ワンネス 571号  2011/08/07発行

ありがとう、さようなら旧校舎
菊陽中部小学校

 新校舎へ建替えのため取り壊される菊陽中部小学校(岩根 浩校長)で、同小PTA(安藤典子会長)主催の「ありがとう さようなら集会」が7月20日(水)行われました。
 昭和55年(1980年)に完成した校舎や体育館、プールなど全てが取り壊される予定となったため、同小PTAが集会を企画。体育館で企画運営委員会の児童が進行して集会が始まりました。各学年代表児童が校舎での楽しかった思い出を語り、全員で「ありがとうございました」と唱和し、校歌を歌いました。その後運動場に降りて、くまモンと体操を楽しんだ後、班ごとに絵やメッセージを書いた220個の紙風船を一斉に飛ばして校舎にお別れをしました。2学期からは菊陽町民グラウンドに建てられた仮設校舎で勉強が始まり、完成予定は2013年の2学期です。
 6年の深松裕太朗くんは「友だちとサッカーをして遊びました。色々な思い出ができて良かったです」。緒方天刀くんは「この校舎でみんなと遊んだり勉強したりできてよかった」。大田黒晴斗くんは「中部小があったから友達がいっぱいできてよかったです」と思い出を話してくれました。

 

 

 迷路のような校内にも少し慣れたところでしたが、お別れになりました。子どもたちの安全を考えた新校舎に期待します。(岩田)


今思うことを発表しました
明るく住みよい社会をめざす青少年のつどい

 菊陽町青少年のつどい実施委員会主催の平成23年度明るく住みよい社会をめざす青少年のつどいが7月16日(土)菊陽町図書館ホールで行われました。
 武蔵ヶ丘中学校吹奏楽部の演奏で開会。社会を明るくする運動啓発ビデオ上映のあと、町内の小・中学校の生徒代表10名が発表しました。また、熊本県立大学教授 石橋敏郎氏の「人を育てる。地域を育てる。」と題した記念講演がありました。
 「私のお父さん」と題して発表した長谷川靖華さん(菊陽西小6年)は「私の父は自衛隊員として東日本大震災の復興支援で福島に行きました。心配していましたが無事帰ってきて嬉しかったです。改めて父の仕事の大変さが分かりました」と話してくれました。

 

 

 小・中学生の発表はどれも素晴らしい内容でした。講演会も楽しく聞きました。(谷川)


水しぶきをあげて泳ぎました
スポーツクラブきくよう水泳教室

 スポーツクラブきくよう(津村 修会長)主催の水泳教室がスポーツパレス アスパで行われ、7月19日(火)〜23日(土)が1・2年生38名、26日(火)〜30日(土)が3〜6年生43名が参加しました。
 準備体操のあと子どもたちは、自分の実力に合わせたグループに分かれ、体に水をかけたり、ビート板を使ったバタ足や息継ぎの練習をしました。指導するスポーツクラブアドバイザーの皆さんや地域の方たちと一緒に水しぶきをあげて頑張っていました。最終日には記録会もあり練習の成果を試していました。
 参加した吉川維咲さん、川上優衣さん、井上凛々華さん(菊陽中部小2年)は「少しは泳げますが、もっと泳げるようにがんばりたいです」と笑顔で話してくれました。

 

 

 水しぶきが気持ちよさそうでした。頑張って泳げるようになりました。(谷川)


暑い、熱い、戦い
ふれあいミニバレーボール大会

 菊陽町ミニバレー協会(村上 緑会長)が主催する第10回菊陽町ふれあいミニバレーボール大会が7月24日(日)菊陽町民体育館と菊陽中体育館で行われ、54チームが参加しました。
 開会式では花立チームの深草 浩さんが「スポーツマンシップにのっとり、力を合わせて日頃の練習の成果を発揮することを誓います」と選手宣誓のあと試合開始。選手の皆さんは声を掛け合いながら、チームワーク良くプレーしました。
 参加した愛好会チームの皆さんは「平均年齢68歳。若い方たちと試合をして益々元気をもらいました」と話されました。
 各ブロックの優勝は以下のとおりです。
        Aブロック   Bブロック
55歳以上女子 カレンズ     愛好会
40歳以上女子 ラディッシュA  ラディッシュB
39歳以下女子 シュがリーノ   パーム
40歳以上男子 宮ノ上ワン   花立
39歳以下男子 ZERO     桜満会

 

 


