ワンネス 490号  2009/12/13発行


文化祭特集

各地区で文化祭が行われました。たくさんの方に、お話を聞かせていただき、ありがとうございました。

あさひヶ丘区11月14日(土)15日(日)

 文化活動の発表の場として初めての作品展が、ギャラリーL&Eで行われました。会場には、趣味の作品が150点余り展示され、訪れた区民は「じょうずね〜!こん人はどこの組の方だろうか?」など地域の方の作品に感心することしきり。手づくりのカステラも振る舞われ、お茶を飲みながら楽しくおしゃべりしていました。

青葉台区 11月14日(土)15日(日)

 公民館には、いきいきふれあいサロンの作品や子どもたちの作品、書道や写真など区民の力作を多数展示。来場者は感心して見入っていました。野外テントでは婦人部のぜんざいの接待や手作り品バザー、ちらし寿司、コーヒーショップ、健康茶の販売も大盛況でした。

沖野区 11月15日(日)

 公民館には、生け花や切り絵、書道、畳2畳分はあるパッチワークのタペストリーなど、作品が多数展示され、訪れた人たちの目を引いていました。また、手作りのぜんざいとお茶も振る舞われ、来場者はおしゃべりをしながら楽しみました。

三里木北区 11月15日(日)

 公民館内には、切り絵やトールペイント、水墨画、レース編みなど展示。ふれあいサロンで作った花リースや子どもたちが参加した斑蛇口湖ふれあいレガッタ大会準優勝の賞状なども展示され、来訪者は感心して見入っていました。また、アゴだしの手づくりだご汁も振る舞われました。

合志杉並台区 11月15日(日)

 公民館には手芸や習字、陶芸、絵画などの力作が並び、たくさんの来場者が見入っていました。公園では花の寄せ植え教室やバザーも開催され、新鮮野菜の販売には行列ができていました。また若草会手作りの、あったかいぜんざいや豚汁、炊き込みご飯の販売も大盛況でした。

三里木区 11月21日(土)22日(日)

 公民館にはふれあいサロンで作った作品や竹細工、写真、編み物などの力作が多数展示され、恒例の冬瓜重量当てクイズに来場者は合計重量を書いて投票しました。ぜんざいなどの接待もあり、おいしく頂きました。玄関前では家庭菜園などで作った野菜が展示即売され大人気でした。

新成区 11月22日(日)

 公民館で開催。婦人部の洋裁、エコクラフトのバッグやパッチワークなど区民の趣味の作品がたくさん並びました。話題を呼んだのは、西村エイ子さんが出品した“タイムスリップ大正・昭和”と題したイラスト40点余り。昔を懐かしむ声が聞かれました。おいしいぜんざいや漬物、お抹茶も出され区民の楽しいひとときでした。

新山区 11月22日(日)

 公民館には、陶芸や木工、絵画、トールペイントなどの大人の作品に加え、子どもたちの習字や絵、工作品が多数展示されました。外では子どもたちが竹とんぼや竹馬を作ったり、老人会の方たちとグラウンドゴルフなどを楽しみました。区内の菅原神社秋祭りも同時開催され、恒例の餅つきや餅投げにたくさんの人で賑わいました。

境の松区 11月28日(土)

 公民館の外のテントでは老人会の指導でたくさんの子どもたちが伝承遊びの竹とんぼや笹笛、ゴム鉄砲などを一緒に作り、楽しみました。館内には区民の写真や木彫、押し花、陶芸などの力作が並び、訪れた人は感心して眺めたり手作りのぜんざいを頂いたりしていました。
写真提供 大山さん


