ワンネス 503号  2010/03/21発行

音楽を奏でて30周年
菊陽吹奏楽団

 菊陽吹奏楽団(紫藤 淳団長)の第26回定期演奏会が2月28日(日)菊陽町図書館ホールで行われました。
 紫藤団長が「昭和54年12月に発足し、昨年の12月で30周年を迎えました。これからも地域に根ざした活動、皆さんに喜んでいただけるような演奏を目指して、また、私たちも楽しみながら長く続けていけたらと思っています」と挨拶。第1部のクラシック&オリジナルステージでは「アトランティス」など4曲が演奏されました。第2部ソロプレイヤージョイントステージでは、アルトサックス奏者の西口新一郎さんとトロンボーン奏者の中山雅人さんがすばらしい演奏を披露し、会場から大きな拍手が送られていました。
 第3部のバラエティステージは「1979ヒットパレード」と題し、当時流行った曲をメドレーで紹介。団員が趣向を凝らし熱唱したり、「YMCA」では会場全体で歌って踊り音楽で一つになりました。
 来場した上田菜々香さん(大津小3年)は「お母さんと来ました。迫力があってすごく良かったです」と話してくれました。

 

 

 30周年おめでとうございます。すばらしい演奏に感動しました。これから40周年、50周年と末永く続くことを願っています。(谷川)


楽しい歌を一緒に歌いましょう
ハローサークル

 3月5日(金)菊陽町子育て支援センター主催の「お楽しみコンサート」が白鈴園(谷川聖子園長)で開かれ、ハローサークル参加の親子約40組と園児が楽しいひと時を過ごしました。
 コンサートはバーステンムジカを主宰する中尾るみさん(菊池市)の歌と波村知佐子さんのピアノで「崖の上のポニョ」から始まりました。園児はニコニコ笑顔で、赤ちゃんはお母さんの膝の上で体をゆすったり前に出て踊りだしたりしながら歌を聴きました。みんなで大きな声で歌いながら「パンダうさぎコアラ」などの手遊びもしました。
 11ヵ月の子どもと参加した松山麻千子さんは「忙しい毎日ですが、一緒に聞く時間になりよかったです。ふれあいを大切にしたいです」と喜んでいました。

 

 

 子どもたちが良く知っている歌ばかりで、お母さんたちも一緒に口ずさんで楽しいコンサートでした。(岩田)


地域の皆さんにお披露目しました

 東ヶ丘は18回と長く続い手いる文化祭、緑ヶ丘はまだ第4回と若い文化祭でどちらも力作が勢ぞろいでした。写真もたくさん撮らせていただいたのですが、掲載が少しで申し訳ありませんでした。(岩田)

東ヶ丘区

 2月27日(土)28日(日)東ヶ丘区(山田 亮区長)の第18回文化祭が同区公民館で開かれました。
 会場には、油絵、水彩画、いけばな、短歌、蘭の花、刺繍など、どれも長年研さんを積み素人離れした作品が並びました。
  ふれあいサロンコーナーでは、参加者が持ち寄った毛糸を分担して貼り、彩色した畳1畳ほどもある大きな絵が目を引きました。訪れた人は「色合いが明るくて、和気あいあいとした雰囲気がよくでていますね」と感心していました。子ども会コーナーには工作や習字も並びました。
 水墨画を出品した吉田栄子さんは「こんなラタンの籠が欲しいね。作り方を習ってみたいね」と作品を手に取りながら話されました。

 

  作品の説明をする綱田さん


緑ヶ丘区

 2月27日(土)28日(日)緑ヶ丘区(塚田 攻区長)の第4回文化祭が同区公民館で開かれました。
 一般の部には43名の方から書道、油絵、写真、押し花、手芸などの作品が出品され、訪れた人から「どれも力作!」と驚きの声が上がっていました。また、子ども会、婦人部、ふれあいサロンからもキャンドル、銀細工、刺し子ハンカチなどの作品が並び、今回初めて展示された幼児の絵には目を細めて見入る人もいました。お茶席やコーヒーの提供もあり、来場された方が一息ついていました。
 作品を見ていた藤本恭子さんと藤田美和子さんは「回を重ねるごとに作品がグレードアップしています。幼児コーナーは和やかな雰囲気でいいですね」と話されました。

 


