ワンネス 620号  2012/08/05発行

サロンがスタート
菊陽杉並台区

 菊陽杉並台区(嵯峨根 千歳区長)で、7月18日(水)菊陽町内で28ヵ所目となる「ふれあいサロン」が始まり、同区公民館で活動を開始しました。
 最初に開会式が行われ、中富恭男副町長や菊陽町社会福祉協議会甲田峰子事務局長の祝辞や、サロンについての説明がありました。続いて第1回サロンが始まり、世話人代表の宮村律子さんが「どんな事をしたいですか」と、参加された皆さんの要望を募りました。盆踊りの練習や史跡巡り、手芸などの予定も立てて来月からの第3木曜日が楽しみな集まりとなりました。
 参加された宮本敬子さんと重岡敬子さんは「皆さんと和やかに話ができてうれしゅうございました。なるべく参加して、気持ちが通じ合えるようになりたいです」と笑顔で話されました。

 

 

 町内各区で発足しているサロンが杉並台にも誕生しました。お話を伺った宮本さんと重岡さんは以前からの知り合いでしたが、お名前が同じ敬子さんであることはこの日初めて知ったそうで、とても嬉しそうでした。(岩田)


地域のチカラで住みよいまちに
青少年のつどい

 7月14日(土)菊陽町青少年のつどい実施委員会主催の「平成24年度明るく住みよい社会をめざす青少年のつどい」が菊陽町図書館ホールで行われました。
 社会を明るくする運動啓発ビデオ「二つの道」が上映されたあと、町内の小・中学校から10名がメッセージを発表しました。
 杠 彩里奈さん(菊陽西小6年)は「ボランティア活動に対する思い」と題し、ボランティア活動を続ける事の難しさや、継続する事によって生まれる人のつながりの大切さを、小川力丸くん(武蔵ヶ丘中学校2年)は「人との繋がりを大切に」と題して、恩師から学んだ事や、全ての人に感謝して自分らしく生きていく決意を発表しました。
 また、講師に松本孝一郎さん(児童養護施設菊水学園理事長)を迎え「子どもの人権を考える」と題した記念講演も行われました。

 記念講演を行った松元さんの経験に裏打ちされた話には、会場でメモを取る方も多く、関心の高さが伺えました。(宇都宮)


10年目のおはなし会
青葉台おはなし会

 青葉台区で活動する青葉台おはなし会(小城鈴子代表)が活動開始から10年を迎え、記念のおはなし会を7月21日(土)同区公民館で開きました。
 17年前から同区公民館で「青葉台かきのみ文庫」を開設し、子どもたちに絵本や物語の本を貸し出す活動を行っていた小城代表が、同区自治会から「子どもたちが集まれる場を作って欲しい」と要望を受け、おはなし会を始めたのが2002年7月。毎月第3土曜の11時からの活動が、今回でちょうど10年となりました。現在のメンバーは30代から60代の女性7名で、地域での仲間作りにも一役買っています。
 10周年記念おはなし会では、絵本の読み聞かせや詩の朗読などのプログラムが続き、赤ちゃん連れの親子から小学生までが楽しいひと時をすごしました。小さい頃から参加している平川尚樹くん(菊陽西小5年)と和樹くん(同小3年)は「久しぶりに来たけど楽しかったです。さるかにのお話や紙芝居がおもしろかったです」と話してくれました。

 

 

 「10年一昔」といいますが、10年続けることはなかなか出来ません。近所に住む皆さんのサークルはとても仲が良くて、ランチ会などもされているそうです。子どもたちも喜んで、自分たちも楽しい!素敵な活動でした。(岩田)


心に響くコンサート
下原区結の会

 下原区結の会(旧おしゃべり会)が、7月20日(金)同区公民館で行われ音楽のひと時を過ごしました。
 今回は、いつもと少し趣向をかえて、矢野智恵子さん、阪本厚子さん、山田貴世さんの3名で構成する音楽グループ“月の雫”のコンサートがあり「川の流れのように」や「瀬戸の花嫁」などが披露されました。大学の下宿で一緒だったという矢野さんと阪本さんは、40年来の付き合いと言うだけあって息もピッタリ。心地よいハーモニーを会場に響かせました。
 来場した村松信子さんは「歌を聴いているうちに父、母のことを思い出し涙が出てきました。懐かしい曲もあり良かったです」と話され、阪本末男さんは「歌の力はすごいですね。心洗われました。素晴らしかったです」と感激されていました。

 

 

 とても素晴らしいコンサートでした。皆さんその歌声に聴きほれていました。心癒されました。(谷川)


