ワンネス 595号  2012/02/05発行

防災の誓い新たに
菊陽町消防出初式

 1月15日(日)菊陽杉並木公園ふれあい広場で平成24年菊陽町消防出初式が行われました。開式後の人員報告に続いて、昨年の東日本大震災で亡くなられた消防団員の方々に黙祷を捧げ、吉岡静也団長が「地域住民をあらゆる災害から守り、被害を最小限に食い止めるのが我々の役目です。住民の方々から『菊陽町に住んでよかった』と言われるように頑張りましょう」と訓示されました。
 式は各分団の通常点検、分列行進のあと、幼年消防クラブ(もみじ園、なかよし園、白菊園、白鈴園)が分列行進を行い、後藤三雄町長による通常点検を少し緊張した様子で受けていました。
 白鈴園のらいおん組の松本寧々ちゃんは「いっぱい『防災のちかい』を練習しました。今日はちゃんと全部言えました」と元気に話してくれました。
 各競技では、規律服装、機械器具の両部門で第5分団が、標的落としの部では第1分団第3班(辛川)が優勝しました。

 

 

 当日は寒さが厳しくて、そんなに厚着の出来ない団員さん達は本当に大変だなあと思って観ていた私は、次の日から風邪で2日間寝込んでしまいました。(宇都宮)


菊陽町の企業が交流
菊陽町企業・事業者交流促進研修会

 菊陽町と同町商工会が主催した交流促進研修会が1月19日(木)町内の企業や事業者が約100名参加し、菊陽町図書館ホールで行われました。
 最初に町内2社の会員企業を紹介。「くまもと3大牛肉巻きおにぎり」で熊本県経営革新の承認を受け、熊本県商工会連合会主催『肥後もっこすのうまかもん』で金賞を受賞した株式会社フジチクと、「生クリーム入り芋もなか」で『ニッポン全国ご当地おやつ』準グランプリを受賞した有限会社キクヨー。両社とも「菊陽町のお土産として全国にアピールしていきたいです」と抱負を述べました。
 講演会では「選択される時代を生きる〜逆風の時代の知恵と感性〜」と題して北九州市の経営コンサルタント 大浜慶子さんが、先人に学ぶ危機対応や、市場の着眼点を知り、町が発展していく道を提案されました。

 

 

 「肉巻きおにぎり」「芋もなか」どちらも今すぐ食べてみたーい!と思いました。町の特産品になるといいですね。(岩田)


十五夜の綱引きと十三日のもぐら打ち

津留区

 1月8日(日)津留区(坂本孝一区長)の十五夜の綱引きが、区地蔵堂前で行われました。
 午前9時から区のグラウンドで綱を練り、10m程の綱が練り上がりました。出来上がった大綱は区内にある天満宮でお神酒をあげ奉納。その後、地蔵堂前で子ども対大人や消防団対子ども、おじいちゃん対子どもなどに分かれ、何度も綱を引きました。
 坂本孝太くん(5歳)は「お兄ちゃんたちといっしょに頑張って綱引きしたよ」と笑顔でした。
 また、13日(金)夜にはもぐら打ちもあり、各家庭を回り「十三日のもぐら打ちは田畑行け」と言いながら地面を叩きました。
 子どもたちのまとめ役、子頭の矢野成豪くん(菊陽中学校1年生)は「綱練りは重かったけど楽しかったし綱も力いっぱい引きました。もぐら打ちは寒かったけど頑張って叩きました」と話してくれました。

 

大堀木区

大堀木子ども会(矢野将幸会長)の十五夜の綱引きと十三日のもぐら打ちが1月14日(土)行われました。
 午前9時、区のグラウンドで子どもたちとその保護者、区の方たちが協力して綱練りを行い、8m程の綱を練り上げました。出来上がった綱は区の菅原神社に奉納され、お神酒をあげました。昼食には子ども会のお母さんたちが準備したカレーを頂き、綱引きの準備。午後からは区の方たちも参加して、大人対子どもに分かれ、何度も綱を引きました。この後、十三日のもぐら打ちもあり、各家庭をまわり庭先を力いっぱい叩きました。
 冨永愛莉さん(菊陽中部小6年)は「綱練を手伝いました。難しかったです」と話してくれ、古庄弘明くん(同6年)は「綱引きは頑張って引いたので大人の人たちに勝ちました。もぐら打ちは、もぐらを追い出すように頑張って打ちました」と元気に話してくれました。


