ワンネス 525号  2010/09/05発行

熱い!暑い!夏祭り特集第2弾

上津久礼  川施餓鬼・夏祭り

 上津久礼区(中村克洋区長)の昔ながらの伝統行事「川施餓鬼」が8月19日(木)行われました。
 川施餓鬼は江戸時代中期から現在まで受け継がれてきた人畜の無病息災と追善供養を行う伝統行事です。午前中は慰霊祭を行い、午後からは1組から6組が各組ごとに、竹で骨組みを作り、麦わらで馬の形をした「精霊舟」を作り、ちょうちんを飾りました。
 5組の中村一次さんは「針金などは一切使わず自然に還る材料を使い精霊舟を作りました。昔はもっと大きい舟を作っていましたが、今は長さ3.5m高さ2m位の大きさの舟を作ります。この伝統行事を末永く続けて行きたいです」と話されました。
 出来上がった精霊舟は区のグラウンドに飾られ、暗くなる頃にはちょうちんに明りが灯されました。また、グラウンドでは盆踊りやお楽しみ抽選会、子ども会の皆さんによるかき氷やゲーム、焼きそばなどの出店もあり賑わいました。稲田愛莉さんと大本愛里紗さん(菊陽中部小6年)は「毎年楽しみに来ています。お店を手伝いました」と笑顔でした。祭りのラストには打ち上げ花火もあり夏の夜空を彩りました。

 

 

東ヶ丘区  8月21日(土)

 東ヶ丘区(山田 亮区長)夏祭りが、同区公園で行われました。
 午後6時から子ども会のみこしがスタート。区内を練り歩きました。7時からはステージプログラムも始まり、地域で活動するアマチュアバンドの演奏や菜の花会の皆さんによる民舞「那古井温泉小唄」などが披露されました。また、フランクフルトや焼き鳥、おでんなどの出店もあり賑わいました。

 

大堀木区  8月21日(土)

 大堀木区(清田春男区長)の夏祭りが同区グラウンドで行われました。
 午後6時、子ども会の○×クイズでステージプログラムがスタート。子どもたちのジュースや大人のビール早飲み大会、和太鼓演奏で活動する“若舟会”の皆さんの演奏、菊陽吹奏楽団の演奏もあり、バラエティの富んだステージとなりました。祭りのラストには皆さんお楽しみの盆踊りと福引抽選会もあり、大変盛り上がりました。
 また、やきとりやカレーライス、ビール、などの出店もあり、楽しい夏祭りとなりました。
写真提供 矢野孝昭さん

 

緑ヶ丘区  8月21日(土)

 緑ヶ丘区(江平民生区長)の夏祭りが同区公園で、開催されました。
 子ども参加によるストラック・アウトやジャンケン大会でスタート。スイカ早食い競争に参加した坂本廣儀さんは「86歳になります。スイカは甘くておいしかったです。今からビールを飲んで楽しみます」と楽しそうに話されました。ステージでは、区公民館で行われている透拳道・松本塾による型演技の披露、ラムネ早飲みやビールの早飲み競争などもありました。会場ではリサイクルバザー、唐揚げ、カレーなどが販売され行列ができていました。日も暮れて祭りも盛り上がり、ゲストの「O-tumn〈オータム〉」による演奏、区民総踊り、お楽しみ抽選会で、夏の夜のひとときを楽しく過ごしました。

 

菊陽杉並台区  8月21日(土)

 菊陽杉並台区(嵯峨根千歳区長)の夏祭りが杉並台南公園で開かれ、出店やイベント、抽選会で賑わいました。
 午後5時15分爆竹を合図に子どもみこしが出発し、夏祭りを盛り上げました。祭りの最初は子ども会盆踊りやラムネやジュースの早飲みがあり「がんばれ!」と声援が飛んでいました。6時15分からは肥後ちょんかけゴマ保存会の妙技やオートバイのトライアル競技選手の華麗な技の披露に大きな拍手。組対抗早飲み競争や風船割りなどのゲームや自治会有志の肥後にわかもあり、組ごとの焼きそばやイカ焼きなどの出店も楽しく、手作りの夏祭りが夜遅くまで賑わいました。

 


  (52)  三里木区 たわらや酒店  宇野功一

〜晩酌の酒の量は「こなから」の酒〜

◆こなから
 NHK総合の朝のテレビで、2010年の大河ドラマ『龍馬伝』・坂本龍馬役を演じる福山雅治氏が出演。坂本龍馬役の着物姿でインタビュー。最近の福山氏の飲酒のスタイルが報じられた。
 まず、ビールを1杯飲む。その後は、日本酒を二合。それ以上は飲まない。仕事柄、一人で酒を飲むことは少ない。役者の方と飲むケースが多い。日本酒は2人で二合徳利をオーダーし、無くなれば、別の銘柄の酒を二合徳利でオーダーするという。日本酒は飲みすぎるので、二合でストップ。飲むとなれば、四合、五合と飲めるのだが…。とのこと。
 「こなから」という言葉をご存知だろうか?現在では死語になった言葉だろうが、響きがとてもかわいい。我が家の広辞苑・第4版で「こなから」を検索してみる。

