ワンネス 543号  2011/01/16発行

手作りの正月飾りができました
菊陽町ふれあいの森研修センター

 12月25日(土)ふれあいの森研修センター(帆保 勇管理者)で菊陽北校区青少年健全育成協議会(城 良明会長)主催の地域こども教室「しめ縄つくりと豚汁会」が開かれました。
 宮本正輝さん、西岡信一さん、西岡信也さんが講師を務め、70名の参加者は校区の皆さんの協力で集められた材料を手に、所狭しと思い思いにしめ縄つくって楽しみました。また、ボランティアの皆さんが準備した豚汁も参加者に振る舞われ、楽しいしめ縄つくり教室となりました。
 参加した紫藤 楓さん(菊陽北小2年)と池内里歩さん(同小5年)は「ねじっていくのが難しかったけど、きれいに出来上がってうれしいです」と話してくれました。また、親子で参加した前山千華さん(長塚区)は「逆に巻いていたのを途中で気付きました。とても難しかったです。来年もまた作りたいです」と話されました。

 

 

 自分で作ったしめ縄を飾って新年を迎えるのも良いなとおもいました。(杉谷)


半年間の締めくくり
新成公園グラウンドゴルフ愛好会

 12月22日(水)新成公園で、新成公園グラウンドゴルフ愛好会(男澤豊治世話人)が年忘れ大会を開きました。
 7〜12月の半年間を締めくくるこの大会には10名が参加。雨の後の湿ったグラウンドに「あー、運の無か!」「入ったと思ったら出た〜」などの声が上がり、苦戦しながらも4ホールを2回まわって笑顔で終了。ホールインワン大会も行われ、心地よい汗を流しました。
 午後4時から、新成区公民館で懇親会が行われ、それぞれが持ち寄ったお料理に舌鼓を打ち、にぎやかに盛り上がりました。また成績発表もあり、今大会優勝は宮本洋子さん。7月からの半年間の1位は田上亮一さんとなり豪華賞品が贈られました。

 

 

 この愛好会は新成区のみのメンバーではなく、同好の士が集まられてできています。皆さんが毎週水曜日の練習を楽しみにされているそうです。(岩田)


もちつきで合格祈願をしました
菊陽中学校3年生

 12月12日(日)菊陽中学校3年生133名は志望校に合格するために、同校体育館前で合格祈願餅つきを行いました。
 この日は3年生全体の進路学習のあと、PTA行事として行われ、もち米50kgをつきました。3組の西岡真梨さんは「合格できるようにと願いながら餅をつきました」と話してくれ、1組の相川裕季くんは「餅つきは初めての経験で難しかったけどうまくつくことができました。絶対志望校に合格できると思います」と元気に話してくれました。また、PTA役員とボランティアの皆さんの心のこもった豚汁も準備され餅つきが終わった生徒たちから頂きました。PTA3学年委員長の内田早苗さんは「3年生全体で気持ちを一つにしたレクリェーションをしたいと思い合格祈願餅つきとなりました。先生方や役員、ボランティアの皆さんの協力で行うことができました。全員必ず志望校に合格できると思います」と話されました。

 

 

 生徒の皆さんは元気に餅つきをして合格を願ってました。受験勉強の合間にこういう企画も良いですね。生徒たちの顔も笑顔いっぱいになってました。(谷川)


今、広げよう「なかまの輪」
菊陽町人権子ども集会

 12月4日(土)「部落差別をはじめあらゆる差別をなくす 第26回菊陽町子ども人権集会」が菊陽町町民体育館で開かれ、菊陽町内の小中学生がつどい、語り合いました。
 会場には、人権や水俣病などについて子どもたちが考えたことが壁新聞やポスターに表現されて展示されました。ステージでは、菊陽中部小はじめ4校が長崎への修学旅行で学んだことや地域のおじさんの話を聞いて考えたことなどを発表。武蔵ヶ丘中学校は、水俣病を認めない企業への怒りや差別について劇を熱演し、会場の子どもや保護者は真剣に見ていました。最後に集会宣言文を採択し、力強い集会となりました。
 菊陽中部小6年の元田幹人くん、宮本蓮紋さん、中村友紀さんは「沢山練習した発表をみんなが良く聞いてくれてうれしかったです」と達成感を味わっていました。

 

 

 子どもたちの真剣な発表にそして、そのお返しの言葉にいつも感動させられています。(岩田)


