ワンネス 499号  2010/02/21発行

みんなで元気にオニたいじ  さくら園

 節分の2月3日(水)菊陽町立さくら園(日野直子園長)で豆まき会が開かれました。
 最初に、きくぐみさんの「てぶくろ」の劇が披露され、ねずみやかえるなどの動物に扮した子どもたちのかわいい一生けんめいの演技や歌に、招かれた保護者から大きな拍手が送られました。0歳さくらんぼぐみから順に、先生と作ったオニのお面やかぶり物が紹介されると、大きくなるにつれできることが増えて手の込んだものが出来上がり、みんなで感心して見ていました。
 大きな赤鬼と青鬼が登場すると、園児たちは「オニは外!福は内!」の掛け声をかけながら豆をまいて風邪引きオニやイヤイヤオニを退治しました。日野園長扮する福の神も登場し「家内安全、無病息災、交通安全」とみんなの幸せを祈願しました。このあとみんなで豆を食べ、給食には親子で恵方巻きを頂きました。
 きくぐみの村木てつなりくんの母、全代さん(上津久礼区)は「家でも毎日オオカミの役の練習をしていました。発表を見て成長したなあと思いました」と話してくれました。

  

 きくぐみさんがいろいろな動物に変身して「てぶくろ」のお話を演じてくれました。唄ったり踊ったりでとても楽しかったです。きくぐみさんの保護者が参観に訪れていて、写真やビデオにバッチリ撮影されていました。(岩田)


温泉でゆったり新年会
下原東陽会

 下原東陽会(前田義範会長)は平成22年の新年会を1月28日(木)に大分県竹田市にある荻温泉で催しました。
 前夜は大雨でしたが、迎えの車が来る頃には雨も上がり、26名は元気にバスに乗り込みました。阿蘇路を越える頃には空も晴れ、阿蘇五岳の涅槃像の姿がゆったりと優雅に横たわり、よき年の始まりかと思えました。温暖化で雪の阿蘇景色は見られませんでしたが、寒風で紅をさした杉の木立の輝く美しさに目を奪われました。
 荻温泉に到着し、温泉に入ると雄大な由布山脈の眺めに満足。宴会が始まると、次から次に出てくるご馳走にまた大満足!!賑わいの中お互いの親密感も深まり、ご馳走もおしゃべりも満腹になり帰路のバスに乗りました。途中の波野道の駅では、夕食の買い物もでき、楽しい1日を過ごしました。               
文、写真提供 下原東陽会

 

 


ひげのおっさんと遊んだよ!
菊陽町図書館

 1月31日(日)菊陽町図書館ホールで「読むこと創ること」をテーマにした菊陽町図書館(帆保 勇館長)主催のワークショップが開かれ、小学生3〜6年生34名が参加しました。
 講師は、三重県で子どもの本専門店のオーナーで“あそびじゅつ(遊び+美術)”と名付けたワークショップを開催している増田喜昭さん。「ファンタジーの国へ行けるのは子どもだけ」と話し「はてしない物語」などの本を紹介し、自分で本を選ぼうと提案。子どもも大人も真剣に聞き入っていました。
 また、子どもたちを4〜5人のグループに分け「白いコピー用紙で建築物を創ろう」というテーマに挑戦。それぞれの班が建物を作り上げることで達成感を味わったあと、その建物を息で吹きかけて倒し“芸術のはかなさ”を体験しました。
 板楠たくみくん(菊陽中部小4年)は「紙を使って遊ぶ方法が分かったので、家で弟ともやってみたいです」と笑顔で話してくれました。

 

 

 “あそびじゅつ”とはうまく名づけたものと感心しました。子どもたちの目がみるみるイキイキとして、私たちもわくわくしてしまいました。(岩田)


  (78)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

健康長寿は可能かA   あたまをゆるめ、大胆な改革を!