  (35)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ダイダイ みかん科

 ダイダイは代々とも書くことができ“代々繁栄、健康”で有るようにと願い、正月のお飾りなどに用いられます。ダイダイの皮を生薬で橙皮(とうひ)といい、民間薬で芳香性苦味健胃薬として消化不良、胃腸炎、二日酔いなどに用います。また中国の古い本に“悪心を止め、酒毒を解する”(胃のむかつきを和らげ、二日酔いに良い)と記されています。
 ミカンの皮が苦いのは、フラボノイドというポリフェノールで、昔はミカンの缶 詰、ジュ−スなどを作るのに、苦味を感じないように酵素を用いて、水に溶けないようにしていました。水に溶けると舌で味を感じ、水に溶けなくなると味をほとんど感じません。現在は品種改良で苦味物質の少ない品種になり食べやすくはなりました。ただ、昨今、この成分が高血圧の予防などに良いのだとして見直されています。時代が変わると不要にされたり、必要にされたり、人はいい加減ですね。しかし自然の恵みは良いものです。
 私たちが正月にこたつの中で食べる、ミカンはウンシュウミカンです。この皮は生薬で陳皮(ちんぴ)といい、やはり健胃、鎮咳、去痰などを目的に、漢方で用います。その中には、胃の水毒(水が体内のある部分で多くなり滞る)による強い悪心(むかつき)、嘔吐、心下痞(胃のつかえ感)の有るときに用います。一年の無病息災を願って元旦にのむ屠蘇散(お屠蘇)等に入っています。ミカンの皮は温める性質があります。お風呂に入れると香りも良く身体が温まります。
 私たちが日頃捨てている物も役に立つものが多いことが分かると思います。自然の恵みを大切にしたいものである。
 野菜・果物には旬があります。その季節に路地で出来るのが、自然(太陽の光、水、土)の恵みを受け、人の体に必要なものを多く含みます。巧く旬の野菜・果物 を利用して下さい。但し、食べ過ぎは禁物です。
 インフルエンザが流行っています。咽に違和感を感じたら早めに渋茶でウガイをし
て下さい。また、嘔吐下痢症も流行ってきました。五苓散(ごれいさん)を頓服(1
時間おきぐらいに2〜3回ひどいときは1回に2包飲む)で飲んでみて下さい。効く かも。治らなければ早めに医者へ。
 楽しい年末、新年をお迎え下さい。来年もよろしくお願いします。


みかん狩りを楽しみました!
下原区

 11月16日(月)9時30分、バスは大人25名と子ども2名を乗せ、東陽会(前田義範会長)はみかん狩りに河内町へ出発しました。
 恒例のみかん狩りは今年で13回目になりますが、私は定年退職後に入会し2回目の参加となりました。
 目的地の河内町に近づくにつれ磯の香りと共にオレンジ色のみかん山が目前に広がってきました。「わ〜みかんだ!」恒例のことながら山一面のみかん畑にみんな感激の様子でした。
 有明オレンジ園に着くと早速入り口で渡された鋏と袋を手に入園しました。たわわに実った木の前で思い思いに品定め。「これが熟れとる」「これが甘かごたる」と試食に夢中でした。今年は少雨で型は小ぶりですが甘味は強いとのこと。数え切れないほど試食し、袋いっぱいにして園を後にしました。
 那古井館での昼食はおいしい食事に加え、矢野さんの手作り団子の差し入れがあり、その味は格別でした。最後まで笑い声が絶えない3時間は会員同士の親睦がはかられ大きな収穫がありました。
 今年も童心に返り、楽しい一日を過ごすことができました。役員さんをはじめ周りの全ての人々に感謝します。
写真 東陽会  文 紫垣美奈子さん

 

 


 

立石 智哉くん 3歳  ひばりヶ丘区

 

 ヘリコプターをビュンと飛ばすのが大好きです。おじいちゃんも大好き!


  すぎなみフェスタ

 11月14日(土)菊陽町杉並木公園スポーツ広場で開催。健康づくりや農業、福祉団体など約50団体のテントが並び、訪れた人は手作り品や不用品のバザーをのぞいたり、おいしい焼肉やにんじんゼリーなどを食べたりしていました。
 ステージは、タレントの英太郎さんと、MEGさん(菊陽町出身)の楽しい司会で、人参釣りやビンゴゲームがあり、またDOYO組やものまねのホリのステージもあり終日賑わいました。
 河瀬あおみさん(下津久礼区)は「孫と来ました。いろいろ楽しめてよかったです」と笑顔でした。