ワンネス 478号  2009/09/20発行

点字っておもしろい!
菊陽中部小4年生

 国語の教科書にも取り上げられている「点字」を書いてみようと9月8日(火)菊陽中部小学校(田嶋義法校長)の4年生が総合学習の時間に菊陽町ボランティアセンターの指導で学びました。
 4年1組の教室に同ボランティアセンターから三浦さんが来訪。点字付きのカレンダーを見せると児童たちは「すげ〜」「早く見せて!」と興味津津の様子で覗き込んでいました。ひと文字を6つの点で表す点字について三浦さんの説明の後、丸を鉛筆で塗りつぶす方法で自分の名前を書いて練習してみました。
 点字版や、定規、点筆と厚手の紙が配られると、子どもたちは早速真剣な表情で点々と文字を打っていきました。間違えていないか裏返して50音表と見比べて確認してみたり、指先でさわってみたりして点字を体験していました。
 深松裕太朗くんは「打ち方がわかったから、また打ってみたいです」と話し、宮本直季くんは「初めてだったけど、こんなに簡単にできるとは思いませんでした」と意欲的に取り組んでいました。

 

 

 


ぶどう棚の下で
グレープビレッジ寿園

 8月25日(火)菊陽町にあるグレープ・ビレッジ寿園(吉本孝寿代表)ではぶどう狩りに訪れたディサービスのお年寄りに沖縄の三線の音色と歌を披露しました。
 演奏をしたのは同園でアルバイト中の東海大農学部3年の中野祐志さんと瀬戸健吾さん。2人は普段ぶどうの袋入れや箱づめの作業の合間に来園したお年寄りに喜んでもらおうと得意の三線を披露しています。この日は「島人の宝」や「涙そうそう」など3曲を演奏しました。アンコールにも笑顔で応え「また来年も来てください」と挨拶すると拍手が響きました。
 きほう苑から訪れていた藤本タマ子さんは「初めて来ました。歌も聴けて楽しみました」と笑顔で話されました。

 

 


人権を学習
人権の町菊陽フェスタ

 人権のまち菊陽フェスタが9月12日(土)菊陽町図書館ホールで行われました。
 後藤三雄町長のあいさつのあと、武蔵ヶ丘小学校の児童による中国語朗読「七月七的故事(七夕物語)」が披露され、井上 茜さんと張 思hさん(同6年)は「緊張したけど上手く発表できました。いつもの練習よりみんな声が出て良かったです」と話してくれ、次に、菊陽町東部町民センターで活動する識字教室の皆さんが学習の成果を発表。最後に、人権バンド“イソジンズ”によるコンサートもあり会場からは大きな拍手が送られました。
 識字教室に通う嶋田ロウズさんは「フィリピンから日本に来て10年になります。年齢、国籍に関係なくたくさんのお友だちができました」と話されました。

 

 


作品に関心
文化書道展

 文化書道連合会(中富欣堂会長)主催の第39回文化書道九州書道展が8月29日(土)菊陽町図書館ホールで開かれました。
 九州各地の教室で学ぶ生徒や講座生の作品が、ホールの壁面やパネルにたくさん展示され、訪れた人は賞を受賞した力のこもった作品を鑑賞したり、批評しあったりしていました。今年の課題は、小中学生の部には鹿児島県の「枕崎」「指宿」などの地名、一般の部には「隆盛」「篤姫」などゆかりのある人物の名前が出され、展示された自分の作品について友人に説明する姿も見られました。午後1時からは表彰式があり受賞者に賞状や記念品が贈られました。
 菊陽町の大野陽山先生(沖野区)の教室で学び、金賞を受賞した叶 晴夏さん(菊陽西小5年、光の森)は「課題『天城』の天の字の4画目の払いが難しかったです」と話してくれました。

 

 


  (73)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

新型インフルエンザにどうそなえるか?

 新型インフルエンザが流行しています。年内に2500万人が罹患すると厚労省が予測しています。新型インフルエンザの大流行時に備えましょう。インフルエンザの大流行時には外出しないことが1番です。しかし、やむをえず外出するとき、感染しないように気をつけましょう。感染予防の基本は下記です。

@うがい(うがい薬による)、手洗いと手指消毒(石けん液と流水による)
Aマスク(咳エチケット)
B人ごみを避け、外出しない(食料品を備蓄し、感染のピークが過ぎるまで篭城)

