやボーイスカウト熊本第9団などの団体も参加しました。
 夕闇が迫ると幻想的な明かりの下、はなあかり実行委員長の菊陽町商工会会長丸林和洋さんが「人々がつながり安心安全な町になって欲しいです」とあいさつし開会。町商工会のだご汁やイカ焼きなどの食バザーも始まり、訪れた人は桜の下のステージで琴やハーモニカ、フルートなどのミニコンサートを楽しんでいました。
 阪本ひかるくん(5歳 緑ヶ丘区)は「キャンドルに火をつけてたのしかったです」とお母さんや妹と笑顔でした。

 

 

 ボランティアのみなさんの力でキャンドルややぐらの数が昨年よりだいぶん増えていました。どんどん盛んになるといいですね。(岩田)


第2回 ふれあいの森さくら祭

 菊陽町ふれあいの森研修センター(紫藤広美所長)の講座生と地域の方たちの発表会を兼ねた“第2回ふれあいの森さくら祭”が3月28日(土)菊陽町ふれあいの森公園とふれあいの森研修センターで行われ、たくさんの人が訪れました。
 開会式では高山 忠実行委員長のあいさつのあと、もみじ保育園の園児による「竜神太鼓・もみじ踊り」やジャラビィ ジェンベクラブの太鼓の演奏でステージ発表が開始。子ども英会話教室やフラダンス教室など講座生の発表、大正琴や日本舞踊など地域の方たちの発表もあり、満開の桜の中で日頃の練習の成果を披露しました。研修センター内では絵手紙教室や純銀細工教室などの展示もあり、来場者は作品の出来栄えに感心していました。また、地域ボランティア手作りカレーやフランクフルト、焼きそばなどの食バザーもあり多くの来場者で賑わっていました。
 子ども英会話教室の古里美玖さん(中部小新4年)は「恥ずかしかったけどうまく発表できました」と笑顔で答えてくれ、純銀細工教室に通う佐藤佳子さん(南方区)は「純銀細工は力加減がとても難しいですが磨けば磨くほどきれいに仕上がります。次はブローチに挑戦します」と話されました。

 

 

 満開の桜・桜・桜でした。気持ちもよくお花見気分で楽しく取材することができました。(谷川)


第2回 富士フイルム九州 春祭り

 富士フイルム九州(坂本 敏社長)の第2回春祭りが3月29日(日)同社敷地内で開催され、従業員や家族、地域の皆さんが多数来場しました。
 ステージで坂本社長の開会宣言のあと、同社従業員バンド「パーマネント」の演奏や熊本のスーパーローカルヒーロー“グランパワーヒノクニ”による楽しいステージ、職場対抗早飲み・大喰いリレーなど盛りだくさんのプログラムが行われました。また、職場対抗大縄跳び大会やフットサル大会、同社製品や地域貢献の取り組みを紹介したPRテント、三里木商工繁栄会の皆さんが出店した焼きそばやカレーライスなどもあり、訪れた人たちは満開の桜の下でイベントを満喫していました。
 親子で来場した緒續美智子さん(熊本市)は「実家が菊陽なので遊びに来ました。桜がとてもきれいで気持ちが良かったです。子どももグランパワーヒノクニはとても喜んでいました」と話されました。
 液晶テレビやデジタルカメラなどの当たる大抽選会も行われ満開の桜の中、大変盛り上がりました。

 


 楽しいイベントが目白押しの春祭りでした。三里木商工繁栄会のみなさんの出店も美味しいものがたくさん並んでいました。桜も満開で花見気分で取材しました。(谷川)


