ワンネス 544号  2011/01/23発行

初詣で何をお願い?
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(坂田昭男会長)は卯年の1月6日(木)、宮崎神宮・青島神社に素晴らしい年になりますようにと初詣をしました。
 昨年は見事な雪景色の高千穂方面への初詣でした。今年は温暖な宮崎方面と思いましたが、菊陽町と同様冷たい風が吹き、寒々とした初詣となりました。
 23年のスタートにふさわしく、新メンバーも加わり34名が参加。バスの添乗員 吉良さんのユーモアを交えた説明で車中が温かい雰囲気となり、楽しく思い出の多い例会となりました。参加者の多くは、この「初詣」を楽しみにしておられ、今後の人生を益々有意義に過ごすことが出来ますようにと祈願されたのではないでしょうか。孫や近所のお友達にたくさんのお土産を買える喜び、そして、自分自身が健康で参加できた喜び、今年も明るく元気で語らいながら、素晴らしい年でありますようにとお願いしました。
文 久保田昌生さん 写真提供 矢野孝昭さん

 

 


正月遊びを楽しみました!
菊陽町ふれあいの森研修センター

 1月8日(土)ふれあいの森研修センター(帆保 勇管理者)で「かるた会とぜんざい会」が開かれ、町内の子どもたちが参加しました。
 ことわざカルタ、熊本弁カルタ、もったいないばあさんカルタ、四文字熟語カルタの4種類のカルタ取りをしました。お手つきは1回休みのルールで、子どもたちは間違えないようにカルタを探していました。途中からカルタの周りを歩くルールになり、なかなか探すことができず子どもたちは悪戦苦闘していました。
 カルタ会の後、職員が準備したぜんざいをお腹いっぱい食べて、とても楽しいカルタ会となりました。 
 カルタ取り1位の岡本咲さんと4位の静さん姉妹(光の森5丁目)は、「家で練習しました。熊本弁カルタは意味が分からないのもあったけどおもしろかったです」と話してくれました。

 

 

 熊本弁カルタは聞いていておもしろく、私も知らない熊本弁があり、勉強になりました。ぜんざいもいただき、おいしかったです。(杉谷)


夢を叶えよう!
菊陽町成人式

 1月9日(日)菊陽町成人式が菊陽町図書館ホールで行われ、347名が成人の仲間入りをしました。
 式典前には、新成人が着物やスーツに身を包んで続々と集合。友人と歓声を上げて再会を喜んだり記念写真に納まったりと笑顔があふれました。
 式典では、新成人を代表して田尻明日香さん(鉄砲小路区)が「両親の偉大さを感じ友人と励ましあい、これまで以上の高い志をもち一層努力します」と成人の主張を述べました。式典後のアトラクションは成人式実行委員会の皆さんが企画し、中学時代のスナップ写真や恩師からのビデオレターが上映され、盛り上がりました。

 

 

 たくさんの輝く笑顔が集まりました。式典中に少しおしゃべりが聞こえましたが、アトラクションは懐かしい顔が映るたびに大きな声が上がっていました。おめでとうございます。(岩田)


年の初めの出前講座
青葉会

 青葉台区の青葉会(坂本義敬会長)は1月7日(金)新年初詣と長寿祝賀会&誕生会(1〜3月生まれ)を行いました。
 午前9時半、鉄砲小路にある蘇古鶴神社へ初詣に出かけ今年一年の無病息災、家内安全を祈願しました。今年は少し趣向を凝らし、悪質商法に引っかからないように勉強しようと出前講座が行われ、全国消費生活相談員協会 消費生活アドバイザーの宮園由紀代さんが「悪質商法や商品事故の防ぎ方」と題して話されました。その後、長寿祝賀会&誕生会が行われ、卒寿、米寿、傘寿、喜寿の方たちや1〜3月生まれの方たちを祝い、記念品を贈りました。
 卒寿の祝いを受けた白井なるゑさんは「1月26日の誕生日が来て90歳になります。出前講座はとても分かりやすく、注意しなければと思いました。長寿のお祝いも頂き嬉しいです」と喜ばれていました。

 

 

 今年最初の青葉会は、講演でした。とてもわかりやすく話され勉強になりました。(谷川)