 保健所も、感染が広がらないように、患者が出たら、自宅での安静・家族の外出自粛・学校・保育施設の閉鎖等を指示しています。
 今回の新型インフルエンザ(豚由来インフルエンザA/H1N1)は、治療薬(タミフル、リレンザ)が有効ですが致死率は0.5%と言われ、季節型インフルエンザより高率です。流行はいったん収束するものの数ヵ月後には第二波、第三波となって再度の流行が予想されます。この時、感染力や毒力の強いウイルス、抗インフルエンザ薬に耐性を獲得したウイルスに変異している可能性があり治療薬は効果がありません。
 さらに、当初新型化が予測されていた高病原性鳥インフルエンザウイルス(A/H5N1)による感染者は、今もなお世界各地で徐々に増加しており、その死亡率は脅威(致死率60%以上)です。この高病原性鳥インフルエンザウイルスが何らかの形で変異し、パンデミックを起こす可能性も否定できません。そのときは、現代医学がまったく役に立たない状態なので、予防医学の基本のとおり「一人ひとりが自分のいのちを守る」しかありません。代替医療を含めて大きな視点から病気にならない免疫力のしっかりしたからだをつくるしかありません。
 日頃健康に注意し免疫力を高める食べ物・生活習慣を実行することです。玄米菜食少食をお勧めします。玄米菜食やその他の民間の健康法でガンや生活習慣病を克服した方々が増えています。いのちあふれる玄米や副食をよく噛み(一口30回から200回)、いのちある食べ物を感謝して頂くことが、みずからのからだを免疫力の高いいのちあふれるからだにしていきます。新型インフルエンザにかかっても、常にプラス思考でくよくよしないで決してあきらめないで「治る」ことを念じます。できれば玄米を一口200回噛み、味噌汁と漬物、そして特効薬の梅干の黒焼きとネギ味噌をいただくと助かります。梅干が健康に様々な効用をもたらすことは昔から知られており、「梅は三毒を絶つ」と云われます。「三毒を絶つ」は、すなわち食・血・水を清掃するという意味で、血液浄化が出来て万病に効果があるということです。またネギは、独特の香味成分(硫化アリルとスルフィド類)をもち、体を温め、消化促進、解毒作用を持っています。これはニンニクやタマネギ等と同じく、ウイルスの活性を抑える働きがあります。
 新型インフルエンザが大流行したとき、2〜3週間篭城するとしても、家族全員の食料・日用品の備蓄がいかに難しいかお分かりでしょう。そのとき、玄米菜食少食でも生き延びることができることを知っておけば、そう苦労することはないと思います。


  また全国へ!

 僕たちは、ロアッソ熊本ジュニアユースのメンバーとして、サッカーを頑張っています。
 8月14日〜23日福島県のJヴィレッジで行われた第24回日本クラブユースサッカー選手権大会(U-15)大会に、熊本県代表として出場しました。結果は予選敗退ではありましたが「また全国へ!!」という目標ができました。
 高円宮杯第21回全日本ユース(U-15)サッカー選手大会では、9月19日〜22日に熊本県大会があります。今のチームで全員そろってできる試合は最後になります。少しでも長く・・・決勝まで一緒に戦うことができるよう120%力を出していきたいです。    (文・福田佳寿くん)

 

 

左から 福田佳寿くん    菊陽中3年
     中山晃一くん 武蔵ヶ丘中3年
     河野公寿くん 武蔵ヶ丘中3年
     松浦祐生くん 武蔵ヶ丘中3年


  飾り馬舞う

 藤崎宮例大祭に参加する飾り馬や勢子が、9月6日(日)サンリージャスコ菊陽店を訪れました。
 例大祭には2度目の参加という熊本市内の田迎校区風神會(本田哲也会長)の皆さんは、大きな黒馬、テツ号を追いながら「オイサ!オイサ!」と掛け声を掛けてジャスコ正面玄関前を何度も往復。集まった買い物客は、威勢のいいリズムに体を揺らしながら見物していました。また、勢子たちはラッパや太鼓、鐘を鳴らして店内を一周し商売繁盛を祈願しました。

 

 


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ペットボトルを使ったストレッチ
腕とお腹のストレッチ

 イスを利用します。座面の部分に背中をあてて、写真1のような姿勢をとります。息を吐きながら両腕をゆっくり頭の上にもっていきます。(写真2)息を全部吐き終わるまで腕を上げた状態を維持します。息を吐き終わったら息を吸いながら元の姿勢へ戻します。この動きを5回行ってください。このストレッチには、バストアップの効果があります。

 イスに座ります。(写真3)息を吐きながら両手を肩の高さまでゆっくり上げていきます。(写真4)息を吐き終わったら、息を吸いながらゆっくり元の姿勢に戻します。この動きを10回行ってください。手を肩の高さに上げるとき肩に力が入らないようにします。一つの動きをゆっくり行ってください。
 このストレッチは、テレビを見ながらでもできます。是非チャレンジしてください。



編集後記

 今週の古川先生の連載にもあるように、新型インフルエンザが大流行したときのために家族全員の食料品や日用品を備蓄するのは大変です。インフルエンザにかからないように外出後はうがい、手洗いを十分行い予防しましょう。(N.T)