ワンネス 551号 2011/03/13発行

公民館の活動を披露
菊陽町公民館大会

 平成22年度菊陽町公民館大会が、2月20日(日)菊陽町図書館ホールで開かれ、町内の2公民館の活動報告や中央公民館の講座発表がホワイエとステージで行われました。
 地域活動モデル公民館として坂田輝明さんが曲手区、岩崎元視さんが新山区の活動を発表。町南部の曲手区では、歴史ある行事を伝承しているものの高齢化が進み困難が予想されること、また町中心部の新山区では、夏祭りや秋祭りなどの行事で子どもたちの育成を考え地域の協調・協同意識を高めていると報告されました。
 ホワイエでは洋裁教室や押し花などの作品が色鮮やかに並び、ステージでは民謡教室やギター教室の演奏、民舞などの踊りが披露され、さわやかスポーツ講座は10月に開催されるねんりんピックのASO坊健太くんと一緒に元気に体操を発表しました。
 岩崎新山区長は「緊張しましたが、色々な方に尋ねた区の歴史や、区主催活動を発表できよかったです」と話されました。

 

 

 講座発表の部は楽しく見せていただきましたが、モデル公民館の発表が興味深かったです。区で色々な活動に公民館を利用されているのを聞いて、感心しました。(岩田)


大村さんに学ぼう
武蔵ヶ丘中学校

 菊陽町立武蔵ヶ丘中学校(岩崎 良博校長)2年生が、2月15日(火)立志式を行い、元エアロビック世界チャンピオン大村詠一さん(大津町 25歳)の記念講演がありました。
 生徒会メンバー手づくりのプログラムに沿って講師の大村さんが紹介されると、最初に、昨年エアロビック全国大会男子シングル部門準優勝、トリオ部門優勝の実力を発揮して1分30秒の演技を披露。生徒たちはスピードやジャンプに目を見張りました。講演では、4歳から始めたエアロビック競技のことや8歳で発症したT型糖尿病のこと、沢山の人との出会いなど、大村さんは約1時間「病気と共生しながらエアロビックを続ける」と決意を語りました。
 生徒会長の亀川達哉くんは「頂点に立っている人はそれだけの努力をしている人だと知り、自分も努力したいと思いました」と話してくれました。

 

 

 病気に対しても正面から向き合い、広報活動もしていきたいとのお話は、子どもたちに勇気を与えられたと思います。(岩田)


かわいいひなまつり
こうのとり保育園

 3月3日(木)こうのとり保育園(春田裕子園長)で、ひなまつり会がありました。
 みんなで作ったおひな様の前で、先生からおひな様の由来やひし餅やひなあられの色の意味が話され、子どもたちは一生懸命聞いていました。クラスごとに、牛乳パックやトイレットペーパーの芯で作ったおひな様をみんなに見せて、「うれしいひなまつり」の歌を歌いました。
 おやつには、ひなあられや三色だんごと白酒代わりのカルピスが出され、園児はニコニコ笑顔でした。
 きりんぐみの北口陽菜ちゃん佐田悠悟くん宮ア幸乃ちゃんは「先生のおはなしがおもしろかったです」と話してくれました。

 

 

 子どもたちが先生のお話を一生懸命聞いている姿が、可愛くて可愛くて!たまりませんでした。(岩田)


心のこもった作品が展示
下原区

 下原区(西 勲区長)の「第4回ぶら〜っとぎゃらりー下原」が2月19日(土)20日(日)に同区公民館で行われました。
 会場にはエコクラフトや木工作品、写真、書道など多数の作品が展示されました。20日には手作り教室もあり、ちりめんの布に鈴を付けたお守り袋が出来上がりました。また、吉山浄子さんの手編みのセーターやベストが抽選でプレゼントされ、当たった人は大喜びでした。
 フェルトで作った可愛い“デザート”を出品した西田美和子さんは「美味しそうに出来ました」と笑顔。木工作品を出品した樫木邦昭さんは「この箱は、漆を塗って乾かして、サンドペーパーで磨いてを40回程繰り返す根気のいる作業です。1つ作るのに半年ほどかかります」と話されました。

 

 

 