○こなから【小半・ニ合半】@半分の半分。四半分。A米または酒の一升の四半分、すなわち二合五勺の称。
―・いり【小半入】ニ合五勺を入れること。また、その容器。
―・ざけ【小半酒】ニ合五勺の酒。また、少量の酒。

と書かれている。
 福山雅治氏は、日本人の男が、最も美味しく酒を飲む量を知っているようだ。二合は日本酒で、五勺がビールであることは江戸時代とは違うにしても…。
 金曜日の夜は、私も妻と自宅で晩酌した。肴という肴はないが、2人でビール大瓶を1本飲み、日本酒四合瓶を1本飲んだ。心地よい酒量だと思った。飲もうと思えば、まだまだ飲めるのであるが、今朝もいつものように4時半には自然に目が覚めた。いつも意識はしていないが、最も酒を美味しく飲める量は「こなから酒」かもしれない。
追伸
 「こなから」は縁起のよい量。なぜなら、こなからの10倍量は、二升五合=ますますはんじょう。10人の仲間で、こなからの量ずつ酒を飲むと“ますますはんじょう”ということになる。「こなから」の言葉の響き、なんともいえない…。


介護を体験しました
ワークキャンプ

 菊陽中部小学校(田嶋義法校長)と武蔵ヶ丘小学校(吉田栄二校長)の小学生
24名が8月5日(木)6日(金)介護老人保健施設サンライズヒル(森岡由紀施設長)で、菊陽町社会福祉協議会主催のワークキャンプに参加しました。
 初日の午前中は自己紹介をして、昼食の配膳を手伝ったり食事を運んだり、お年寄りの名前と顔を覚えて話をする子どももいました。午後からは入所の方と一緒におやつ作り、絵手紙作り、通所の方のお風呂の介助・お話の3グループに分かれて活動しました。
 この日のおやつはお饅頭です。子どもたちはあんこを上手に包むことが出来ずお年寄りに教わりながら少しずつ上手く包めるようになりました。絵手紙作りはとても繊細で一筆一筆丁寧に書かれていて、子どもたちもお年寄りを見ながら思い思いに絵手紙を書いていました。入浴介助のグループの子どもたちは入浴後のお年寄りに優しく話かけていました。
 引率の先生方は「子どもたちは、お年寄り一人ひとりに合わせた食事を用意されていることに感動していました。この活動に参加してお年寄りや障がいのある方に対して思いやるのある行動がとれる様になることを願っています」と話されました。
 参加者の相川郁弥くん(菊陽中部小6年)は「お昼ごはんを運びました。ありがとうと言われてうれしかったです。おじいちゃんとは一緒に住んでいないけいど、おじいちゃんの家に遊びに行ったら優しくしようと思いました」と話してくれました。

 

 


親子でおいしい時間を!
親子料理教室

 8月7日(土)菊陽町中央公民館調理室で親子料理教室が開かれ、夏休み中の親子10組が参加しました。
 指導はサンライズヒル管理栄養士の永戸一羽さんと福田和子さん。6グループに分かれ、チキンと夏野菜のカレー、白玉みつ豆、トマトカップサラダの3品の調理を開始。カレーには、粗みじんに切った、ナス、トマト、赤ピーマン、セロリ、バナナ、リンゴなどの野菜や果物がどっさり入り、甘い香りが漂いました。子どもたちはトマトの中身をくりぬいたり、野菜や卵を小さく切ったりと出来ることをがんばり、白玉もつるんとゆであがってできあがり。おいしいカレーランチが出来上がりました。
 光の森から参加した木下真礼くん(武蔵ヶ丘小5年)と真心さん(同小1年)は「野菜を細かく切るのが大変だったけど、白玉団子は上手にできました」とお母さんと一緒に楽しく調理していました。

 

 


9月11日は警察相談の日

 

・犯罪等による被害を未然に防ぎます。
・県民の安全と平穏について親身に相談に乗ります。

相談したことにより解決した事案が数多くあるのです。

警察相談専用電話  ♯9110
相談窓口直通電話   383−9110
大津警察署        294−0110

緊急通報不審電話に注意!

 大津警察署に、警官を名乗る不審電話の相談が多数寄せられています。
●電話の内容
盗撮した犯人を捕まえた。あなたの恥ずかしい姿が映ってます。映像を確認してほしい など
●対策
@悪戯電話の場合は相手にしない
A相手の警察署・担当名を聞き、電話番号を確認してかけ直す
Bむやみに個人情報を話さない
C不審な電話があれば、警察へ連絡する
警察は必ず、警察署名、担当を告げます!
大津警察署 生活安全課  294−0110