ワンネス 458号  2009/04/19発行

清掃活動で親睦
津久礼ヶ丘区

 3月29日(日)津久礼ヶ丘区(松村光興区長)で地区の清掃活動と親睦会が行われ約80名が参加しました。
 午前8時に清掃開始。集まった人たちはゴミ袋とカネバサミを手に、区内の道沿いや空き地などに落ちている空き缶やペットボトル、タバコの吸殻などたくさんのごみを拾い集めました。また、道路脇の伸びすぎた木の枝や雑草は草刈機を使ってきれいにしました。参加した水澤飛鳥さんと凛ちゃん親子は「たばこの吸殻が多いのにびっくりしました。子どもも早起きしてゴミ拾い頑張っていました」と汗を流されました。
 お昼は、さんふれあのバーべキューでテーブルを囲み、親睦を図りました。松村区長は「今回は参加者が増えてうれしく思います。子どもたちも清掃活動や親睦会を通じて、地域の中で育ってくれればと思っています」と笑顔で話されました。

 

 

 清掃活動お疲れ様でした。バーベキューの親睦会はビールがおいしそうでした。お肉ご馳走様でした。


たかな漬けに初挑戦
新山区

 3月21日(土)新山区(前村公徳区長)の白鈴公民館で同区小学生を対象に高菜漬け講習会が開かれました。
 子どもたちに季節や地域の料理に興味を持ってもらおうと自治会と老人会が初めて企画。同区の酒井良一さんの畑からこぶ高菜30株が提供され、子ども会の6年生を中心に7名が参加しました。
 子どもたちは老人会の指導で、高菜の塩もみを体験。「じょうずだね」と声をかけられるとうれしそうに「葉っぱがやわくなってきたよ」と老人会の方たちと触れあいながら楽しみました。
 参加した甲斐駿一くん(元菊陽西小6年)は「いつも食べるだけだったけど、塩もみを体験して手がかかるんだと思いました。でも楽しかったです。早く食べたいです」と話しました。

 

 

 はじめての高菜の塩もみ体験に、子どもたちは楽しく挑戦していました。漬かった高菜をいただきありがとうございました。


桜の下で楽しくプレー
下津久礼区

 3月21日(土)下津久礼区(坂田隆成区長)で区レクリエーションのグラウンドゴルフ大会が同区グラウンドで開かれました。
 区内の6組から103名が参加し、組対抗戦で2ラウンドを元気いっぱいプレーしました。この日を楽しみにしていた区民も多く、「惜しい」などと声をかけあいながら和気あいあいとゲームが進みました。グラウンドに草を残しておいたためか、昨年に比べホールインワンが半減しましたが皆さん笑顔で楽しんでいました。結果、組対抗優勝は3組、2位5組、3位1組、個人優勝は皆本アサ子さん、準優勝は窪田実穂さんでした。
 表彰式終了後は組ごとにお弁当とビールで、お花見となり親睦を深めました。

 

 


大震災を想定しての訓練
菊陽町総合防災訓練

 平成20年度菊陽町総合防災訓練が3月22日(日)菊陽杉並木公園ふれあい広場で開催され、大震災を想定しての訓練が行われました。
 午前10時、菊陽町消防団による「大地震により大規模火災が発生した」という想定で、非常呼集および遠距離放水訓練が行われました。このあと住民参加型訓練として、はしご車搭乗や消火器による初期消火訓練、煙体験があり、初期消火訓練に参加した大津谷さんは「消火器の取り扱いは難しいです。体験できて良かったです」と話されていました。
 また、倒壊家屋救出訓練や土砂埋没車両被災者救出訓練もあり、菊池広域連合南消防署から救急車とRESCUE特別救助隊も出動し、負傷者を救助しました。地域婦人会、防災ボランティアすぎなみの皆さんによる炊き出し訓練もあり、豚汁やアルファ化米などが手際よく作られ参加者全員で試食しました。
 参加した相馬博生さん(南方区)は「孫2人を連れて訓練に参加し、煙体験とはしご車に乗りました」と話され、孫の宮本翔馬くん(5年)、航輝くん(2年)は「はしご車は高くて周りの景色がよく見えました」と笑顔でした。

 

 

 訓練に参加することで防災意識も高まるし、消火器の使い方や煙の体験もできました。どしゃぶりの雨のため町民の参加も少なく、とても残念でした。


  (68)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

感染症の時代J 結核 1

 つい約50年前まで、結核は国民病として、すべての国民に恐れられていました。9000年前の人骨に結核の痕跡を認めているように、大昔から存在した結核が、なぜ18世紀後半から19世紀にかけて産業革命期に大流行したのでしょうか。日本では明治・大正時代の富国強兵の時期に結核が大流行したのはなぜでしょうか。
 日本では1916年に約100万人の患者がいて、殆どが放置された状態だったようです(1900年日本人口4385万人)。幸田文の「おとうと」に描かれた青年の町医の言葉は、この当時の社会状況をよく表わしています。