  (69)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

大人のバレンタイン酒 〜 日本酒にもロゼがある〜

■大人のバレンタイン酒…
 もうすぐバレンタインデーです。最近はチョコレートではなく、お酒をプレゼントされる方が多くなりました。今回は、バレンタインのプレゼントにおススメしたい日本酒をご紹介します。

 

 

■日本酒にも「ロゼ」がある
 大きめのワイングラスにお酒を注ぐ。何も言わなければ、誰もがロゼワインと思うでしょう。「これは日本酒のロゼです。」と説明すると、「え〜、うそ〜。うそでしょう〜」と言って信じてくれない。

  ロゼ色の日本酒を開発したのは佐賀の天吹酒造の木下壮太郎専務(兄)と木下大輔製造部長(弟)。天吹酒造の近くには、日本古代の集落跡であった吉野ヶ里遺跡があります。吉野ヶ里で、古代人たちが栽培した黒米が発見されました。黒米を使い、日本酒が出来上がる数日前のモロミに、黒米を少量加えます。黒米表面のアントシアニン系色素がモロミに溶けだし、美しいロゼ色を生み出してくれます。
■健康志向そして美味
  アントシアニン系色素は、赤ワインに含まれるポリフェノール類に属し、血管を保護して動脈硬化予防に効果があり、老化や発がんを防止することで広く知られた物質です。還元力(酸化されにくい)の強い物質です。
 酵母はナデシコの花の中から抽出されたナデシコ花酵母を使用。とても芳しい吟醸香が広がります。とてもフルーティーな香味のお酒は、発売2004(平成16)年以来、多くの方々を魅了してきました。
 これまで日本酒と縁遠かった洋食料理店でも大活躍。また、バレンタインのプレゼントとして大人気です。
 2000年の時を越えて、古代黒米が現代の吟醸酒とコラボして、新しい酒文化を生み出しています。


「絆」がテーマのいいハートデー
菊陽西小学校

 1月15日(日)菊陽西小学校PTA(北山正樹会長)主催の第13回西小いいハートデーが同校グラウンドと体育館で行われました。
 午前9時、西校区老人会のメンバーやPTA役員の方たちが協力して作ったどんどやに代表者4名が点火。点火役の中島隆斗くん(5年)は「火をつけたらすぐ燃え上がりました」と話してくれました。おき火になったら餅を焼き美味しく頂きました。
 体育館では紙皿ブーメランつくりなどがあり楽しく体験。グラウンドでも二ュースポーツや竹馬乗りもあり子どもたちは元気いっぱいでした。午前11時からは焼きそばやカレーなどの食バザーもあり、長蛇の列ができていました。
 竹馬乗りに挑戦していた大塚美羽さんと西園彩花さん(3年)は「初めて乗りました」と話してくれ、福田万桜さん(5年)は「どんどやのおき火でマシュマロを焼いて食べました。おいしかったよ」と笑顔でした。


立志の日に思う

 1月19日(木)武蔵ヶ丘中学校(岩崎良博校長)2年生の「立志の日記念講話」として、三重県から多文化共生NPO世界人理事長の 具志アンデルソン飛雄馬さんをお招きして「だから生きるんだ 〜苦しみの中にもきっと幸せがある〜」という演題で講話をしていただきました。菊陽町帰国・外国人教育推進部会共催、1年生も参加。  
 いろんな国の言葉で話されるアニメの映像を観てポルトガル語を聞き当てたり、外国の文字を書き写す事を体験したりして外国から来た子どもたちの辛さを感じたり、具志さんの紆余曲折ありながらも力強く生きていらっしゃるお話を聞き、子どもたちもこれからの生き方への展望を持てたのではないかと思います。
 最後に生徒を代表して、青柳侑沙さん(2年)が、「人との出会いは、すごいことなんだということがわかりました。私も具志さんと出会えたことを大切にして、これからも生きていきたいと思います」とお礼の言葉を述べました。

 

 


 

 平井 天望(てんほう)くん

 2歳 緑陽台区

 3人兄弟の末っ子でお兄ちゃんたちからかわいがられています。


 裸眼で新聞を読む訓練をして、目の老化を防ぐ。  夜尿症対策として、シーツの下に新聞を敷いて吸取らせる。

 ペンキスプレーを使う時、塗装の境目に新聞を貼る。

 夏休みの工作などで紙粘土の材料に使う。