  (27)  ひばりヶ丘区  矢原正治

サンンショウ ミカン科

 タケノコも頭を出し始め、木の芽あえの美味しい季節です。今月の薬用植物はサンショウです。写真は秋に撮影したサンショウの果実です。トゲが無かったので九州に多い栽培種のアサクラサンショウでしょうか。なかなか可愛い実をつけます。花は4月に咲き、小さく黄緑色なので見過ごしてしまいます。 食用の薬味として葉、未熟果実を、木の芽あえ、田楽味噌、ウナギ等々に用います。
 薬用は成熟果実で、新しく香気および辛味の強いものが良品とされます。魚毒作用もあります。中国では花椒、蜀椒と呼ばれる少し辛味の強い品種で、成熟果実の果皮を用います。香りは中国産の方がきつくて強く、日本産はマイルドな香りがします。価格は日本産の方は数倍高価です。処方では、腸の手術あとの腸閉塞の改善に用いる大建中湯[蜀椒、乾姜(蒸したショウガ)、人参(薬用人参)、膠飴(水あめ)]や元旦に飲むお屠蘇の元の屠蘇散(桂皮、花椒、陳皮、桔梗、防風、蒼朮、丁子)に用います。味は辛、性質は温で、風邪(ふうじゃ)を除き、中(お腹)を温め、麻痺を去り、気を下す等の作用があります。
  “サンショウは小粒でピリリと辛い”。その逆が“ウドの大木”でしょうか?差別用語だという人もいるかもしれませんが、区別するためには良い言葉かもしれません。皆さま、いかがでしょうか?
 西洋薬を飲んでいると身体は冷える傾向にあります。漢方薬は温める薬が半分ぐらいあります。風邪の時に用いる葛根湯、大建中湯、屠蘇散も温める薬ですね。
 食べ物にも沢山温めるものがありますね。身体が冷えてくると、動くのがおっくうです。手足の冷える冷え性、便秘、女性では生理不順、生理痛、貧血、めまい等々、また、鬱(うつ)の状態にもなりかねません。少し身体を温める服装、食事をしてみませんか?和服は本当に暖かいですよと奈良女子大学の健康保健センター長の女性の先生。冷え性の方には薄切りのショウガを蜂蜜、砂糖漬けにしたものを毎日、朝夕2〜3枚ずつ食べると温まってきます。あとは、足腰を冷やさないような服装をすることです。若い時にミニスカートで足腰を冷やし、クーラー大好きだと、冷え性になって、年を取って病院通いで苦労します。“冷えを治せば病気も治る”という言葉があります。皆さん、安上がりの運動、身近な食材で治してみませんか。


スポーツで交流
スポーツフェスタ2009

 スポーツクラブきくよう(相馬将末会長)が主催するスポーツフェスタ2009が3月15日(日)菊陽町民体育館で行われ、スポーツの一日を楽しみました。
 開会式では、相馬会長のあいさつのあと「目覚まし体操」で準備体操を行いました。このあと、エアロビクスで活躍されている大村詠一さん、智美さん、紗織さんの3兄妹による模範演技があり、素晴らしい演技に会場からは大きな拍手が送られました。そしてエアロビクスの楽しさを体験してもらおうと大村智美さんの指導で、参加者は楽しく体を動かしました。また、日頃のトレーニング方法やエアロビクスの基本から高度な技も紹介されました。
 次に、体操、新体操教室の子どもたちの発表もあり、かわいい演技を披露しました。
 休憩をはさみ、参加者はアジャタや室内ペタンク、ちょんかけごまなどを体験しました。参加した宇野菊代さん(三里木区)は「大村3兄妹の演技が見られ良かったです。一緒にエアロビもでき運動不足解消にもなりました。体操教室の発表で子どもの成長ぶりが見れました」と話されました。

 

 


 

 松下 功太朗(こうたろう)くん 6歳
     優花(ゆうか)さん 6歳  津久礼ヶ丘区

  今年1年生になりました。菊陽中部小学校のみなさんよろしくお願いします。



体操教室ボーンフリーダム

 毎週木曜日、午後8時から10時まで上津久礼公民館でヨガ、ピィラテス、エアロビクスなどで楽しく体を動かしています。
 腹筋・背筋を鍛えることで腰痛も和らぎます。

 



クンシラン ヒガンバナ科

 

 南アフリカが原産。ヨーロッパを経由して、日本には明治時代に渡来しました。
 漢字では「君子蘭」と書きますが、ラン科ではなくヒガンバナ科の植物です。

撮影場所 菊陽町ふれあいの森研修センター

 


編集後記

入学式も終わり、新1年生のみなさんは学校生活に希望を胸に膨らませているところでしょう。勉強や部活動に頑張って下さい。(N.T)