ワンネス 521号  2010/08/01発行

大きな声で歌いました
ふれあいコンサート

 菊池地区公立保育園、幼稚園、福祉施設の職員で構成する菊池地区支部福祉部会主催の第3回子育て講演会ふれあいコンサートが6月27日(日)菊陽町図書館ホールで行われました。
 今回の講演会は、親子で一緒に楽しめるコンサートとなり「ハッピーファミリーコンサート」をメインテーマに活動する中尾るみさんが楽しい歌をたくさん披露。「崖の上のポニョ」などを会場の子どもたちと元気に歌い「さんぽ」では、子どもたちをステージに上げ、輪になって楽しく歩きました。また、フルートの演奏や音楽を聴く練習で「アメージンググレイス」も披露され、会場からはすばらしい歌声に大きな拍手が送られました。
 佐藤かなこさん(3歳)りさこさん(5歳)は「大きな声で歌いました」とにこにこ笑顔で話してくれ、母親の佐藤美幸さん(南方区)は「子どもと一緒に遊ぶ機会があまりなく、今回一緒にふれあうことができとても良かったです」と話されました。

 

 

 


なんでも食べます 良くかんで
光の森キャロット保育園

 7月3日(土)光の森キャロット保育園(廣田婦美子園長)で保育参観後に給食試食会が行われ、保護者と園児が一緒に給食を楽しみました。
 献立は“中華でおもてなし”をテーマに、手づくりの春巻きやしゅうまいなどがメインで自家製ヨーグルトのデザート付き。パパやママやおばあちゃんもおいしくて笑顔で食べていました。0歳児には月齢に合わせた離乳食が準備され、離乳中期にはスティック野菜もあり手づかみして自分で食べられるよう工夫されていました。
 10カ月の凛子ちゃんと妻の幸子さんと一緒に食べた米野陽祐さん(沖野区)は「園の離乳食は、味に工夫がしてあったり量も多いかと思いましたが、いつも完食していると聞きびっくりしました」と、家事もこなすパパの貴重な体験となりました。

 

 


真剣に仕事を体験
武蔵ヶ丘中学校

 6月30日(水)から3日間、武蔵ヶ丘中学校(岩崎良博校長)の2年生が62ヵ所の事業所で、将来の職業選択への第一歩となる職場体験学習をしました。
 味噌醤油製造業の山内本店には山本颯大くん 長谷川 瑛くん野田直輝くんが来店。野田くんは「小学校の時見学に来たので興味があってきました」と志望動機を話してくれました。3名は、工場内を見学したり味噌や醤油の出来る様子を学習し、“まぼろしの味噌”のパック詰め工程を体験しました。
 光の森キャロット保育園には3名が来園。そら、うみ、つき各組に一人ずつ入り先生のお手伝いをしたり、リズム遊びや折り紙制作で子どもたちと遊んだりしました。甲斐駿一くんは「小さい子との関わりが得意じゃなかったので慣れようと思い来ました」池田拓未くんは「みんな元気がいいなと思いました」木下雄介くんは「小さい子と遊ぶのが好きです」と、緊張しながらも楽しく職場を体験しました。

 

 


菊陽町へようこそ
日本文化学習講座

 7月6日(火)英会話指導をされている松村秀文さん宅(上津久礼区)で、アメリカのアイオワ州やオハイオ州在住の方たち21名が日本の文化などを学びました。
 来訪したのは、上津久礼在住のノーマンさんの紹介で高校生9名、大学生5名、大人の方6名で熊本に2週間から5週間滞在。5回にわたり松村さんが英語で講義され、日本のスポーツとレジャーや日本の服、食べ物、日本の歴史などを話されました。今回は5回目の講義となり、現代の日本の社会と題し、高齢化や年金、振り込め詐欺などの社会問題を分かりやすく話されました。
 アイオワ州より来日したネイサンさんは「日本に来てたくさんの方たちと交流できました。皆さんとても優しいです。交流と同時に日本の文化も勉強できました。松村さんの講義は5回受けました。アメリカでは本を読むだけでしたが、直接文化の勉強ができとても良かったです」と話されました。指導した松村さんは「皆さんのお役に少しでも立てて良かったです」と話されました。

 

 