  (48)  ひばりヶ丘区  矢原正治

アカネ アカネ科

 新年から阿蘇の山々は銀世界です。久しぶりに冬を感じる正月でした。のんびり正月を過ごされましたか?1月7日は七草粥を食べ、胃の調子を整えましたか?胃は車で例えるとエンジンです。胃のチューンナップをおこたり無く。
 新年の薬用植物は“アカネ(茜)”です。万葉集には『あかね』という言葉を含む歌が13首もあります。日、照る、昼などの枕詞で用いられますので、新年の薬用植物に選びました。また、鹿児島県ではコガネグサと言うところもあります。
 根を掘ると新鮮な時は橙色ですが、乾かすと茜色(赤根色、赤に近い橙色)に変わり、その色から名がついたようです。根を染色に用い、茜染めと言い、その染め布は、女性の腰巻きなどにも用いました。この腰巻は生理痛、生理不順の予防のためでもあり、これから薬を飲む時の“服用”があると言われています。他に腰巻きの赤色の染色には紅花なども用いられています。
 薬用としては、乾燥した根を茜草根といい、性質は寒、味は苦。効能として、止血、通経などの目的で用います。中国ではアカミノアカネの根[茜草根(qian cdo gen, せんそうこん)]を薬用とし、止血、通経、咳を止め去痰などを目的に吐血、鼻出血、尿血、子宮出血、打撲、慢性気管支炎などに用いると記されています。
 同じアカネ科の植物では、正月のおせち料理の栗きんとんの染色に使うクチナシ、他に、コーヒーノキ、ヘクソカズラ、カギカズラなどがあります。

 昨年末から、ノロウイルスによる嘔吐下痢症、咽の痛くなる風邪が流行しています。特に子どもさんのノロウイルスによる嘔吐下痢症で、地域医療センターは大忙しのようです。嘔吐下痢症は、ウイルスによる症状ですが、漢方から観ると、体内の水のバランスの偏重ですので、五苓散が良く効きます。病院に行く前に飲ませてみては如何でしょうか? 
 もう一つの咽の痛くなる風邪ですが、咳と咽喉部が炎症を起こし痛みを伴います。咽の炎症を抑えるのに石膏、咳を止めるのに桔梗で、漢方処方の“桔梗石膏”という薬がありあます。これもよいですね。ひどくなる前、咽がおかしいかなと思ったら、お〜〜〜と言いながら“うがい”をしてください。身近なものでは“お茶”ですね。特に、ポリフェノール(タンニン、カテキン類)の多い“渋茶”がお勧めです。うがいは、最初は“ゴロゴロ ぺ”で吐き、咽・口を洗い、2回目からは“ゴロゴロ ゆっくりゴックン”で咽の裏を洗ってください。

身近な有毒植物 スイセン(ユリ科)

 スイセンを食べる人はいないと思っていたら、昨年、ニラと間違えて食べ、嘔吐した人がいました。葉、香りが違いますので、普通は分かるのですが、紛れ込んだりすると分からないことがあります。気をつけて取ってください。



みかん狩りに行ってきました
菊陽町手をつなぐ心障児・者の会「つくしんぼ」坂田義美

 12月12日(日)いつもより遅いみかん狩りを行い、車いすの方2名を含む22名の参加がありました。
 朝から風が冷たかったのですが、一行は町社会福祉協議会のバスで目的地の河内町優峰園フルーツランドへと向かいました。優峰園に着く頃は青空いっぱいの絶好のみかん狩り日和となり、園内では思い思いにグループを組み、口いっぱいみかんを頬ばりながら、みやげ用に袋いっぱいに収穫しました。

 

 

 昼ごはんは、運動会なみの手作りの弁当もあり、お互いの弁当を頂きあいながら和気あいあいと美味しそうに食べ、微笑ましい光景でした。
 岩男隆也くん(6歳 長塚区)は「お母さんや弟たちと参加できうれしかった。みかんはおいしかったし、来年も来たい」と楽しそうでした。
 その日はみんなどんな夢を見たのでしょうか。忙しい中、町社会福祉協議会からの参加もあり楽しい一日でした。


 

 

 八田 幸穂(さちほ)ちゃん 3歳 ひばりヶ丘区

 

 お外遊びもお絵かきも大好きです。4月から幼稚園に行きます。
 みんなよろしくね。

 


お正月の鏡餅をお届けしました

 菊陽町民生委員児童委員協議会(林 利光会長)は12月28日(火)菊陽町老人福祉センターで餅つきを行い、町内の70歳以上の一人暮らし461名にお正月用の鏡餅を届けました。
 町内では、高齢者の一人暮らしが年々増えており、今年は175kgのもち米が準備されました。林会長は「昨日午前中から準備を行い、本日は午前8時から餅をつき始めました。皆さんにお届けすると『今年も鏡餅を頂き、年が越せます』との声も聞かれます。これからも長く続けていきたいです」と話されました。

 

 


 葉ボタン

花言葉 ; 祝福 利益 つつむ愛

 中国三国時代、諸葛孔明は戦場で兵士の食料用にキャベツを栽培しました。ここから「利益」という花言葉が生まれました。正月用の生花としてもよく用いられます。