ワンネス 582号  2011/10/30発行

音楽で一つになりました
菊陽中学校吹奏楽部

 菊陽中学校吹奏楽部の第32回定期演奏会が10月2日(日)菊陽町図書館ホールで行われました。
 第1部オリジナルステージでは今年の全日本吹奏楽コンクール課題曲「天国の島」などを演奏。第2部ポピュラーステージでは衣装を替え「YMCA」でスタート。アニメソング特集では顧問の西田拡人先生がルパン三世に扮しタクトを振ると、会場からは拍手と歓声が送られました。第3部はステージショーとなり、「サウンド・オブ・ミュージック」などの曲にあわせドリルを披露しました。また、3年生男子有志も登場しKARAの「ミスター」を踊るなどステージと会場が一つになって盛り上がりました。
 錦野晋哉さん、洋子さん(大津町)は「孫の演奏を楽しみに来ました。素晴らしい演奏に感動しました」と話されました。部長の上島小波さん(3年)は「失敗したところもありましたが、みんならしく楽しく頑張りました。引退するのはさみしいけれど後輩のみんなは頑張って欲しいです」と話してくれました。

 

 

 素晴らしい演奏でした。カッコよかったです。楽しみながら取材することができました。(谷川)


おかげさまで1周年 
ほっとステーション武蔵ヶ丘

 10月8日(土)武蔵ヶ丘ショッピングセンターにある“ほっとステーション武蔵ヶ丘”の1周年祭が行われ、たくさんの来場者で賑わいました。
 店内では、菊陽在住の農家直送の野菜販売や熊本菊陽学園のパン販売、きたおかの店、さとちゃんの店の手作り弁当などがあり大盛況。ほっとカフェもオープンしティータイムを楽しみました。また、フルートやオカリナ、ギターのミニコンサートもあり心和む時間となりました。店頭にはフリーマーケットやわたがし、ヨーヨー釣りもあり子どもたちに大人気でした。
 来場した方は「お友だちと一緒に来ました。音楽も聴くことができ良かったです。お買い物も楽しかったです。また来ます」と話されました。

 

 

 


地域で楽しいお泊り会
合志杉並台公民館

 10月8日(土)9日(日)合志杉並台自治会主催の「お泊り・ふれ合い・遊び隊」が合志杉並台公民館(森山 修館長)で行われ、30名の小学生が地域の皆さんと楽しい時間を過ごしました。
 8日の最初のプログラムは若草会の皆さんの指導で伝承遊びを体験。手作りの竹とんぼや竹馬、お手玉などが用意され、上手にできた子は皆の前で披露しました。昼食はそうめん流しやおにぎりを夢中になっておいしく頂きました。夜は近隣の家庭にもらい湯に出掛け、あいさつの勉強もしました。
 9日には10周年記念運動会や焼肉パーティもあり盛りだくさんの体験を満喫しました。第1回に参加した喜多 峻くん(熊本学園大付属高校3年)は、楽しかった思い出を話してくれ、土井一愛さんと小川真里依さん(合志南ヶ丘小5年)は「もらい湯はドキドキしたけど優しくしてくれ、お話もできて楽しかったです」と話してくれました。

 

 

 子どもたちも若草会の皆さんも、楽しそうな企画でしたが、今回で終了だそうです。いい企画なのに残念です。(岩田)


仕事を体験してみよう
武蔵ヶ丘中学校2年生

 10月4日(火)から6日(木)に、武蔵ヶ丘中学校(岩崎良博校長)の2年生244名が69ヵ所で職場体験を行いました。
 工務店や小売業、飲食業や病院、サービス業、学校や保育園、消防署などたくさんの職種の中からそれぞれが希望の職場へと通い、仕事をする意義を学んだり、進路選択の手がかりをつかもうと意欲的に取り組みました。
 中村誠喜さん(境の松区)の経営する中村農園では、青木雄護くん、西川 旭くん、津川晃輝くん、辻浦亮太くん、西澤 和さん、谷川愛賀さん、牧山麗奈さんの7名が体験。畑に畝を作り溝を立て、ホウレンソウやスティックセニヨールの苗を植える作業や苗の種まきなどを行いました。生徒たちからは「座ってばかりで腰が痛い」「苗植えは楽しい」などの感想も聞かれましたが、中村さんから「剪定をどれだけ上手くできたかで来年の収穫量が違ってきたり、良い肥料をやると味が違ったりします。農業はやり方次第で楽しいですよ」とのお話に真剣に耳を傾けていました。

