ワンネス 560号  2011/05/22発行

踊りで復興支援
菊陽町さん陽舞の愛好会

 4月29日(金)東日本大震災復興支援チャリティー「第9回菊陽町さん陽舞の愛好会舞踊祭」が菊陽町図書館ホールで行われました。
 菊陽町で踊りを楽しむグループが66プログラムに出演し、日舞、民踊、民舞、ダンスを披露しました。菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンター自主講座の楽しいポップダンスで指導する久保田清美さんは「少しミスはありましたが、メンバー全員楽しく元気に踊りました。もっと練習してセンター祭では素晴らしいステージにします」と話され、フラダンスを踊った橋本沙友里さん(大津小4年)は「緊張して間違ってしまいましたが楽しく踊りました」と笑顔いっぱいでした。
 会場ではチャリティー募金も行われ、集った募金は菊陽町社会福祉協議会と大震災で被災された方たちへの義援金として寄付されました。

 

 

 きらびやかなステージや素晴らしい踊りに感動しました。かわいいフラガールも出演し、楽しく取材しました。(谷川)


かけっこがんばったよ
かけっこ教室

 菊陽町生涯学習課が主催する、かけっこ教室が4月29日(金)30日(土)5月1日(日)の3日間、KKWINGで行われ、熊本県スポーツ振興事業団より吉川さん、小山さん、尾方さん、中薗さんの4名が指導しました。
 今回参加したのは、年長さんから小学4年生までの15名。1日目は50mのタイム測定と走り方のチエックのあと、走りの基本を練習。2日目は基本的な動作づくりとして手の振り方や腿を上げる練習をし、最終日は50mのタイムを計り、どれだけ走れるようになったかを試しました。
 参加した新垣はるたくん(菊陽中部小1年)は「運動会で1番になれるようにがんばって練習しました」と笑顔でした。

 

 

 広いKKWINGを使っての教室で、受講した子どもたちは元気に走り回っていました。(谷川)


楽しいボウリングで新入生を歓迎!

 どちらも同じ時間帯にボウリングをしていました。ボウリング場は子どもたちの歓声で大賑わいでした。子ども用にガーターをふさいであるので、1年生でもコロコロとピンまで届き、いい成績がとれたようで大喜びでした。(岩田)

下原子ども会

 下原子ども会(世古由美会長、相馬優子会長)は5月7日(土)新1年生10名を含む55名が参加し菊陽ボウルで新入生歓迎会を行いました。
 例年の歓迎会とあって上級生のお兄さんお姉さんから教えてもらいながら、1年生も重いボウルを転がしてゲームを楽しみました。菊陽中部小1年の田上せなさんと阪本みさきさんは「お友だちと遊べて楽しいです」と笑顔。ボウリング終了後は、保護者が経営する「あたりや」で、お好み焼きを食べて楽しい1日を過ごしました。

 


境の松子ども会

 5月7日(土)境の松子ども会(高橋亜紀子会長)は新1年生5名を含む30名が参加し菊陽ボウルで新入生歓迎会を行いました。
 5班に分かれてゲーム開始。菊陽西小1年の赤星ひなたさんは、初めてのストライクを決めて歓声をあげお姉さんたちと抱き合って喜んでいました。だんだんポーズも決まってスペアやストライクが出てみんなでハイタッチ。甲斐あいりくん(同小1年)は「今日はストライクが2回も出たよ」木下大志くん(同小5年)は「1年生が結構うまくてびっくりしました。今日のスコアは205でよかったです」と仲良く楽しみました。

 