お散歩で道路をきれいに
こうのとり保育園

 7月21日(木)こうのとり保育園(春田裕子園長)では、お散歩コースのごみ拾いをして環境美化活動を行いました。
 同園では、本年度の取り組みとして毎月1回、年中組、年長組のお散歩のときに道路のごみを拾って子どもたちに環境教育を行っています。
 この日は、台風接近後ということもあり、ビニールや空き缶、枝などが多く落ちていて、子どもたちは競争しながら拾い集めていました。
 年中パンダ組の河原未羽ちゃん、宮ア幸和くんは「たくさんごみを拾ったよ。おみやげももらえるから頑張るよ」と仲良く手をつないでごみを集めていました。

 

 

 子どもたちは仲良く手をつなぎ、散歩も楽しみながらごみを拾っていました。(杉谷)


  (55)  ひばりヶ丘区  矢原正治

カカオ アオギリ科

 カカオの種子は、チョコレート・ココアなどの原料として使われます。種子を発酵・焙煎したものがカカオマスで、これは大変苦くまた高いので、日本では、砂糖・カカオ種子を搾った時に出る油のカカオバター(ココアバター)、粉乳・植物性の油脂などと練り、甘いチョコレートとして売られ手頃な価格ですので、皆さん大好きです。しかし、砂糖が多く、また脂肪分も多いので、食べ過ぎると糖分・脂肪分による弊害が出ます。日本で初めて発売されたチョコレートの製品名は「貯古齢糖」と当て字だったようです。
 カカオの花は、写真のように木から直接咲きます。また、果実も木に直接ぶら下がります。ラグビーボールの様な形で、長さ15〜20cm・径は10cm程。
 カカオにはポリフェノール(タンニン)があり、抗酸化活性・動脈硬化予防・抗菌活性(虫歯菌予防)・抗アレルギーなどの効果があると書かれています。効果が出る人もいるようですので、お試しください。


 この前、観察会の時に、ナツメの葉を齧り、舌の上で転がしてチョコレートを食べると、甘みが消え、ビターチョコレートになることを皆さんに体験してもらったとき、100%カカオマスのチョコレートを参加者からいただきました。少し違いますが苦味があり、甘みが無い本当のカカオチョコの味でした。
 市販の安いチョコレートは、前に書きましたが砂糖・脂肪分が多く、動脈硬化予防・虫歯菌予防、抗アレルギーに逆効果だと思われます。もし効果を期待するのでしたら、少し高価な砂糖・脂肪分の少ないチョコレートを食べて下さい。

身近な有毒植物
 もし植物の汁が眼に入った時はこすらずに、すぐに水で良く洗い流して下さい。ダツラ・エンゼルトランペットの汁が、眼に入った時は瞳孔が拡散しますので、眼を覆い(絶対に開けない)暗いところで水洗いし、眼をきちんと覆いながら急ぎ眼科に行って下さい。


新しいタイプのピーマン 子どもピーマン
「ピー太郎」登場

 このピー太郎の特徴は、ピーマン特有の苦味や臭みが少なく、果糖の一種のラクトースがピーマンより多く、甘味が感じられます。また、ビタミンCは1.5倍、カロテンは2倍以上含まれ、栄養価が高く生野菜サラダでもとても美味しく食べられます。形は細長く、一見トウガラシと見間違いそうです。食感は、肉厚で火を通してもシャキシャキ感があり、野菜炒めやピーマンの肉詰めといった料理でも楽しめます。
 子どもピーマン「ピー太郎」は、菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ直売所で販売中です。
 ぜひ一度新しいタイプのピーマンを食べてみて下さい。

 

生産者の上田喜久雄さん(中代区)と塩x部義郎さん(戸次区)


 

 村上滉太(こうた)くん 5歳
    詢真(とうま)くん 1歳 境の松区
 保育園の夏祭りにきました。お兄ちゃん大好きなとうまくんと、弟想いの優しいこうたくんです。


 オリジナル
   CDケースが出来上がりました

 菊陽町青少年健全育成町民会議(菊陽町中央公民館内)主催の親子のふれあい講座“ステンドグラス風CDケース作り”が7月23日(土)菊陽町中央公民館で行われ、親子24名が参加しました。
 講師の内田早苗さん(緑ヶ丘区)の説明のあと、参加者たちは自分の好きな下絵を選びCDケースに描き写します。特殊な絵の具を使い好きな色を塗りドライヤーで乾かすと、ステンドグラス風のかわいいケースが出来上がりました。
 参加した加藤瑚波さん(武蔵ヶ丘中1年)は「思ったより難しかったけど、ぬり絵みたいで面白かったです」と話してくれ、弟の倭くん(菊陽西小3年)は「今人気のくまモンを描きました。自分の好きな曲の入ったCDを入れます」と笑顔でした。