 素晴らしい作品は展示され、毎回楽しく取材しています。それにしても、フェルトのパフェは美味しそうでした!(谷川)


  (50)  ひばりヶ丘区  矢原正治

サクラ バラ科

 3月に入り、早咲きのサクラが咲き出しているのではと思います。月末には花見ですね。サクラは花見をするものと思っている方が多いと思います。しかし、ご存知のように桜餅で葉を食用に、八重桜の花は塩漬け、砂糖漬けにしてお茶に用います。サクラの葉は生では香りませんが、塩漬けにして置いておくと、香りの元の成分が葉の中の酵素で分解し、クマリンという香りのものになります。桜餅は葉も一緒に食べると香りも良くて美味しいですね。
 ヤマザクラ(山桜)の樹皮を薬用にも用います。外皮を除いた樹皮を乾燥したものを桜皮(おうひ)と言い、そのエキスをブロチンといい鎮咳去痰に用います。他に解毒、皮膚炎、腸炎に煎じて服用します。シャックリに黒焼を用いるところもあるようです。
 ヤマザクラは葉が先に出て花をつけます。普通花見をする桜は、ソメイヨシノで花が先です。オオシマザクラとエドヒガンの雑種です。ソメイヨシノの寿命は60年位と言われています。戦後植えられたソメイヨシノが枯れかける時期です。分かっている市町村では10年位前から次の若い株を植え付けているようです。菊陽町はいかがでしょうか?

 漢方薬での被害が出ています。コンビニ等でも薬が売れるようになりました。そのために手軽に薬を買うことが出来ます。これは良かったのですが、薬には副作用があります。週刊誌、テレビ等での情報を元に購入して飲み続けるとおかしな副作用が出てきます。例えばやせ薬(おなかの脂肪が取れると宣伝のもの等)で、下痢が止まらなくなったと言う人もいます。“薬は毒”「薬は巧く使うと病気が治る」これだけは忘れないでいただきたいと思います。
 体調が悪くなったら、まず薬局の薬剤師に相談して下さい。薬局で相談するのは“無料”です。もしこれで本当に病気だったら薬を買って飲む。それでも駄目そうだったらすぐ病院に行く。これが順番ですが、今はすぐ病院に行きますね。それだけ薬剤師が信用できなくなったのかな?信用できる、相談にのってくれる薬剤師を探して「家庭薬局」を作っておいて下さい。

◆便秘解消にサツマイモ  
 サツマイモはヒルガオ科です。ヒルガオ科の植物には下剤の成分が入っています。また、サツマイモの食べる部分には繊維が多いので便通を良くします。卵1個大のサツマイモを毎日1個食べると、便秘の解消になります。焼く、煮る、蒸すなどして食べましょう。



北新山区設立総会が開かれました

 新山3丁目に住む住民が、新山区から分区し「北新山区」として活動を始めるため、2月27日(日)白鈴公民館で北新山設立総会が開かれました。
 新区の名称、事業計画案、会計案、自治会規約案が全会一致で承認され、また区長に中岡 勉さん、副区長に野尻由香さんが承認されました。
 各行事を4月1日から新区として行うために3月27日(日)地区総会が開かれ、第一歩を踏み出すこととなりました。また、自前の公民館建設にも取り組むことになり、盛んに意見が交わされました。

 

 



菊陽町東部町民センター 社交ダンス

 毎月第2、第4金曜日菊陽町東部町民センターで、丸山れい子先生の指導で楽しく和気あいあいとリズムに乗って練習しています。ワルツ・マンボ・ブルース・ルンバといった曲に合わせ、初心者や老若男女どなたでも楽しく踊ることができます。
 一緒に踊る方を募集しています。
問合せ 菊陽町東部町民センター
232−3803

 

 

 


  木目込み人形

 平成2年から習い始めた木目込み人形のおひな様を並べました。
 木目込み人形とは、木型をサンドペーパーできれいにならし、溝を掘ったところに布をヘラで押し込んで接着して着物を着せ、頭をつけて人形を作る手芸です。布がきれいに溝に入った時は嬉しいけど、十二単など細く難しいところは大変です。きれいな着物の端切れも利用して、沢山作品ができました。最近は干支を作って友人にプレゼントしています。
河ア妙子さん 三里木北区