  (67)  ひばりヶ丘  矢原正治

ブルーベリー ツツジ科

 美白効果があると言われるアルブチンを含み薬用で葉が尿路感染症に使われる、「コケモモ」の仲間です。これを品種改良したものが現在に至っています。
 原産地は北米の寒い地域と言われ、生食以外に冬の保存食のジャム等に加工されてきました。日本には、昭和26年(1951年)に北海道に導入されたのが最初のようです。その後、フランス空軍のパイロットがブルーベリーを食べているので眼が良いと言う話しから、いろんな研究が行われました。また、植物色素の研究も盛んになり、抗酸化作用などに着目したアントシアンの研究で、一躍有名になり、九州でも阿蘇・脊梁山脈、水俣などの涼しい場所で栽培されるようになりました。熊大薬草園内でも植えていますが、夏場の管理が厳しいですね。

 今がシーズンです。甘酸っぱくて美味しく、ビタミンC、ビタミンAも多く含まれます。アントシアンで眼の保護効果があることが解明されていますが、実際に食してどの程度良いのでしょうか。老眼がひどくなってきたので試してみたいと思いますが、一年を通して一定量を食べてみないと分からないので、今のところ自分では試していません。
 ブルーベリーの葉にも効果があり、肝ガンに有効だとの報告も有るようです。葉には抗酸化作用を示す成分は含まれていますので、それなりの効能があると思います。
 昨今、いろいろな機能性があると報告が有ります。食べ物は、安心して美味しく食べられるのが一番です。食べ過ぎには注意して下さい。

 急に暑くなってきました。人は汗をかいて、汗が気化する気化熱で身体を冷やします。しかし、年を重ね高齢になると、汗をかく力も衰え、また皮膚感覚も衰えてきます。さらに余り外へ出ないために、温度感覚も鈍くなり、このような高齢者の熱中症が増えています。
  @たまには外に出て散歩、買い物をする(温度差を皮膚で感じる)
  A少し身体を動かし汗をかく
  B夏に熱い鍋料理を食べて汗をかく

などを実行して下さい。汗は水だけではなく、ミネラルの他に老廃物(身体に不要なもの)も含みます。一日一回は汗をかいて身体をリフレッシュして下さい。
 また、飲み物ですが、スポーツ飲料は糖分が多く糖の取り過ぎになりますので注意して下さい。自分で作るのもいいかもしれません。1リットルの水に天然の塩5g位(食塩は余り好ましくない)、砂糖5g位(甘み付け)、レモンやライムなどの清涼感のある果汁を少し。後は適当に自分の好みで調整して下さい。南のジャングルで調査をしているときは、スポーツ飲料が薄いと感じるほど汗をかくことがあります。その時は塩を直接なめています。


菊池郡市中学校総合体育大会優勝!

 7月7日(土)8日(日)合志市総合運動公園で行われた菊池郡市総合体育大会(中体連)軟式野球大会で僕たち菊陽中学校野球部は念願の優勝を手にすることができました。
 今まで指導してくださったコーチや先生方、支えてくださった保護者の方々に優勝という形で恩返しできて本当に嬉しいです。また、今まで一緒に練習し、支え合い、高め合い、戦ってきた仲間たちと最高の試合が出来てよかったです。冬の寒い中や夏の倒れるような暑さの中での厳しい練習も、みんなで一生懸命やってきて本当に良かったなと思います。
 28、29日には県大会がありました。郡市代表として悔いの残らないように頑張りましたが、残念な結果に終わりました。後輩たちには、来年も県大会に進み、もっと上にいけるようがんばって欲しいです。   
キャプテン 3年 中村界人


にんじん絵画クラブ

 三里木町民センターで、月に4回、土曜日午後1時から活動しています。中央公民館で開講してから25年の歴史あるクラブで、現在メンバーは13名です。
 上村隆一先生(馬場楠区)の指導で、同じモチーフを使って小品を2週に1枚仕上げますが、メンバーそれぞれの個性が光っています。出来上がると約1時間批評会を行いますが、先生が個性を伸ばし、個人を大事にしてくれる指導をしてくださり、初心者でも伸び伸びと描いています。
 休憩の時間には様々な話題も出て、楽しく仲間作りができ、またいい絵が描けるような気がします。

 

 


元気いっぱい夏祭り

 さくら園保護者会(荒木幸太会長)主催のさくら園夏祭りが、7月14日(土)菊陽町民体育館であり、園児と保護者が夏祭りを楽しみました。
 園庭工事のため今年は体育館での開催となり、いつもと違った雰囲気に園児も興奮気味。3歳さくらぐみから各組が元気いっぱい歌を披露し、手づくりうちわを手に盆踊りの輪も広がりました。カレーや焼きそばを家族で食べたりボンボン釣りや輪投げなどのゲームに挑戦。保護者会有志で作った広さ20畳ほどの段ボール迷路も人気を呼んでいました。
 弟と二人で甚平さんに身を包んだ安元 かずくん(ばらぐみ)は「迷路は難しかったけどがんばったよ」とゴールできて喜んでいました。

  

 


オクラ アオイ科

 黄色に中央が赤色のトロロアオイに非常に似た花をつけます。開花は夜から早朝にかけてで、昼にはしぼんでしまいます。開花後に五角形の食用の実がなります。
撮影場所 中村農園