ワンネス 506号  2010/04/11発行

親睦は食べよう!飲もう!
津久礼ヶ丘区

 3月22日(月)津久礼ヶ丘区(松村光興区長)の区内一斉清掃と花見&バーべキューが行われました。
 朝8時からの一斉清掃には50名余りが参加。ポイ捨てされた缶や弁当ガラなどがゴミ袋10袋も集まりました。「一人ひとりが持ち帰ってくれるといいのですが」と久家朝子さん。
 11時からは場所をさんふれあに移し“花見&バーベキュー”で区民の交流が図られました。ジュージュー焼かれるお肉や野菜を食べ、ビールで乾杯。近所の話題や子どもの話題など男性も女性もおおいに飲んで食べました。
 江島富子さんは「おいしいです!マンションが多いので初めてお会いする方もいらっしゃいますが、みんなに会える恒例行事なので楽しみです」と話されました。

 

 

 皆さん食欲旺盛でビールも進み楽しそうでした。近所が一番ですね。(岩田)


年度最後の大学は賑やかに
菊陽町高齢者大学

 菊陽町高齢者大学(吉本正昭学級長)の3月講座が3月25日(木)菊陽町図書館ホールで行われました。
 吉本学級長が「今年度はこれで終了しますが、来年度も希望に燃えて参加して下さい」とあいさつのあと、21年度最後の高齢者大学は受講生手作りの大学となり、西小校区の受講生の皆さんが担当。西小校区有志および友情出演によるステージショーとなり、吟詠やフラダンス、歌や踊りなど日頃練習している演芸を披露しました。

写真提供 矢野孝昭さん

 

 


トラのバスケットが出来ました
ママの休日

 菊陽町地域子育て支援センター“ミニキャロットクラブ”では0歳児から就学前の子どもと保護者を対象にした活動を行っています。3月12日(金)は菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンターと光の森キャロット保育園が共催して“ママの休日 エコクラフト講座”が菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンターで行われました。講師は野見山弘美さん。
 参加したお母さんたち6名は、別室で保育されている子どもたちを気にしながらも「編物をしているみたいで楽しい」と笑顔でトラのバスケットを作りました。
 参加した西 郁代さん(光の森区)は「初めて作りました。最初はぎこちなくて不器用でしたが、作っていくうちに慣れて楽しく作ることができました。子どもと離れる機会がないので、離れるのが不安でしたが、たまにはこういう機会があって良いと思いました。リフレッシュしました」と話されました。

 

 

 少しだけ子どもたちと離れ講座を受け、少しリフレッシュされたかな。かわいいバスケットができて良かったです。( 谷川)


楽しく歌いました
春のおさらい会

 外村歌謡教室(外村信子会主)で習っている生徒の“春のおさらい会”が3月20日(土)22日(月)大津町カラオケ「鈴」で行われ、日頃の練習の成果を発表しました。
 20日は、菊陽町東部・南部町民センターでカラオケを習う生徒25名のおさらい会があり「人恋酒場」や「二人の人生」などを熱唱しました。また、ぶっつけ本番のデュエットも披露され、会場は大盛り上がりでした。
 村田美仁さん(曲手区)は「発表会で歌うのは初めてです。口から心臓が飛び出しそうでした」と話され、森田サカエさん(曲手区)は「今年で満88歳になりました。カラオケを歌うのが大好きです。これからも元気で楽しく歌っていこうと思います」と笑顔で話されました。
 22日は、菊陽町西部町民センター講座生の発表もありました。

 

 

 皆さんお上手で、気持ちよく歌っていらっしゃいました。お疲れ様でした。(谷川)