 「日本は有名な結核国なんです。そして貧乏国なんです。国も貧乏、市町村も貧乏、医者も貧乏、患者も貧乏。でもせめて、みんながも少し結核の恐ろしいことを知ってくれて、結核にならないよう、なったら早いうちに手当てするように注意してくれたら、それだけでもどんなによくなるか。結核の多いくせに結核への知識が普及していないのです。−お宅なんかが、こんなに悪くなってからなんだから、残念です。」
(お宅:幸田露伴のような知識人の家庭)

 そして現在、結核と聞くと昔の病気のように思われるかもしれませんが、今もなお身近な重大な感染症です。現在、世界人口の3分の1の20億人が結核菌に感染しています!2006年には、世界中で年間に915万人が新規に結核を発病し、165万人が結核で亡くなられています(WHO推定)。感染症による死亡者数は依然として1位です。流行の中心は発展途上国で、患者の約9割を占めています。
 日本では、結核による死亡者でみると、昭和25年には約12万人死亡、死亡順位第1位であったものが、近年では年間約3千人死亡(1996年)、第24位となっています。医学の進歩や国をあげての結核対策の推進の成果です。
 しかし、現在でも、結核は身近な重大疾患であることは間違いありません。
 現在でも感染源となる患者(塗抹陽性結核患者)は年間2万5千人程度発生し、年間2千人死亡しています。また集団発生も後を絶ちません。最近では薬の効かない多剤耐性結核菌が問題になっています。現在の日本の結核患者の約8割は再発です。急速に進む高齢化社会の現在、人口の約3割、高齢者を中心とする3700万人がすでに以前の流行時に結核の感染を経験しています。免疫が弱くなると再び「しぶとい結核菌」が増殖するため、元結核患者の高齢者の再発も心配です。

参考文献: 感染症は世界史を動かす(ちくま新書)



下原区東陽会 人吉汽車の旅

 桜の春、下原東陽会(前田義範会長)の29名は、3月28日(土)人吉汽車の旅をしました。
 ガタン、ゴトン原水駅に赤い列車が近づきます。さあ、汽車の旅の始まりです。各自、6枚の切符を握り乗り込むと、車窓は見慣れた風景が走り流れていきます。
 熊本駅で「くまがわ1号」に乗り換え、一路人吉に向かって列車は走ります。八代の田園風景をのんびりと眺めていると、肥薩線に入りました。すると、山合いの中に球磨川の流れが見え、川沿いは満開の桜並木が続き、川面には対岸の山並みと桜が映り、車内に歓声とどよめきが起きました。
 山は萌葱色、桜、桃、蘇芳と春爛漫の風景が続きます。人吉に着くと山登り列車“いさぶろう号”に乗り換えループ橋を眺め、大畑のスイッチバックを体験し、矢岳のSLを見学。そして幸の鐘を鳴らす真幸駅と、遊びながら吉松駅へ到着し“しんぺい号”で折り返し人吉駅へ。球磨川を眺めながらやっと遅めの昼食“雛ご膳”を頂き、青井阿蘇神社を参拝。そのあと、街中のウインドウ雛飾りを眺めながら味噌蔵へ。漬物のおみやげを買い、駅前でもショッピング、これも楽しみの一つでした。どんより空を東陽会パワーで吹き飛ばし、桜を満喫し会員親睦も深まった人吉汽車の旅でした。

写真・文提供 下原区東陽会

 

 

 



汗かいて楽しく交流!

 

 働く婦人の家(三里木町民センター)の託児室を利用している親子の第2回交流会が3月23日(月)同センター軽運動室で行われ28組の親子が参加しました。
 吉武千鶴先生の指導で親子エアロビクスが始まり、アンパンマンやドラえもんの曲に合わせて、親子で歩いたり抱っこしたり、ジャンプしたりと心地よい汗を流しました。その後、働く婦人の家利用者連絡協議会副会長の森口定實さんの手品を目を丸くして見たりおみやげをもらったりと、楽しい一日となりました。

 

  梁井 ももかちゃん 4歳 新山区

 おしゃべりが大好きでお友達とたくさん遊んでいます。


(63) 腕のストレッチ

 両腕を真横に広げます。(写真)息を吐きながらゆっくり、ひじを曲げていきます。(写真)息を吐き終わったら、息を吸いながら元の姿勢へ戻します。このストレッチを5回行ってください。

<注意>
  ペットボトルを持った手を床に付けないようにします。できるだけ、時間をかけてゆっくり行ってください。