ワンネス 540号  2010/12/19発行


芸達者ぶりを披露
菊陽町老連芸能大会

 菊陽町老人クラブ連合会(今村哲郎会長)が主催する第17回菊陽町老連芸能大会が12月3日(金)菊陽町老人福祉センター大広間で行われ、各老人会より自慢の芸が披露されました。
 ステージでは、歌や踊りなどが発表されると会場からは大きな拍手が送られていました。踊りを披露した岡本陽子さん(青葉台区)は「週1回区の公民館で練習しています。手作りのシルク?ハットを持って楽しく踊りました」と話され、合唱を披露した小島ミヤ子さん(緑ヶ丘区)は「区の公民館で今年の4月から練習を始め、初ステージです。ドキドキしましたが気持ちよく歌えました」と話されました。

 

 

 皆さんとの芸はとてもお上手で、感心しました。これからも元気で芸に磨きをかけてください。(谷川)


秋の味覚満載
さんふれあ秋の感謝祭

 11月21日(日)菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ(板垣勝幸社長)の秋の感謝祭が開催されました。
 みかんやさつまいも、にんじんの詰め放題や直売所で1000円以上お買い物をすると参加できるたまごのつかみ取りなどがあり、長蛇の列ができていました。
たまごのつかみ取りに挑戦した吉岡裕子さん(大津町)は「18個取りました。楽しかったです」と話されました。
 また、エコクラフトや手作り雑貨、リサイクルバザーなどもありたくさんの人で賑わいました。

 たくさんの来場者で、イベントには長蛇の列でした。皆さんの笑顔が印象的でした。(谷川)


区対抗で熱戦!
菊陽西小校区グラウンドゴルフ大会

 11月28日(日)菊陽西小学校グラウンドで、菊陽西小校区グラウンドゴルフ大会が開かれました。同体育協会(得丸哲郎会長)主催。
 同校区内の9地区からそれぞれ2チームが出場。例年の6月開催から天候を考慮して今年から11月開催となりました。「あー、たらんね」「よしナイスショット!」など声を掛け合いながら9ホール2ゲームを終え、参加者は心地よい汗を流しました。

 


本の楽しさいっぱい
菊陽町おはなしフェスティバル

 11月27日(土)菊陽町図書館(堀 行徳館長)主催の第11回おはなしフェスティバルが、同図書館ホールで開かれ、おはなしの魅力を伝えました。
 ホワイエには、同町読書感想画コンクールの入選作品が展示され、来場者が「上手かねえ」と感心して見ていました。また、町内の学校や図書館で活動する読み聞かせや人形劇などのボランティア紹介コーナーもありました。
 ステージでは、読書感想画コンクールの表彰式や童話発表会町代表児童の発表、大型スクリーンを使った絵本の読み聞かせや人形劇が行われ、来場した親子は楽しい時間を過ごしました。 写真提供 菊陽町図書館

 

 

 町には読み聞かせをされる方がたくさんいらっしゃることが分かり、うれしくなりました。(岩田)


アイデアいっぱいの
  本を作りました

図書館ワークショップ

 子どもたちに創作体験の機会を提供することを目的に、菊陽町図書館主催のワークショップ「荒井良二サンと本をつくろう!」が11月28日(日)菊陽町図書館ホールで開催されました。
 事前に応募した町内の小学1年生から3年生50名が参加。世界的にも評価の高い絵本作家 荒井良二さんと一緒に、本の帯や古切手、ボタン、毛糸などを利用した本づくりを楽しみました。
 参加した小崎健太くん(武蔵ヶ丘小2年)のお母さんは「今日は3冊ほど作ったようです。これを機会に本をもっと読んでくれるといいですね」と話されました。

 

 

 荒井良二さんの楽しい話を聞いて子どもたちも本作りに夢中になっていました。私も作ってみたいと思うほどに楽しそうででた。(杉谷)


