ワンネス 612号  2012/06/10発行

おかげさまで10周年
人形劇ぶっくる

 5月20日(日)菊陽町図書館ホールで人形劇ぶっくる(渡邉とし子代表)の創立10周年記念公演が行われ、多くの来場者で賑わいました。
 オープニングの「こぶたぬきつねこ」の歌のあとに昔話「たのきゅう」が上演され、旅役者のたのきゅうが侍や力士に変身したり、大きなうわばみが現れる場面では、子どもたちは目を丸くして舞台を見つめていました。続いての『みんなでうたおう』のコーナーでは、声をあわせて「おばけなんてないさ」などを歌いました。
 宇土市から来た本田勇太郎君(小3)は「たのきゅうがおすもうさんとかに化けるところが面白かったです」と笑顔。渡邉代表は「10周年の節目に、たくさんの方にご来場頂き感謝します。これからも頑張ります」と話していました。

 本当に多くの来場者があり開演30分前には駐車場はほぼ満車状態。地域のみんなに愛されてきた10年だったんたなと思いました。(宇都宮)


県民体育祭の出場を目指せ
菊池郡市民体育祭

 第63回菊池郡市民体育祭が5月20日(日)と27日(日)に郡市各会場で開催され、菊陽町からは陸上やバドミントンなど16競技に出場しました。
 グラウンドゴルフは、菊陽町杉並木公園ふれあい広場で行われ、菊陽町チームの山口光男さんと小川チズエさんが「グラウンドゴルフ愛好者は、年齢は関係なく健康目的に、日頃の練習の成果を発揮しルールとマナーを守りプレーすることを誓います」と選手宣誓を行いました。
 菊陽町チームの結果は、サッカーと男子バスケットが優勝しました。サッカーと男子バスケット(郡市選抜チームとなります)は県民体育祭への出場を決めました。

 

 

 グラウンドゴルフの会場に伺いました。選手の皆さんは元気いっぱいプレーされていました。(谷川)


かわいい頭巾ができました
菊陽町婦人会三里木支部

 菊陽町婦人会三里木支部は5月27日(日)三里木区公民館で毎年恒例のホウ酸団子作りのあと、防災学習会を開きました。
 非常食や防災グッズの展示試食会のあと、各自好みの布を使い防災頭巾を作りました。非常時には中に縫い込んだ3枚のタオルを止血用に取り出すため、針目を気にせずザクザク縫えば良いということで、楽しくおしゃべりをしながら2時間程かけて縫い上げました。インターネットでは簡単にできる防災チョッキなど、色々と紹介されています。できる所から災害への備えをすることで、いざという時の心構えを意識し、家族や地域の安全へ繋がっていけば良いと思いました。 
写真・文提供 菊陽町婦人会三里木支部

 

 


今年も生涯学習!
菊陽町高齢者大学

 菊陽町高齢者大学(今村哲郎学級長)の開講式が5月23日(水)菊陽町図書館ホールで行われました。
 オープニングセレモニーとして琴と尺八の合奏があり、筝曲「おもいのたけ」などが披露されました。このあと、今村学級長が「これからは高齢者が出る番です。奉仕の気持ちを持ち、私たちの豊かな経験を活かし、ふれあいながら地域のために頑張りましょう」とあいさつ。講演会は、味千ラーメンでお馴染みの重光産業株式会社 重光克昭社長が「熊本から世界へ」と題して講演され、味千ラーメンは海外にも店舗があり、現地の味に合ったメニューを紹介し「これからはヨーロッパやブラジルにも進出したい」と話されました。
 本田タツ子さんと住本サカエさん(下原区)は「重光社長のお話は、私たちにも刺激になりパワーをもらいました」と話されました。

 

 

 素晴らしい琴と尺八の演奏と、味千ラーメンの重光社長の講演で勉強しました。(谷川)


