ワンネス 508号  2010/04/25発行

聞いてくださいこの響き!
菊陽武蔵剣豪太鼓

 菊陽町を拠点に活動する菊陽武蔵剣豪太鼓(坂口繁幸会長)が創立25周年を迎え、3月28日(日)菊陽町図書館ホールで記念公演を行いました。
 昭和60年に県営武蔵ヶ丘団地の住民有志が始めた太鼓集団が、練習に練習を積み数々のコンクールに入賞する熊本県下でも有数の団体となりました。現在のメンバーは社会人から小学生まで40名。昨年は日本代表としてアメリカでの「アイダホ・インターナショナル・ダンス&ミュージックフェスティバル」に参加しました。
 今回の公演は、発足当初から演奏している「武蔵太鼓」や篠笛の曲、コンテストで優秀な成績を収めた大太鼓の曲が披露され、チャッパという鐘の曲などバラエティに富んだプログラムには、会場から声援や拍手が送られました。アンコールは「レッツ アドバンス」を演奏し、会場の手拍子と太鼓が交じり合い感動を呼びました。
 メンバーの元担任の先生は「すごい成長振りを見せてもらいました。すばらしかったです」と話され「メンバーの雰囲気が楽しそうでよかったです。元気をもらいました」と人吉や荒尾からの観客も話してくれました。

 

 

 小さい子から社会人まで、若い人たちのエネルギーほとばしる公演で、パワーをいっぱいもらいました。


灯りで心を結び合おう
はなあかり

 4月3日(土)第3回はなあかりが菊陽町民グラウンドで開かれ、多くの人が桜の花とキャンドルの灯りを楽しみました。
 布田 悟菊陽町商工会会長が「たくさんのボランティアや商工会、町社会福祉協議会の皆さんの協力で開催できました」とあいさつ。今回のテーマは、灯りの波が町民に広がるようにとの思いで「ウェーブ」と決定。オカリナやサックス、ケーナの演奏やブラックシアターでのお話を聞く人たちの心を桜の花と灯りで温めました。
 300個近くのキャンドルを飾った菊陽町商工会女性部(藤森絹子部長)の展示は立ち止まって眺める人も多く「ラッピングペーパーやレースを持ち寄って作りました」とイベント部長の黒沢きえこさんがエコな工夫を話してくれました。

 

 

 昼間は暖かかったのですが、夕方から冷え込みました。でもキャンドルとサクラと音楽とボランティアの皆さんのハートが暖かかったです。(岩田)


笑顔で入園式
杉並台幼稚園

 4月10日(土)杉並台幼稚園(伊藤博士園長)で入園式があり、満3歳のひよこぐみから年長ゆりぐみにキラキラの子どもたちが入園しました。
 保護者に付き添われてリズム室に入場した子どもたちは緊張した様子で座り、伊藤園長から「月曜日から元気に『おはよう!』と園にきてください」とのお話を一生懸命聞いていました。年長ふじぐみのお兄さんお姉さんからは“ミッキーマウスマーチ”の合奏と“ぼくのミックスジュース”の歌のプレゼントがあり「いっしょにあそぼうね!」との言葉に笑顔が広がりました。
 ひよこぐみに入園した下田しゅうたくんの母、真紀さん(合志市豊岡)は「お兄ちゃんお姉ちゃんもお世話になりました。安心して預けられる園です」と笑顔で話されました。

 

 

 入園式はママと一緒でしたが、「月曜からは頑張って一人で登園できたかな?わくわくの春でした。(岩田)


キラキラ輝く自分へ
Global Smile Japan

 Global Smile Japan(松本いづみ代表、三里木区)主催の子育て支援イベント“キラキラ輝く自分へ 夢を持つ子どもを育てるために自分らしく輝く”が3月26日(金)菊陽町図書館ホールで開催され、子育て真っ最中のお父さん、お母さんが来場しました。
  最初に深草いず美さんが「自分について知ろう」と話されました。次に、Art−I代表の山本ゆかりさんが「キラキラ輝く自分へ」と題した講演を行い、自分の子ども時代や外資系航空会社のCA時代、現在までの経験を交えて話されました。休憩を挟んでメイクアップ講座、キッズファッションショーや熊本出身の歌手オータムのコンサート、子どもたちによる合唱などもありプログラム満載のイベントとなりました。
 主催した松本さんは「世界で活躍できる子どもに育てるために、お父さんお母さんたちに少しでも子どもを育てる環境づくりのお手伝いができればと開催しました。これからも活動を続けて行きたいと思っています」と話されました。

 

 

 この会では初めての子育てイベントでした。講演あり、ファッションショーあり、音楽ありとプログラム満載で刺激を受けました。(谷川)


