ワンネス 605号  2012/04/15発行

感謝の気持ちを込めて
武蔵ヶ丘中学校吹奏楽部

 3月24日(土)武蔵ヶ丘中学校吹奏楽部の第19回定期演奏会が菊陽町図書館ホールで行われ、満席の観客に心を込めた演奏を届けました。
 第1部シンフォニックステージは、甲斐一幸先生の指揮で平成24年度全日本吹奏楽コンクール課題曲などを演奏。コンクールに向けて難しい曲にも挑戦しました。第2部は武蔵ヶ丘中学校校区の3小学校からの賛助出演があり、可愛い音色を響かせました。
 お待ちかねの第3部はくまモンがプリントされたおそろいのTシャツに着替えて、ポップスステージ。客席から「ミッションインポッシブル」の演奏をしながら走って登場した部員は「宇宙戦艦ヤマト」など映画音楽を軽快に演奏し、K−POPやJ−POPメドレーではダンスもきめ、会場は大盛り上がりとなりました。
 中島優果さん(新3年)と服部由茉さん(同)は「テニス部の練習をしていると毎日練習しているのが聞こえていました。すごく上手になったと思います」と同級生の演奏を楽しんでいました。

 

 

 クラシックも聞き応えある演奏でしたが、第3部は子どもたちがイキイキしていました。ダンスや歌のパフォーマンスも良く考えてあって、楽しいステージでした。(岩田)


ランドセルが海を越える
菊陽中部小卒業生

 菊陽中部小学校(岩根 浩校長)の平成23年度卒業生が、使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもたちに送りました。
  すでに8万個の使用済みランドセルをアフガニスタンなどに送っているランドセルメーカー クラレの「ランドセルは海を越えて」キャンペーンに参加。菊陽中部小では保護者が子どもたちに呼びかけ、兄弟の分も含め13個のランドセルが集まりました。ノートなどの学用品も一緒に入れて段ボール箱3個に詰めて発送しました。
  保護者の佐藤由紀子さんは「みんなが無理をせずに自分の生活の中でできる社会貢献をしてくれたらうれしいです」と話し、富永祥平くんは「ランドセルの中には鉛筆やノート、折り紙、色鉛筆を入れました。少しでも役に立てるならいいなと思いました」と話してくれました。

 

 

 ランドセル1個につき送料が1300円がかかるそうですが、海外の子どもたちに役立ててもらおうと思い出のランドセルを送った子どもたちの気持ちが素晴らしいと思いました。(岩田)


学び合い課題を見つけよう
SUGINAMI CUP

 菊陽町サッカー協会(佐藤竜己会長)が主催する第14回SUGINAMI CUPジュニアサッカー大会が、3月17日(土)18日(日)で行われ、菊陽杉並木公園スポーツ広場で、菊陽中学校、武蔵ヶ丘中学校をはじめ県内中学校の6チームが対戦しました。
 この大会は、毎年九州大会や全国大会に出場するチームが参加してレベルの高い試合が出来る大会になっており、技術だけでなく試合に向かう姿勢も学び合うことができています。17日は予選リーグが行われ、2コートに分かれ日ごろの練習の成果を発揮し、コーチや先生から「絞れ絞れ」「ラインを上げろ!」など指示が飛ぶ中、一生懸命にプレー。18日は順位決定戦が行われ、結果 1位松橋中 2位玉名中 3位植木北中でした。
 菊陽中キャプテン福田佳尉くん(新3年)は「課題ばかり見えてきました。あと2ヶ月で中体連大会なので克服して収穫を得たいです。目の前の試合を1試合ずつ勝っていきたいです」と話し、武蔵ヶ丘中キャプテン片山尚紀くん(新3年)は「今大会では普段戦わないチームと対戦でき楽しいです。中体連大会では郡大会優勝を目指します」と話してくれました。

 

 

 雨交じりの寒い日でしたが、サッカー部の子どもたちは汗びっしょりでプレーしていました。ガンバレ! (岩田)


我がまちを美しく
津久礼ヶ丘区

 3月25日(日)津久礼ヶ丘区(江島 均区長)で毎年恒例のクリーン行動と住民交流会が行われ、約60名の住民が参加しました。
 午前8時から、それぞれがごみ袋や金バサミを持って区内の空き地や路上のごみを拾い集め、赤袋12、緑袋6、黄袋3の回収結果となりました。ほとんどのごみが空き缶や弁当容器、菓子袋などの飲食ごみですが、竹林には洗濯物ハンガーや小型のソファーも捨てられていて、区外、あるいは通りすがりの不法投棄では?と思われる物もありました。クリーン行動後はさんふれあに移動してバーベキュー懇親会が行われ、参加者各々が作業の労をねぎらい親睦を深めました。
 江島区長は「マンション、アパートが多い地区で、住民交流が難しいですが、多くの人が家族揃って集まってくれました。ありがたいと思います」と話されました。

 

 

 住民の皆さんが積極的に参加されている様子を見て感心しました。お誘いを受けたのですが、時間が無くてBBQをいただけなかったのが残念です。来年お願いします。(宇都宮)