  (65)  ひばりヶ丘区  矢原正治

スイカズラ スイカズラ科

 日当りの良い野山に行くと、つる性植物「スイカズラ」に出会うことができます。花は、市内で5月の初めから、標高の少し高いところでは6月の初めにかけて開花します。最初白い筒状の花を咲かせますが、日が経つと黄色に変わり散ります。このことから「金銀花(きんぎんか)」といいます。子どもの頃花を摘んで蜜をすったのを思い出します。遊んで疲れた時には格好のおやつでした。蜂も花が咲くと蜜を求めて集まってきます。葉は冬の間もしおれないので別名「忍冬(にんどう)」と言います。
 薬用として、花を金銀花、葉茎を忍冬と言い、用います。金銀花は熱を清め、血中の毒を解することから、解熱、解毒薬として、漢方薬で荊防敗毒散などに用いられます。忍冬はサポニンを含み、消炎、利尿、解毒、解熱などを目的に、湿疹治療薬である治頭瘡一方などに配合されています。
 公害に強いので熊本では道路わきのフェンスに、はわせてありましたが、伸びすぎて歩行者の邪魔をするので、他の植物に置き換わっています。ごみごみした歩道のわきで花を咲かせるより、本当は空気の綺麗な野山で咲かせてやりたいものです。
 先月のイグサ粉末の購入でご迷惑をおかけしました。大津の道の駅の冷蔵庫の中に保管してありますので、レジで言って下さいとのことでした。イグサの粉を少し歯ブラシにつけ、歯茎を柔らかく時間をかけて磨きますと「歯茎すっきり」になります。小さじ一杯位を1日に飲むと、大小便の臭いも軽減します。まあ1袋1000円以下で、歯磨きでは半年位持ちますので、歯茎から血の出る方は、だまされたと思って試してみて下さい。
 今年、役場前の道の「アメリカハナミズキ」&「ツツジ」の花の状態が余り良く有りません。剪定が遅かったせいでしょうか? 一昨年まで奇麗な花を咲かせて皆さんの心を癒してくれていたのですが、残念。今年は剪定の時期を間違えないようにしていただき、来年は奇麗な花が一杯咲くことを願っています。


熊日旗学童軟式野球大会
菊池郡予選 優勝
  菊陽西小野球部

 ぼくたち、菊陽西小野球部は、目標としていた高円宮杯菊池予選でコールド負けをしました。その悔しさをバネに、毎日必死に練習をしました。
 その結果が5月12日(土)13日(日)に大津町民グラウンド、大津町高尾野公園グラウンドで行われた熊日旗学童軟式野球大会に出たと思います。これからは、菊陽西小学校、そして菊池郡の代表として熊本県大会に出場します。熊本県大会ではしっかりプレーをして、結果を残せるように優勝目指して頑張ります。
野球部主将 小林 茂里 6年

  

 


 草尾 奈々ちゃん 3歳 青葉台区

 最近上手にペダルを踏めるようになりました。ブレーキをかけるときは得意顔!
 成長を感じる時間です。


 初!防災訓練
ひばりヶ丘区

 今年4月から自主防災組織を立ち上げたひばりヶ丘区(富永 司区長)の第1回防災訓練が5月27日(日)ひばりヶ丘公園で行われ、区民約40名が参加しました。
 菊池広域連合南消防署から岩永光司隊長をはじめ3名の隊員から説明を聞き、最初に通報訓練が行われ、携帯電話から119番通報をし、消防署員に場所や火事の状態を伝えてみました。家庭用消火器を使って初期消火を体験するコーナーでは、小さい消火器では使い切っても火が消えなかったり風向きによって煙に巻かれ周りが見えなくなるなど貴重な体験をしました。また、道路沿いにある消火栓からの放水訓練も行いました。東日本大震災にも出動した岩永隊長は「地震災害には消防署員はなかなか来られません。近所付き合いが大切です」と地域の力の重要性を話されました。
 消火栓につないだホースを持って放水を体験した田中紀彦さんは「初めての訓練でためになりました。地域の役に立ちますね」と話してくれました。

  

 

 


デントロビューム ピエラルディ
ラン科

 東南アジア原産で、インドやネパールの森樹に着生しているデンドロの原種で、優しいピンクの花が何十輪も垂れ咲きます。
 丈夫で育てやすい洋ランです。
撮影場所:安田さん宅 上津久礼区