  (88)  下津久礼区  古川医院  古川まこと

健康長寿は可能かK 退化する身体機能

 300年間の鎖国状態の江戸時代が終わり、明治時代から今日に至るまで、国をあげて西洋文明を追いかけるようになり、日本のすばらしい文化や考え方が否定されてきました。そして、人間本来の体機能やリズム、自然治癒力などを重視してきた庶民の伝統的な風俗習慣までも、殆ど根絶やししてしまいました。その実例を挙げてみましょう。
 最近「おむつなし育児」が話題になっています。発展途上国の母親たちは赤ちゃんが排泄するタイミングやしぐさを当たり前のように察知して、おむつをしていない赤ちゃんを抱っこヒモから降ろして「シーシー」させています。これは日本でも戦前は当たり前の光景でした。モノがあふれる先進国の人たちは「赤ちゃんの体と心を聴く力」をいつのまにか失っているのです。育児で本当に大切なことは、赤ちゃんに寄り添って、赤ちゃんの自然な排泄欲求に、愛情と責任を持って応えてあげることです。また、赤ちゃんの方も、1歳ごろから排泄を母親に知らせることができるようになります。1970年代からの使い捨て紙おむつの普及が、母親や赤ちゃんの自然の能力を退化させたのです。
 「尿漏れ」が最近は若い世代でも増えてきています。「尿漏れ」は、くしゃみをしたり腹圧をかけたりしたときに、ちょっと尿が漏れる現象(腹圧性尿失禁)です。昔は産後や高齢者特有のものだったが、今では、50代やもっと若い女性にもずいぶん増えているようです。原因として、骨盤底筋が弱り、膀胱や尿道をきちんと支えられなくなっているからです。ある産婦人科の開業医は「日本女性のからだはどうなっているんでしょう。このままでは、何もコントロールできなくなるんじゃないでしょうか。昔は月経だってコントロールしてトイレで出すことができたといいますよ。女性のからだが品質のいい生理用品に頼りきってしまっているんじゃないですか」と言われています。尿漏れと月経には骨盤底筋が関わっています。
 女性の経血(生理血)コントロールについて、昔の女性にとって、月経血はトイレでおしっこをするような感覚で、排出するまでは意識的にためておくことができました。月経血がたまってきて、これ以上ためておけない状態になってトイレに行って排出していたようです。江戸時代の女性はおそらく全員が毎月そのように処理していたのです。それが、明治の後半か大正時代のはじめから、ナプキンなどの開発・普及と歩調を合わせるように、そうした習慣が失われていきました。体の衰えというものが社会現象として広がっていたということを示すものだと思います。

参考文献 
「オニババ化する女たち〜女性の身体性を取り戻す」  著者 三砂ちづる 光文社新書
「身体感覚を取り戻す〜腰・ハラ文化の再生」       著者 斎藤 孝  NHKブックス
「おむつなし育児」インターネットで検索



福祉のつどい&ジョイントコンサート

 平成22年度福祉のつどいが11月27日(土)菊陽町老人福祉センターで行われました。
 一人だけの金婚表彰式や社会福祉功労者表彰式のあと、皆さんご存じの大田黒浩一さんによる講演「福祉よもやま話」があり「長生きする秘訣は死なんこつ」や「毎日笑顔でおってください。笑ろうとったほうが得」と楽しい熊本弁で話されました。
 昼食には、防災ボランティア菊陽すぎなみの皆さんによる豚汁とアルファー米が振る舞われ美味しく頂きました。
 このあと、第13回ジョイントコンサートが行われました。
 菊陽虹の会の皆さんによる太鼓の演奏で開幕。特別養護老人ホームきほう苑の皆さんによる合唱やスターチルドレンによる大正琴演奏などが披露されました。また、音楽療法士 村橋和子さんによるミニコンサートもあり、美空ひばりの「悲しい酒」などや唱歌も歌われ、音楽のひとときを楽しみました。

 

 

 


 歌うことが大好き!

 住宅恵子さん 64歳 三里木区

 歌うことが好きで、家でカラオケの練習をしていましたが、今年になり外村歌謡教室に通い、歌の練習をしています。
  菊陽町図書館ホールのような大きなステージで歌うのは、今回の菊陽町文化祭で4回目です。緊張してドキドキしましたが、楽しく歌うことができました。

 


 クリスマス・ホーリー

モチノキ科
◆花言葉/将来の見通し

 ヒイラギの棘はキリストの受難を、真っ赤な実はキリストの血を表すといわれます。別名は「セイヨウヒイラギ」です。

 

 


 (81)

肩甲骨のストレッチ

 イスの背もたれにもたれないように深く腰をおろします。息を吐きながら両肘を顔の前で写真@のようにくっつけるようにします。このとき、両肘はくっつけても手首は顔が見えるように外に開きます。肩(上半身)の筋肉が鍛えられます。呼吸は自然に大きく吸ってゆっくり吐きながら1分間静止します。終了したら力を抜きます。このストレッチを3回繰り返します。
 息を吐きながら、両手を頭の後ろで組みます。肘を肩より後ろまで開くようにします。(写真A)このとき、意識して胃の部分を前へ突き出すようにします。呼吸は自然に大きく吸ってゆっくり吐きながら1分間静止します。終了したら力を抜きます。このストレッチを3回繰り返します。
 肩こりのひどい方にはとても効果があります。また、猫背の予防にもなります。簡単にできるので是非行ってください。