  (22)  パソコンサポートくまもと  高畑圭輔

電子書籍

 みなさん、電子書籍という言葉をご存知ですか?その名の通り、電子化した書籍でパソコンや携帯電話などで閲覧できます。
 パソコンで閲覧するメリットというのはあまりありませんが、通勤中に携帯電話などで閲覧できるので古くから愛好家がいます。PDA(小型のコンピュータ)ユーザーなどに特に多いですね。私も電車通勤をしていたときによく購入していました。電子書籍は沢山持ち歩いてもかさばりませんし、なにより紙を消費しませんから環境にも優しいです。携帯電話で読んでいた書籍を帰宅後パソコンに移して続きを読む、といった使い方もできます。
 さて、この電子書籍ですがここ1年くらいで凄まじい広がりを見せています。これはAmazonのkindleというサービスで広がりを見せ始め、先日アメリカで発売されたiPadでさらに火がついたようです。iPadが発売されてから数日で600万冊の書籍データがダウンロードされたそうです。電子書籍はデータをダウンロードして購入しますので、読みたくなったその瞬間に購入する事ができます。印刷や運搬、保管に関するコストがかからないので書籍の低価格化も期待されています。
 KindleやiPadだけでなく、電子書籍に向いている端末は続々と発売されるようです。
iPadに対抗した形のタブレット型のWindows端末も発表されています。ソニーの「Sony Reader」も北米で人気のようです。マイクロソフトからは2画面の折りたたみ式タブレットPC「Courier」が発表されて話題になってます。タブレットPCですので画面を直接触って操作できるのでパソコンの操作が苦手な人でも気軽に使えます。拡大縮小も自在に扱えるので、通常の書籍の字が小さくて観づらい人などにもオススメです。しかし、残念な事に日本国内では出版業界が二の足を踏んでおり、普及がなかなか進みません。
 これは電子書籍にしてしまった場合にコピーが出回り本が売れなくなるのを危惧している、というのは建前で、出版業界が既得権益にしがみついているのが大きな原因のようです。このままだと、音楽配信が始まった時のiPodが大流行したように、フォーマットの標準化ができずに海外製品に市場を奪われてしまいかねません。ユーザーが使い易く、著作権も守られる仕組みが出来上がれば良いですね。


城北大会郡予選で優勝
菊陽中学校野球部

 僕たち菊陽中学校野球部は3名の指導者のもと毎日練習に励んでいます。
 4月3日(土)4日(日)に行われた「城北大会郡予選」で優勝することができました。新チームになってから、準優勝は4回ありますが、いつもあと一歩というところで優勝を逃してきました。今大会は各チームの実力が近く、1点を争う試合が多くありました。特に準決勝の武蔵ヶ丘中戦、決勝の大津中戦は無死満塁の延長戦となり、緊張する試合となりました。昨年の大会でも決勝で大津中と対戦し、延長の末負けています。僕たちは接戦で強くなれるようきつい練習もみんなで乗り越え今大会に臨み、優勝を手にすることができました。今のチームにとって、とても大きな収穫となりました。
 この優勝は、日頃野球ができる環境を作ってくださる指導者、保護者の皆さんのおかげだと信じています。常に感謝の気持ちを忘れず、中体連で全国大会出場という目標に向かって、チーム一丸となり今まで以上に練習に励みたいと思います。

     野球部主将 中村敦智(3年)

 

 

 

 


 特技・趣味は、ソフトボールやゴルフ、バイオリンやアルトサックスの演奏。カラオケや野菜作りです。 
 本地区は農業地区として発展してきましたが、近年、住宅地区が多くなり、職業も多種多様の方が住む地区となってきました。農業地域と住宅地域の交流に努め、高齢者の方が幸せに過ごせる地域、子どもの健全成長をみんなで願う地域づくりなどのために、みんなの考えを生かして、役員をはじめ、区民みんなで取り組んでいきたいと思います。


  上津久礼区
  中村克洋さん 70歳



視察・研修会を行いました
菊陽町文化協会会長 佐野正憲さん

 菊陽町文化協会では3月5日(金)協会理事など18名が人吉市を訪問し文化協会員との交流を深めるとともに、視察・研修会を実施しました。
 今回は、青井阿蘇神社など文化遺産が多いことや、県内文化協会の中で独立化に向けて積極的な改革と活動が活発で模範的であることから、人吉市を訪問しました。
 当日は、人吉カルチャーパレスで文化協会会長をはじめ役員3名から、組織、運営、事業計画、特に文化祭の展示方法や内容、前夜祭の実施状況など、新しい方策の取り組みなど、現況について説明を受けました。各組織に人材が豊富であり、市民全部の協力体制の充実があり、立派で盛大な催しができたことの話がありました。
 このあと、青井阿蘇神社、人吉城跡歴史館、球磨川下り船着場などを見学し、文化、歴史について学芸員による専門的な説明をして頂き大きな感銘を受け、有意義な交流と研修ができて帰着しました。