ワンネス 561号  2011/05/29発行

絆のエールを菊陽から
チャリティーコンサート

 菊陽町から被災地へ何かできることはないかと菊陽町の文化協会、音楽協会などで構成する実行委員会が主催する東日本大震災復興支援チャリティーコンサートが5月8日(日)菊陽町図書館ホールで行われ、多くの義援金が集まりました。
 ステージでは、菊陽武蔵剣豪太鼓の勇壮な太鼓の演奏や歌、大正琴、フラダンス、民踊、民舞、合唱、吹奏楽などが披露されました。また、午前と午後の2回、書道や水墨画、切り絵などのチャリティーオークションや、菊陽町出身で元宝塚歌劇団月組娘役トップの映見くららさんもサイン色紙や宝塚時代の思い出の品を出品し人気を呼んでいました。
 募金を持ってきた後藤華音さん(菊陽中部小3年)は「家族で貯めました」と話してくれ、武蔵ヶ丘中吹奏楽部の吉野巴菜さん(2年)は「私たちにできることは限られているかもしれません。でも今日は皆様に音楽を楽しんで頂き、義援金のご協力をお願いして何らかの力になればと思いました」と話してくれました。
 義援金や入場料、オークションの売上金のすべては熊日新聞を通し被災地に送られました。

 

 

 色々な団体の協力で80万以上の義援金が集まりました。この1回ではなく長期にわたり復興の支援が出来たらいいですね。(谷川)


緑のカーテンを作りませんか
緑のカーテン講座

 電気の節約や二酸化炭素削減などの効果が期待される緑のカーテンを家庭で作ってみようと「緑のカーテン講座」が5月9日(月)から11日(水)に、菊陽町内の6施設で開かれました。
 10日(火)午前は、三里木町民センターで開かれ、17名が参加。指導にあたるボランティア団体「グリーン(ゴーヤ)カーテン菊陽」の紫藤和代さんが、自宅での栽培の様子や近隣の家庭や町内各施設に広がったグリーンカーテンを紹介し、紫藤さん宅の電気使用量のグラフも示して効果を説明しました。土つくりや栽培方法も説明し、参加者は熱心にメモを取りながら聞いていました。講座終了後に、紫藤さんらが栽培したゴーヤの苗と菊陽町から配合肥料が配られると「早速植えてみます!」と皆さん意欲満々で持ち帰られました。
 友人と参加した荒武仁美さん(沖野区)は「夏は家の中がすごく暑くなるので、少しでも涼しくなればと思い参加しました」と話されました。

 

 

 今夏は九州でも電力不足と言われています。緑のカーテンを作って、菊陽町民も節電に協力する方が増えると嬉しいです。私も植えていますよ。(岩田)


練習の成果を発揮しました
合志市ニュースポーツ大会

 平成23年度合志市各区対抗ニュースポーツ大会が5月14日(土)合志市総合体育館ヴィーブルで開催されました。
 合志杉並台(犬童正洋区長)からは若草会(関 祐子会長)の皆さんがカローリングに5チーム参加。カローリングは氷上の競技であるカーリングをアレンジしたもので、底面に3つの車輪がついた「ジェットローラー」と呼ばれるプラスチック製の円盤をストーンの代わりに用いて、縦13メートル横3メートルのコートを使用し、11メートル先にあるポイントゾーンをめがけて3人が1投ずつ投げ、中心近くに止めて得点を競います。10分間の限られた時間の中で1回でも多く投げることができるよう、皆さん集中しながらも素早くストーンを投げ点数を加算されていました。
 毎週火曜日に同区公民館で練習をしている選手の皆さんはチームワークもよく、確実に得点を重ね、B、C、Eの各チームがレーン優勝、A、Dチームが準優勝の好成績を修めました。
 佐澤国則さんは「ローラーごとに癖があり、体育館の床の向きでも動きが変わってくるので、なかなか思うようにいかず難しいですが、日ごろの練習の成果を発揮してレーン優勝できるよう頑張ります」と話されました。

  

 

 皆さんチームワーク良く、コースを読んで声を掛け合って的に投げていました。反省会も行われ、楽しく交流されていました。
 来年に向けてまた練習を頑張って下さい。(杉谷)


目指すは優勝!
ミニバレーボール大会

 菊陽町ミニバレーボール協会(村上 緑会長)が主催する第44回菊陽町会長杯争奪ミニバレーボール大会が5月8日(日)菊陽町民体育館と菊陽中体育館で行われ、59チームが出場しました。
 開会式ではコロッケチームの大塚幸二さんが「私たちは災害のないこの菊陽町でミニバレーの試合ができることに感謝し、最後の一球まで全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓のあと試合開始。各チームとも失敗したら「どんまい」と励まし、アタックが決まると「ナイスプレー」と声を掛け合いながら優勝目指して頑張りました。
 初めて参加した、白鳥ばれえ団チームの内田健晴さんは「東京エレクトロン内の電盛社のミニバレー同好会で週1回練習しています。他のチームの皆さんは強いですね。何とか1勝目指して頑張ります」と話され、60代以上女子で優勝したカレンズチームの山田ムツ子さんは「日頃の練習の成果が出ました。優勝できて嬉しいです」と話されました。

優勝チーム
60歳以上女子 カレンズ
50歳代女子  カレンズ
40歳代女子  ビギン
39歳以下女子 シュがリーノ
50歳以上男子 宮ノ上同好会
49歳以下男子 肥後Z A 

 59チームが出場して熱戦が繰り広げられました。義援金も集まり良かったです。(谷川)