  (89)  下津久礼区  古川医院  古川まこと

健康長寿は可能かL 身体機能を取り戻すT

 文明が進み体を使わなくなった日本人の身体機能がどんどん退化していくようです。それでは失いつつある身体機能を取り戻すための方法を考えてみます。日常的な基本動作の「立つ・歩く・坐る」について、大多数の日本人は、昔の日本人のような動作はできないようです。
  日本の伝統的な身体文化を一言でいうならば、腰や肚(はら)です。数ある身体感覚の中で、腰や肚の身体感覚が、身体の「中心感覚」として常に意識することが求められていました。腰や肚ができていると、身体の中心感覚がしっかりし、揺るがないしっかりとした心をもつことができ、精神的な安定を導いくことができます。腰や肚が決まっていれば背骨はその上に正しく据えられることになり、背筋は自然と伸びます。腰肚文化は生活の中で何度も訓練され、身につけられた一つの技(わざ)であり、その技を持っている現在の70代・80代以上の方々の身体感覚を、今の小学生に伝承していくことが大変重要だと思われます。
●立つ事 
  きちんとした姿勢で長時間坐ったり、立ち続けることは日々の生活の中で鍛えて身につけなければできない技です。「自然体」で立つことも重要な技で、足を肩幅に開いて膝を軽く曲げ、両脚にはほぼ均等に体重をかけて腰と肚はしっかりさせておき、背筋はすっと伸びて肩の力は抜けたような状態です。したがって、地に足がついて、力強く、それでいて下腹部に重心が落ち、肩の力が抜けてすばやく動くことができ、武道の理想です。自然体は安定した立ち方で、少々押されてもぐらつきにくく、無理に力まず、状況に対して柔軟に対応でき、自分の持っている力をうまく発揮できます。自然体の中心をなすのが腰と肚ですが、以前の日本人は着物の「帯」によって、腰と肚に対する身体の意識を強く持つことができました。「帯」があると、力を込めるときに息をぐっと溜めると腰と下腹部に力が入ります。この身体感覚は、物事にいたずらに動揺せず、感情に流されない安定した心身のあり方を支えます。「帯」は、下腹部と腰骨の連結を意識しやすくすると同時に、肛門をきゅっと締める感覚をも支えています。自然体は強靭な足腰によって支えられていますが、以前の日本では、椅子や机はなく、畳や板の間に坐る生活が基本でしたので、生活の中で足腰が鍛えられ、すべての日本人にも自然体ができていたようです。
私は合気道の練習のとき袴をはきますが、帯を臍下丹田(臍の下3寸)付近でしめると、心が落ち着き、心身とも「自然体」になるような気がします。女性の方で着物を愛用されている方も気楽に「自然体」で生活されているようです。

参考文献:「身体感覚を取り戻す〜腰・ハラ文化の再生」 斎藤 孝 NHKBooks
「身体知〜身体が教えてくれること」 内田 樹&三砂ちづる バジリコ株式会社


上手に滑れるようになりました!
スポーツクラブきくよう

 12月17日(金)と22日(水)の2日間にわたり、スポーツクラブきくよう(津村 修会長)主催のスケート教室がサンリースポーツパレスアスパで開催され、2日間で104名の小学生が参加しました。
 指導にあたったのは、アスパとスポーツクラブきくようのスタッフの皆さん。初めてスケートをする子どもには手をとりながらマンツーマンの指導をされていました。子どもたちは飲み込みも早く、教室が終わる頃にはほとんどの子どもたちが一人で滑ることができるようになりました。
 参加した緒田樹里さん(菊陽中部小1年)は「今日初めてスケートをしました。難しかったけど少し滑れるようになりました。とても楽しかったので、また参加したいです」と嬉しそうに話してくれました。

 

 


  自慢の歌を披露
さんふれあカラオケ大会

 12月23日(木)菊陽町総合交流ターミナルさんふれあでカラオケ大会が行われ、発表の部に24名、カラオケの部に31名がエントリーし、自慢の歌を披露しました。
 三度傘姿で「旅姿三人男」を歌った竹中ミツ子さん(出分区)は「気持ちよく歌うことができました」と満足そうに話されました。
 カラオケの部は、上位入賞者には賞品も準備され優勝目指して歌いました。
 優勝したのは「激唱・青函トンネル」を歌われた源 秀光さんでした。

 

 


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太もものストレッチ

 イスに浅めに腰を下ろし背中を丸くして背もたれに背中をつけます。このとき、写真@のように背筋を伸ばさないようにしてください。片足の膝を上げ息を吐きながら両手で太腿を胸の方へ引き寄せます。息を吐き終わったら吸いながら足を下ろします。交互に5回行ってください。

太腿のうしろとふくらはぎのストレッチ

 上の要領でイスに座り、写真Aのように膝を伸ばし足をできるだけ高く上げます。片手で足首、もう一方の手で膝を押さえます。息を吐きながら足のつま先を自分の顔へ近づけます。息を吐き終わったら吸いながら元に戻します。このとき、膝が曲がったら効果が少なくなりますのでできるだけ膝を伸ばして行って下さい。交互に5回行って下さい。