  (104)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

大地震と原発事故K 放射能汚染〜内部被ばくの恐ろしさ2〜

 なんと人類はおろかな生き物でしょう。太古より紛争の解決の手段として戦争が行われてきました。近代から現在まで、戦争遂行のために、科学技術の発達に伴い飛行機・ロケット・レーザー・コンピューター等々を開発し進化させました。この軍事技術は民間の社会生活に応用され人類の文明発展に寄与してきました。しかし、核兵器やミサイル等の大量破壊兵器の出現により、世界大戦による人類絶滅の可能性も現実となっています。そして原子力の利用による原発は、安全性の問題や増え続ける猛毒の放射能廃棄物の問題も抱えたまま、私たちの日常生活の脅威ともなっています。すなわち、原子力を兵器や原発として利用することを決定した時点で、人類は滅亡への道を歩み始めたのかもしれません。
 アメリカ政府は、第2次世界大戦で日独伊3国に勝利するために大量に人間を殺戮し建物などを破壊できる大量破壊兵器・原爆製造を行うマンハッタン計画を開始しました。この計画により、ワシントン州、シアトルから350km東方に広がる砂漠の真ん中に世界ではじめて大型原子炉が建設されました。この地域はハンフォード・エリアと呼ばれ、リッチランドの町がつくられ、大戦中に13万人の労働者が働き、3基の原子炉が建設されました。この原子炉で長崎に投下された原爆のプルトニウムが抽出されていました。旧ソ連との核軍拡競争が展開された冷戦期に、さらに6基の原子炉が建設され、1987年の全面的生産停止までに約55トンの兵器用プルトニウム(核弾頭25000発分)が製造されました。
 ラジウムの発見者の物理学者キューリー夫人や研究者が放射線障害で死亡して以来、放射線を浴びる人々(被ばく者)は増え続けています。1941年カリフォルニア大学の研究室で天然ウランからプルトニウムがつくられてから、原爆に使用するプルトニウム製造事業に従事する研究者や労働者から多数の被ばく者が出始めて、原爆製造に携わった科学者の多くが癌で早世しています。当局は原爆製造の初期段階ですでに内部被ばくの危険性を知っていました。そして安全許容量を課題としてかかえ、さまざまな人体実験が行われてきたようです。マンハッタン計画を主導した科学者、オッペンハイマーとエンリコ・フェルミは作業をすると必ず、ロス・アラモスのマンドール医師のところで「キーレーション(重金属を排出させる治療)」という点滴を受けていたようです。彼らは、自分たちが内部被ばくしていることを知っていたのです。現在も、この治療はリッチランドの住民に行われています。これは大量のビタミンを配合した点滴治療で、体内のフリーラジカル(活性酸素)を消し、重金属を体外に排出させる効果があると言います。リッチランドの住民の毛髪には重金属が多く、「プルトニウム工場に就職した同級生の多くは癌で死んでしまった」と54歳の住民が言っています。

参考文献
「内部被爆の真実」  児玉龍彦 幻冬舎新書
「内部被爆の脅威〜原爆から劣化ウラン弾まで」  肥田舜太郎・鎌仲ひとみ ちくま新書


杉並台三人展開催中
ぎゃらりー憩

 菊陽杉並台区に住む3名の写真作品を展示した「杉並台三人展」が、同区のぎゃらりー憩で4月1日(日)から始まりました。
 遠山昭南さん、東トミ子さん、ぎゃらりー憩のオーナーでもある杉本益人さんは同じ区に住み、写真が趣味で以前から作品を見せ合っていました。杉本さんは、熊日フォトサークル会員で武蔵ヶ丘コミュニティセンター写真講座を立ち上げたベテラン。遠山さんは、退職後中央公民館の写真講座で学び、色々なコンテストにも出品し入選。東さんは自己流と言いながら、今年の阿蘇くまもと空港写真コンテストに初入選するなど3名とも精力的に写真を撮っています。
 デジカメを使い、自分でパソコンに取り込み自分の思った色に仕上げ、プリントするところまで行い、アングル、露出、シャッタースピードなどディスカッションをし、切磋琢磨しあい腕を磨いてきました。今回ギャラリーで展示することになり、それぞれが自信作を持ち寄りました。
 3名は「30日(月)まで開催していますので皆様に見ていただきたいです」と話されました。

 

 


新聞紙コサージュ
田中久子さん ひばりヶ丘区

 新聞紙のカラー印刷ページを使ったコサージュを作っています。
 きれいな色の古新聞で花びらや花芯を作りボンドで張り合わせ、裏にブローチピンを付けて完成です。


 色や大きさ、花びらの形など工夫すると様々な花になり、世界にひとつのオリジナルコサージュができて楽しいです。

 



車上狙い連続発生!

 現在、県北を中心に駐車中の車両の窓ガラスを割って助手席などのバッグなどを盗む「車上ねらい」が連続発生しています。
◆他の被害特徴

 無施錠の車 被害全体の49%
 発生場所 自宅など 被害全体の41%
       駐車(輪)場 被害全体の39%

防犯対策
@車内に貴重品などを置きっぱなしにしない
A自宅や短時間の駐車でも必ずドアロックをする
B車両を長期間駐車しない
C防犯体制の整った駐車場を選ぶ
*駐車中の車の周りに不審な人が居た時はすぐに110番通報を

お尋ねは
大津警察署 生活安全課 п@294−0110 内線261


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背中と胸のストレッチ

 イスに腰をおろし大きく息を吸います。息を吐きながら身体を前へ倒して力を抜きます。(写真)息を吐き終わったら、ゆっくり息を吸いながら身体を起こし、頭は一番最後に起こします。

 

 

 イスに腰をおろし背もたれの後ろに手を回します。大きく息を吸って吐きながら頭を後方へ倒します。(写真)息を吐き終わったらゆっくり息を吸いながら身体を起こします。頭は一番最後に起こします。

 とてもリラックスできるストレッチです。疲れたときや肩こりがひどい時に行って下さい。