  (79)  上津久礼区  古川医院  古川まこと


健康長寿は可能かB 〜 フィンランドに学ぶこと その1〜

 フィンランドからは教育だけでなく経済・医療・福祉・政治体制等々にも学ぶところが多々あります。フィンランドは日本からもっとも近いヨーロッパの国で、面積は日本から九州をとった位で、約500万人の人々が暮らしています。
 フィンランドは、12世紀以降隣国スウェーデンに支配され、19世紀にロシアに支配されてきました。1917年ロシアより独立したあとも、ソ連相手に苦難の日々が第2次世界大戦まで続きました。戦後、著しい経済成長を遂げましたが、1990年代はじめ、経済危機に襲われ、失業、不動産価格の暴落、貿易の衰退、銀行危機になりました。いわゆるバブル崩壊です。1993年12月、失業率20%で街には失業者があふれ、食べ物を買うお金もない人々も多く、住宅ローンの金利が14%以上に急騰し、大不況となっています。しかし、政府の積極的な政策で、状況は早く好転し、現在では競争力が世界一位にもなっています。大不況からどのようにして立ち直ったのでしょうか。
 政府は、銀行の改革・再生を行い、銀行の統合、不良債権処理を行ないました。また、IT産業に投資を惜しみなく行ない、同時に大学と産業、地域をつなぐネットワークを全国に築いていきました。一方、他の部分では徹底的に予算の切りつめを行い、国民生活のあらゆる面で影響がでました。不況克服には、このような変化や改革を担う人材への投資でした。他の国と対等にわたりあえる良い人材を創るために、国民全体の教育水準を高めることが必須でした。その結果、1990年代以降、教育制度の改革が行なわれ、さまざまな制度が整えられていきました。教育を担う教育者の質を高めるため、教育者の再教育も盛んに行なわれました。
 地方分権が進み、学校や教師に多大な決定権が与えられ、地域や学校が自由にカリキュラムを組み、教科書選びも学校ごとにできます。教師は公務員ではなくその学校の職員なので、教員採用も学校が行ないます。校長が教員採用の権限を持ち、応募者を面接して採用を決めます。1クラスは平均25人、一人の教師にアシスタントがつき、手工芸や理科の実験などでは、保護者にボランティアで参加してもらうこともよくあります。
 学力調査がトップレベルの理由として次のことが考えられています。
 「質の高い教師・偏差値編成や能力別クラスがない・学生のカウンセリングとサポート・少人数制・社会における教育の重要性が高い・教師という職業の社会的地位が高い・安定した政治・経済格差が少ない・地域差があまりない・・・・」。

参考文献:フィンランド 豊かさのメソッド」 著者 堀内都喜子 集英社新書



仲間と一緒に、音楽祭に出演します

村山 恵さん 27歳 境の松区

 3月28日(日)に開かれる「オハイエくまもと とっておきの音楽祭」に参加する村山さんにお話を伺いました。

◆プレコンサートに出演されましたね
  3月9日(火)に熊本県庁ロビーでキーボードで「タッチ」など2曲を演奏しました。普段は“メイプルサウンズ”の仲間と一緒ですがソロだったので緊張しました。でも、リズムにのって上手くできました。
◆28日はどんなコンサートですか
  「オハイエ」とは仙台市で行われた、障害の有無にかかわらず音楽を楽しめる音楽祭のドキュメンタリー映画の題名です。この音楽祭を熊本でも開催しようと、昨年から計画されました。交通センター、下通アーケードなどの6ヵ所で59団体が出演します。私は“メイプルサウンズ”として「ミュージカルY」の皆さんとコラボしたステージとオープニングやフィナーレで演奏します。みんなで合わせるので大変です。
◆いつから楽器演奏を習われていますか
  10歳までは音楽を習っていましたが、中断。熊大付属特別支援学校高等部でキーボードに出会い、21歳からは個人レッスンを受けています。いろいろな音が出るので大好きです。

 

 

 

◆他にはどんな趣味を
  楽しまれていますか
  スペシャルオリンピックスでボウリングやスケートも練習しています。世界大会に行けたらいいなと思い、仲間と一緒に英会話の練習もしています。


 

 名前 大塚 ちょこ  オス  5歳

 気分屋さんで甘えんぼの黒猫です。  
 体重が7`半もあるんです。
 大塚真子さん あさひヶ丘区


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スローストレッチA 

●お腹と太もも
  椅子に腰をおろします。息を吐きながら両足をお腹に抱え込みます。息を吐き終わったら息を吸いながら足を前方へ伸ばします。このとき、床に足を付けない上げた状態で行います。呼吸を合わせながら10回できるだけゆっくり行ってください。

●お腹とうで
  椅子に腰をおろし、息を吐きながら足を抱え込むと同時にうででお尻を上げます。お尻が上がらない方は、お尻をあげるような気持で行ってください。息を吐き終わったら、息を吸いながらお尻を椅子に下ろします。このとき、足は床から浮かした状態にしておきます。このストレッチを10回ゆっくり行ってください。
  スロートレーニングをすることで基礎代謝が良くなり、太りにくい体になります。メタボ対策にもバッチリです。