 日本国がすでに借金が過去最大の864兆円(平成21年9月末、1人あたり678万円) という破産状態にあり、格差社会が進行、地方の衰退も日常的な風景となっています。医療・福祉だけでなく社会的基盤全体の崩壊が進行し、日本社会全体が希望のない国になっています。
 昨年の政権交代で政治家と官僚中心の政治から国民の幸せを考える政治が行なわれると思われました。しかし、長年国民を愚民視し現在のような悲惨な国にしてしまった前政権は過去の亡霊となり論外ですが、現政権も前政権と同じく金まみれの政治家が政治の中枢に居座り、今回の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件やその他の疑惑に対しても説明責任もなく、議員辞職もしません。米国の民主党に対する秘密裏の謀略や検察権力の政治的圧力が今回の事件の背景にあるかもしれません。しかし、今の民主党には政治と金の関係を清算するという自浄作用はないようです。現実をみると日本の政治の夜明けはまだまだのようです。
 さまざまな問題を抱えながらも、ヨーロッパの国々が欧州連合(EU)でひとつにまとまりつつあります。これはまさに世界がひとつの国にまとまる世界政府へとつながる人類史上はじめての画期的な出来事です。ところが日本では、社会全体が動脈硬化現象で社会改革は遅々としてすすみません。社会を構成する人々も心身ともガチガチに硬くなって動きがとれない異常な状態になっているのが現状です。
 現代社会は、否応なく体が固まるようなしくみになっています。子どもから高齢者まで、きわめて不自然な管理社会の中で、常に緊張を強いられ、時間に追われるような生活環境の中で日々をすごしています。小さい頃からの受験競争、大きくなっても就職活動やストレスの多い仕事に追われ 交感神経が常に緊張しっぱなしで、副交感神経とのバランスがとれなくなっているのです。体の自由が奪われ、脳の働きが制限されているといっても過言ではありません。体も心もガチガチになるような慢性的な緊張を生み出す社会のシステムです。政治家・官僚や学者だけでなく、すべての国民の頭が固くなり自由で柔軟な発想がなく、社会全体の力が低下しているのです。
 本来人間があるべき状態、自由な発想と創造的なやわらかなこころとしなやかな体になるための訓練が必要です。そのためには、政治・経済・医療・福祉・科学・教育等々すべての分野でもっと大胆な改革が必要です。北欧の小国フィンランドは経済的にも発展し、充実した福祉、女性の社会進出、透明性の高い税金の使途、子どもたちの学力世界一等々で注目されています。その成長の秘密はどこにあるのでしょうか。

参考文献:「フィンランド 豊かさのメソッド」
著者 堀内都喜子 集英社新書


スポーツ功労者表彰式と
役員研修会

 平成21年度菊陽町スポーツ功労者 表彰式と菊陽町体育協会役員研修会が1月23日(土)菊陽町中央公民館大会議室で行われました。
 今年度のスポーツ功労賞は、中学校の部活動の指導や審判員としての活動に対して、町バスケットボール協会推薦の山口光登さん(武蔵ヶ丘1町内区)町ソフトボール協会推薦の北原照男さん(武蔵ヶ丘5町内区)町陸上協議会推薦の合志貞臣さん(駅前区)の3名に、贈られました。
 役員研修会では、ロアッソ熊本の総監督&GMの池谷友良さんが「熊本と共に」と題し講演。2005年に初めて熊本に来た時の印象や3年以内にJ1へ昇格を目指すことや「熊本県民に元気を、子どもたちに夢を、熊本に活力を」といったクラブ理念を紹介しました。


  (71)  スローストレッチ@

●足(足踏み)
  手を大きく振りながら膝をできるだけ高く上げ、その場で足踏みを50回行います。(写真1)@足上げ、Aキープ、B下ろす、の要領でできるだけゆっくり足踏みをして下さい。

●スロースクワット
  両足を肩幅に開き、手は胸に置きます。(写真2)息を吐きながら椅子に座るような感じでゆっくり膝を曲げ、3秒静止します。(写真3)息を吐き終わったら吸いながら膝をゆっくり伸ばします。膝は完全に伸ばさないようにします。(写真4)(注)膝に負担がかからないように膝を曲げた時、膝頭がつま先より前へ出ないようにします。
  このストレッチを10回が1セットです。足踏み50回で準備体操をして、スロースクワット10回を行うようにして、朝、昼、夜と1日3セット行って下さい。