  (93)  下津久礼区  古川医院  古川まこと

緊急レポート 地震と原発で私たちのいのちが危ない!@

 3月11日(金)大地震と大津波が東北地方を襲い、多くの市町村が壊滅し、死者・行方不明者の総数は2万4千人以上、そして15万人以上の方々が戦後最大・最悪の自然災害にあわれるという未曾有の被害をもたらしました。さらに福島原発事故もおこり、史上最悪のレベル7の規模となり、放射能汚染の広がりは関東にも及びつつあります。日本はまさに地震列島ですが、突然の大災害により平和な日常生活がいかにもろく壊れてしまう現実に呆然とし言葉もありません。悲惨な原発事故は、玄海原発・川内原発が稼動している九州でも起こりうる可能性があり、私たち一人ひとりのいのちが危機的な状況にあると思います。
 東京電力・福島第1原子力発電所で発生した大事故は、現在も終息のメドさえついていません。事故の解決まで長い時間がかかりそうです。今回の原発事故は、さまざまな事実から明らかに人災と思われます。そして、この事故による放射線障害の規模はヒロシマ・ナガサキの原爆投下に匹敵するとも言われています。この3発目の「原爆」は日本人自らの手でおとしたようなもので、地震の被害に遭われ、さらに放射能汚染のため数十年もの長い時間ふるさとを離れざるを得ない被害者の方々の哀しみと怒りはいかほどのものでしょう。原発は安全だという安全神話をつくった科学者や専門家、国によるいい加減な安全審査、安全対策を怠った電力会社、原子力基本法(1955年)・電源3法(1974年)を制定し原発建設を推し進めてきた政府の責任は重大です。
 今まで日本の電力会社は、原発事故時には当初事故を隠し情報非公開にすることが多かったようです。今回も、政府・東電の発表は二転三転し、事故の真相や放射能被害の状況が正しく伝えられていません。地震・津波の自然災害は予測困難ですが、人間が引きおこす大災害である戦争や原発事故は未然に防ぐ方法があるはずです。実際、大震災と原発の大事故が同時に発生する破局的大災害「原発震災」の危険性は、少なくとも10年以上前から警告され続けてきました。しかし、その警告は無視され、実際の対策に活かされることのないまま、現実の大災害になってしまいました。災害や事故の検証は明日の失敗を防ぎます。今回の災害と事故について検証してみようと思います。

参考文献:
「原子炉時限爆弾」大地震におびえる日本列島  広瀬 隆著  ダイヤモンド社
「大地震による原発事故で日本破滅を予測」   2010年8月26日発行
「原発崩壊」増補版  〜想定されていた福島原発事故 明石昇二郎著  (株)金曜日
「原発から風が吹く」 〜地震・事故・立地に揺れる南の辺境 橋爪健郎編著   南方新社


気持ちを込めて作りました
母の日おくりものつくり

 菊陽町生涯学習課主催の子ども体験2011THEチャレンジ遊びの達人“母の日おくりものつくり”が5月7日(土)菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンターで行われました。
 今回は、大好きなお母さんへ母の日のプレゼントを作ろうと10名の子どもたちが参加しエコクラフトの小物入れを作りました。カゴの部分は事前に作ってありましたが、持ち手や飾りを付けました。思い思いにメッセージカードを書きカーネーションを入れラッピングして出来上がりました。
 参加した板楠拓実くん(菊陽中部小6年)は「色をぬってお母さんがビックリするように作りました」と話してくれ弟の大知くん(同4年)は「きれいに作ろうと思って緊張しました」と笑顔でした。山本 慶さん(菊陽西小4年)は「少し難しかったけどかわいくできました」と喜んでいました。

 

 


♪みんなで歌いました

 菊陽町を中心に活動する音楽ボランティア“ぐるぐる”は4月23日(土)介護老人福祉施設 紀水ナーシングホームのご長寿を祝う会で演奏し、利用者の皆さんと一緒に音楽のひとときを楽しみました。
 演奏したのは昔懐かしい「蘇州夜曲」や「見上げてごらん夜の星を」などの曲や、皆さんご存知の「水戸黄門 ああ人生に涙あり」そして「手のひらを太陽に」の曲に合わせ体を動かしました。利用者の皆さんは知っている歌が始まると一緒に口ずさんでいました。

 

 


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肩のストレッチ

 イスに腰をおろし、両手でイスの横を持ち息を吐きながら背筋を伸ばしていきます。(写真1)吐き終わったら吸いながら元に戻ります。このときイスはしっかり握っておいて下さい。
 このストレッチを3回行って下さい。
 
 イスにしっかり腰をおろし両手で背もたれ部分を持ちます。息を吐きながら体を前方へ倒していきます。(写真2)息を吐き終わったら吸いながら体を起こします。
 このストレッチも3回行って下さい。

 長時間イスに座っての作業の時に行うとリフレッシュできます。


  ナニワイバラ バラ科

 新山区の酒井省造さん宅のナニワイバラが見事な花を咲かせました。50年ほど前に植えた1本が枝を広げ、屋根にまで届くほどの大木となりました。花が終わると週に1度は伸びた枝を剪定するなど、手入れは1年中続くそうです。