  (34)  パソコンサポートくまもと  高畑圭輔

バッテリーの利用方法

 ノートパソコンや携帯電話には(充電池(バッテリー)が搭載されていますが、使い方によって寿命や性能が大きく変わってきます。現在、デジタル機器に主に利用されている充電池にはリチウムイオン電池とニッケル水素電池があります。

【種類】
 「Li-ion」というマークがついているのがリチウムイオン電池、「Ni-MH」がニッケル水素電池です。リチウムイオン電池はパソコンのバッテリーパックなどに多く使用されています。扱い方によっては発熱、膨張、破裂を起こすので安全対策を施した電池パックという形で販売されています。
  ニッケル水素電池は乾電池タイプの充電池やハイブリッドカーなどに多く利用されています。こちらも発熱、膨張しますがリチウムイオンに比べると破裂時の火災リスクは低くなります。

【特性】
 それぞれ特性が違いますので、長持ちさせるには電池の種類にあわせた充電方法を心がける必要があります。
 リチウムイオン電池は過充電、過放電に弱く、継ぎ足し充電に向いているという特性があります。長持ちさせるには「バッテリーが切れる前に充電し満タンまで充電させない」と言われています。またリチウムイオン電池は充電中に高温になりますが、熱に弱いという特性があるため充電は涼しい場所で行ったほうが良いでしょう。長期間保管する場合は50%程度充電しておくと良いとされます。ニッケル水素電池は継ぎ足し充電に向いていません。しかし過放電にも弱いので完全に使い切る前に充電したほうが良いようです。

【その他の充電池】
 ニッケルカドミウム電池「Ni-Cd」という記号がついてます。大出力ですが容量が小さいので、短時間で一気に出力する用途に向いています。ラジコンのモーターなどで利用されます。ニッケル水素電池への転換が進んでいます。乾電池の規格より電圧が低いのでデジタル機器では使用しないでください。カドミウムが有害なので処分する際には電気店などの回収ボックスに捨てるようにしましょう。
 リチウムイオンポリマー電池:通称「ポリマー電池」。リチウムイオン電池の改良版ですが、リチウムイオン電池以上に過充電時の発火リスクが高く過放電に非常に弱く場合によっては一度の過放電で使用できなくなるほどデリケートな電池です。軽量で高性能な為、現在普及が進んでいます。
 身の回りで利用されるデジタル機器が増えるにつれて充電池の使用頻度も増えてきています。適切な利用方法を身につけて快適なデジタルライフを送りましょう。


少林寺拳法で復興支援   熊本東スポーツ少年団

 5月1日(日)大津町運動公園 総合体育館で「東日本大震災復興支援・少林寺拳法創始者宗道臣生誕100年記念 大津つつじ祭協賛 少林寺拳法大会」が開催され、単独演武・組演武・団体演武の競技部門に分かれて交流大会が行われました。
 毎週金曜日、菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンターで活動中の熊本東スポーツ少年団(庭田孝男部長)は、次のとおり優秀な成績を収めました。

 

<単独演武>
・白帯の部    優秀賞 長谷部 稜くん(菊陽西小4年)
・緑帯の部    優良賞 須中滉基くん(菊陽西小4年)
<組演武>
・緑色帯の部  優秀賞 須中滉基くん(菊陽西小4年)・須中奨健くん(菊陽西小2年)
・親子の部    優秀賞 庭田朋弥くん(菊陽西小4年)・庭田孝男さん
<団体演武>
・低学年の部 最優秀賞
  橋本海士くん(武蔵ヶ丘北小3年)・白井雄悟くん(合志小2年)
  佐藤 遼くん(合志小2年)・住吉華鈴さん(菊陽西小2年)
  田野歩夢くん(武蔵ヶ丘小3年)・庭田直弥くん(菊陽西小3年)
  須中奨健くん(菊陽西小2年)

 

 竹之内 陽菜(ひな)ちゃん   3歳 
       乃彩(のあ)ちゃん 7ヵ月 光の森7町内
 赤ちゃん返りをした陽菜お姉ちゃん、もう少ししたら乃彩ちゃんに泣かされそうです!いつまでも仲良くね。



マウンテンバイクチーム
「TEAM Gamadas」

 不定期ですが土曜日の午前10時から合志市の飯高山公園に集合し、さんさん公園の駐車場までトレーニングを兼ねてマウンテンバイクで移動して練習をしています。
 現在メンバーは伊藤あさひくん(菊陽西小5年)、森下なおとくん(同小4年)、入江こうたくん(同小4年)、伊藤るなさん(同小1年)の4名で、吉無田高原、セキアヒルズ、ハウステンボスなどで行われる九州MTB少年リーグに出場するためにみんなで楽しく頑張っています。
 先日参加したハウステンボスの大会では、チームのアイドルるなさんがキッズクラスで優勝しました。
  MTBに興味がある方、大会に出てみたいけどどうしたら出れるの?という方、子どもから大人まで仲間募集中です!
 詳細はブログ公開中ですので、ぜひご覧ください。

 

 

 

 代表 入江 敦
ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/atuiri2001


 カリン

花言葉 : 努力、唯一の恋
 カリンはバラ科の落葉高木で、その果実はカリン酒などになります。原産は中国東部で、日本への伝来時期は不明。花期は3月5月頃で、5枚の花弁からなる白やピンク色の花を咲かせます。花・果実とも楽しめ、さらに新緑・紅葉が非常に美しいため家庭果樹として最適です。

 

 


編集後記

 5月は五月晴れというイメージがありますが、雨が降って肌寒かったり、蒸し暑かったりで、友人は風邪をひいしまいました。体調管理には気をつけましょう。(N.T)