 

 

 中学生は農業を「楽しい」と言っていたので、農業の後継者になって欲しいと思いました。(岩田)


 第29回くらしの工芸展で「富山審査員奨励賞」を受賞された 三満田純子さんにお話を聞きました。

◆持たれているのが受賞作と同じ作品ですね
 縦糸に柿渋で染めた綿糸、横糸に裂いた木綿布を使って織った布をバッグに仕立てた「秋色のBagたち」という作品です。くらしの工芸展が11月1日から6日まで伝統工芸館で開かれ、展示されます。
◆染織を始められたきっかけは
 岡山県倉敷市を旅行中に伝統工芸の染や織りの学校を見つけ、仕事を辞めて住み込みで修業しました。アートではなく伝統的な織物をやってみたいと思いました。
◆染織のおもしろいところは
 仕事全体では織るまでが8割、織りは2割ですが、断然織るところが面白いです。反面、織り上がっても満足できたと思えることは1回もありません。
◆自宅の工房では
 麻、ウール、綿、絹などをつむいで、柿渋、ベンガラ、ヤマモモ、藍など自然の色で染めて織機で織っています。バッグやマフラー、テーブルセンターなどを創っていますが、ひとつの作品に半年から1年かかります。
◆これからは
 今までは学校のイメージそのままで堅かったように思います。今回の個展では少し柔らかくなれたかな。温かみのあるものを創っていきたいと思います

 

 


久しぶりの東京・鎌倉散策
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)は関東方面への特別企画「皇居参観・国会議事堂見学・靖国神社参拝と富士・箱根めぐり」の旅を10月4日(火)〜6日(木)に行いました。
 皇居参観では一般参賀が行われる宮殿東庭などを静観。勤労奉仕をされる方々もおられました。国会議事堂見学は参議院議場を中心に赤じゅうたんを踏みしめながら、日本の政治が行われている場所だと痛切に感じました。楽しみの東京ドームでのナイター観戦はテレビとはまったく違う迫力に感心しました。夕食はカラオケや踊りで盛り上がり、行く先々でワインやぶどう、鎌倉彫り、名産のお菓子などのたくさんのお土産も買いこみ荷物を心配するほどでした。
 久しぶりに大都会を堪能し、残念ながら富士登山は雨でできませんでしたが、富士五湖、鎌倉、湘南海岸、箱根駅伝コースなど行楽の秋にふさわしい満足の旅でした。

 

 

 

 写真提供 矢野孝昭さん
 文提供 久保田昌生



マイバグを利用しましょう

 菊陽町マイバッグキャンペーンが10月1日(土)行われました。温室効果ガスの一つである二酸化炭素の総排出量のうち、約2割は私たちの暮らしの中から排出されており、レジ袋は石油を原料としているため、製造と焼却の過程で二酸化炭素を排出します。そのため、レジ袋の使用を減らすことが温暖化防止の取り組みのにつながっています。
 今回、菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ、イオン菊陽店、鮮ど市場菊陽店、マックスバリュ光の森店、ゆめタウン光の森店、フレッシュパークの6ヵ所で、菊陽町環境美化推進委員や町PTA連絡協議会の方たちが「マイバッグを利用しましょう」と来客者に声を掛け、啓発用ティシュを配りました。

 

 

 


詩歌吟詠道奏山会

 田中奏山先生の指導で、毎月第1、第2、第3火曜日に武蔵ヶ丘コミュニティセンターで詩吟を学んでいます。
 1ヵ月で七言絶句1句を仕上げられるよう、詩の意味を理解して発声を覚えて吟います。田中先生は尺八演奏もされますが、練習にはハンディトレーナーという音響機器を使って伴奏して音程を取ってくれるので、音の高さを確認し表現力も磨けます。
 詩吟は、自分の声で自分に合った高さで吟うことができ、下腹から声を出すので健康にもよく、心が晴れ晴れとします。皆さんも一緒に声を出してみませんか?
問い合わせ
菊陽町コミュニティセンター рQ32−5697