  (39)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ゲンノショウコ フウロウソウ科

 花見をしましたか?豊肥本線沿いの桜並木の下を車で何度も通りました。
 道端に、小さな葉を出し始めたゲンノショウコを見つけました。煎じて飲むとすぐに効果が出ることから「現の証拠」という意味で名前がつきました。また、果実の弾 けた形が神輿(みこし)に似ていることから「ミコシグサ」ともいわれる薬草です。道端や野山に生える多年生植物です。熊本では花は夏に開花し赤色。関西以西の花は赤、関西以東は白色です。阿蘇の野草園に白花がありますが、関東から持ってきたもので、植物多様性からすると問題ですね。
 薬用としては、地上部(多年草なので半分ぐらいを採取)を乾燥したものを、下痢止め、整腸に、煎じて服用します。湿疹、かぶれに煎液を外用で塗布し用います。お茶のように薄い状態で飲むと下痢をすることもあります。
 今、葉が似ていて切れ込みの鋭い“アメリカフウロウソウ”(花は春)を道端、田
畑の畔などで見かけます。同じような成分が1/3〜1/5位含まれています。整腸
効果はあると言われるが、試したことはありません。阿蘇などに行くと、似たような葉で、毒草のキツネノボタンがあります。また、山では猛毒のトリカブトの葉も似ています。ゲンノショウコの薬用での採取時期は、花の咲いた夏〜秋ですので、その頃になると見分けがつきます。春先に植物を採取し、山菜で食するときは、十分注意をしてください。
 脊梁の山々では鹿の食害が出ています。残っているのは、鹿も食べない有毒植物(毒草)です。また、阿蘇の放牧地で奇麗な花を咲かせるのも、毒草が多いですね。見る・写真に撮るだけで、注意してください。[奇麗な花にはトゲ(毒)がある?]
 植物を長く有効利用したいと思いませんか?目先のことにとらわれず、長い目で 植物と付き合って下さい。そのためには、取りすぎないこと、お互いに最小限の量だけを採取して用いて下さい。例えば、タラの芽は美味しいですね。同じ木から3度芽を採取すると枯れます。タラの樹皮は糖尿病に良いという人もいます。もし切るなら長い目で見て、来年芽が出るところを残して切ることをお勧めします。皆さん自然と長く、巧く付き合ってください。
 筍堀りに行ってきました。イノシシが上手に掘って食べていました。昔は来なかったのに何故こんなに荒らすのでしょうか?里山に人が入らなくなり、人の臭いがしなくなったからではと思います。緩衝地帯が無くなり美味しい食べ物のある畑が近くにあれば誰だって食べたいですね。大変ですが阿蘇の草原再生と同じように、動物との共存のためにも、里山を整理することが大事かもしれません。


スポーツをエンジョイ!
スポーツフェスタ2010

 スポーツクラブきくよう(津村 修会長)が主催するスポーツフェスタ2010が3月21日(日)菊陽町民体育館で行われ、約200名が参加しました。
 開会式や準備体操のあと、エアロビクス、体操、新体操教室の演技発表もありかわいい演技に拍手が送られていました。休憩後、アジャタ(玉入れ)やペタンク、カローリングなどのニュースポーツに挑戦。アジャタでは即席のチームにもかかわらず1分程で競技を終了するチームもありスポーツを楽しみました。
 参加した中村圭佑くんと早田珠心くんは「カローリングが難しかった。アジャタはうまく狙って入れました。楽しかったよ」と話してくれ、津村会長は「たくさんの方が集まりスポーツを楽しんで頂き良かったです。スポーツクラブきくようは今年で10周年を迎えます。6月と8月にはイベントも企画しています。ぜひお越し下さい」と話されました。(写真提供 スポーツクラブきくよう)

 

 


  

 坂本 孝太くん 4歳
     孝仁くん 2歳  津留区

 

 時々けんかもしますが、仲良し兄弟です。これからも元気でたくましく優しく育って下さい。


防災意識を持とう

 3月7日(日)宮ノ上区(宮邊松代区長)で毎年恒例の防災訓練がありました。
 例年全国火災予防週間に合わせたこの時期に開かれており、この日は73名が参加して、区内にある消火栓を開けホースの着脱や放水訓練をしました。慣れない作業でしたが自分たちで自分たちの町を守ろうと真剣に取り組みました。
 また今回は、同区公民館内に煙を充満させ逃げる体験もしてみました。66名の区民が真っ白で前の見えない中、煙の恐ろしさを感じることができました。

 

 


編集後記

 先日、一心行の大桜を見に行きました。お天気も良く絶好のお花見日和。いろいろな出店やアマチュアバンドの演奏などもあり楽しい一日でした。(N.T)