  (51)  三里木区 たわらや酒店  宇野功一

◆夏の酒蔵の儀式「呑み切り(のみきり)」
 ひと冬、酒づくりのために活況を呈していた酒蔵も、田植えの時期以降はひっそりと静まりかえっています。酒蔵の土蔵の中には誰一人いません。夏でもひんやりした土蔵の中のタンクの酒は、一日一日、旨さを増し、円やかさ、柔らかさが生まれようかと静かに眠っています。
 そんな夏の時期に、全国の日本酒蔵では、伝統的な行事があります。「呑み切り」です。昨年の秋から春にかけて仕込んだ酒を、タンク毎に、原酒を少量抜き出します。それをきき酒用の「蛇の目」−白地に中の底に青色で◎と太線で描かれた器―と言われる陶器に入れ、きき酒をするのです。この日は、蔵元を始め、酒づくりに携わった蔵人や杜氏も久々に蔵にやってきます。また、酒づくりの指導を行う国税庁鑑定官技師、酒造関係者一堂が集い、酒の熟成状況を確認する一種の儀礼を「呑み切り」と呼んでいます。
 春から夏にかかるこの時期は、日本酒の香りが変化しはじめます。新酒特有の香りである「麹はな」が消えはじめます。それによって、タンク毎の熟成の度合いを見極めるのです。どの酒から出荷するのがよいかということも検討したりします。
 熊本市川尻の「瑞鷹」醸造元・叶髄驍ウんの「呑み切り」が7月27日(火)に開催されるということで、呑み切りとはどんなものか、この目で取材をしてきました。

◆熊本の呑み切り
 熊本市川尻は、刃物、和菓子、酒、木工細工など職人たちの街です。表通りからひと辻はいったところに瑞鷹の酒蔵があります。午前9時より「呑み切り」がスタート。タンクで貯蔵されている酒、全部で78品目をきき酒しました。
 中には昭和59年酒造年度の大古酒もあり、黄金色をしていて、26年熟成とは思えない素敵な酒でした。使用する米の品種ごとに味も違うし、製法ごと、酵母ごとに味が違いました。熊本らしい、瑞鷹らしい酒もあれば、新しい試みとして造られた酒もありました。今年も熊本らしい、瑞鷹らしい、芳醇にして辛口の「よか酒」が出来上がっていました。

◆秋に向けての準備
 暑い夏のこの時期、秋に向けて「ひやおろし」の酒はどれにしようか、検討されています。藤崎八幡宮の例大祭の隋兵の音色がこだまするころ、より一層、旨味を増した酒が出荷されます。たいへん待ち遠しく思えました。


めざせ浴衣美人

 菊陽町三里木町民センターで、松岡富紀子先生と佐々木雅子先生の指導で3回にわたり浴衣着付け講座が行われました。
 1回目の6月24日(木)は浴衣の腰紐を結ぶ練習や補正の仕方などを行い実際に着てみました。7月1日(木)の2回目は前回のおさらいのあと文庫帯の結び方の練習。3回目の8日(木)は前回までのおさらいをかねて一人で浴衣を着てみました。
 参加した白星麻由美さん(武蔵ヶ丘3町内)は「優しく教えて頂き浴衣を一人でじょうずに着ることができました。これからは、自分で着てお祭に出かけたいです」と話されました。

 

 


 民謡歴15年、津軽三味線歴12年、山登り歴35年以上など趣味はたくさんあります。地域の皆さんとひょっとこ踊りも楽しんでいます。
 津久礼ヶ丘区は、平成16年1月に上津久礼区から分区し、現在は、分譲マンション50世帯、個別住宅47世帯、賃貸マンション39棟(平均入居室350ほど)と超近代的な住宅環境区となっています。
 永住区民100所帯弱ですが、空き缶拾いやレクリエーションなどふれあいの場を企画しながら親睦の醸成に努めたいと考えています。

津久礼ヶ丘区 江島 均さん 62歳


 プレーオフの決勝戦!

 6月18日(金)労連合志支部カロ−リング大会が同市総合センターヴィーブルで開かれ熱戦が繰り広げられました。
 接戦が続き、3チームが同点となり、プレーオフで優勝笹原A、準優勝杉並台D、3位杉並台Bとなりました。
 また、男性では杉並台の白石政之さん(86歳)と女性ではすずかけ台の坂本百合子さん(86歳)が参加者の最高齢となり高齢者賞を受賞されました。